TARGET

こんにちは。TARGET Global English Academyの石原です。

フィリピン留学は全寮制のために、TARGETも学校と同時にレストランとホテルを運営しているとも言えて、講師の他にキッチン、ランドリー、ハウスキーピング、ガード、受付、メンテナンスなどの多くの部門でたくさんのスタッフが働いてくれています。

そして、学生寮は365日稼働しているために、講師以外のスタッフは土日であっても、祝日であっても働いてくれています。

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フィリピンでは家族との時間は非常に重要

もちろん休日手当も払うので法的にも問題ないですし、手取りが増えるからと言って喜ぶスタッフも結構います。しかし、それでは、特に家族との時間を非常に重要視する文化のフィリピンでは、お金では代替できない精神的な負担を強いることになります。

ただ、「そういう仕事なので仕方ない。日本でも同じだ。」という意見も多いですし、事実僕自身がそう思っていました。少なくても1年前までは。

しかし、多くの人が家族と楽しんでいるであろうクリスマスも元旦も、学校に行けばスタッフたちが普通に笑顔で働いてくれています。それを見てやはり仕事とは言っても、家族との時間を取れる仕組みを作らないといけないと思いました。

スタッフの待遇改善に着手

思っているだけでは意味がないので早速、家族との時間を大切にできるように下記の制度を導入しました。

1.誕生日休暇

誕生日はフィリピンでも一大イベントとなる非常に重要な日です。家族と大きなパーティーを開くのが一般的です。その誕生日は1日家族と楽しく過ごしてもらえるようにしました。

また、TARGETの誕生日休暇は本人のものだけではなく、配偶者の誕生日も有給休暇とすることにました。家族にもTARGETはスタッフを重要視しているというメッセージを届けたいと思いました。

2.元旦休暇

来年から元旦は基本的にセキュリティガードを除く全スタッフを休暇としました。お正月はやはり家族とゆっくり過ごしてほしいですからね。元日の学校のサービス範囲がやや低下するものの、あらかじめ学生さんに連絡しておくことで実現可能です。

緊急事態にはスタンバイスタッフを準備することで、万が一にも対応可能となります。

3.ファミリーデー

スタッフや講師の家族を呼んでの合同イベント。皆で楽しく食事をしたりゲームをしたりして楽しむパーティーです。同僚だけではなく、家族同士の絆も深めることができます。

4.ボーナス制度

一般的にフィリピンではバックサイドのスタッフの待遇は決して良くなく、法律を守って最低賃金がもらえれば良い方だという状況があります。大企業でもポジションにより正社員採用はしないというのが珍しくありません。

TARGETは全ポジションで正社員制度があり、社会保障加入、最低限賃金以上の給料を払っていますが、それだけではなく更にボーナス制度を導入し、家族との時間を更に充実したものにして欲しいと思います。

5.産休制度

これは既に昔からあった制度で、複数の講師が既に利用している制度になります。

そして、今回スタッフの中の1人が妊娠をしていることが分かりました。とてもおめでたい事なのですが、ずっと秘密にしていたとのことでした。理由を聞くと、講師以外の現スタッフでは誰も今までに利用者がいなかったので、もしかしたら解雇になってしまうかもと心配していたからとのことでした。

これは日本でも改善されては来ていますが、まだある問題ですね。たしかに、会社としてはスタッフの産休は業務上は打撃になります。復帰後も赤ちゃんの体調などで急な休みも多くなるリスクを抱えることになります。

しかし、彼らはTARGETを支えてくれる重要なスタッフです。解雇することなんて絶対にありません。人材を失うのが一番損害です。人材はまさに人財と考えています。

ワークライフバランスが上手く取れなくては、安心して仕事に長期従事することができません。心配させてしまったことを謝り、TARGETでは全スタッフが産休が取れてそれは会社にとっても喜ばしいことだと伝えました。

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(新制度の説明会を終えて。皆とっても喜んでくれました!)

全ては質の高いサービスを提供するために

これらの制度は、TARGETの目指すフィリピン社会への貢献の1つでもありますが、同時にもう1つの狙いがあります。
 
それは「ソフトのクオリティの向上」です。

TARGETは特に設備が豪華なわけでもなく、ソフト重視の運営をしています。そのソフト部分の一部を担当するのが彼らスタッフ達です。人間は自分が満たされていない状態では、最高のパフォーマンスは出せません。

もちろん、厳しいルールで縛るやり方もありますが、その状況は「上がやれと言うから仕方なくやる」というマインドになって、仕事の質は低いものになるのは当たり前の話です。

TARGETが求めるレベルの仕事をするには、各自120%の力が要求され、それにはスタッフ自身が職場環境に満足し満たされていなければ到達できません。

会社が大きくなる上で、顧客、従業員、経営者のどこかにしわ寄せが行く体制では長期間発展し続けることはできません。

日本では最近話題に上がる「CS(顧客満足度)を上げるにはまずES(従業員満足度)を上げるべき」という考え方がありますが、僕も自分の経験をみてもこれはその通りだと思います。

短期的な視野に立てば、学生さんの満足度をとにかく追求するのが正解ですが、それでは大事なスタッフ達が疲弊してしまいます。スタッフに大きな負担を強いる体制では、やはりTARGETが理想する高いレベルには到達できません。

もちろん、今も彼らは頑張ってくれています。しかし、TARGETは常に上を目指していきますので、そのためにはまず会社がその土壌を作らないといけません。そして、スタッフ1人1人がTARGETで働くことに誇りをもって今より更に考えて動けるようになれば、学生さんの満足度は必ず今より更に上がるはずです。
  
フィリピン留学は勉強面だけ力を入れれば良いわけではありません。学校が提供するサービス全てが学生さんの満足度に直結します。トータルで高いサービスを提供することで、初めて学生さんの期待を超えたサービスを提供できると考えています。

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全スタッフが自分の仕事に誇りをもって笑顔で働ける環境を作れれば、その学校は必ず素晴らしい学校になります。

まだまだ至らない点はたくさんありますし、理想の学校にするにはかなりの時間はかかりますが、将来TARGETに入学してくれた学生さんが全員「TARGETに来てよかった!」と言ってもらえる日を夢見て、今後も学校の改善に取り組んでいきます。

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TARGET Global English Academy
石原智之

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表
ターゲット(TARGET)の代表 2006年よりワーキングホリデーでオーストラリアに渡り、留学エージェントにて勤務し、その後オーストラリア永住権を取得。2013年からオーストラリア留学エージェントを運営しつつセブ島で語学学校「TARGET」の副代表に就任し、2016年より現職。 3,000人以上の留学生のサポートと9年の海外生活を通して日本人に求められている英語は「世界で通じる英語力」であると確信して、より良い学校作りを日々目指しています。 また、僕はオーストラリア留学サポートもでき、TARGETはオーストラリアにもオフィスがありますので2カ国留学もお任せ下さい。 ▶ 石原智之氏の記事一覧へ

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