
新大統領に当選した ドゥテルテ「憲法見直し 、60-40(オーナシップ制度)を変更か修正。国外の投資家がやりやすいように 」 フィリピン、マニラ – ドゥテルテ内閣は、フィリピン企業の外資系オーナーに対する認可制限を緩和することに柔軟に対応するとしました。 これは選挙の最中にロドリゴ・ドゥテルテが、「就任したら最初の100日でまず何をしたいか」とたずねられた際に明らかとなった計画のうちのひとつです。 5月9日月曜日、票集計所が閉まった後に行われたラップラー社のインタビューに対し彼は、「憲法を見直して60-40を変更か修正し、国外の投資家がやりやすいようにできるのではないか」と話しました。 フィリピン国内企業を完全に所有することは、フィリピン人国民の特権とされています。1987年の憲法で国外の所有権は40%に制限されているのです。 法の抜け道を探る国外の投資家たちは現在、フィリピン国内で運営している外資企業にダミーとしてフィリピン国民を据えて対応しています。 ドゥテルテは、外資の国内への介入を自由化したいと考える一方、土地の所有については憲法で定める制限を変えるつもりはないと話しました。...