フィリピンセブ島語学学校CAEAマネージャー

こんにちは。
Cebu American English Academy(通称CAEA:カエア)の岸上です。

今回は、フィリピン留学でスピーキングに強い学校を4年ほど運営してきた観点からお届けします。

たまたま知り合った他校の生徒さんから

「メソッドを使った授業って、どんな授業なんですか?」

という質問を受けたことがあります。

1日で話す英語はたったこれだけだった

その人は12週間予定の初級者で、学校に入って7週間になるので授業には慣れているものの、1日8コマの授業を受けて、フリークラス2コマと予習復習も入れれば毎日12時間近く勉強しているのに、話せないし聞けないと英会話力の伸びなさに焦ってもいました。

当然、初心者から始めて7週間過ぎた位では、伸びないと悩むにはまだまだ早すぎる時期ではあるのですが、その生徒さんが受けている授業とメソッドを利用した授業の違いを色々説明した後に、その生徒さんにこんな提案をしてみました。

「まず、自分が受講している授業を1日分すべて録音して、自分がどれだけ授業中に英語を話しているか録音して確かめてみると良いですよ。」

実はこの方法はそれまでにも何度か提案したことがあるので、結果はだいたい読めていたんですが、1日8コマの授業でその生徒さんがどれくらいの時間、英語を話していたと思いますか?

1コマ50分で8コマとすれば1日400分が授業になります。

話している時間を全て合計すれば1/3で1日120分くらいは英語を話しているでしょうか?

いやいや、英会話のために留学してるんだから半分の200分位は話すでしょう?

残念ながら両方ともハズレです。

初心者が1日120分~200分も授業で英語を話をしていたとしたら、非常に優秀です。なぜかというと、その生徒さんが1日の授業で英語を話していた時間はざっと計算しても、たった40分程だったんですから。

さらに細かく言えば、スピーキングクラスではただ先生と交互に本を読み合っているだけの上に、何か質問しては長時間説明を聞いているので1コマで10分も話していませんでした。

400分の授業でたった40分ですよ?

日によって多少の誤差はあったとしても、ざっと計算すると4週間滞在で160時間の授業を受けても、たった16時間程しか授業で英語を話していないことになる驚きの数字です。

では、後の時間は何をしていたんでしょう?

先生が説明するのを聞いて一生懸命ノートをとったり、リスニングで一生懸命聞いていたり、先生に聞かれたことに単語で答えているだけです。簡単に言えば、日本スタイルの学校授業を全て英語にしただけということですね。

これでは英語力を伸ばすための「勉強」はたくさんしていても、英語を話せるようになるための「練習」をしていないんですから、話せるようにならなくて当然、むしろ話せないと悩む以前の問題ですよね。

さらに言うと、中級者までは英語で英語を教えられるよりも、日本語の英語教材を使って1人で勉強した方が遥かに効率が良いのは、英語学習者の間では分かり切ったことですので、せっかくたくさん受けている授業も非効率でしかありません。

フィリピン留学で効率よく学習するはずが、日本で勉強するよりも効率の悪い学習を続けていたという悲惨な例ですね。

8週間で英語力を劇的に伸ばした生徒の例

それでは、これまでの話とは反対の例で、あまり英語が話せないところから始めて8週間で、驚異的に会話力が伸びた生徒さんのお話をしてみましょう。

彼は、フィリピンに来た頃は中学レベルの文法が怪しい程度の基礎力、会話レベルで言えば単語を並べて話せるが、文章にはならない初級者レベルでした。

どの国であろうと留学をした人にはわかると思いますが、初級者レベルの人が8週間で英語の知識力を伸ばすことは出来ても、英会話力が8週間で劇的に伸びるということは、よほどしっかりとポイントを押さえて学習をしていないと難しいです。

しかし、彼はその時点でペラペラとは言えなくても、1人で外国人と話し込めるほど間違いなく大幅に伸びました。

では、彼が何をしてそれほど話せるようになったかと言えば答えは簡単です。

授業は先生とひたすら話す「練習」だけをしていた。
これだけです。

極端ですが、彼はスピーキング以外のクラスも全てスピーキングに変更して、8時間スピーキングの「練習」をし、授業以外の時間は1人で「勉強」を行いインプットに徹し、勉強する気の無い日は先生を誘って遊びに行きました。

その結果、彼は最短期間で最低限の英語力を効果的に英会話で使えるようになり、周囲も驚く成長を遂げた上に、徹底したスピーキングの練習のおかげでリスニング力も大幅に上がったという訳です。

極端な例かも知れませんが、彼が行った方法は会話力を伸ばしたい初級者から中級者には最も効率的なフィリピン留学利用法です。

英語を話せるようになるためには「勉強」と「練習」が必要なのは誰でも同じなんですが、留学生の多くが基礎的な英語力はあるのに、さらに「勉強」して英語力を伸ばすような学習方法を取ってしまっているから英会話力が伸びないんです。

スムーズに話せるようになるには

「覚える→練習する→忘れる→覚え直す→練習する→忘れる→覚え直す」の繰り返しです。

勉強してただ詰め込むのではなく、何度も練習し、何度も忘れ、何度も思い出すことで記憶に定着し、記憶から瞬時に文章を引き出す力も強化されていくということですね。

ちなみにCAEA(カエア)のスピーキングクラスであれば、話す割合は先生と生徒で50%50%が基本で、多く練習することを希望すれば生徒70%までは調整できます。

1日8コマのスピーキング特化コースであれば、6コマはスピーキングクラスなので最低でも1日150分は話す練習ができ、1日40分と比べれば4倍近く違うということになりますね。

もちろんCAEAには話す練習をするための各種メソッドがありますので、話せない初心者であろうときっちりと練習ができるようになっていますし、キツイですが全クラススピーキングも可能ですのでCAEAにお越しの際はご相談下さいね。

英会話がしたいのであれば、フィリピンに来てまで「勉強」ばかりしててはダメですよ!

というお話でした。
フィリピン留学を効果的に利用するための参考になれば幸いです。

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【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表
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CAEAの日本人マネージャー アクションスポーツのインストラクター兼パフォーマーとして活動していた際に英語の必要性を感じ、2008年に初めてのフィリピン留学。 当時日本人にまったく知られていなかったフィリピン留学に社会的な必要性を強く感じ、2012年にセブで日系語学学校の新規立上げに携わる。 同校で2年間の内にマネージャーとして4つの校舎を立上げ後、マニラでの新規語学学校設立のサポート。 その後セブへ戻り、現在はCAEAのオペレーションマネージャーとして勤務。

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