こんにちは、オーストラリア滞在中のSHIZUKAです。ワーホリで訪れたオーストラリアの素晴らしさに魅了され、ワーホリ後もそのままオーストラリア生活を満喫しています。

この記事を読んでいる人の中には、これからオーストラリアに渡航する予定の人もいることでしょう。貴重な海外生活を充実したものにするために大切なことは、やはり情報収集。ネットで色々な情報を集めている人も多いのではないでしょうか。

しかし、ネットでの情報収集には落とし穴があります。それは、古い情報も紛れているということ。実際にオーストラリアで生活していた人の体験談などは非常にためになりますが、その情報はすでに過去のものです。

そして、特に気をつけたいのは法律です。オーストラリアの法律は、思いの外コロコロと変わるんです。法律について誤った認識をしているとすれば、それは大変なことですよね。ここでは、ここ数年で変更された法律について確認していきましょう!

1:WWOOFでセカンドビザは取れない

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ワーホリでオーストラリアに行く予定の人であれば、セカンドワーキングホリデーについてもご存知なのではないかと思います。

セカンドワーキングホリデーとは、その名の通り2回目のワーホリのこと。最初のワーホリの間に、政府指定の地域で88日以上の季節労働をすることで、セカンドビザの申請が可能になります。

このセカンドビザ、以前は『WWOOF』で働くことで取得することができました。WWOOFとは、いわば農場での無給労働です。食事と宿泊場所を提供してもらう代わりに、お給料なしで農場で働くのです。

WWOOFに参加するためには、WWOOFブックという本が必要になります。この中から気に入ったホストを探して連絡をし、合意が得られればWWOOF参加となります。お給料がないといっても、生活の心配をすることなく農業を体験できるこの制度はとても魅力的。日本人をはじめとした、海外からの若者に大変人気がありました。

しかし、2015年の8月31日から、WWOOFで働いてもセカンドビザが取れなくなりました。給与明細書がない仕事では、セカンドビザの申請ができなくなったのです。WWOOFではお給料が出ませんから、給与明細書も当然ありませんよね。

この変更によって、セカンドビザを取って2年間オーストラリアにいる予定だったにもかかわらず、帰国を余儀なくされた人たちがいました。急な法律の変更で予定より早く帰国するなんて、残念すぎますよね。

とはいえ、この法律改正は予測不可能なものではありませんでした。「WWOOFでセカンドビザが取れなくなる」ということは、法律改正前から噂されていたのです。ですから、情報に敏感な人はWWOOFには行っていなかったようです。

法律が変わる恐れがあったにもかかわらず、WWOOFでセカンドビザを取ろうとしたのは事前の調べが足りなかった人たち。そして「おそらく大丈夫だろう」とタカをくくってしまった人たち。法律改正に対する意識が甘かったのだろうと思います。

これからセカンドビザを取りに行く場合には、もちろんWWOOFではいけません。また、行く予定の農場で間違いなくセカンドビザを取れるのかをしっかり調べるようにしましょう。少しの意識の違いで、悲劇が防げることもありますよ。

2:ワーキングホリデーでの滞在は最大24ヶ月まで

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ブリッジングビザ、という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ブリッジングビザとは、新しいビザを申請した時に与えられるビザのこと。

例えば、オーストラリアでワーキングホリデービザが切れる前に学生ビザを申請したとします。この時、ワーキングホリデービザの有効期限が切れてから学生ビザが下りるまでの間は、ブリッジングビザが有効になります。

これによって、一時帰国をすることなく合法的にオーストラリアに滞在することができるのです。

ワーキングホリデービザからセカンドワーキングホリデービザに切り替える時も、このブリッジングビザが下ます。しかし、以前とは少し異なる点があるのです。

以前は、最初のビザが切れてからセカンドビザが下りるまでの間に期間があると、その分だけ長くオーストラリアに滞在することができたのです。

つまり、4月1日にビザが切れて5月1日にセカンドビザが下りた場合、24ヶ月+1ヶ月で合計25ヶ月の間オーストラリアにいることができました。そのため、オーストラリアに少しでも長く滞在するために、最初のビザの有効期限が切れる直前にセカンドビザを申請する人も多かったのです。

しかし、現在はワーキングホリデーでの滞在は最大で24ヶ月まで。ブリッジングビザは下りますが、滞在できる期間が伸びることは一切ありません。セカンドビザが切れるのは、最初の入国日の24ヶ月後と決まっているのです。

大したことではありませんが、ビザの有効期限を勘違いしてしまうと大変なことになります。帰国しようとした時に、ビザがすでに切れていた!…なんてことになりかねません。ビザが切れた後に滞在していたら、当然違法です。

一度法を犯してしまうと、今後オーストラリアに戻ってくるのは困難になります。そして、他の国へ行く時に足枷になることも考えられるのです。

大切なのは、ビザの有効期限をしっかりと確認すること。帰国日を決定する前に、念のためチェックしておくと良いでしょう。

3:ワーキングホリデービザの所得税が15%に

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オーストラリアは、最低賃金が高いことで知られています。ワーホリでオーストラリアに行く人の中には、稼ぐことが目的の人もいるくらいですよね。ここで、必ず確認しなければいけないのが税金についてです。実は、2017年の1月からワーキングホリデービザの税率が変わったのです。

以前は、同じワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在していても、税務上の「居住者」と「非居住者」のどちらかに区分されるかによって税率が異なっていました。ワーホリの場合は基本的には非居住者となりますが、同じ地域に長く住んでいる場合には居住者に該当することもあります。

非居住者の場合、収入が80,000ドル以下であれば、税率は32.5%。ほぼ三分の一ですから、これは相当高いですよね…。一方、居住者に該当する場合は、収入が18,200ドル以下で税率0%、18,201ドル~37,000ドルで19%、37,001ドル以上で32.5%でした。

非居住者と居住者では、税率がかなり違うのがわかりますね。このため、居住者になるために同じ地域に住み続けていた人もいるはずです。

しかし、2017年の1月からは「ワーキングホリデー用」の税率が新設されました。この新しい税率では、収入が37,000ドル以下で15%、37,001ドル~80,000ドルで32.5%となります。非居住者と居住者のどちらに区分されるかは、一切関係ありません。

個人的には、以前よりもわかりやすくなって良いのではないかと思います。収入がほんの少しでも税金を納めなければいけないのは辛いですが…。新しい税率が確定する前には、32.5%、19%などの案も出ていたようですが、15%で落ち着いたようですね。

税率が15%であれば、日本でアルバイトをするよりも効率よくお金を稼ぐことができるはずです。場合によっては、今までよりもお得かもしれませんよ!

4:歯科技工士で技術独立永住権は申請できない

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オーストラリアで永住権を取ろうとする人は多いです。それだけ魅力的な国だということですよね。しかし、オーストラリアで永住権を取るのは決して簡単なことではありません。それなりの努力と覚悟、そして運が必要になってくるのです。

永住権の取り方には様々な方法がありますが、目指す人が多いのは技術独立永住権ではないでしょうか。これは、オーストラリアで必要とされている職業に従事する人、技能を持つ人に与えられるもの。対象となる職業は、オーストラリアの專門職業リスト(SOL)に掲載されています。

参照:オーストラリアの專門職業リスト(SOL)一覧

これを目標にするのであれば、たいていの人はSOLに掲載されている職業に就くために学校で勉強する必要があります。人気がある職業としては、看護師や会計士などが挙げられます。

このSOLにはかつて「歯科技工士」の名前もあり、永住権を取るために歯科技工士の勉強をする人がたくさんいました。日本人でも、これを選ぶ人は多かったようです。しかし、歯科技工士は2016年の7月にSOLから外されてしまったのです。

そのため、現在は歯科技工士になっても技術独立永住権を申請することはできないのです。勉強中だった人にとっては、本当に悲劇ですよね…。別の方法で永住権を取れる可能性はもちろんありますが、それでもショックだったことでしょう。

オーストラリアの永住権について調べていると、歯科技工士という言葉に出会うことがあると思います。しかし、それは歯科技工士がSOLに掲載されていた時代の情報。現在のSOLは、オーストラリア政府のホームページから確認すると間違いありませんよ。

SOLに関しては、いつどの職業が外されるかを予測することはできません。長い間そろそろ外れるだろうと言われながら、いつまでも残っている職業もあります。逆に、思いがけないタイミングでSOLからなくなる職業もあります。

オーストラリアの永住権を取るのであれば、スポンサーが必要ない技術独立永住権は理想的だといえます。しかし、どれだけ努力をしたとしても、絶対に永住権が取れるという保証はどこにもありません。技術独立永住権を目指すのであれば、万が一の場合も想定しておくことをおすすめします。

おまけ:オーストラリアのワーホリの年齢制限が上がる!?

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現在、オーストラリアの年齢制限を引き上げるという案が出されているようです。今までの年齢制限は、他の国々と同じ30歳でした。しかし、これを35歳に変更するとのこと。30歳を過ぎてしまったけれど、ワーホリに行きたい…という人にとっては、朗報ですよね!

しかし、現在はあくまでも政府から案が出されただけ。これが正式に決定されるか、またいつ決定されるかは誰にもわかりません。すでに決定しているかのような書き方をしているサイトもあるようなので、気をつけてくださいね。

30歳ギリギリでワーホリを考えている人は、早めに行動することをおすすめしますよ!

常に最新情報を仕入れてください。

ここでは最近変わった法律についてご紹介しましたが、これから変わることもたくさんあるはずです。大切なのは、最新の情報を素早く手に入れること。そのためには、エージェントなどプロを頼るのが一番です。

また、ネットで調べる場合には信頼できるソースかどうかを必ず確認しましょう。

古い情報を鵜呑みにしてしまうと、どこかで痛い目に遭うこともあるかもしれません。

そうならないためにも、正確な情報を収集するよう心掛けましょう!

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【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

当サイトに不定期で寄稿しているゲストライターさんの記事です。

様々な職業や経験を持ち合わせた方から寄稿頂いているので、ぜひチェックしてみてください。

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