広大な大地、綺麗なアクセント、高くない物価水準、どれをとっても留学地にピッタリだ。そうだカナダに行こう!

そんなふうに思い立ったものの「ところで、どこに行けばいいのだろう?」と悩むのは、カナダへ留学を希望する人によくあることです。

「カナダの都市? バンクーバーしか知らないし、バンクーバーにしようかな?」と考えている人は、ぜひこの記事を読んでみてください。あなたの留学地の選択肢を広げる助けになるはずです。

今回の記事は、カナダへ行くと決めたけれどカナダのどの都市に行くのか決めてないし、そもそもカナダにどんな都市があるのかよくわからない、またはカナダにあるいくつかの都市は知っているけど、どんなふうに違うのかわからない、と考えているあなたのために書きました。

カナダにある有名な6つの都市を取り上げて、物価・必要英語レベル・日本人の数と就職状況などを比べてみました。ワーホリや語学留学などを予定している方の参考になれば、うれしいです。

1.バンクーバー(ブリティッシュコロンビア州)(初級者におすすめ)

カナダのバンクーバー

物価 すごく高い
必要な英語レベル 低くても問題は少ない
日本人の数 非常に多い
就職状況 非常に良い

カナダだけではなく世界規模で有名な留学地と言えばバンクーバーですね。日本人に群を抜いて人気のある留学地ですが、改めて利点と欠点を比べてみましょう。

まず、最近の傾向として、バンクーバーの景気がよいことをあげられます。留学が可能な州のなかで失業率は一番低いです。ゆえにワーホリにはおすすめと言えます。

また、仕事は多いかもしれませんが、欠点としてバンクーバーの物価水準はカナダで一番高いため、生活費が高くつくことに注意してください。
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Canadian_provinces_by_unemployment_rate

バンクーバーのあるブリティシコロンビア州はカナダの大都市であり、日本人が一番多いことでも有名です。日本人が多いために、日本語を使える病院などの施設が他の都市と比べると多い利点があります。その反面「英語を強制的に使う環境は作りにくい」といった欠点もあります。

2.トロント(オンタリオ州 西部)(中級者におすすめ)

カナダのトロント

物価 高い
必要な英語レベル ある程度の英語力が必要
日本人の数 多い
就職状況 かなり良い

カナダ東部の経済都市トロント、最近はかなり有名なってきたものの、世界規模で有名なバンクーバーの陰にいまだに隠れています。

トロント留学の利点と言えば落ち着いた物価と、カナダ最大の人口圏を有するカナダでもっとも大きな経済都市であることです。したがって仕事の求人数はかなり多く、就職状況は良好です。

日本人の数もある程度いるのですが、そもそも人口が多いため、語学学校に行っても20-30%の生徒が日本人と言った程度の比率が一般的です。

欠点として、トロントは移民で構成されている都市のため、綺麗な発音を勉強したい人にはあまり向かないかもしれません。移民の方々はみなさん、アクセントがあります。

ですが海外の異文化を勉強できる場所として、これ以上向いている都市はカナダにはありません。ある統計では人口の50%が移民だそうです。この都市を他の言葉でたとえるなら「小さな地球」です

3.オタワ(オンタリオ州 東部)(中級者におすすめ)

カナダのオタワ

物価 やや高い
必要な英語レベル ある程度の英語力が必要
日本人の数 少ない
就職状況 良いが上級者向け

突然ですが、カナダの首都はどこでしょうか?

「バンクーバーじゃないの?」と言った答えが多そうですが、正解はオタワです。

しかしながら人口は100万人程度、経済規模はトロントの2割程度と小規模です。その分日本人の留学生も少ないため、英語環境作りには向いています。その代わり、日本人滞在者の規模が小さいために、何か問題があればすべて英語で解決しなくてはいけません。初級者にはハードルが高くなります。

さらに、ワーキングホリデーとして就職するには、英語力が高くないと難しいかもしれません。オタワはカナダの首都です。したがって、日本の国会議事堂に相当するPARLIAMENTがあるだけではなく、政府系機関が多いことが特徴です。

そのため、政府系の仕事が多いのです。このような仕事をするには、上級の英語力がどうしても必要になるわけです。

4.エドモントン(アルバータ州、北部)(上級者向け)

カナダのエドモントン

物価 安い(消費税が5%)
必要な英語レベル 高い英語力が必要
日本人の数 極めて少ない
就職状況 悪い

カナダのなかで石油産業で知られる都市と言えばエドモントンです。この都市は過去数年間、景気がかなり良かった都市です。

エドモントンのあるアルバータ―州はカナダの数ある州のなかで、消費税が一番低いことで知られています。なんと日本より低い5%なんですね。ちなみに、バンクーバーは12%、トロントは13%です。カナダの税金は高いことで知られていますが、アルバータは5%とかなりお得になっています。つまり、出費が少なくてすむってことです。

さらに日本人が本当に少ないため、英語力を伸ばすにはもってこいです。

もちろん、良いことばかりではありません。他の大都市と比べると日本人だけではなく、そもそもアジア人が少ないため、アジア系の食材などを探すには苦労します。さらに日系が経営している留学エージェントも極端に少ないです。

就職状況での欠点といえば、最近の原油価格の下落により、エドモントンの経済が疲弊していることです。そのため求人があまり多くない、と言われています。

5.カルガリー(アルバータ―州 南部)(中級者から上級者向け)

カナダのカルガリー

物価 やや低い(消費税5%)
必要な英語レベル やや高い英語力が必要
日本人の数 少ない
就職状況 やや悪い

カルガリーはエドモントンと同じアルバータ州にあるため、やはり消費税は低く5%です。しかしながらエドモントンに比べると、カルガリーの方が少し物価が高いことで知られています。物価水準は、同じ州のエドモントンに比べると少し上がります。

日本人の数は他の大都市と比べると少なめです。しかしながら日本のラーメンや日本食レストランなどが人気のようで、いたる所にあります。ですので何かしらの仕事に就ける可能性は、エドモントンに比べると高いと言えそうです。

カルガリーにある語学学校では日本人の比率は5-20%の割合に収まることが多いため、英語環境を作りやすいと言えるでしょう。

カルガリーは実は「世界で最も住みやすい都市ランキング」でベスト10に度々ランキングされています。カナダ留学の穴場と言えるかもしれません。

6.モントリオール(ケベック州)(上級者向き)

カナダのモントリオール

物価 やや高い
必要な英語レベル かなり必要
日本人の数 やや少ない
就職状況 悪い(ただし、フランス語を話せれば良い)

モントリオールと言えば、1976年にオリンピックが開催されたことで有名です。他のカナダの大都市と比べると英語ではなくフランス語が主に話されていることで、この都市は有名です。ただし、2か国語話せる人もかなりの数います。

したがって、英語だけを集中的に勉強したいと考える人には、他の都市のほうがよいかもしれません。

「英語圏のカナダでなぜフランス語なの?」と不思議に思う人もいるかもしれませんが、カナダでは実はフランス語も公用語であり、フランス語の需要が高いことでもよく知られています。

もしあなたがフランス語がしゃべれたり、フランス語に興味があるなら、モントリオールは絶対におすすめの都市です。モントリオールには英語やフランス語の語学学校も多数あります。

物価の面では消費税が15%と、大都市のなかでは一番高く、出費の面では苦労しそうです。また求人状況はフランス語がしゃべれると就職先もかなりある、と考えていただいて問題はありません。

まとめ

カナダのショッピングモール
「カナダへ留学に行くならどこに行く?」といったテーマで書いてきましたが、どうでしたか?

カナダの留学地を決める際には、あなたの英語力だけではなく物価水準や語学学校の状況など、あらかじめできる限り調べておくことをおすすめします。その上で留学地を決めると、後悔しないカナダ留学ができることは間違いありません。

あなたにとってベストの都市は決まりましたか?

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カナダ留学のスペシャリスト カナダ在住10年目、2006年にワーホリでトロントに来てからレストラン、携帯ショップなどのワーホリ生活を体験。その後、語学留学後に2008年からトロントにある大学に通い2012年に卒業。 大学在学中は、トロントにある2つの留学エージェントへの勤務経験、日本人留学生向けの英語教師などを行う。 2013年より「通関士」として貿易関係の仕事に従事。 ワーホリ、語学留学、正規留学、正規社員までをカナダで経験してきた、言わばカナダ留学のスペシャリスト。

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