私が捨てた7つの英語常識 ①「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。

こんにちは。QQEnglishの藤岡頼光(らいこう)です。

今回、私が実際におこなった学習法をご紹介させていただくことになりました。(前回の記事はこちら
キーワードは「捨てる」です。40代以上に限らず、英語を学習する初心者の参考になればと思っています。

「細かいニュアンスまで伝えなきゃ!」は捨てなさい。

さて、「非ネイティブなのだから」と開き直って、覚えたセンテンスだけを、ひたすら使いつづけるという英語学習法を貫き通しています。

細かいニュアンスは無視する

私は、限られたセンテンスしかインプットされていないので、微妙なニュアンスまでは十分に伝えられません。

たとえば、同じ「好き」というのにも、「ちょっと好き」なのか、「すごく好き」なのか、「ほどほどに好き」なのか、とさまざまなレベルがあります。

私はどれも完全に無視します。

母国語の日本語であれば、細かいニュアンスの違いまで伝えきることができますが、英語でそれを伝えるのは私には無理なのです。

というわけで、英語で細かいニュアンスまで伝えるのは、私は最初からあきらめています。「好き」か「嫌い」か。あるいは、「嫌いでない」か「好きでない」かだけです。私はこの程度の意思表示ができれば、「よし」としています。
 

7~8割伝わればいい

当然、相手には、私の心の中の微妙な機微は伝わりません。実際、英語を使っているときは、正直言って「自分の気持ちを正確には言えていないな、、、」と感じることもあります。ただ、自分の気持ちに「多少近い」ことは言えているのです。

言葉は「好き」か「嫌いか」だけですが、のこりは身ぶり手ぶりや顔の表情、声の強弱や感情の入れ具合などを駆使して、自分の意図していることを伝えているからです。

私は気持ちの7、8割が伝わればそれでいいと思っています。
 

メラビアンの法則

コミュニケーションにおいて、相手に対する印象は何により強く影響されるのかを示した有名な法則です。

その法則によると、話し手に対する聞き手の印象を決めるのは、「言語情報(言葉の意味)が7%」、「聴覚情報(声の大きさや質、話し方など)」が38%、「視覚情報(見た目、表情、動作など)」が55%なのだそうです。

 
要するに、言葉で伝えられるのはたった7%で、残りの93%は、言葉以外のもので意思を伝えているのです。こちらの印象を決めるうえで「言葉」そのものの重要性は、1割にも満たないと言うことです。

重要な3つのポイント

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①伝えたいことの「コア」な部分だけを、しっかりと言葉にする
②余計なものは切り捨て、言葉をとことん「シンプル」にする
③伝えたいことを、スパッと「言い切る」

見栄は捨てる

かっこいい表現や知的な言い回し、シャレた一言を使うことなどは、最初から目指してはいけません。私は「ネイティブならこう言う」と言った本は全く読んだことがありません。40代からの英会話は見栄を捨てることが重要なのです。

こうした姿は、外国語に限らず、日本語でも重要なことだと思っています。

私は実際、社長業を何年もしていて痛感しますが、こちらが一生懸命、言葉にこだわって社員に向かって話をしても、たいてい細かいところまで聞いてくれていません。

私としては、ちゃんと言葉を尽くして話したつもりなのに、社員はまったく違うことをしている、、、なんてことは多々あります。

言葉だけに頼らない

外資系

私が10年近く海外で仕事をしていて思うのは、そこで一人のビジネスパーソンとして高く評価してもらうのに、英語の上手・下手はさほど影響しない、ということです。

それよりも、論理的なものの考え方だったり、物事を的確に捉える力だったり、新しい発想や面白い切り口を持っているほうが、よほどビジネスパーソンとして一目置かれます。

気の利いた言い回しなどを一切使わないシンプルな英語でも、十分に相手に向けて発することができるのです。

自分の考えやアイデアなどを、いかにシンプルな英語を使って伝えていくかが重要なのではないでしょうか?

「細かいニュアンスまで伝えなきゃ!」は捨ててください。

次回の4回目は【「日本語で考えてから英語に訳す」は捨てなさい。】に続きます。

私が実際におこなった英語学習法をディスカヴァー21さんから出版しています。
40歳からの学習法だけでなく、私がなぜフィリピンで英語を学び、なぜセブ島に英会話学校を作ったのかも書いています。良ければ読んでみてください。

40歳を過ぎて英語を始める方へTOEICの勉強は捨てなさい

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私が捨てた7つの常識

第一回 「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。
第二回 「正確に話さなきゃ!」は捨てなさい。
第三回 「細かいニュアンスまで伝えなきゃ!」は捨てなさい。(本記事)
第四回 「日本語で考えてから英語に訳す」は捨てなさい。
第五回 「聞き取りは100%を目指す」は捨てなさい。
第六回 「TOEICのための勉強」は捨てなさい。
第七回 「いまの自分に必要な英語以外」は捨てなさい。

「QQイングリッシュ」代表 
藤岡頼光 ふじおか・らいこう

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QQイングリッシュの代表 (QQEnglish) フィリピン・セブ島に拠点を置く英会話学校「QQイングリッシュ」を経営。 約800人の教師が、年間5000人の語学留学生と1万人を超える世界中 の生徒にオンライン(スカイプ)で授業を提供している。1992年バイク便のキュウ急便設立後、2000年バイクショップのコネク ティング・ロッド設立。 2005年フィリピン・セブ島に留学後、2009年オンライン英会話事業のQQイングリッシュを開始。2010年には留学事業も開始。 「QQイングリッシュ」は現在、東京、セブ、上海、ソウル、サンパウロ、テへランでも展開。2016年現在、フィリピンでNo.1(留学者実績、教師数)の語学学校に成長し、NHK「おはよう日本」、朝日新聞 「フロントランナー」でも取り上げられた(https://qqenglish.jp)。 藤岡 頼光氏の記事一覧はこちら

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