ワーホリや留学でカナダに来る前に、カナダについてあなたに知っておいていただきたい7つのことについて紹介しましょう。

その1 英語

カナダに留学する準備は万全ですか?

「ビザもお金の準備もできているし問題ないよ!」

いやいや、ちょっと待ってください!

あなたの英語力があまりにも低いと英語を使う仕事を見つけられませんよ。ワーホリで海外に行く場合は英語を使って仕事をするわけですから、ある程度の英語力は絶対に必要になります。

具体的にTOEICで300点未満、あるいは英検で3級未満など英語力が低いと、日本食レストランでの皿洗いなど英語を使う必要がない仕事しかできません。その結果として、英語力を伸ばしにくくなってしまいます。

では、どのくらいの英語力があれば、英語を使った仕事に就けるのでしょうか?

個人的には、留学前にTOEIC500点くらいのレベル、または英検の2級程度が望ましいと考えています。これくらいあれば、カナダに来た後に語学学校でさらに磨きをかけることで、完全英語環境での仕事を見つけやすくなります。

また、全世界で話されている英語は同じものだと思っていませんか?

英語を公用語として使っている国はたくさんあります。カナダ・オーストラリア・イギリス・アメリカなど、他にも多くの国で英語が使われています。

しかし、同じ英語圏とはいえ、実は国ごとに発音や単語などが多少異なります。

ですので、留学する前にその国ではどのような英語が話されているのか、ある程度調べておくことで、英語力を伸ばす上で効率的な勉強ができるようになります。たとえば、カナダとアメリカの英語は似ており、イギリスとオーストラリアの英語も似ています。

その2 麻薬

日本人の皆さんには、「カナダと言えば自然がいっぱいで人種差別がなくて治安が良くて平和な国」というイメージがあると思います。これは間違っていません。

しかし、何もかも100%よいかと言えば答えはNOです。闇の部分として、必ずここに書いておかなければいけないこともあります。

それは麻薬です。先進国で麻薬の使用などに、ここまで寛容な国はないと言ってよいでしょう。 

今現在、カナダでは大麻の使用を合法化する動きが活発化しています。近いうちに大麻の使用が合法化されると思われますが、個人的にこれには反対です。

人間には大麻は害はないと言われますが、大麻の使用だけでは満足できず、最終的に覚せい剤やコカインなどのハードドラッグに流れていくことが目に見えているからです。カナダでは麻薬絡みの犯罪が多いことで有名です。犯罪に巻きこまれないように気をつけましょう。

注意! 大麻の所持は違法です。カナダでは捕まらないかもしれませんが、日本でその事実が発覚すれば、もちろん捕まります。薬物は絶対にやめましょう。

その3 お金

留学生は基本的にお金がありません。だからこそ、留学地で1年間働けるビザがつくワーキングホリデーが人気なんですね。しかし働けるからと言ってお金をまったく持って行かなくてもよいのかと言えば、そんなことはありません。お金がないと最後には、強制的に日本に帰る手段しかなくなってしまいます。

この強制帰国を回避するために、だいたいですが目安として100万程度のお金を所持することが妥当だと考えます。金額的にはかなり多くの額になってしまいますが、カナダの物価は日本と同じような水準です。ですので1ヶ月の生活費として、どんなに絞っても800-1000ドルくらいは軽く出ていきます。つまり、仕事をしてお金を稼がないと生活できません。

留学で一番使う費用といえば、交際費ではないでしょうか?

交際費は一見無駄に思える費用ですが、実はあなたの英語力を伸ばす上で非常に重要だと指摘しておきたいと思います。

あなたが日本人の知り合いとだらだら日本語を話すための交際費ならまだしも、カナダで知り合った外国人の友達と英語で話すチャンスを、交際費がないからとわざわざ無駄にできないってことです。

カナダで友達になった人とは、何年経とうが交際が続くことが多いものです。友人とコミュニケーションをとるためにあなたは、英語を使い続ける必要があります。カナダ留学中にその種をいっぱい巻いておきましょう。

その4 同性愛

カナダでの同性愛は合法的に認められており、社会的にも認知されていることを理解してください。同性愛者同士の結婚はもちろんのこと、子供も作れます。子供といっても、もちろん養子です。

同性愛についての許容度は日本とは比較になりませんから、カナダの社会で同性愛を馬鹿にするようなことは、避けた方が無難です。

私もカナダに来た当初、同性愛を笑いのネタにしたところ、まったく笑えない空気にしてしまったことがあります。あなたも気をつけてくださいね。くれぐれも同性愛の人をからかうような言動をしてはダメですよ。

その5 ホームステイ

カナダのホームステイ
留学生のほとんどの方は、ホームステイ先を決めてからカナダに来ます。留学エージェントに頼むと事前に手配をしてくれますが、実際にイメージしていた家族とは違ったなんてことはよくあることです。住みずらいホームスティでキャンセルしたいと考えても、キャンセル料がかかることがあります。

ですので、ホームステイの手配は最初の4-8週間分だけの手配にしておくことがおすすめです。もちろん、気に入れば継続すればよいのです。賢くホームスティを手配しましょう。

次にホームスティの家族構成を確認するようにしてください。ホームスティに子供(小学生くらいの子供がいるのがベスト)がいると、あなたの英語の先生になってくれます。

カナダは移民国家として有名な国です。そのためホームステイのホストが、英語の強いアクセントを持っているなんてこともよくあります。そうしたホームステイ先は、できれば避けたいものです。ホームステイ先の人と事前にスカイプなどで少し話せるとよいかもしれませんね。

その6 語学学校

ほとんどの留学生が語学学校に通います。しかし語学学校には当たりはずれがあることで有名です。あなたに合う語学学校を見つける必要がありますので、現地の留学エージェントをフル活用しましょう。アドバイスとして、以下の4項目をあげておきます。

(1)最初は1カ月程度の契約にしておくこと

ホームステイと同じですが実際に通ってみないと、自分に合っているかどうかわからないことが多いものです。はじめは1カ月程度の契約にしておき、実際に通ってみて良いと感じたなら継続すればよいのです。

(2)契約は留学エージェントで

留学経験がない学生には信じられないかもしれませんが、語学学校の契約は現地の留学エージェントを通した方が安いのです。

(3)語学学校の授業料は冬の方が安い

ほとんどすべての語学学校で冬の時期の方が授業料が安くなります。ですので「冬に勉強してもいいよ!」なんて人は迷わず冬を選びましょう。10-20%安くなります。

(4)本当に多国籍? カナダで日本人だけで英語の授業

留学で有名な都市は必ずといってよいほど、これが問題になりがちです。この悲劇の偶然を避ける方法ですが、まだあなたが日本にいる間からリサーチをするとよいでしょう。あなたが行く都市にはどのような学校があって、日本人の比率はどのくらいなのか事前に調べておきましょう。

その7 カナダの入国審査で

カナダの入国審査
最後の項目ですが、本当に重要なことを書きたいと思います。それはカナダの入国審査です。

実際の話、どんなに英語がしゃべれなくても何とかなることが多いのですが、なかには入国審査でカナダへの入国が許可されず、カナダの空港から強制的に日本に帰された事例が実際にあります。

このような事態にならないように、入国審査でのコツを少し書きたいと思います。

1 答えはできるだけ簡潔に

基本的に聞かれた質問に答えられれば問題ありません。ほとんどの質問は、高度な英語力など必要ないものばかりです。

たとえば、滞在の目的な何か? どこに滞在するのか? 程度の質問です。このような質問なら事前に準備をしてさえおけば、簡単な質問ですよね?

2 書類などは必ず持って行く

たとえば、ワーホリ目的でカナダに来たのにワーホリのビザがなかったり、学生ビザで来たのにお金(bank statement)がないなんてことになると、入管の職員は疑いの目で見てくるでしょう。ですので、そのような書類は聞かれればすぐに出せるように用意しておくことです。

3 無駄な事は言わない

入管でよくある事といえば、正直にすべてを話そうとして聞かれていないことまでも話してしまうことです。

たとえば、滞在先だけを聞かれているのに滞在する目的までも話してしまい、その結果さらに突っ込んだ質問をされて、答えに窮する場合です。この場合は明らかに無駄な話をしたことで、自分自身で入管の審査を難しくしています。聞かれたことしか答えない、これが入国審査での鉄則です。

4 究極的に言えば、不法労働や不法滞在者になりそうだと思われないように注意する

カナダの入管に限らずどこの国でも、究極的には不法滞在者や違法就労者・テロリストなどの入国を一番防ぎたいのです。ですので、自分がそのような者ではないと証明できれば問題ないのです。

日本人であればテロリストに間違わられることはないでしょうが、不法滞在者や違法労働者の可能性がないとは言い切れません。ですので、ビザや入学証明書などをしっかり用意して誤解を防ぐことが重要です。

まとめ

カナダの文化は日本の文化と比べればまったく別物です。言語はもちろんですが、住んでいる建物、食べている物は欧州の文化に近いのです。したがって日本では当たり前のことでもカナダでは失礼になったり、その逆だったりします。

そのような文化の違いによる誤解が生じないように、カナダについての知識を広げるなど、留学前にしっかり準備をしておきましょう。

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カナダ留学のスペシャリスト カナダ在住10年目、2006年にワーホリでトロントに来てからレストラン、携帯ショップなどのワーホリ生活を体験。その後、語学留学後に2008年からトロントにある大学に通い2012年に卒業。 大学在学中は、トロントにある2つの留学エージェントへの勤務経験、日本人留学生向けの英語教師などを行う。 2013年より「通関士」として貿易関係の仕事に従事。 ワーホリ、語学留学、正規留学、正規社員までをカナダで経験してきた、言わばカナダ留学のスペシャリスト。

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