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シリーズでお伝えしている世界の語学学校協会の5回目(1回目のIALC2回目のEnglish Australia3回目のEnglish UK4回目のQuality Englishに関してはこちら)は、ヨーロッパ人に大人気の英語留学先で、最近は日本人留学生も少しずつ増えている、地中海に浮かぶ島国マルタの英語学校協会FELTOMについて今回は解説をします。

そもそもマルタはどんな国か?

マルタはイタリアの南にあるシチリア島の南に位置する、ヨーロッパ最南端にある島国で、面積は東京23区の約半分の大きさの国です。

知って得する!世界の語学学校協会⑤【FELTOM編】

場所はイタリアシチリア島の南

ヨーロッパ各国から飛行機が飛んでいて、ローマから1時間半、フランクフルトから3時間、パリから3時間、ロンドンから3時間半で来ることができます。

地中海性気候で夏でも30度ぐらい、11月から4月の平均気温で14度と温かです。治安はとてもよく、日本と同様銃規制も厳しくなっています。

物価も他のヨーロッパの国より低く、ヨーロッパ人の間では昔から観光や留学先として人気を集めています。人口は400万人強。小型犬のマルチーズの発祥の国で、マルチーズの名前はマルタに由来します。

知って得する!世界の語学学校協会⑤【FELTOM編】

マルタの主要な島はマルタ島、ゴゾ島、コミノ島の3つの島で首都はマルタ島にあるヴァレッタになります。

英語留学先としてのマルタ

マルタは過去約160年間にもわたりイギリスの統治下にあったので、地中海唯一の英語圏の国になっています。マルタ人は英語と現地語であるマルティーズを普通に話すことができます。

英語留学受け入れは1960年代からと古く、1980年代に非英語圏のヨーロッパ人向けに、サマープログラムを積極的に紹介しだしたことで、一気に英語留学先として存在感を確立するようになりました。国としても観光産業の次に続く大きな産業として英語留学産業を促進しています。

知って得する!世界の語学学校協会⑤【FELTOM編】

マルタに英語留学目的で渡航する人の数は、年間約7万5千人ほどになっています。留学生の9割ぐらいがヨーロッパ諸国とロシアから、日本人や韓国人もいますが、全体の5%未満程の数になっています。

以下、マルタ政府観光局のホームページで紹介されている、マルタ留学の魅力です。

知って得する!世界の語学学校協会⑤【FELTOM編】

マルタ留学についてのビデオもあるので参考にしてください。

マルタの英語学校協会FELTOMについて

知って得する!世界の語学学校協会⑤【FELTOM編】

FELTOMの正式名はFederation of English Language Teaching Organizations Maltaです。つまりマルタの英語学校協会ということですね。設立は1987年。

FELTOMの活動は大きく分類すると以下の3つに分けられます。

1.メンバーの英語学校の品質に関する認定(アクレディテーション)
2.政府に対しての働きかけ(ロビーイング)
3.マルタ留学とFELTOMの広報(マーケティング)

この3つの中でも一番力を入れているのが1番目の認定事業です。これはマルタ留学を希望する皆さんにも一番直接かかわってくる部分ですから、今回はこの認定について深く解説していきたいと思います。

マルタは国が1996年から英語学校の認定をしていますが、もともとその認定の基準を作ったのがFELTOMです。そしてその約10年後の2005年から、国による英語学校の品質に関するガイドラインの他に、FELTOM独自の認定システム(FELTOM Accreditation Scheme)を作り、更なる品質アップの取り組みをしています。

FELTOMの英語学校品質管理と認定システムとは

まず認定の対象になる部分を見てみましょう。これを見ると、留学生を受け入れる英語教育機関としてどんなポイントに留意して学校を運営していくべきなのかが見えてきます。

1.学校の施設と環境

クラス、受付、ラウンジ、教務室など、適当な学習や学校環境が学生や教師に提供且つ維持されているのか。

【星野のチェックポイント】
学生だけでなく、教師に対する施設に関しても規定されているのがポイントです。ある意味「教師」そのものが学生に対しての最大の学習環境ですから、その教師に適切な環境を与えない学校は、品質が悪い学校といえるでしょう。

2.教育の質

教務主任と教師に対して教授法等の最低限の資格保持の確認をしている。

【星野のチェクポイント】
フィリピン以外の国の英語学校業界ではこれが常識。フィリピンと同じ純粋な英語ネイティブの国でないマルタは、フィリピンの先を行っています。

フィリピンではマンツーマンが主体であるので状況が違いますが、各学校の独自基準ではなく、もう少しグローバルで通用する、そして透明性のある基準があるといいと思っています。

3.広告宣伝の内容や表示

学校のWebサイトやパンフレットなどでの情報は正確で最新か、誇大広告はないかなどをチェックしています。

【星野のチェクポイント】
誇大広告や不正確な情報は著しく消費者や留学エージェントの信頼をなくす要因です。長い目で見ればマルタの英語学校業界全体の信頼にかかわる大きな問題です。

そこを協会としてしっかりチェックしていく姿勢は評価できます。各学校はどうしても学生のアピールしやすい表現や情報を使う傾向にあるので、それが適切かを第三者が確認すべきでしょう。

4.学生向けサービス(Student Welfare)

滞在手配、学生向け課外授業、アクティビティ、小旅行などに関して学生からのフィードバックチェックなどを行っています。

【星野のチェクポイント】
留学の満足度は何も学校の授業だけで決まるものではありません。授業時間以外の体験も大きくかかわってきます。

特に滞在、そしてアクティビティなども学校は自分たちが提供する留学プログラムだとの認識を持ち、そこに関してもしっかり第三者機関がチェックする仕組みを作るべきでしょう。その意味でFELTOMの取り組みは素晴らしいと思います。

FELTOMでは上記に挙げたポイントを、英語学校協会に全く関与しないISOの品質管理を行う監査人をインスペクターとして、各メンバー校に対して定期的にチェックをしています。外部チェック無しの学内でのチェックは毎年、インスペクターによるチェックは3年に一度行われています。

これとは別に無作為にインスペクターが学校にチェック(Spot check)に入ることもあるので、毎年の学内チェックもしっかりやらねばいけない仕組みができています。

留学は大切なお金も時間も費やす、重大な自分に対する投資です。その投資を委ねる留学先はやはり信頼のおける学校にしたいですよね。

FELTOMメンバー校は上記に挙げたような、様々な認定基準をクリアした学校ですので、皆さんの投資先としてのある程度の基準はクリアしているのではないでしょうか?

知って得する!世界の語学学校協会⑤【FELTOM編】

FELTOMのWebsiteでメンバー校確認できます。
▶︎http://feltom.com/

国際教育事業コンサルタント
星野達彦

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

国際教育事業コンサルタント
1960年東京生まれ。1986年から留学事業のキャリアを積み、25年以上の経験の中で数多くの留学カウンセリングや大学・政府関連機関主催の留学イベントなどので講演をこなす。海外での多くの国際会議に参加するとともに世界の600校以上の学校を視察している。

著書に「こうすれなれる留学カウンセラー」、「英語はアジアで学べばうまくいく」がある。

2013年 厚生労働省委託事業「勤労青少年の国際交流を活用したキャリア形成支援事業」委員長
一般社団法人JAOS留学協議会事務局長
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)代表幹事
国際教育事業コンサルタント ライジング・スター代表 

ブログ:留学カウンセラー・国際教育事業者向け情報ブログ
http://ryugakuth.blog.fc2.com/
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