健康診断:Maayo Medical

みなさんこんにちは。

語学留学をはじめ、仕事や定年後の移住などでセブに長期間滞在する日本人が増えています。現地で暮らしていると気になるのが現地での健康管理です。

日本と異なる気候のため、時には風邪をひくなど、体調を崩してしまうこともあるかもしれません。そんな時は、薬を服用したり、病院にいく必要が生じます。

短期間の滞在である旅行者や留学生は、海外旅行保険で病院の各種費用をカバーできるでしょう。しかし、帰国日が定かでない長期滞在者は海外旅行保険には加入できません。そのため、現地で医療保険に加入するなどの対策が必要です。

しかし、一番いいのはそもそも医者にかからない健康な体を維持することです。そのためには自分の健康状態をチェックしておきたいところです。

実は、セブでも健康診断を気軽に受診することができます。今回は、セブ島にある病院の中から 2017 年にオープンしたばかりの MAAYO MEDICAL で、おなじく 2017 年にオープンした STARGATE GLOBAL EDUCATION のスタッフ、ケイコさん、アヤコさん、そしてユミさんと一緒に受診してきましたので、その様子をレポートします。

※ Maayo Medicalを病院ではなくクリニックとご紹介しているのは、入院施設がないためです。

健康診断:スターゲートスタッフの皆さん

STARGATE についてはこちらの記事をご参照ください:
基礎文法から見直せる!初心者に優しいセブ島親切語学学校【STARGATE】

 

セブ島の病院事情

それでは、健康診断の様子をお伝えする前にまずはセブの病院について幾つかご紹介しましょう。

フィリピンでは日本と同様に公立の病院と私立の病院の両方が存在します。しかし、一定水準以上の医療を求めるのであれば、設備の整った私立病院を利用するほうが良いでしょう。

ここでは、セブでよく知られた私立病院をご紹介します。

1. セブドクターズホスピタル

健康診断:CDU病院

セブで病院といえば真っ先に思い浮かぶのが「セブドクターズホスピタル」です。よく地元のフィリピン人には「セブドク」と略されて呼ばれています。こちらの病院はフィリピン最高峰の医科大学、セブドクターズ大学(CDU)の付属病院となります。

日本人留学生の間では、日本語で対応してくれる「ジャパニーズヘルプデスク」が常設されている病院として知られています。留学中に体調を崩すとこちらのお世話になることが多いと思いますので、覚えておくと良いでしょう。

2. チョンワホスピタル

健康診断:チョンワ病院
http://www.chonghuahospital.org/uploads/cover/photo/2/aad50359d4eaae1e4bbeb14aca16410d.JPGから引用

続いては、チョンワホスピタル(Cebu Chong Hua Hospital)。
こちらはセブの中心地、フエンテ・オスメニアサークルの近くに位置するビサヤ地方最大の総合病院です。

近年、マンダウエにも新たにチョンワホスピタルの「がんセンター」が入った病院が建設され、最新の施設での医療サービスが提供されています。

3. UC メディカルセンター

健康診断:UC Med
http://www.sunstar.com.ph/sites/default/files/styles/large/public/field/image/article/ucmed.jpg?itok=-FYTXIP6から引用

こちらも 2015 年にマンダウエにオープンした比較的新しい病院です。
UC は、The University of Cebu のことで、つまりセブ大学の付属病院となります。

最新設備での医療サービスを提供しており、東南アジア初となる 3D 内視鏡統合システムを導入した低侵襲(身体や精神に与えるダメージが少ない)手術室を設けるなど、常に最先端の医療を目指しています。

4. Maayo Medical

 

健康診断:Maayo Medical
http://cebudailynews.inquirer.net/files/2017/07/photo-by-Junjie-Mendoza-1024×725.jpgから引用

そして、今回の健康診断でお世話になった Maayo Medical。

こちらは 2017 年にオープンしたばかりの新しいクリニックです。Maayo とはビサヤ語で「 Good 」の意味。サービスの良さをアピールしているのかもしれません。

Maayo Medical は、医療ツーリズムの国際認証を受けており、海外からの患者受け入れに力を入れています。そのため、ホテルも併設されています。

注目される医療ツーリズム

さて、先ほど Maayo Medical が医療ツーリズムの受け入れに力を入れていることに言及しましたが、そもそも「医療ツーリズム」とはどういったものなのでしょうか。

簡単に説明すると、「医療サービスを受けるために他国へ行くこと」です。わざわざ他国で医療サービスを受けるのは、自国より医療コストが安かったり、自国では受けられない最新の医療技術を利用したりといった様々な理由が考えられます。受け入れる側としては、医療サービスによる外貨獲得につながります。

実は、フィリピンは医療ツーリズムの人気国ランキングで世界8位(1位はカナダ)に位置し、世界の TOP10 入りを果たしています。アジアでもシンガポール(4位)に次ぐ地位にあり、医療ツーリズム大国と言えるでしょう。

当然、フィリピン政府もこの分野には力を入れており、観光省や保健省と連携して医療ツーリズムの振興に取り組んでいます。その結果、海外からの受け入れ患者数は年間8万〜25万人に上ります。

フィリピンの最大の強みは、そのコストの安さです。一般的にフィリピンの医療費用はアメリカの 30% 〜 50% 程度だと言われています。一例として、アメリカで冠動脈バイパス手術を行うと 50,000米ドルの費用がかかると言われていますが、フィリピンではその半額で済むそうです。

さらに、フィリピンのホスピタリティの高さと、スタッフの英語力が評価され、先進諸国よりも上回る結果となっています。

Maayo Medical で健康診断を受けてみた

それでは、いよいよ実際に健康診断を受けてみましょう。

アクセス

今回訪れた Maayo Medical は、マンダウエ市に新しくできたクリニックです。空港のあるマクタン島からニューブリッジを渡ってセブ島に入り、最初に見えてくる交差点の角のガソリンスタンドのすぐ隣に位置しています。

タクシーで移動する場合は、「 Maayo Medical 」といえば、大抵のドライバーは場所を把握しているので安心です。

予約はフェイスブック経由

健康診断を受けるためにはまず予約が必要です。

しかし、予約方法はいたって簡単。Maayo Medical のフェイスブックページからメッセージを送ることで予約ができます。さすが、SNS 大国のフィリピンですね。

予約する際は、受診する健康診断のコースと、フルネーム、生年月日、性別、電話番号を伝えます。

Maayo Medical Facebook ページはこちら:
https://www.facebook.com/maayowell/

Maayo Medical の健康診断プラン

今回利用した Maayo Medical で用意されている健康診断のプランは以下の通りです。

Basic 5
・身体検査
・CBC(全血球計算値)
・Urinalysis(検尿)
・Stool Exam(検便)
・Chest X-ray(胸部レントゲン)
Basic 6
・Basic 5 に ECG 12 Leads(12誘導心電図)を追加したもの。
Basic 7
・Basic 6 に子宮検査を追加したもの。

このほかにさらに詳しく検査する人間ドックのようなプランもあります。

今回私たちは、Basic 6 プランにオプションで「コレステロール値」と「血糖値」の測定もお願いしました。
私たちが受診した際は、プロモ価格が適用され、Basic 6(900ペソ)、コレステロール値(130ペソ)、血糖値(140ペソ)の合計1170ペソでした。

健康診断当日の流れ

健康診断:Maayo入り口
午前8時のアポイントメントのため、朝早くから Maayo Medical へやってきました。

健康診断:Maayoロビー
オープンしたばかりということもあり、クリニックのロビーはとても綺麗です。外からの太陽光を取り入れ開放的な空間となっているロビーは病院であることを忘れさせます。

健康診断:Maayoコーヒービーン
ロビーの一角にはコーヒーショップチェーンとして有名な【 The Coffee Bean & Tea Leaf 】が出店しています。

1. 受け付け

健康診断:Maayoレセプション

まず最初は、ロビーのレセプションで健康診断の予約をしている旨を伝え、受付を済ませます。その際に本人確認のために ID 提示を求められますので、フィリピンで有効な ID を提出しましょう。パスポートがあればパスポートで大丈夫です。

2. 支払い

健康診断:Maayo支払い

続いて、申し込んでいた健康診断のプランの料金を支払います。今回は Basic 6 のプランにコレステロール値と血糖値の測定をオプションで申し込んでいたので、その分の支払いを済ませます。

健康診断:レシート
支払いが完了するとレシートを渡されるので、このレシートを持って各検査会場で検査を実施します。

3. Laboratory(検査室)

健康診断:ラボ

最初の検査では、Laboratory に向かいます。
ここでは、血液採取と検尿・検便を実施します。

健康診断:採血
血液採取の様子。担当者が流暢な英語で説明をしてくれます。

健康診断:検尿
こちらは検尿、検便を採取する容器。専用のトイレで採取した後、容器を提出する小窓がトイレの中に設けられています。そのため、他人の目に触れることなく手続きを進めることができます。

4. Radiology(放射線)

健康診断:レントゲン

次に向かうのは放射線科。こちらでは胸部のレントゲン撮影を実施します。

5. Cardiology(心臓科)

レントゲン撮影を終えると、2階の心臓科に移動します。こちらでは心電図の計測を実施します。

個室に案内され、上半身の衣服を脱いでベッドに横になります。そこで、担当者により心電図の測定器の誘導を手足と胸部に取り付けられて計測されます。

6. 身体測定

健康診断:身長・体重

ここまで終えると、あとは簡単な身体測定です。身長、体重の測定に体温測定、血圧などを図ります。

健康診断:視力測定
また、視力検査も実施します。
日本ではアルファベット「C」に似たマークの線が切れている部分がどの方向を向いているかを示すことによって視力を測りますが、こちらではアルファベットが並んだボードを見て書かれている文字を読み上げるという方式で測定していました。

7. ドクターの問診と検査結果解説

健康診断:結果

さて、検査も2時間ほど経過すると最初の血液検査などの結果が出来上がります。その結果を持ってドクターと面会です。

健康診断:ドクター
ドクター、私服ですね・・・。
問診では、現在の健康状態について簡単に質問され、それに答えるといった感じです。

また、検査結果の用紙を見ながら、内容の解説をしてくれます。今回、私の場合は「いたってノーマル」ということで特に異常は見当たりませんでした。

しかし、この時点で何らかの問題が見つかれば、その場でドクターからのアドバイスや薬の処方箋が出されます。
以上が大まかな健康診断の流れです。今回のプランでは所要時間は大体2〜3時間といったところでしょうか。

なお、レントゲンの結果などは後日改めて病院で受け取ることとなります。その際は、レシートを必ず持参しましょう。

まとめ

いかがでしたか。

慣れない外国の地で病気になるといろいろ大変な思いをするものです。そのため、自分の健康状態をきちんと把握するための健康診断は受けておきたいものですね。

日本で会社勤めをしていると、法律で定められた健康診断を年に一回会社負担で受けることができますが、セブではそうもいきません。しかし、健康診断そのものの費用も安く、手続きも非常に簡単なので、機会があれば是非実施してみてはいかがでしょうか。何事も「健康第一」ですからね。

ちなみに、検査結果の項目などは医療専門用語が使われているので少し難しいかもしれません。これを機にセブで医療英語のコースを受講してみるのもいいかもしれませんね。

それではまた。

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原山 雅行
CoReDi Connection 代表 ・ファイナンシャルプランニング ・企業マーケティングコンサル moro moro project 代表 ・台日友好音樂會「音繋」主催 大手旅行会社で営業職を務めた後、2004年に渡英。英国のホテルで約2年にわたり多国籍のスタッフとともに働く。 帰国後、大手金融機関の新規事業部立ち上げに参加。企業のM&A、海外進出支援、CO2削減の取り組みなど多種にわたる事業に従事。上場企業の社長・役員に直接コンタクトを取り、電話&メールのやり取りだけで3ヶ月で2億円を売り上げ話題に。 その後、検索エンジンで有名な米国大手IT企業の新規プロジェクト立ち上げにスーパーバイザーとして参加。新製品の日本市場導入準備を担当、のちに法人向けクラウドウェアサービスを担当し、再び多国籍のスタッフとともに働く。 2015年に渡比。 2017年までセブ島の韓国系、日系の語学学校マネージャーを歴任。 現在はセブを拠点に東京、台北などで複数のプロジェクトを手がける。 Blog: 【日刊セブ便り】常時更新中ですのでよかったらご覧ください。 https://nikkancebudayori.wordpress.com/

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