みなさん御機嫌よう。

近頃は、通信技術と移動手段の発達によって情報や人のグローバルな移動が頻繁に行われています。ボーダレス化が進む社会の中で日本人も英語習得の必要性がますます高まってきていますね。

英語習得の必要性が高まるにつれて、語学留学をする人も増えてきました。欧米英語圏への留学と比較して、費用の安さと日本からのアクセスの良さからセブ島留学が過去10年ほど人気を博しています。

セブ島留学の利用者が増えるに従って、留学する人のタイプも多様性を見せています。大学生から社会人、またはシニアの方まであらゆる人がセブ島へ英語学習に訪れる昨今、新たに注目されているのが主婦層です。

主婦層の留学ニーズ

一昔前まで、留学といえば学生が在学中に行くものという印象が強かったと思います。

しかし、社会の変化に伴い、社会人や親子での留学も広く浸透しつつあります。そんな中、主婦の留学ニーズも広がってきました。

働き方や生活スタイルの多様化が進むにつれ、主婦の立場も人それぞれ変わっています。一口に『主婦』といっても、専業主婦の方もいれば、お仕事を持っている方、また子育てしつつお仕事もされているワーキングマザーなど、そのスタイルは人それぞれに多様化しています。

最近では育児と両立しながら MBA を取得し第一線で活躍される方もいますし、時間をフレキシブルに使うためフリーランスとして翻訳の仕事をするなど、英語を活用して仕事をされる主婦の方が多くいます。

こうした事情が、主婦の方々の間で留学を希望する人が増えている要因として考えられます。

でも国際化が進む社会情勢の中、キャリアとか云々ではなく、純粋に「英語を学びたい!」という人が増えたという一面もあるのではないでしょうか。

留学によるメリット

主婦層が留学する理由としては人それぞれ様々な理由があるでしょう。先ほども述べたように趣味で英語を身につけたい人もいれば、仕事で英語力を求められる場合、さらに子供に英語を教えたいなど、色んなケースが考えられます。

その中でも主婦がわざわざ留学するメリットとしては、仕事に関連したものが多いようです。

引用元:内閣府男女共同参画局 平成29年版データ

内閣府男女共同参画局の調査でも明らかなように近年では共働きの世帯数が、「男性雇用者と無業の妻から成る世帯」(=つまり、旦那さんが働いて妻が専業主婦の世帯)を大幅に上回っています。今は結婚後も何らかの仕事をする女性が多いのです。

仕事をしている既婚女性の場合、フレキシブルに働けるスタイルを好むためパートや派遣労働といった形態を選択する人が多く見られます。しかし、自分の思い通りの勤務時間で働ける職場を見つけるのはそんなに簡単ではありません。

また、正社員として働いている既婚女性の場合でも、育児休暇を取得したのち職場へ復帰すると、「非主流」の部署や業務などに配属され、転々と部署をめぐるケースがよく聞かれます。

仕事も家庭も大切にしたい主婦としては、子育てや家族のための時間を大切にしながらも仕事もやりがいを感じて取り組みたいと思っています。

そんな時、仕事の幅や選択肢を広げるのに役立つのが、実は英語力です。

出典:「上場企業における英語活用実態調査」報告書(国際ビジネスコミュニケーション協会)

『上場企業における英語活用実態調査 報告書』(国際ビジネスコミュニケーション協会)によると、上場企業の実に75%は、何らかの業務や部門で英語を使用する必要があると回答しています。

出典:第4回「ビジネスパーソン1000人調査」(英語力) (日本能率協会グルーープ)

その反面、外国人と仕事をする上で英語でのコミュニケーションが必要と考えるビジネスパーソンは約4割(37.2%)ですが、実際に英語でコミュニケーションできるビジネスパーソンは1割(12.4%)に止まっています。

つまり、ビジネスで英語を使用するニーズは高いものの、実践できる人材はまだまだ少ないのです。ここにチャンスがあります

派遣社員などの非正規雇用の場合でも TOEIC のスコアが 650 点以上ある人材が業界を問わず求められています。また、フリーランスの場合でも、英語力を活かすことで翻訳業務など自宅でも勤務可能な仕事をすることができます。

このようにフレキシブルな働き方を好む場合は、英語力が仕事の選択肢の幅を広げる点でひとつの助けとなるのです。

主婦の留学を阻む要因トップ3

そうはいっても主婦の海外留学ってハードルが高そうに思えます。ただでさえ家事や子育て、仕事などで多忙なのに加え、日本を離れて海外へ行くということも留学を躊躇させる要因となります。

ここで、主婦が抱える留学への3つのハードルを考えてみましょう。

◆主婦が留学を躊躇する3つのハードル

1.仕事


前述のデータでも示した通り、近年は共働き世帯が「男性雇用者と無業の妻から成る世帯」の数を大幅に上回っており、仕事を持っている主婦の方々が大勢います。

そもそも誰もが抱えている仕事で忙しいのが現実です。そのため、留学のために仕事を休む暇がないかもしれません。もっともこれは社会人であれば誰でも当てはまることと言えるでしょう。

しかし主婦の場合、離職して留学すると帰国後に職場復帰するのが難しいようです。前述のように、戻ったとしてもいわゆる「非主流」の業務を担当することが多くなると言われています。家族との時間を十分に取れるようなフレキシブルに働ける職場だった場合、そこに復帰できないのは大きな犠牲と言えるでしょう。

2.子育て


小さなお子様を持つ主婦の場合は、何かにつけて子育ての時間がとても重要なものとなります。すべてのことがお子様の状況を優先して決定されるでしょう。

最近では「イクメン」がもてはやされているものの、それでも母親としての負担は父親より大きいと感じている女性が圧倒的に多いのが現状です。お子様を日本に残して留学するのは難しいと感じるのも当然だと言えます。

3.家族の理解


最大のハードルはこれかもしれません。留学をすることへの理解を得ることが難しいという面より、むしろ日常の仕事や家事の負担について旦那さんなどの理解を得るのが難しいと感じる方が多い様です。

川崎市男女共同参画センターの事業で多摩大学がまとめた『「女性のワークライフバランスの阻害要因に関する研究」報告書』によれば、共働きの世帯が増えたと言っても、家庭や職場において「男性のほうが優遇されている」と感じている女性が圧倒的に多いことがわかります。

短期的なワークライフバランスを阻害するのは、どのようなワークスタイルであっても、家事や子育ての負担である。それを最も身近でサポートするはずの夫の無理解や、 曖昧な役割分担は、結局は、女性へのしわ寄せとなる。

出典:「女性のワークライフバランスの阻害要因に関する研究」報告書(多摩大学総合研究所)

留学を実現するには、こうしたハードルをひとつひとつ取り除く努力が必要です。

主婦でもできる。セブ島留学を実現する3ステップ

そんなハードルが高そうな主婦の皆さんでも工夫次第で留学をより身近なものとすることができます。主婦の多くが抱えるこうしたハードルを取り除いていくためにどの様なことができるのでしょうか。

「育児は仕事の役に立つ」(光文社新書)の著者である浜屋 裕子 氏と中原 淳 氏は、育児を抱えるワーキングマザーの負担軽減のについて、つぎの3つのステップを提唱しています。

1.ふりかえる
2.見なおす
3.やってみる

では、この3つのステップを具体的に見てみましょう。

1.ふりかえる

共働き育児では、夫婦そろって毎日がバタバタとした忙しさに追われがちです。そうすると、夫婦それぞれに問題や不満があっても共有する機会が減ってしまいます。

そのため、夫婦で現状をふりかえることが大切とのことです。お互いの日課、家事や育児をどれだけやっているかを書き出すなど「見える化」してお互いに共有することができます。そうすることで、お互いのタスクを客観的に把握することができ、お互いがどのような負担を抱えているかがわかります。

また、この過程で「〜すべき」と主婦が陥りがちな思い込みが払拭されることもあるそうです。「どんなに忙しくても旦那さんと子供の朝食は私が作るべき」と思っていたところ、旦那さんとしては「忙しい日は適当に自分で食べるよ」と、実はやらなくても良いことなどが洗い出されることがあるそうです。

2.見なおす

夫婦で現状のふりかえりをした上で、日々の事柄を見なおすことができます。
毎日の食器の片付けやゴミ出しなどの役割を誰がやるのか、育児のあらゆる面を誰がやるのが適しているのか、といった役割分担を見なおしてみる。また、実家の両親など他人の力を借りることを検討できます。

また、子供の教育方針をどうするか、そもそも今の仕事を続けるべきか、引越しをしたほうが良いかなど、様々な「前提条件」を対象とした高レベルな見なおしが必要になることもあります。

3.やってみる

そして、なんでも気軽にやってみることが大事とのことです。

家事や育児は、基本的に試行錯誤の繰り返しです。そのため、家事サービスやベビーシッターなども気になったらまず一度試してみる。試した上でそれらのサービスを今後も利用するか決めれば良いのです。

正解を決めつけず、トライ・アンド・エラーを繰り返していくのが良いとのことです。

◆3つのステップを留学に当てはめてる

では、これらのステップを留学を検討する場合に当てはめてみましょう。

まず、(1)「ふりかえる」については、仕事や家庭でのタスクをよく整理して家族で共有することができます。それにより、留学する場合に職場や家庭内でどのような影響が出るのかが具体的にイメージできますし、そもそも自分一人で抱え込む必要のないタスクなどが洗い出されるかもしれません。

その上で、(2)「見なおす」のですが、現状をふりかえった結果、家事の役割を変更することができるかもしれません。また、そもそも長期留学でなければいけないのか、仕事を辞めなければいけないのか、子供を日本に残して行かなければいけないのかといった、そもそもの「前提条件」を見なおすことができるでしょう。

そして、最後に(3)「やってみる」。留学してみたいと思ったら、まずは実際に1週間程度の短期間で留学してみると良いでしょう。

◆実際にできるのはフィリピン留学だから

Costabella|ビーチ
これらの3つのステップを実際に実行できるのは、現在のところフィリピン留学が最適と言えます。

フィリピン留学の特徴は、欧米先進国と比較して低価格の留学費用、日本からのアクセスの良さ、時差の影響がごく僅か、といった点が挙げられます。

フィリピン留学であれば、仕事を辞めることなく、短期間での留学ができます。わずか1時間の時差であれば、現地滞在中に家族や職場と連絡を取ることも容易です。また、親子留学の受け入れも盛んなので、お子様と一緒に留学することもできます。

最近では親子留学を超え、赤ちゃんと一緒にママが留学するプログラムを提供する会社も出てきました。このプログラムはお手伝いさんを提供したり、赤ちゃんや子供向けも通える現地の学校の紹介も同時にしており、年々客数を伸ばしているようです。

ママ・赤ちゃん留学はこちらをご参照ください。
http://mama-ryugaku.com/

つまり、留学についてのネガティブな「前提条件」を見なおすことができるのです。

また、留学は人生の大きな決断と言えますが、留学費用が比較的安いフィリピン留学ではそのハードルを下げることができます。まずは1週間程度の留学をしてみて、自分に合うか、家族や職場にどれだけ負荷がかかるのかというのを試すことができます。

試した結果、後日、本格的な留学を検討しても良いですし、1週間の留学を何度か繰り返すということもできるでしょう。まさにトライ・アンド・エラーを実践しやすい条件が整っていると言えます。

まとめ

主婦の方々は、子育てや家事、仕事を抱えて毎日忙しい日々を過ごしています。

日本でも英語の必要性が高まる昨今、フィリピン留学によってあらゆる人が語学留学へ行ける時代となりました。その中で、主婦であるという理由で留学の機会を逃すのはもったいないと言えるかもしれません。

主婦の方でも3つのステップによって、留学のハードルを下げることができます。それも、時差が少なくてアクセスも良いフィリピンならではのこと。

親子留学の受け入れ実績が豊富なフィリピン留学であれば、お子様と一緒の留学も可能。そして、欧米と比較して費用を低く抑えることのできるフィリピン留学であれば、「やってみる」の精神で短期の留学から試すこともできるでしょう。

フィリピン留学を通して、あらゆる立場の人がもっと気軽に英語を学ぶ機会を得ることができればと願います。

もし、主婦であるがゆえに語学留学を諦めかけているのであれば、この3ステップを試してみてはいかがでしょうか。

■こちらの記事も参照:

【短期親子留学】留学費用重視はセブ島へ 1ヶ月でこの金額

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表
原山 雅行

CoReDi Connection 代表
・ファイナンシャルプランニング
・企業マーケティングコンサル
moro moro project 代表
・台日友好音樂會「音繋」主催

大手旅行会社で営業職を務めた後、2004年に渡英。英国のホテルで約2年にわたり多国籍のスタッフとともに働く。
帰国後、大手金融機関の新規事業部立ち上げに参加。企業のM&A、海外進出支援、CO2削減の取り組みなど多種にわたる事業に従事。上場企業の社長・役員に直接コンタクトを取り、電話&メールのやり取りだけで3ヶ月で2億円を売り上げ話題に。

その後、検索エンジンで有名な米国大手IT企業の新規プロジェクト立ち上げにスーパーバイザーとして参加。新製品の日本市場導入準備を担当、のちに法人向けクラウドウェアサービスを担当し、再び多国籍のスタッフとともに働く。

2015年に渡比。
2017年までセブ島の韓国系、日系の語学学校マネージャーを歴任。

現在はセブを拠点に東京、台北などで複数のプロジェクトを手がける。

Blog: 【日刊セブ便り】常時更新中ですのでよかったらご覧ください。
https://nikkancebudayori.wordpress.com/

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