世界の大学ランキングなどを発表しているQSという会社が、毎年「The QS Best Student Cities 2017」というランキングを発表しています。今回は、留学希望者にとっても気になるその最新ランキングについてお話しします。

留学先都市ランキングとはどんなランキングなのか?

フィリピンの都市は何位?留学先都市の世界ランクが発表されました!

この留学都市ランキングは、世界の大学ランキングを発表しているQSという会社が、世界の大学の125都市の魅力度を様々な角度から評価してランクを付けたものです。

大学には留学を考えていない人にとっても、学生に優しくて住みやすい都市は魅力があると思います。

どのようにランクを決めているか?

QSによると下記の6つの分野の評価からランクを決めています。

フィリピンの都市は何位?留学先都市の世界ランクが発表されました!

1のStudent Mixというのは、どのぐらいの国籍の学生が集まっているかということです。日本から留学生としてその年に住むことを考えれば、いろんな国の留学生が生活している、つまり外国人に優しい都市の方がいいですよね。

2のDesirabilityというのは、住みやすさや街としての魅力の度合いを示しています。

3番目のEmployer Activityは、企業による採用活動がその年においてどのぐらい活発なのかということです。

4番目はAffordabilityで、これはその都市の物価だけでなく、そこにある大学の授業料の高さも含まれたものです。

5つめのRankingsはその都市にある大学の世界ランク。

そして6つ目はStudent Viewで、これは世界にいる18,000人の学生へのオンライン調査の結果に基づいて、その都市の生活様式や留学経験などの評価をしたものです。

2017年の人気留学先都市ベスト10

そして上記の6つのカテゴリーの評価を数値化して順位をつけた中で、2017年の上位10番目までにランクインされたのが以下になります。

フィリピンの都市は何位?留学先都市の世界ランクが発表されました!

今年は過去4年にわたって1位だったフランスのパリを抜いて、カナダのモントリオールが1位になっています。

カナダは1位のモントリオールだけでなく、昨年13位だったバンクーバーも今年は10位にランクを上げています。実は11位にランクされたカナダのトロントも昨年より順位を上げています。

それと対照的なのはオーストラリアの都市で、昨年は2位だったメルボルンは今年は5位と大幅に順位を落としています。シドニーは13位なのですが、こちらも昨年より順位を落としていて、オーストラリアの都市は今年は軒並み不調でした。

原因はAffordabilityのカテゴリーで軒並み順位が悪かったからだと分析されています。為替レートの関係などがあるのかもしれませんね。

留学先として存在感があるイギリスでは、ロンドンが昨年の5位から順位を上げて3位に入っています。これはBrexitの影響で米ドルに対して英国ポンドが弱くなったので、Affordabilityのスコアが挙がったからだと分析されています。

日本は昨年3位だった東京が、7位に順位を落としていますね。同じアジアのソウルは昨年の10位から、東京を抜いて4位にランクインしています。10位より下ですがアジアの都市では11位に香港、13位にシンガポールが上位に入っています。

日本からは東京の7位の次に13位で大阪・京都・神戸(3都市を一つの都市としてエントリー)が入っています。

ベスト10都市がどんな都市なのかビデオで見てみよう

上記10の都市のイメージを紹介した1分39秒のビデオです。

ビデオを見るとどこも素敵な都市ですね。私はこのベスト10の中の都市は、ベルリンとミューヘン以外すべての都市に訪問したことがあります。しかも全て留学の仕事で、その都市の国際会議に出たり学校訪問をしています。

今回1位になったモントリオールは確かにコンパクトだし、さほど物価も高くないし、フランス文化と英国文化が混じり合った国際都市でした。ケベック大学やモントリオール大学など世界的な有名な大学もあります。実際、留学しやすいだろうなと実感しました。

2位のパリ、3位のロンドンなど大都市は歴史や文化の魅力は素晴らしいですが、個人的にはモントリオールやボストンのようなコンパクトで落ち着きのある街の方が留学生活に向いているのではないかと思います。

因みにフィリピンからはマニラが89位にランクインしていました。残念ながらバンコクやクワラルンプールやニューデリーより順位はだいぶ下でした。でも、もし英語留学先の世界ランクがあったらセブは上位にランクインされるかもしれませんね。

【番外編】星野のおすすめ英語留学先都市(大都市以外)

QSの都市ランキングは前述した6つの指標からランクされていますが、20年以上毎年数千人の日本人留学生を世界に送り出し、自らも世界の各都市にある600校以上の学校を視察した私自身の経験から見つけた、意外に日本で知られていないが留学先としては適している都市をいくつかご紹介します。

私の選定基準は「コンパクトな中都市」「安全」「気候がシビヤにならない」「物価が高くない」「交通の便が悪くない」「語学留学生でも安心」などになります。

アメリカ ポートランド

ポートランドはアメリカ西海岸のカリフォルニア州の上にあるオレゴン州の都市です。最近は環境にやさしい都市として世界でも有名。オレゴン州はSale Taxがないのでお得です。
▶︎Wikipedia

ポートランド紹介ビデオ

カナダ ビクトリア

ビクトリアはバンクーバーがあるブリティッシュ・コロンビア州の州都です。イギリスの影響を受けた街並みで花が至る所にある素敵な街です。別名ガーデンシティといわれています。
▶︎Wikipedia

ビクトリアの紹介ビデオ

イギリス ブリストル

ブリストルはロンドンの西部169キロ(列車で1時間半)に位置している港街です。イギリスで8番目に大きな都市になります。美しい自然と歴史的な建物が混在する街です。
▶︎Wikipedia

ブリストルの紹介ビデオ

オーストラリア アデレード

アデレードは南オーストラリア州の州都です。温暖な気候に美しい街並みを持つこの街は、学園都市としても有名です。ワインの産地としても世界に知られています。
▶︎Wikipedia

アデレードの紹介ビデオ

▶︎留学先都市世界ランキング参考ページ

国際教育事業コンサルタント
星野達彦

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表
星野 達彦

国際教育事業コンサルタント
1960年東京生まれ。1986年から留学事業のキャリアを積み、25年以上の経験の中で数多くの留学カウンセリングや大学・政府関連機関主催の留学イベントなどので講演をこなす。海外での多くの国際会議に参加するとともに世界の600校以上の学校を視察している。

著書に「こうすれなれる留学カウンセラー」、「英語はアジアで学べばうまくいく」がある。

2013年 厚生労働省委託事業「勤労青少年の国際交流を活用したキャリア形成支援事業」委員長
一般社団法人JAOS留学協議会事務局長
日本認定留学カウンセラー協会(JACSAC)代表幹事
国際教育事業コンサルタント ライジング・スター代表 

ブログ:留学カウンセラー・国際教育事業者向け情報ブログ
http://ryugakuth.blog.fc2.com/
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