海外で日本語を一切使わずに英語だけで生活してみたい!
英語を通して異文化を勉強してみたい!
日本ではけっして体験できないような大自然を体験してみたい!

留学を計画している人が、このように夢をいっぱいにふくらませることは素晴らしいことだと思います。でも、待ってください!

あなたの英語力は足りてますか?

実際の話、海外留学時の英語力が乏しいと、計画していたよりも早く帰国する羽目に陥ることはよくあることです。個人的な経験ですが、留学に失敗する人と成功する人の違いには、留学時の英語力の差がかかわっていることが多いのです。

留学に必要な最低限の英語力をカナダ留学スペシャリストの私が提言するのであれば、それはTOEICで500点前後です。

では、留学開始時にTOEIC500点あることが、なぜ理想的なのでしょうか?

今回はそんな疑問に迫ってみたいと思います。

その1 海外の職場で英語が話せる仕事

最近人気の留学方法といえば、ワーキングホリデーです。留学に行く国から1年間(期間は国による)の就労ビザを得て、海外で働くチャンスをもらえる留学です。
失敗しないワーキングホリデー、知っておきたい10の事柄

留学しながら働けるため、生活費を抑えられます。海外で生活してみたいと考える人には絶好の機会です。さらにワーキングホリデーでは働く場所を限定されないため、基本的には働きたい場所で働ける利点があります。

では「TOEIC500点があるとなぜ有利なのか?」ですが、スバリ英語が話せる仕事につけるからです。

英語力が乏しいと結果的にどのような仕事になってしまうのかと言えば、ほとんどの場合はレストランでの皿洗いなどです。皿洗いもレストランには必要な仕事ですから、そのレストランにとって欠かせない仕事であることは間違いありません。

しかし、あなたが海外に行ってまでするような仕事でしょうか?

しかも英語環境ならまだしも、日本レストランともなると従業員だけではなくお客さんもほとんど日本人……、この環境では英語も使えませんから、もちろん英語力は伸びません。

留学時にTOEICが500点ほどあると、就職の幅が一気に広がるメリットがあります。

カナダやオーストラリア・ニュージーランドなど、留学地でスムーズに仕事ができる英語のレベルは、正直言って500点よりもかなり上です。しかし留学時に500点あることで、英語を使う仕事に挑戦できるんですね。これは大きな違いだと思いませんか?

その2 語学学校での授業が面白い

カナダの路上
留学といえば語学学校ですよね?

個人的な経験から言わせていただければ、ほとんどの留学生が語学学校に通います。

語学学校のレベルは5段階くらいに分かれていることが一般的です。1-2レベルは生徒の英語力が乏しいために、語学学校の授業でいったい何を話しているのか、そして何をしているのか理解できないことも多々あります。もちろん、英語でジョークなど言われても理解できません。

せっかくの海外留学です。語学学校でも楽しく過ごしたいですよね?

少なくても語学学校で先生の言っていることが、ほとんどわかるレベルでの留学が望ましいのです。具体的にはレベル3か4はほしいところです。

TOEIC500点あるとレベル3か4(5段階中)になることが多いのです。このレベルになれば教師が言っていることはもちろんのこと、授業の内容もわかります。結果的に英語の授業を理解できるようになります。

レベル3か4になれば、英語力が乏しかったレベル1-2の頃と比べて語学学校が楽しくなります。そうなればしめたものです。あとはその勢いにのって、英語上級者まで突っ走りましょう!

その3 外国人の友達を問題なく作れるレベル

留学を成功に導くためには、海外でできる友達の存在は欠かせません。海外留学に行くと気が合う外国人の友達が何人もできるものです。

しかし、あなたの英語力が低くて意思の疎通さえできないとなると、その可能性すらないとここではっきりと言っておきます。

実は私も英語力が極端に乏しい状態で海外留学をしたことがあります。そのときは私がしゃべっている英語では、何を言いたいのか理解してもらえませんでした。相手が言っていることも、ほとんど理解できませんでした。このような状況が数か月続いたのです。お互い、出身国が違う外国人同士です。やはりですが、以心伝心というわけにはいきませんでした。

このような経験から気づいたことですが、TOEIC500点あれば英語だけである程度意思の疎通ができるレベルになっているため、お互いの考えや文化の違いについて説明することで、理解し合えるようになるのです。これが海外で友達を作るということではないでしょうか?

その4 (帰国後に)日本の会社で英語を使う仕事に!

海外に留学する目的は何でしょうか?

自分自身の成長のために来た人もいるでしょうし、個人的にバ―ケ―ションも込めて海外留学に来たなんて人もいることでしょう。

でも、英語力を伸ばすために海外留学に来た人がもっとも多いはずです。

語学留学にしろ、ワーホリにしろ、英語力の向上が海外留学の一つの目標になっていることが圧倒的に多いのです。

一般の職場で英語が使えるレベルとして目標とされているのが、ビジネスレベルの英語です。一般的にTOEICで730点以上と言われています。この英語力があると、日本に帰ってから英語を武器として使えます。何にせよこの国際競争時代です。英語をしゃべれることが強力な利点になることは間違いありません。

あなたが英語力ゼロで留学すると、そのレベルに行くまでに約1年半ほどかかります。個人差はありますが、大まかに言わせていただければこの程度です。

さらに具体的に言わせてもらえば、その英語力は語学学校の一番下のレベルから一番上のレベルに行くようなものです。留学生が語学学校に行く平均期間である3カ月程度では、とてもそこまでのレベルには達しません。

もし、1年半もの期間語学学校に通うとなると、学費は200万では足りません。そう考えると、そもそも英語力ゼロの状態で留学に来たこと自体が間違いなのです。

そうです。くどいようですが、留学時にある程度の英語力があることが望ましいのです。

その5 快適な生活レベルとは?

カナダの街角
「海外で生活するために必要な英語力? まったくなくても問題ないのでは?」と考える人もいるかもしれません。正直言ってしまえば、バンクーバーなどのように日本人が多い地域に限れば正解です。しかしながら、快適な留学生活を送るためには、ある程度の英語力があるに越したことはないでしょう。

想像してみてください。日本で携帯電話の支払いやスーパーなどで買い物をする際、日本語が理解できないと不便だと思いませんか?

多少の日本語をしゃべれないと、支払いさえまともにできないかもしれません。日本人は日本語がしゃべれて当たり前ですから、日本にいる限り意識しませんが、海外に来ると言葉の壁について嫌でも思い知らされます。

快適な生活が送れる英語のレベル、これを留学前からつけておくことで、ストレスが少ない留学生活を送れるのです。

その6 さらなる英語力をつけるために

英語力は勉強してからすぐには伸びません。当たり前ですが毎日の積み重ねが本当に重要です。英語力がまったくない状況で海外に留学するのと、TOEIC 500点程度あった状況で留学するのとでは、その後の英語の伸びが大きく変わってきます。

自転車を漕ぎ出したときと、ある程度スピードがついているときとでは、加速の仕方が違うのと同じことです。

まったく英語力がない状況で留学してしまうと、環境に適応するまでにかなりの時間がかかってしまいます。1年後にようやく環境に適応できるようになり、海外の留学生活が面白くなってきたところで帰国の時期を迎えてしまうことは、よくあることなのです。

したがって留学時のTOEIC500点は、英語を効率良く習得するためのスタート地点なのです。

その7 経験と充実感

留学エージェントに就労した経験から言わせていただければ、英語力が高い状況で留学に来た人とそうでない人とでは滞在期間が異なります。そうです。英語力が高い状況で来た人の方が、滞在期間が長い傾向にあるのです。

ある人は日本に滞在していた頃から憧れていたバリスタの仕事にカナダで就けたことに満足し、1年間同じ仕事でワーホリを終えました。ある人は語学留学だけのつもりが大学まで進学してしまい、滞在期間が大幅に伸びてしまいました。またある人はカナダ人の彼氏ができて、最後には結婚してカナダに永住しました。

こうした話は、よくある典型的な例なのです。

これらの人の共通点は、留学開始時に英語力がある程度あったことです。そのため留学生活で素晴らしい経験と充実感を味わえたのでしょうね。当然のことですが、もし彼らの英語力が乏しければ、そもそもそのチャンスすら棒に振ることになったのですから!

まとめ

「留学時点でTOEIC500点がなぜおすすめなのか?」というテーマで書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

この点数はあくまでも目安であることは間違いありません。人によっては留学時に英語力がまったくなくても、1年間で英語ペラペラになって帰国する人もいます。

しかし、そのような人は全体のごく少数です。TOEIC200-300点程度で留学に来てしまえば、その英語力の低さから早く帰国したいと考える人の方が圧倒的に多いのです。ですので留学する前にもう一度自分自身に聞いてみてください。

「英語力は十分か?」と……。

その上で自分の英語力が低いと感じたなら、カナダ留学の前にフィリピンへの語学留学を検討するとよいでしょう。

フィリピン留学であれば英語初心者であっても、短期間のうちに英語力を底上げすることができますよ。
体験談あり!カナダ留学を成功させるためには事前のフィリピンセブ島留学が「効果的」

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カナダ留学のスペシャリスト カナダ在住10年目、2006年にワーホリでトロントに来てからレストラン、携帯ショップなどのワーホリ生活を体験。その後、語学留学後に2008年からトロントにある大学に通い2012年に卒業。 大学在学中は、トロントにある2つの留学エージェントへの勤務経験、日本人留学生向けの英語教師などを行う。 2013年より「通関士」として貿易関係の仕事に従事。 ワーホリ、語学留学、正規留学、正規社員までをカナダで経験してきた、言わばカナダ留学のスペシャリスト。

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