みなさん御機嫌よう。

セブおよびフィリピンの最新情報をお伝えする『最新トピック』。
今回も気になるニュースをダイジェストでお届けしたいと思います。

今回取り上げるのはフィリピン長者番付消費者景況感世界一ポケモン作戦ってなに?Uber の苦境の4項目。それでは、最新のフィリピン情報を見てみましょう。

1.フィリピン定者番付ベスト10! 誰が一番お金持ち?

http://bworldonline.com/dutertes-infrastructure-devt-drive-impacts-philippine-tycoons-fortunes/

物価が安くて庶民の所得も低いイメージのフィリピン。しかし、貧富の差が激しいフィリピンでは持っている人はとてつもなく持っているのです!

先日、米経済誌の Forbes が2017年のフィリピン人億万長者のリストを発表しました。昨年の21名から人数こそ減少したものの、今年も18名の資産家が「億万長者」としてカウントされています。

そのなかでも断トツの資産額を誇るのがヘンリー・シー氏
シー氏はあの SM モールを含む SM グループを率いる大実業家。その資産額はなんと180億ドル(ペソじゃないよ)! 日本円に換算すると約1兆9700億円・・・って桁違いですね。10年連続で長者番付1位に輝いているのも頷けます。

昨年より資産を増やした資産家のうち7名は、建設や不動産開発などに積極的に取り組んでおり、フィリピン政府のインフラ整備推進政策の恩恵を受けた形と言えます。

しかしながらドゥテルテ政権の発足以降、資産を減らしている資産家もいます。タバコビジネスを展開しているルシオ・タン氏(4位)は、フィリピン全国規模の禁煙政策によって昨年より資産額が減少しており、ソフトドリンクビジネスを展開するアフフレッド・ヤオ氏(25位)も「加糖飲料税」導入の影響で昨年より 26% も資産額を減らしました。

庶民の味方として脚光を浴びるドゥテルテ政権は、「金持ちだけが儲かる」現在のシステムを変えることが期待されています。しかしそれは同時にこうした大資産家たちにとっては脅威となり得るかもしれません。

それでもこんな大金持ちがフィリピンにいるんですね。少し分けて欲しいなぁ・・・。

ちなみに今回の長者番付1位から10位は以下のとおりです。

https://www.nna.jp/news/show/1653304

情報元:http://bworldonline.com/dutertes-infrastructure-devt-drive-impacts-philippine-tycoons-fortunes/

2.世界で一番楽観的?フィリピン消費者景況感

http://bworldonline.com/filipinos-among-worlds-confident-consumers/

先日、世界最大のリサーチ会社であるニールセン(米)が2017年第二四半期の消費者景況感(CCI)を発表しました。

消費者景況感:Consumer Confidence Index
2005年に開始されたニールセン消費者景況感調査は、63カ国で四半期ごとに地域の雇用 見通し、個人の経済状況、短期的な購買意欲に関する消費者の意識を調査しています。消費 者景況感の水準がベースラインの100を上回る場合は楽観傾向を、下回る場合は悲観傾向を それぞれ意味します。

出典:ニールセンプレスリリースより

今回の調査の特徴として、全世界的に消費者景況感が改善の兆しを見せていて、消費意欲が高まっているようです。

とくに、アジア太平洋地域の消費者景況感が高まっており、ベスト10のうち6カ国がアジア太平洋地域の国です。そのなかで、フィリピンが見事第1位に輝いています。

フィリピンは右肩上がりの経済成長が続いているため、一般市民の間に今後も景気が上向きになるという心理が働いているようです。それにドゥテルテ政権になってから犯罪の取り締まり強化、税制改革、インフラ整備など目に見える形で変化が訪れているのも将来を楽観視する要因となっているかもしれません。

ただ個人的には、フィリピン人はもともと楽観主義者が多いし、お金がなくても購買意欲(物質欲?)が高いのでそれが調査結果の指数を押し上げているんじゃないかという疑念が・・・

でもフィリピン人の消費者景況感が高いという事実は、フィリピンでビジネスをする人には大きなチャンスともなりますし、その結果としてフィリピン経済を潤すという好循環が生まれることにもつながります。

今後のフィリピンがどのような展開を迎えるのか、楽しみですね。

情報元:http://bworldonline.com/filipinos-among-worlds-confident-consumers/

3.ポケモン作戦で150人以上逮捕ってなんのこと??

http://www.pokemon.co.jp/ex/pika_event/point/

先週、セブ市では警察の大掛かりな作戦で153人もの犯罪者を一斉に検挙しました。

その作戦名は「 Oplan Pokemon 」。

Oplan はおそらく辞書を調べても載っていないかもしれませんが、この場合は「 Operational/Operations Plan 」、つまり「作戦計画」と言ったところでしょうか。「ポケモン作戦」・・・ってどういうこと??

もともとこの作戦は違法薬物関連の容疑者を検挙するために発足しました。しかし、なぜ「ポケモン」なのでしょうか。

予想された方も多いかもしれませんが、この作戦名はあの昨年大ヒットしたスマホゲーム、「ポケモン GO」からヒントを得ています。つまり、ポケモンを見つけるためにみんなが街に繰り出してあちこち探索したように、警察が街の隅から隅まで巡回して犯罪者を見つけ出そうというもの。まあ、単純といえば単純ですが、このネーミングの方が警察官のモチベーションが上がるのだとか・・・。

今回行われたポケモン作戦では、違法薬物の他に、違法賭博、銃の違法所持、窃盗、児童虐待、殺人などの容疑者を検挙しています。この大掛かりな作戦は、一般市民が違法行為に手を染めるのを抑止する効果も期待されています。

ちなみにこの作戦で犯人を捕まえた警察官はやっぱり「ゲットだぜ!」って言うのかしら?

情報元:http://cebudailynews.inquirer.net/144726/150-arrested-weeks-oplan-pokemon

4.Uber さらなる試練。プロジェクトが暗礁に?

http://www.gregorybufithis.com/wp-content/uploads/2017/05/Uber.jpg

営業許可を持たないドライバーを継続して受け入れていたとして、現在一ヶ月の業務停止命令を受けている Uber。利用者としては不便極まりない今日この頃です。

そんな Uber にまたも厳しい試練が訪れています。

陸上交通許認可規制委員会(LTFRB)は、Uber とマニラ首都圏のパシッグ市の間で進めていた「Uber-Pasig Bus」プロジェクトを延期するよう命令されました。

9月10日にスタートする予定だった同プロジェクトは、パシッグ市のすべてのバスの現在位置を Uber のアプリで見られるようにするもので、バス利用者にとってはバスの待ち時間を予測したり、他の交通手段を利用すべきかの判断材料になるもとして期待されていました。

昨年6月、パシッグ市は330万ペソにおよぶバスサービスの提供を通勤者向けに開始し、ビジネスエリアの交通量や大気汚染の削減を目指しました。同市のバスサービスは無料で提供されているため、Uber のアプリを使用しても「予約や支払い」は発生しないとされています。

LTFRB は同プロジェクトの延期に加え、一ヶ月の営業停止の代わりに罰金を払うという Uber 側の要請を許可する方針を打ち出しています。しかし、その額はすでに支払った罰金の19倍におよぶ1億9千万ペソ。Uber の苦境はまだ続きそうです。

しかし、利用する私たちとしては早く便利な配車アプリが使えるようにしてもらいたいものですね。

情報元:http://newsinfo.inquirer.net/925857/ltfrb-uber-transportation-network-companies-tncs-aileen-lizada-uber-pasig-bus

5.まとめ

あっという間に8月の留学・観光ピークシーズンが終わろうとしています。
フィリピンは景気も上向いて、犯罪撲滅の動きも強化されてどんどん暮らしやすいところとなっています。(ポケモン作戦というネーミングはどうかと思いますが・・・)

相変わらずセブの渋滞はひどいですが、それも自動車を持てる市民が増えた証拠。政府レベルでのインフラ整備も進んでいるので、今後の改善が期待できますね。

そんな変化の激しいフィリピン、セブの様子を今のうちに目に焼き付けておくのもいいかもしれません。9月から秋に向かって次第に気温が下がる日本と比べてセブは一年中暖かいので、9月以降にセブへ留学に来るのがいいかもしれませんね。

ぜひ実際にセブに来てみなさんの目で最新のフィリピンを感じてみてください。

それではまた。

【まとめ】セブ島にある有名・評判な語学学校の一覧表

CoReDi Connection 代表
・ファイナンシャルプランニング
・企業マーケティングコンサル
moro moro project 代表
・台日友好音樂會「音繋」主催

大手旅行会社で営業職を務めた後、2004年に渡英。英国のホテルで約2年にわたり多国籍のスタッフとともに働く。
帰国後、大手金融機関の新規事業部立ち上げに参加。企業のM&A、海外進出支援、CO2削減の取り組みなど多種にわたる事業に従事。上場企業の社長・役員に直接コンタクトを取り、電話&メールのやり取りだけで3ヶ月で2億円を売り上げ話題に。

その後、検索エンジンで有名な米国大手IT企業の新規プロジェクト立ち上げにスーパーバイザーとして参加。新製品の日本市場導入準備を担当、のちに法人向けクラウドウェアサービスを担当し、再び多国籍のスタッフとともに働く。

2015年に渡比。
2017年までセブ島の韓国系、日系の語学学校マネージャーを歴任。

現在はセブを拠点に東京、台北などで複数のプロジェクトを手がける。

Blog: 【日刊セブ便り】常時更新中ですのでよかったらご覧ください。
https://nikkancebudayori.wordpress.com/

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