シヌログ(sinulog)

フィリピン人はイベントが大好き。

フィリピンでは毎年9月から12月まで4ヶ月もの間クリスマスモードが続くことが知られていますが、そのことからもフィリピン人のイベントに対する思い入れが窺えます。

さて、セブではクリスマスが終わり年末年始を迎えると、今度は一転して一気にシヌログモードとなります。

毎年1月にセブで行われるシヌログ祭りは、フィリピンの中でも最大の祭りの一つ。ちょうどこの季節に合わせてセブを訪れる観光客も世界中からやってきます。

今回は、そんなシヌログ祭りに興味のある方に 2018年のスケジュールと見学の注意点をご紹介します。

フィリピン最大の祭りシヌログとは

シヌログ祭り(Sinulog Festival)とは一体どんな祭りなのでしょうか。シヌログはセブ最大のみならず、フィリピン最大の祭りと言っても過言ではありません。

シヌログ(sinulog)
このお祭りでは、キリストの子供時代を指す「サントニーニョ(Sto. Nino)」の像を讃えます。そのために踊り子たちがサントニーニョ像を抱えて踊りながらセブの街を練り歩きます。

サントニーニョ像は、1521年にポルトガル人のマゼランによってセブにもたらされました。それ以来、サントニーニョ像はフィリピンにおけるカトリックのシンボルとして、人々の信仰の対象となってきました。

シヌログ(sinulog)
毎年、1月の第3日曜日にシヌログ祭りのハイライト、「グランドパレード」が実施されて幕を閉じます。しかし祭りそのものは、それより1週間前からスタートし、セブ最古の教会であるサントニーニョ教会でのミサをはじめとする様々な催しが実施されます。

シヌログ(sinulog)
そのシヌログには毎年フィリピン全土から400万人もの来場者が集まると言われています。まさにフィリピン最大の祭りと言えるでしょう。

2018年シヌログ祭の日程

さて、2018年のシヌログ祭りの主要な催しの日程は以下の通りです。


2018年1月の第3日曜日は21日。そのため、クライマックスのグランドパレードは1月21日となります。

1月19日には、マクタン島の沖合でボートのパレードが開催されます。ほとんどのボートがこのパレードに参加するため、当日のアイランドホッピングはほぼ催行不可能となります。この時期にセブへの旅行を計画している方は注意が必要です。

1月19日、20日の両日に行われるセブ市内で行われるパレードでは、その影響で大規模な渋滞が発生する可能性があります。

そして、1月21日に行われるクライマックスとなるグランドパレードでは、パレードを実施するルートの周辺が車両進入禁止となります。

グランドパレードのルート

さて、シヌログ祭りのメインイベントであるグランドパレードでは、各グループがダンスパレードを披露し、それを審査するというコンテスト形式になっています。

http://www.cebustreetjournal.com/2016/から引用

パレードのルートは、セブ中心街のスポーツセンター付近からスタートし、マンゴーストリートやオスメニアサークルを経由して再びスポーツセンターに戻ってきます。

シヌログ(sinulog)
コースは八つのセクターに分かれ、各セクターではダンスチームの創造性やインパクトなど様々な項目で審査が行われます。優勝したチームはそのチームを輩出した地元地域に大きな栄誉をもたらします。

シヌログ(sinulog)
沿道は見物客でごった返して大混雑することが予想されます。良い場所で見学したいのであれば、朝早くから場所取りをするのがいいかもしれません。特にフエンテのオスメニアサークル付近は見学のベストスポットとして人気が高いため、大混雑が予想されます。

見学の注意点

さて、これだけ大規模なイベントともなると見学するにも少し注意が必要です。

現場は大勢の人が訪れますし、パレード参加者の熱気などもあり少なからず混乱が予想されます。アクシデントに合わないように細心の注意を払いましょう。

各種規制

グランドパレード当日はイベントのために幾つかの規制が敷かれます。

交通規制

その一つが交通規制。グランドパレード当日は、朝からパレードのルート周辺が車両進入禁止となります。

そのため、パレードを見学する際は現場近くから徒歩で沿道へ向かう必要があります。

アルコール類禁止

また、パレード会場周辺にアルコール飲料を持ち込むことはできません。

お祭り気分でお酒を飲んで楽しく過ごしたくなるかもしれませんが、くれぐれもご注意ください。また、酔っ払った状態で会場へ行くことも禁止されています。

携帯電話の電波シャットダウン

セブ市のトマス・オスメニア市長は、テロ防止のセキュリティの一環として 1 月 20 日とグランドパレード当日の 1 月 21 日の二日間にわたって周辺地域の携帯電話の電波を停止するよう要請しています。

これは、テロリストが携帯の電波を利用して爆弾の起爆装置を作動させるのを防ぐ意図があるようです。

この規制が実施されると、携帯電話での通話ができません。そのため、人混みで友人とはぐれてしまったとしても連絡を取る手段がないので十分注意しましょう。

見学する際の持ち物

さて、続いて注意したいのが当日の持ち物です。

パレード会場は大混雑となるため、荷物はできる限り少なくすることをお勧めします。カメラなど必要最低限のものを持参し、可能であればバッグなどは持たないようにすると良いでしょう。

荷物に対して心配すべき点は、人混みでの「紛失」と「盗難」です。
特にスリや置き引きなどが多数発生するため、自分の荷物の管理は徹底しなければいけません。

組織的なスリグループなどがシヌログ祭りを狙って集まってくるとも言われています。人混みで四方から人に押される状況だと自分の手足も思うように動かせず、荷物を守ることができないかもしれません。

以前の報告ではきちんとチャックを閉じてたすき掛けしたバッグでも、知らない間に刃物でバッグが切られて中身が抜かれていたということもありました。特に iPhone をはじめとしたスマートホンの紛失・盗難が相次いでいますので気をつけましょう。

一人で行動しない

ただでさえ慣れないセブの地で、普段と交通状況も異なる会場では思いもよらぬトラブルが発生するかもしれません。そのため、一人で行動することは避けましょう。

語学学校の留学生仲間や旅仲間、また現地に詳しいフィリピン人の友人などと一緒に行動するよう心がけましょう。

また、万が一はぐれてしまった場合の対処や再集合場所を事前に決めておくと良いでしょう。

おまけ

さて、シヌログ祭りのシーズンが近づくとセブのお店の様子も一変します。

http://www.iamalexa.biz/2015/01/islands-souvenirs-cut-and-style-2015.htmlから引用

それは、ショッピングモールや土産物店などで「シヌログ・グッズ」を取り扱う特設ブースが現れることです。

特にクリスマスが終わり、1月に入るとショッピングモールにレストランモール、さらには路上などあらゆるところにシヌログ・グッズを販売する特設ブースが目に付きます。

https://nadzinadz.deviantart.com/art/Sinulog-2008-02-74766529から引用

特に人気なのは「シヌログ・Tシャツ」。
年に一回のイベントなので、毎年「 SINULOG 」の文字とともにその年の数字がプリントされます。今回も「 SINULOG 2018 」とプリントされたTシャツがたくさん販売されることでしょう。

年に一度だけのフィリピン最大の祭り。もしよければ記念にグッズを手に入れてみてはいかがでしょうか。

最後に

シヌログ祭りは、その規模の大きさやパレードが大きくクローズアップされますが、長い歴史を持つフィリピンのカトリックの祭りです。その宗教的な要素だけでなく、セブの文化を知る上でも興味深いイベントだと言えます。

セブに暮らすフィリピン人が、シヌログ祭りについてどんな思いを抱いているのか、実際にフィリピン人たちに聞いてみると面白いかもしれません。セブやフィリピンの文化に興味がある方はシヌログ祭りについて自分なりに調べてみましょう。

シヌログ祭りの公式ウェブサイトはこちら:https://sinulog.ph/

もし実際にシヌログ祭りを見学する機会があるのでしたら、今回の情報をご参考いただき、よく計画して参加なさってください。

いつもとは異なる特別なセブを楽しんでください。

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原山 雅行
CoReDi Connection 代表 ・ファイナンシャルプランニング ・企業マーケティングコンサル moro moro project 代表 ・台日友好音樂會「音繋」主催 大手旅行会社で営業職を務めた後、2004年に渡英。英国のホテルで約2年にわたり多国籍のスタッフとともに働く。 帰国後、大手金融機関の新規事業部立ち上げに参加。企業のM&A、海外進出支援、CO2削減の取り組みなど多種にわたる事業に従事。上場企業の社長・役員に直接コンタクトを取り、電話&メールのやり取りだけで3ヶ月で2億円を売り上げ話題に。 その後、検索エンジンで有名な米国大手IT企業の新規プロジェクト立ち上げにスーパーバイザーとして参加。新製品の日本市場導入準備を担当、のちに法人向けクラウドウェアサービスを担当し、再び多国籍のスタッフとともに働く。 2015年に渡比。 2017年までセブ島の韓国系、日系の語学学校マネージャーを歴任。 現在はセブを拠点に東京、台北などで複数のプロジェクトを手がける。 Blog: 【日刊セブ便り】常時更新中ですのでよかったらご覧ください。 https://nikkancebudayori.wordpress.com/

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