みなさん御機嫌よう。

8月も早くも半ば。夏休みを満喫している学生さんもそろそろ宿題に手をつけておかないと後で後悔しますよ。

さて、セブは日本からの観光客と留学生が最も多く訪れる季節となっています。そして、この時期訪れる日本人の方が驚かれるのが、セブは日本より意外と過ごしやすいということ。日本の8月といえば暑さもピーク。蒸し暑い日々が続きますが、セブは比較的涼しい日もあります。もちろん日差しは強いですけどね。

では、今回も気になるニュースをダイジェストでお届けいたします。
今回のニュースは(1)ドゥテルテ政権、大学無償化への挑戦(2)ビサヤ地方の島々が橋で連結される!?(3)え?マニラの出国時のターミナルフィーが無料??(4)ひょっとして「俺セブ」も・・・人気ブロガーはドゥテルテ大統領に会える!? ・・・の4本をお伝えいたします。

みなさんの興味をそそる話題はあるでしょうか。それでは早速ご覧ください。

1.ドゥテルテ大統領、大学無償化法案に署名

http://newsinfo.inquirer.net/920486/free-education-state-universities-and-colleges-takes-effect-next-year-2018-budget

フィリピンの物価は日本より安いということは容易に想像がつくと思います。当然、フィリピン人労働者の賃金も日本と比較するとかなり安いのですが、フィリピンの生活水準では妥当なところ。

ところが、大学進学の諸経費はフィリピン人の水準からはかなりの高額。
そのため、経済的な理由で大学進学を諦めたり、中退するフィリピン人が非常に多いのが現状。大学で勉強できるのは富裕層のご子息と相場が決まっているのです。

そんな折、ドゥテルテ大統領が国立大学の授業料を無償化する法案に署名しました。この法案が成立すれば、フィリピンの国立大学に通う全ての学生が授業料免除という恩恵にあずかります。高等教育の機会が広く国民に開かれるという点で大きな影響があるでしょう。

しかし、大学の費用が無償化されるということはその費用を政府が賄うということ。つまり税金が導入されることになります。セブの交差点に信号機すら取り付けられない財務状況で実現可能なのでしょうか。

政府機関によると大学無償化を実現させるには少なくとも200億ペソ必要だと試算しています。一部からはフィリピンにそのような財政的余裕はないと反対の意見が出ているようですが、そこは庶民のヒーローとして崇められているドゥテルテ大統領。法案を通せばその支持率をさらに磐石なものとできそうです。

情報元:
http://www.afpbb.com/articles/-/3138225

http://newsinfo.inquirer.net/921772/govt-needs-p20b-to-fully-subsidize-free-tuition-ched

2.ビサヤ三島橋で連結!?

http://www.iloilotoday.com/2016/11/iloilo-guimaras-negros-cebu-link-bridge.html

フィリピンは島国です。それは地図を見ても明らかですね。

さて、では数々の島からなるフィリピン共和国。その島数はいったい幾つかご存知ですか。

正解は7,109。
これはインドネシアに次いで世界第2位。それだけ多くの島数を保有する国なのです。

さて、島が多いということはそれだけ各地域が海に隔てられているということ。こうした環境は島ごとに異なる文化や自然を生み出し、多様性を育む要因となっています。

しかし、経済的な面を考慮すると海で隔てられた各地域はアクセスが困難。物流の面では大きな痛手となります。そのため、地域ごとの経済格差も生じやすく、かならずしも良い面ばかりではありません。

そんな中、ビサヤ地方の3島、パナイ島、ネグロス島、ギマラス島を橋で結ぶという壮大な計画が進行中だと報じられました。

もともとはアロヨ大統領時代に生まれた構想ですが、現ドゥテルテ政権は今年中に技術調査を進めるつもりのようです。

たしかに、橋で連結されればヒトやモノの行き来が活発化して地域経済の発展の良いきっかけとなるかもしれません。

しかし、橋の建設には莫大な費用が必要です。また、橋の本数や設置される場所によっては、新たな交通渋滞の原因となって物流機能を麻痺させてしまうかもしれません。

セブ島とマクタン島は橋で結ばれていますが、2本しかない橋には自動車が殺到し連日大渋滞を引き起こしています。ビサヤ3島を結ぶ橋も同じ結末にならないように綿密な計画のもとに進めてもらいたいですね。

しかし、何事も計画通りにいかないのがフィリピン。予定通り工事に着工できるのか気になりますね。

情報元:
https://www.nna.jp/news/show/1643079

3.出国時の空港ターミナルフィー不要!?(マニラ:ニノイ・アキノ空港)

http://www.jbsolis.com/2017/03/NO-MORE-TERMINAL-FEE-for-ofws-starting.html

フィリピンに留学する方は覚えておかなければいけないのが、帰国時に空港で『ターミナルフィー』を支払う必要があること。

マクタン・セブ空港では、その金額は 750 ペソ(2017年8月現在)。

ターミナルフィーは現金でのみ支払い可能なので要注意です。帰国直前に日本へのお土産を買いすぎて、現金を使い果たしてしまう人も多いので要注意。フィリピンを訪れた際はターミナルフィーを別に取り分けておくといいでしょう。

さて、マニラの場合はターミナルフィーが 550 ペソ。しかし、航空券に含まれているのか、特に支払いブースに行って現金で支払うという場面に遭遇することは稀です。

そんな中、セブパシフィック航空によると『一定の条件をクリアした乗客はターミナルフィーの支払いが不要』との情報がもたらされました。ええ??そうなの??

報道によると、7月8日以降にセブパシフィック航空の予約アプリを通して航空券を購入した場合は、マニラのニノイ・アキノ空港でのターミナルフィーの支払いが不要なのだそうです。また、今年4月以降、予約ホットライン(電話)やウェブサイトを通して予約した場合も既にターミナルフィーが免除されているそうです。

フィリピンは国外に出稼ぎに行く労働者が多い国ですが、この処置によって海外で働くフィリピン人たちに大きな恩恵があるだろうと見られています。

マニラから帰国する予定の方は注目すべき情報ですね。
願わくば、セブから出国する場合も免除して欲しいですが・・・いつか実現するでしょうか。

情報元:
http://www.gmanetwork.com/news/money/companies/621523/cebu-pacific-says-qualified-passengers-need-not-pay-airport-terminal-fee/story/

4.インフルエンサー:ドゥテルテ大統領に会える??

ドゥテルテ支持の人気ブロガー Mocha Uson 氏。http://newsinfo.inquirer.net/921779/bloggers-influencers-with-more-than-5k-followers-eligible-to-cover-duterte

皆さんは「インフルエンサー」という言葉をお聞きになったことはございますか。

最近、静かにその存在が注目されています。
「インフルエンサー」は、直訳すれば「影響力のある人」ということになるでしょうか。

実は、インターネット上で情報を発信する「ブロガー」や「Youtuber」などで、フォロワーを多く抱えて閲覧者、視聴者に大きな影響を与えることができる人をこのように呼びます。

最近ではこうしたインフルエンサーを企業のマーケティングに利用したり、TV 番組に出演させたりという動きが活発化しています。彼らはもはやブログなどの活動だけで大金を稼げる存在になっています。

実は、何を隠そう『俺セブ』もインフルエンサーに注目しています。

こちらを参照:【無料招待】月間10万PV以上のブロガー限定!有名語学学校がフィリピン留学を無料で招待!

さて、その過激な発言や犯罪対策の強硬な姿勢で国民から圧倒的な支持を集めるドゥテルテ大統領。

なんと、その大統領への取材許可をフォロワー5000人以上の人気ブロガーに与えると関係筋が発表しました。条件は18歳以上であること、またフォロワー数が5000人以上であることだそうです。

当然、プロのジャーナリストたちは反発。ブロガーの情報はきちんと裏取りされているわけではないので、誤った情報を発信していることも多く、それが『フェイクニュース』の発信源になると危惧する声もあります。

その上、ブロガーは誤った情報を発信してしまった場合でも特に責任を求められることもありません。

しかし、ドゥテルテ政権は大衆の人気に後押しされているのも事実。こうした、一般に人気のあるインフルエンサーに取材許可を与えることで「一般に開かれた政権」をアピールする狙いが透けて見えます。

一般ウケする政策を次から次へ発表する。ポピュリズムの台頭を象徴する出来事ですね。

ところで、『俺セブ』も月間40万PVを誇るブログメディア。ひょっとしてドゥテルテ大統領の取材許可もらえるかも???

情報元:
http://www.afpbb.com/articles/-/3138888

まとめ

いかがでしたか。
今回は比較的フィリピンの『現状』が改善に向かって変化する話題を多く取り上げました。

まだまだ日本と比べると社会制度の不備などが目立ちますが、ドゥテルテ大統領は国民の生活向上に力を注いでいることがわかります。特に大学の無償化などは日本でも導入して欲しい制度ですね。

ただ、こうした取り組みがなかなか計画通りに進まないのもフィリピン。
今後の展開がどうなるのか、これからも注目していきたいと思います。

それではまた次回。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表
原山 雅行

CoReDi Connection 代表
・ファイナンシャルプランニング
・企業マーケティングコンサル
moro moro project 代表
・台日友好音樂會「音繋」主催

大手旅行会社で営業職を務めた後、2004年に渡英。英国のホテルで約2年にわたり多国籍のスタッフとともに働く。
帰国後、大手金融機関の新規事業部立ち上げに参加。企業のM&A、海外進出支援、CO2削減の取り組みなど多種にわたる事業に従事。上場企業の社長・役員に直接コンタクトを取り、電話&メールのやり取りだけで3ヶ月で2億円を売り上げ話題に。

その後、検索エンジンで有名な米国大手IT企業の新規プロジェクト立ち上げにスーパーバイザーとして参加。新製品の日本市場導入準備を担当、のちに法人向けクラウドウェアサービスを担当し、再び多国籍のスタッフとともに働く。

2015年に渡比。
2017年までセブ島の韓国系、日系の語学学校マネージャーを歴任。

現在はセブを拠点に東京、台北などで複数のプロジェクトを手がける。

Blog: 【日刊セブ便り】常時更新中ですのでよかったらご覧ください。
https://nikkancebudayori.wordpress.com/

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