ここ数年、セブではコワーキングスペースが注目を集めています。
これまではマニラを中心に広がりを見せ、セブではまだまだ認知度が低い状況でした。

しかし、ここにきて日系資本によるコワーキングスペースがオープンするなど、にわかにセブエリアにおいても広がりを見せてきました。インターネット環境が決して良いとは言えないセブで、安定した高速 WiFi を利用できるコワーキングスペースが利用できるのはありがたいことです。

詳しくはこちら:【厳選】Wifi サクサク!? セブ市内おすすめコワーキングスペース 4選

さて、今回新たに日系資本による大規模なコワーキングスペースがマンダウエ市にオープンしました。早速現場を取材してまいりましたので、ご紹介したいと思います。

1.The Company CEBU:マンダウエ市に新たにオープン

これまで、セブエリアでのコワーキングスペースといえば、セブ市内に集中していました。IT パークやセブ・ビジネスパーク、そしてキャピトルエリアを中心にセブ市内の人が集まる便利なエリアにコワーキングスペースが出店している反面、周辺エリアのマンダウエ市やマクタン島に住むユーザーにとっては若干遠いのが難点でした。

そんな折、去る12月1日についにマンダウエ市に大規模なコワーキングスペースがオープンしました。それが「 The Company CEBU 」です。

The Company CEBU は福岡を中心にシェア・オフィス、コワーキングスペースを展開する「ザ・カンパニー」の3店舗目にして初の海外拠点となります。

このセブの地を中心に日系企業だけでなく、フィリピンの現地企業やフリーランスにも積極的にアプローチをかけ、ベンチャー企業やフリーランスの方々の海外進出のサポートを目指しています。

2.アクセス

まずは、オフィスまでのアクセスについてご紹介しましょう。

The Company CEBU があるのは、マンダウエ市の「 AS フォルチュナ通り」と呼ばれる幹線道路から一本路地を入ったところにある「 JDN 」という複合ビルの中に店舗を構えています。


場所を記した上記の地図をご参照ください。


AS フォルチュナ通り沿いにある「 The Space 」(ジョリビーが目印)と「 design center 」という二つの複合施設の間にある路地を入り、奥へと進みます。


すると、3分ほど歩いたところで右手にお目当の「 JDN ビル」が見えてきます。


この建物の敷地内を奥へ進んでいくと、The Company CEBU の入り口が現れます。

なお、敷地内の別の建物には日本人経営のカフェ「 GO GO CAFE 」もあるため、セブ在住の日本人にはよく知られた場所と言えます。もしセブに長く滞在している留学生や知り合いの日本人がいれば聞いてみると良いでしょう。

こちらも参照:【GOGOCAFE】セブ島の幻の路上販売のカツサンド屋がカフェオープン!

3.オフィスの様子

それでは早速、オフィスの中へ入ってみましょう。

3-1.広大な共有スペース


オフィスに入ってまず最初の印象はその広さ。一般エリアとして誰もが利用できる共有スペースは 60 人収容のキャパシティを誇ります。

この広いスペースであれば、フリーランサーやスタートアップ企業のスタッフなど、セブで活躍する様々な人が大勢集まることができるでしょう。そこから新たな出会いが生まれ、新しいビジネスチャンスが創造されるかもしれません。


オフィス内にはコーヒーやウォーターサーバーなどが無料で提供されています。電子レンジも利用することができます。


複合機も利用することができます。ビジネスオフィスとしての機能を十分果たしています。


テーブルとチェアだけでなく、ソファ席も数カ所用意されています。作業をするだけでなく、ちょっとした打ち合わせなどを行う場合に便利な空間です。

3-2.アート空間


さて、共有スペースを見渡すと、いたるところにアート作品が設置され、オフィス空間を鮮やかに彩っています。


こちらの作品と先ほどの壁面に描かれていた作品は、地元セブのアーティストが手がけたものです。

The Company CEBU の母体となる会社は、日本でパブリックアートや映像制作、プロジェクションマッピングなど数々のアートプロジェクトを手がけています。そのため、アートの分野には強いのかもしれません。今後、セブで活躍するアーティストたちのイベントなども期待できるでしょう。

3-3.プライベートオフィス


さて、共有スペースとは別にプライベートオフィスの空間も併設されています。二人用スペースが 12 室、四人用スペースが 3 室用意されています。

こちらのプライベートオフィスを利用するには、「プライベートオフィスプラン」を申し込む必要があります。基本的には1ヶ月以上の単位での契約が必要です。そのため「ドロップイン」や「ウィークリー」の各プランのユーザーは残念ながら使用することはできません。

実は、もともとこの半数の部屋数を提供する予定だったのですが、オープニング前からプライベートオフィスの問い合わせが殺到し、急遽増設することになったそうです。ユーザーの期待の大きさが窺い知れます。

なお、オフィスは月曜から金曜の平日のみ営業していますが、プライベートオフィスプランを契約した方は、週末を含め 24 時間 365 日の利用が可能です。


同プラン利用者は、契約時にセキュリティロックに指紋登録することで、営業時間外でもオフィスへの入室が可能となります。

3-4.会議室

会議室は 2 部屋用意されています。「ドロップイン」および「ウィークリー」のユーザーは会議室を利用するのに別途料金が発生します( Room A:PHP 600/時間、 Room B:PHP 400/時間)が、月極め契約である「フリー席プラン」以上の契約の方は、契約内容に応じて一定の時間無料で使用することができます。


こちらの写真の部屋は Room A です。最大8名利用可能な会議室で、大画面モニターを利用することができます。


こちらは Room B です。最大6名での利用が可能です。

3-5.イベント

The Company CEBU では、共有スペースを利用してイベントを開催することができます。


イベントスペースは共有エリアのこちらの一角となります。月曜日から金曜日にかけての平日は1時間あたり PHP 2,500 で利用することができます。


会場にはプロジェクターも設置されているため、映像を使った企画やセミナーなどに利用することができます。

また、週末にはオフィスの共有スペース全体を貸し切ってイベントを実施することも可能です。(料金は要相談)

こうしたイベントを通してセブで活躍する様々な人が集まり、良い出会いが生まれることが期待できます。

3-6.高速WiFi

ちなみに気になる WiFi の通信速度ですが、現場で測定した結果がこちらの画像です。

ダウンロード: 158.39 Mbps
アップロード: 175.30 Mbps

文句無しで高速です。これなら仕事をする上でもサクサク作業がこなせますね。
まだまだ通信環境が整っていないフィリピンで安定した高速 WiFi が提供されているのは助かりますね。

4.「コワーク」を実現できる独自の仕組み

さて、コワーキングスペースはただ単に WiFi 速度が快適でフリードリンクが飲める共有オフィスではありません。「コワーク( co-work )」というだけあり、様々な業種や年齢の人々が集まり、一緒に仕事をしたり、アイデアやノウハウを共有するなどして互いに「協働」するスペースです。

そのため、各コワーキングスペースでは、定期的にイベントを開催するなどして、多くの人が知り合ってコミュニケーションを取れるよう工夫を凝らしています。

そんな中、The Company CEBU では他のコワーキングスペースと一線を画す独自の取り組みをしています。

4-1.会員専用 SNS の活用


The Company CEBU の最大の特徴の一つとも言えるのは、ユーザー同士が登録してコミュニケーションをとることが出来る会員専用の SNS を提供しているという点です。

この SNS に各ユーザーのプロフィールを登録することで、それぞれのメンバーの専門分野などを知ることができます。すでに日本では 100 社、200 名のユーザーがこの SNS に登録しているとのことです。

コワーキングスペースを利用するユーザーの多くは、フリーランサーや起業したてのベンチャー企業の方々です。こうした方々が仕事を受注する中で、自分たちが出来ること以上のリクエストをクライアントから受けた場合、通常なら泣く泣くお断りするところです。しかし、この SNS の利用者の中で対応できるユーザーがいれば、一部の仕事をそのユーザーに紹介して受注につなげることができ、ビジネスチャンスを広げることができます。

このように SNS を利用することで、仕事を依頼する相手を探すことができますし、フリーランサーなどからすれば自分のスキルをアピールして仕事の獲得につなげることもできます。

4-2.フィリピンと日本をつなぐ

今回、The Company CEBU がオープンしたことで、この SNS の利用者にセブオフィスを利用する人々も加わることになります。そのため、これまで日本国内でユーザー同士のマッチングが可能だった状態から、日本とフィリピンのユーザーのマッチングが可能となります。

IT 関連の仕事をしているなら、プログラミングを海外で受け持ってくれるプログラマーを探すこともできるでしょう。また、セブに進出を考えているベンチャー企業などが、現地情報に詳しい人や適切な現地でのビジネスパートナーを見つけることにつながるかもしれません。

The Company の SNS サービスにセブが加わったことで、多くのユーザーにとってビジネスチャンスが大きく広がることになります。

さらに今後、セブだけにとどまらず別の国や都市に新たにオフィスが開設されれば、ユーザー同士のビジネスチャンスはさらにグローバルな広がりを見せることが出来るでしょう。

5.利用料金表

では、ここで The Company の利用料金を簡単に表にまとめましたのでご覧ください。

法人登記を伴うフリー席(Shared Seat)やプライベートオフィスプランの場合は、郵便物の受け取りサービスやオプションの電話受付代行サービスも利用することができます。

詳しくは The Company CEBU のウェブサイトをご覧ください。

6.最後に

働き方が多様化している現代において、大きな組織に属さずに働く人も増えてきました。
そうした人たちが活躍の場を広げるのにコワーキングスペースは有意義な場所と言えます。

日本やセブに限らず、世界的にコワーキングスペースの利用が増えていく中で、多くの利用者がお互いにコミュニケーションをとってコワーク=協働できる機会が広がることを期待しています。

The Company CEBU でもセブと世界をつなぐコワークができるといいですね。

■こちらの記事も参照:セブ島【Wi-Fi・電源・速度】主要カフェ11店舗のWi-Fi速度計測まとめ

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原山 雅行
CoReDi Connection 代表 ・ファイナンシャルプランニング ・企業マーケティングコンサル moro moro project 代表 ・台日友好音樂會「音繋」主催 大手旅行会社で営業職を務めた後、2004年に渡英。英国のホテルで約2年にわたり多国籍のスタッフとともに働く。 帰国後、大手金融機関の新規事業部立ち上げに参加。企業のM&A、海外進出支援、CO2削減の取り組みなど多種にわたる事業に従事。上場企業の社長・役員に直接コンタクトを取り、電話&メールのやり取りだけで3ヶ月で2億円を売り上げ話題に。 その後、検索エンジンで有名な米国大手IT企業の新規プロジェクト立ち上げにスーパーバイザーとして参加。新製品の日本市場導入準備を担当、のちに法人向けクラウドウェアサービスを担当し、再び多国籍のスタッフとともに働く。 2015年に渡比。 2017年までセブ島の韓国系、日系の語学学校マネージャーを歴任。 現在はセブを拠点に東京、台北などで複数のプロジェクトを手がける。 Blog: 【日刊セブ便り】常時更新中ですのでよかったらご覧ください。 https://nikkancebudayori.wordpress.com/

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