私が捨てた7つの英語常識 ①「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。

こんにちは。QQEnglishの藤岡頼光(らいこう)です。

今回、私が実際におこなった学習法をご紹介させていただくことになりました。
(▶︎前回の記事はこちら

キーワードは「捨てる」です。40代以上に限らず、英語を学習する初心者の参考になればと思っています。

「いまの自分に必要な英語以外」は捨てなさい。

ここまでお話ししたとおり、私の場合、英語の「読む・書く」のスキルを身につけることは、ほぼ捨てています。

目的をはっきりさせる

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そもそも私が40歳のときに英語を勉強しようと思ったのは、イタリアのバイクメーカーであるマラグーティ社のレアルコ会長と英語でバイク談義がどうしてもしたかったからです。それには、英語での「話す」や「聞く」の力が必要でした。

特に手に入れたかったのが、英語が「話せる」ようになることです。私は徹底的に「話すこと」を勉強しようと決めました。英語を学習する目的をはっきりさせることが重要です。

できないものは任せる

私は「英語を使ってビジネスをしています」といっても、大半が「話す」と「聞く」で、「読む」「書く」はほとんど行っていません。というより、いまの私の仕事では、英語での「読む」「書く」はそれほど必要ないのです。

苦手なことは、それが得意な人に頼ればいいと割り切っています。たとえば、英文でのビジネスメールのやり取りは、若いスタッフがやってくれます。契約書を含めた書類の作成も法務スタッフの担当です。

そこそこできれば何とかなる

もちろん、英語を読む必要が全くないわけではありません。しかし、「話す・聞く」がある程度上達すると、自然と「読む・書く」のレベルも多少は上がっていきます。なので、メールや自分の専門分野の書類であれば、そこそこ読むことができるのです。

万が一、読んでもわからない場合は、スタッフに内容の確認をすれば事足ります。なので、「読む・書く」が大してできなくても、十分に仕事は回していけるのです。

さらに、「話す・聞く」についても、今までお話しした通り、私は細かいニュアンスまで伝えることをあきらめています。

専門家を活用する

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ビジネスにおいては、微妙なニュアンスを見抜けなかったり、見誤ったりしてしまうと、重大なミスにつながってしまうこともあります。そうなれば、会社にとって大きな損失となりかねません。 

たとえば、「契約」の場面がまさにそうです。細心の注意が求められます。そのときは私は通訳をつけます。そうすることで、お互いが正しく理解し合うことができ、安心してその相手との仕事を進めていくことができるからです。

ただし、このように最後の詰めで正確さが強く求められる場面は、私の仕事では全体の10分の1、いえ、100分の1もありません。ですから、日常的な仕事のやり取りにおいて通訳は使いません。

ビジネスで必要な英語

ビジネスにおいて一番必要なことは、私という人間を知って信用してもらい、「この人が経営する会社と仕事をしたい」と思ってもらうことです。そのためには通訳を介さず、直接、会話をしたほうがいいと考えています。

40代からの英語は学生の頃と「必要な英語」が違います。学校教育の現場では、英語の「読む・書く・話す・聞く」の4技能をまんべんなく身につけていくためのカリキュラムが組まれています。しかしビジネスで使う英語にバランスは必要ないのです。 

40代からの英語学習

40代になってから英語を勉強し直す場合、4技能をまんべんなくというのは、時間的に厳しいのが正直なところです。趣味で英語を勉強したいという人であれば、それも「あり」ですが、仕事で必要という場合、英語以外にもやらなくてはいけないことが山積みで、英語の勉強にかけられる時間は限られます。

となると、「いまの自分にとって必要な英語だけを身につけていく」というスタンスでないと、「英語を身につけなければならないのに、勉強する時間がない!」と、ストレスがたまる一方になってしまうのです。
 
もう一度言います。英語以外の「やりたいこと」や「やらなければいけないこと」のためにも、目的をはっきりさせましょう。
「いまの自分に必要な英語以外」は捨ててください。

今回までで7回にわたって書いてきた【「捨てる」英語勉強法】は終わりになります。

具体的な学習法について知りたい方はディスカヴァー21さんから出版した【40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。】をお読みください。
私が実際におこなった40歳からの学習法だけでなく、なぜフィリピンで英語を学び、なぜセブ島に英会話学校を作ったのかも書いています。

40歳を過ぎて英語を始める方へTOEICの勉強は捨てなさい

【40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。】(Amazon)

私が捨てた7つの常識

第一回 「ネイティブ至上主義」は捨てなさい。
第二回 「正確に話さなきゃ!」は捨てなさい。
第三回 「細かいニュアンスまで伝えなきゃ!」は捨てなさい。
第四回 「日本語で考えてから英語に訳す」は捨てなさい。
第五回 「聞き取りは100%を目指す」は捨てなさい。
第六回 「TOEICのための勉強」は捨てなさい。
第七回 「いまの自分に必要な英語以外」は捨てなさい。(本記事)

「QQイングリッシュ」代表 
藤岡頼光 ふじおか・らいこう

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藤岡 頼光

QQEnglish 代表

フィリピン・セブ島に拠点を置く英会話学校「QQイングリッシュ」を経営。
約800人の教師が、年間5000人の語学留学生と1万人を超える世界中 の生徒にオンライン(スカイプ)で授業を提供している。1992年バイク便のキュウ急便設立後、2000年バイクショップのコネク ティング・ロッド設立。

2005年フィリピン・セブ島に留学後、2009年オンライン英会話事業のQQイングリッシュを開始。2010年には留学事業も開始。

「QQイングリッシュ」は現在、東京、セブ、上海、ソウル、サンパウロ、テへランでも展開。2016年現在、フィリピンでNo.1(留学者実績、教師数)の語学学校に成長し、NHK「おはよう日本」、朝日新聞 「フロントランナー」でも取り上げられた。

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