私が捨てた7つの英語常識 ①「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。

こんにちは。QQEnglishの藤岡頼光(らいこう)です。

今回、私が実際におこなった学習法をご紹介させていただくことになりました。(▶︎前回の記事はこちら
キーワードは「捨てる」です。40代以上に限らず、英語を学習する初心者の参考になればと思っています。

「聞き取りは100%を目指す」は捨てなさい。

英語の聞き取り(リスニング)が苦手という人は少なくありません。
しかし、私の感覚からすると、お互いが話していることの7割が理解できていれば、だいたいの会話は成立します。
 

100%理解しなくてもいい

英語の発音

相手の言っていることを100%理解しなくてもかまいません。日本語でもそうですよね。会話をしていても、相手の言葉のすべてを聞き取っているわけではありません。つい、ぼーっとして単語を聞き漏らすこともあります。 

そんなときは、前後の文脈から聞きもらした部分を推測し、全体としての流れを理解しているのだと思います。 英語でもそんな具合に、言葉を1つひとつ聞き取る必要はなく、会話の文脈から話の内容を推測して理解していけばいいのです。

7割聞き取れれば十分

私の経験から言うと、会話は7割ぐらいわかれば理解できます。しかし、聞き取れる内容が 6 割以下になってくると、理解できなくなってしまうのです。

正直に言うと、イギリス人やアメリカ人などのネイティブとの会話では、いまだに集中していないと6割以下になってしまいます。そうなると、もはやチンプンカンプンです。

一方で、非ネイティブの人たちとの会話では、たいてい7割以上を維持できます。海外でビジネスをするようになってから、非ネイティブの人たちとやり取りしている限りにおいては、聞き取りにはまったく問題を感じていません。

非ネイティブとの会話がわかる理由

非ネイティブとの会話は、使いこなせる言い回しが少ないのでどうしても同じ言い回しを多く使うことになります。そうなるとお互い何度も同じセンテンスを聞くことになるので理解しやすいのです。

非ネイティブとの会話が聞き取りやすいのは、単純に同じ言い回しをたくさん聞いて、知っている言い回しが増えてくるからなのです。

「英語が聞き取れる」というのは、聞こえてくる音の中から、自分の「知っている言い回し」を見分けられることだと私は考えています。

聞く力をアップする方法

「話す力」を伸ばすために行っているインプットは、「聞く力」のアップにもつながっています。

実際、私自身10か月のトレーニング期間中、英語の聞く力を鍛えるために、特に何かをしたという記憶はありません。ただひたすら決まった例文の丸暗記をしている間に、自然と聞き取れるようになったのです。

さらに「バイク」という得意分野があり、それについては日本語、英語を含めて会話をする機会が多いので、自然と英語での言い回しもインプットされていきました。

得意分野を中心に知っている言い回しを増やしていけば、思っているほど苦しくなく、聞き取れるセンテンスを増やしていくことができます。 

40代からの聞き取り

koshin-photo_08

聞く力を鍛えるには、ただやみくもに「知っている言い回し」を増やすのではなく、自分の得意分野や専門分野から取り組んでいくのがいいと思います。

私の知り合いには、居酒屋に行ったら100%聞き取れるという人がいます。それだけ居酒屋に通っているということで、聞く力も結局は「慣れるのが一番」というわけなのです。

初めからすべての分野の話を理解するのはとても難しいです。それは日本語でも同じです。たとえば、日本語であっても、まったく自分の知らない分野の話を聞く場合、知らない言い回しをたくさん使われてしまうと聞き取れないと思います。
 
40代からリスニング力を上げるのにすべてを理解しようとしてはいけません。得意分野から少しずつ理解できる言い回しを増やしていくのです。

「聞き取りは100%を目指す」は捨ててください。

次回の6回目は【「TOEICのための勉強」は捨てなさい。】に続きます。

私が実際におこなった英語学習法をディスカヴァー21さんから出版しています。
40歳からの学習法だけでなく、私がなぜフィリピンで英語を学び、なぜセブ島に英会話学校を作ったのかも書いています。良ければ読んでみてください。

40歳を過ぎて英語を始める方へTOEICの勉強は捨てなさい

【40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。】(Amazon)

私が捨てた7つの常識

第一回 「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。
第二回 「正確に話さなきゃ!」は捨てなさい。
第三回 「細かいニュアンスまで伝えなきゃ!」は捨てなさい。
第四回 「日本語で考えてから英語に訳す」は捨てなさい。
第五回 「聞き取りは100%を目指す」は捨てなさい。(本記事)
第六回 「TOEICのための勉強」は捨てなさい。
第七回 「いまの自分に必要な英語以外」は捨てなさい。

「QQイングリッシュ」代表 
藤岡頼光 ふじおか・らいこう

その他の藤岡 頼光氏のおすすめ記事

▶︎フィリピン留学では英語は伸びない
▶︎【留学期間別】英語の上達レベル表 フィリピン留学なら3ヶ月で話せる?!

QQEnglish藤岡頼光ブログ

▶︎ブログも毎日更新しています。ご覧ください。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表
藤岡 頼光

QQEnglish 代表

フィリピン・セブ島に拠点を置く英会話学校「QQイングリッシュ」を経営。
約800人の教師が、年間5000人の語学留学生と1万人を超える世界中 の生徒にオンライン(スカイプ)で授業を提供している。1992年バイク便のキュウ急便設立後、2000年バイクショップのコネク ティング・ロッド設立。

2005年フィリピン・セブ島に留学後、2009年オンライン英会話事業のQQイングリッシュを開始。2010年には留学事業も開始。

「QQイングリッシュ」は現在、東京、セブ、上海、ソウル、サンパウロ、テへランでも展開。2016年現在、フィリピンでNo.1(留学者実績、教師数)の語学学校に成長し、NHK「おはよう日本」、朝日新聞 「フロントランナー」でも取り上げられた。

藤岡 頼光氏の記事一覧はこちら

この記事、あなたはどう思いましたか?ぜひご感想をください。

Please enter your comment!
Please enter your name here