eスポーツ・プロ編(1/3) プロを目指すなら、日本国内ではなく海外のプロチームを狙おう!

今や、eスポーツは海外ではゴルフやサッカーと肩を並べるほどの人気を博しています。あと数年のうちには、競技人口でも観戦者数でもすべてのメジャースポーツを超えて、eスポーツこそが ”king of sports” の座を占めると言われています。

日本では「たかがゲーム」としての扱いしか受けていないビデオゲームが、世界的にはもっとも人気の高いスポーツとして巨大な市場を築きつつあります。

eスポーツの現状と展望については、別記事で詳しくレポートしています。(参照:eスポーツ×英語(1/3)ゲーム実況がもたらす未来の巨額ビジネス
まだ読んでいない方は、目を通してみてください。

今回は、eスポーツのプロになるための方法について紹介します。

日本では、eスポーツのプロと呼べる人はわずかな数に留まっていますが、世界で最もeスポーツが盛んと言われる韓国やアメリカ・中国では、すでに多くのプロ選手が活躍しています。

残念ながら日本は、eスポーツ後進国です。プロとして稼げる額も待遇も、海外とは比べものになりません。

もしあなたが本当にeスポーツのプロとして自立したいのであれば、日本に留まることは得策ではありません。日本のプロ野球選手がメジャーリーグを目指したり、サッカー選手がプレミアリーグを目指すように、eスポーツについては海外に舞台を求めた方が、収入においても名声においても幸せになれます。

現状、日本と海外における e スポーツの温度差は歴然としています。将来の職業としてeスポーツのプロを目指すのであれば、海外に活躍の場を見出すべきといえるでしょう。

では、その際、もっとも障害となるのは何だと思いますか?

ビデオゲームのスキルや体力、ゲームごとの戦略に精通していることももちろん必要ですが、それ以前に問われるのは、実は英語力です。

たとえば、情報収集に関していえば、ゲームのスキルや戦略は日本よりも海外の方がはるかに進んでいます。それらの情報はゲーム実況などを通して英語で提供されるため、英語がわからなければ世界のトップレベルにいつまで経っても追いつけません。

eスポーツでは、数年で競技となるゲームが入れ替わるため、このあたりの事情は野球やサッカーなど他のスポーツに比べて非常にシビアです。

それ以外にも、国際大会になった時に選手同士で交流する際の共通言語は、間違いなく英語でしょう。

スポンサーを付けるには、ただ強いだけでなく、人気プレイヤーになる必要があります。例えば梅原大吾選手のようにです。

eスポーツ
日本人プロゲーマー梅原大吾選手 https://compete.kotaku.com/street-fighter-s-beast-is-now-an-underdog-1797757231より引用

強くなればなるほど、インタビューやイベントなどで、英語圏の仕事が増えていきます。
そんな時に英語が少しでも出来れば、(板橋ザンギエフ選手のように)ライブ実況の解説者として呼んでくれるかもしれません。すると、知名度が上がり人気プレイヤーになる道もひらけてきます。

つまるところ、eスポーツのような国の垣根を超えた世界では、プロとして生きるなら英語力があった方が絶対有利なのです。

基本を抑えた上で、まずは国内と海外の「e スポーツのプロ」になるための市場や環境を見てみましょう。

1.eスポーツ市場は無限の可能性を秘めている!

eスポーツ

1-1.eスポーツのプロとは?

子供の頃、多くの人がビデオゲームで遊んだ経験があると思います。ゲームをしている時間は楽しく、時間があっという間に過ぎていきます。夢中になってゲームをしていて親に叱られるのは、たいていの家庭で見られるありふれた光景です。

そんなとき、こんなふうに思ったことはありませんか?

「このままずっとゲームができたらいいのになぁ」と……。

そんな子供の頃のたわいもない夢を、あなたは今、現実に叶えることができます。なぜなら現代では、ビデオゲームをプレイすることを職業にできるからです。

ビデオゲームの技量が達人の域に達してさえいれば大金を稼げる時代が来るなんて、ちょっと前までは考えられないことでした。

しかし、今やビデオゲームはスポーツの一種として認められ、世界中で多くの大会が催されています。大会には多額の賞金が用意され、世界中からプロ選手が集まっては競い合っています。

なかには、優勝するだけで10億円を超える賞金を手にできる世界大会もあります。その他にも億を超える賞金がかかるeスポーツの世界大会が、数多く開催されています。

ゴルフやテニスのプロ選手が世界の主要な大会をツアーで回るように、eスポーツのプロ選手もまた、世界中を転戦しています。

では、eスポーツのプロはどのくらいの収入を得ているのでしょうか?

プロの世界であるからには、その収入は実力次第ですが、eスポーツのトッププロともなると年収は2億円を超えています。1億円を超えるプロ選手も数多くいます。

年収数千万円程度であれば、さらに多くのプロ選手が該当します。少なくとも平均的なサラリーマンよりもはるかに豊かな年収を誇るプロ選手は、数え切れないほどいます。

大好きなゲームをプレイすることを仕事にして、収入の面でも恵まれているだけに、今やeスポーツのプロ選手は、多くの人からうらやましがられる存在になっています。

日本では、eスポーツで食べていけるプロがいること自体が一般には知られていません。でも、eスポーツが盛んな韓国では、子供たちの憧れの職業の第二位にプロゲーマーがランクインしているほどです。

eスポーツのプロ選手は「プロゲーマー」とも呼ばれます。韓国ではプロゲーマーは、ひとつの資格のように扱われています。eスポーツ協会の定めた基準をクリアした後に、テストに合格することでプロとしての資格証を得られます。プロ資格を得た人のことを一般的に「プロゲーマー」と呼びます。

ですが、日本をはじめとしてほとんどの国では「プロゲーマー」のための資格や認定試験などはありません(2018年3月現在、そういった動きが日本でも出始めていますが)。もちろん、学歴も一切不要です。

実力があり、大会に出て賞金を稼げるのであれば、プロと名乗っても差し障りはないでしょう。

プロゲーマーは、主にオンラインゲームをプレイすることで生計を立てます。収入の柱となるのは、世界各地で催されるeスポーツの大会に出場することで、賞金を獲得することです。優勝できなかったとしても上位にランクインできれば、賞金を手にできます。

プロゲーマーの収入源は、大会の賞金だけではありません。スポンサーとなる企業がついている場合は、定期的にスポンサー料を得ることができます。その代わり、スポンサー企業の宣伝のためにTシャツを着たり、イベントに参加してトークショーを行ったり、アマチュア大会の司会を務めたりします。

eスポーツのプロであるプロゲーマーは、21世紀が生んだ新しい職業といえるでしょう。小学生のなりたい職業1位に「プロゲーマー」が来る時代は、もうそこまで迫ってきています。

1-2.プロの世界で生きるということ

毎日、朝から晩までオンラインゲームを思いっきり楽しめ、収入まで得られるeスポーツのプロ選手は、魅力的に映ります。

多くの人は羨ましいと思うかもしれませんね!

でも、プロとして生きるには、それなりの覚悟が必要です。プロになる以前であれば、オンラインゲームは遊びのひとつであり、プレイに興じる時間は楽しくて仕方ないものですが、ひとたびプロになった以上、ゲームは単に楽しいだけの存在ではなくなります。

eスポーツのプロになるということは、オンラインゲームが生活の糧(かて)になることを意味しています。オンラインゲームに勝てば収入を得られますが、負けが続けば収入がなくなります。

大会で良い成績を収められなくても、スポンサー契約があれば生きていけますが、企業の側からすれば負けが続く選手に商品価値などありません。そのうちスポンサー契約が打ち切られるのは、時間の問題です。そうなると、収入の道はすべて閉ざされます。

つまり、eスポーツのプロは大会で好成績を残さない限り、生き残ることはできないってことです。それは、eスポーツに限らず、野球やサッカーでも同じことです。それなりの成績を残せない選手は契約を打ち切られ、プロの世界から去るよりありません。


プロゲーマー ももち選手

勝負の世界に生きるプロには、実績を残すことが常に求められます。その重圧は、傍から見ているだけではうかがい知ることなどできません。

本来は楽しいはずのオンラインゲームが、プロになった途端に辛く苦しいものに様変わりする可能性は大いにあります。プロで居続けるためには、想像を絶する努力が必要なのは、どんなスポーツの世界でも大差ありません。

こちらの梅原選手のインタビュー記事は大変勉強になります。

『飽きても負けても続ける「プロのゲーマー」という仕事』梅原大吾
http://www.asahi.com/and_M/articles/SDI2017042141181.html

また、どれだけ努力を積み重ねたとしても、年齢とともに反射神経や体力は劣ってきます。次第に実績を残すことができなくなり、誰にでも引退の時期が訪れます。

ことに、eスポーツのプロ選手は、他のスポーツに比べて寿命が短いことが知られています。対象とするオンラインゲームによっても異なりますが、多くのゲームでは30歳を迎える頃に引退の時期を迎えます。

eスポーツのプロを目指すのは、10代後半から20代前半がほとんどです。ということは、多少の例外はあるにしても、eスポーツのプロでいられるのは5年~10年程度に過ぎません。選手生命は案外短いことを、知っておいた方が良いでしょう。(もっとも、eスポーツの市場はスタートしたばかりですので、今後、選手生命は伸びる可能性はありますが)。

では、引退後はどうなるのでしょうか?

日本の場合、eスポーツのプロ選手だった実績を活かして就ける仕事は、残念ながらほとんどありません。日本ではまだ、eスポーツの市場が育っていないため、受け皿がないのです。

そうなると引退後、30歳近く、あるいは30歳を超えてから初めての就職活動をはじめることになります。同年代の友人たちが社会人としてすでに5年~10年のキャリアを積んでいることに比べて、ゼロから就職活動をはじめるとなると、少なからず惨めな思いを味わうことになるでしょう。

eスポーツのプロを目指すからには、引退後の暮らしについても考える必要がありそうです。

ところが、日本を飛び出して海外に目を向けてみると、事情はまったく異なってきます。

eスポーツ市場が熟成している海外では、引退後もプロゲーマーとしてのキャリアを活かす道がいくつも用意されているからです。

日本国内でプロゲーマーになることと、海外のプロチームに在籍してプロゲーマーになることの間には、現状では超えられない溝が広がっています。

1-3.無限に広がる将来性

日本を除くアジア圏や欧米では今、eスポーツの大きなムーブメントが押し寄せています。海外では、大人がビデオゲームに興じることがひとつの文化として定着しているため、eスポーツは抵抗なくスムーズに受け入れられたのです。

海外では、eスポーツ市場はさまざまな業種を巻き込みながら、超巨大な産業へと発展し続けています。そのため、引退後のプロゲーマーの大半は、現役時代のキャリアを活かせる仕事に就ける可能性が高いといえます。

つまり、生涯を通してプロゲーマーとして生計を立てていくことが、海外であれば可能なのです。

現役時代の実績によって、たとえばプロチームのコーチやトレーナーに就任することもできます。野球やサッカーのプロを引退した選手が、監督やコーチとして迎えられる構図と同じです。海外では多くのプロチームが競い合っているため、実力さえあれば引く手あまたなはずです。

プロゲーマーを養成する学校で教鞭をとることもできるでしょう。海外には、将来のプロゲーマーを目指すための学校や養成所が複数存在しています。

eスポーツ関連の市場は今後、ますます拡大していくと予測されています。海外であれば、プロゲーマーとしてのキャリアを活かせる仕事に困ることはなさそうです。

その現状は、日本国内の遅れたeスポーツ市場とは大違いです。日本でも、韓国や中国・アメリカなどのeスポーツ先進国に追いつくための取り組みははじまっていますが、7年は遅れていると言われているだけに、厳しい状況は当分続くものと思われます。

そう考えると、eスポーツのプロを目指すのであれば、はじめから海外のプロチームを狙った方がよいでしょう。

世界中から才能あふれる若者が集まる海外のプロチームに入ることは、日本国内のプロチームに入るよりも難しいことは言うまでもありません。しかし、キャリアを積むことで生涯を通してeスポーツに関わる仕事に就ける可能性が広がるだけに、苦労した分の見返りは十分に期待できます。

今のところ、海外におけるeスポーツ市場は無限の可能性を秘めています。大会での賞金は年を追うごとに大きくなっています。観戦者は右肩上がりに伸びており、多くの企業が広告媒体として注目しています。スポンサー企業が贅沢な資金を提供することから、優勝賞金が億を超す大会は今度も増えていくものと見られています。

世界的に見れば、eスポーツ大会の数はどんどん増えており、個々の賞金も上がる一方のため、プロ選手の年収も順調に底上げされています。

eスポーツがオリンピックの正式種目に格上げされる動きも本格化しているだけに、各国ともこれまでにない真剣さで e スポーツに取り組みはじめています。

メジャースポーツの競技人口が減り観戦者も先細りしている今、増える一方の膨大な競技人口を抱え、観戦者数もうなぎ上りのeスポーツの将来性は極めて明るいといえるでしょう。

日本を飛び出し、海外を舞台に活動する覚悟があるなら、eスポーツのプロになることには計り知れないメリットがありそうです。


「週刊報道 Biz Street – ゲームで稼ぐ!“プロゲーマー”という生き方」

次回はe スポーツのプロになるための具体的な方法についてご紹介します。
続く・・・

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斉藤 淳
俺のセブ島留学の管理人 2012年に初めてセブ島に留学。以降、今までに複数の語学学校に留学&訪問。フィリピン留学を通じて「英語が伝わる楽しさ」をより多くの方に体験してもらいたいと思い、このサイトを立ち上げました。 英語留学前の方はもちろんの事、留学中の方、留学後の方にも役に立てる情報の提供を目指しています。 株式会社レミニス 代表 セブ日本人会 理事 フィリピン英語留学協会 会長 直接のご相談はこちらまで「jun@reminisce.jp」

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