この記事では、アイルランド留学について紹介していきます。
「アイルランドは英語での留学は可能?」
「アイルランド留学のメリットデメリットは?」
「アイルランドで留学する場合はどうしたらいいか」
など、アイルランド留学をお考えの方、候補のひとつとして入っている方はぜひ、こちらの記事をご覧ください。
小林優香
一般社団法人海外留学協議会(JAOS)認定留学カウンセラー現在留学エージェント会社で働き、入社以来1,400人以上の留学生をサポート。
最優秀カウンセラーとして2度の表彰を経て、現在は留学カウンセラーの育成トレーナーを務めている。
目次
アイルランドの特徴(基本データ)
アイルランドの新型コロナ規制やビザ情報
2023年アイルランドへの入国は許可されています。
入国の可否 | できる |
渡航前または到着時検査 | 不要 |
入国後の隔離・制限 | なし |
ワクチン接種証明 | 不要 |
日本への帰国の際に必要なもの | 有効なワクチン接種証明書(3回以上接種が必要)の提示、もしくは出国前72時間以内の陰性証明書の提示。 |
条件 | 種類 | 申請 | 価格 |
3カ月以内の留学で週15時間以内の就学 | 不要 | / | / |
・3カ月以上の留学 ・週15時間以上の就学 |
学生ビザ | アイルランドで申請 | GNIB申請料€300 |
アイルランド、またはアイルランド共和国は、北西ヨーロッパ、北大西洋にあるアイルランド島の大部分を領土とする国です。
人口は約501万人(2021年)と、人口の小さな国です。首都のダブリンは観光客も多く集まり、人と自然が調和した美しい街です。
気候
アイルランドは世界地図でも北に位置する国なのでとても寒い国と思われますが、偏西風の影響で気候は安定した西岸海洋性気候です。
夏の7月や8月の気温でも最高気温18度、最低気温10度と涼しく、冬の1月や2月でも最高気温7度、最低気温2度と日本の東京よりも少し寒い程度であり、比較的どの時期でも過ごしやすい気温です。
また、アイルランドは雨が降る日が多いと言われていますが雨は短時間で止むことが多く、年間の降水量で見ても日本の東京より少ない傾向にあります。
文化
アイルランドの人々はとてもフレンドリーでおしゃべりが大好きと言われています。また音楽も大好きで、街で路上ライブを行うミュージシャンの姿をよく見かけます。
食事はジャガイモが主食。アイルランド国内でもさまざまな品種のジャガイモがあり、たくさんのジャガイモを利用した郷土料理があります。また、紅茶の消費量も非常に多くその消費量はトップクラス。紅茶で有名なイギリスよりも多い消費量です。
アイルランド人はお酒を飲むのも大好きで、街のいたるところにアイリッシュパブがあります。パブでお酒を飲みながら歓談することもアイルランド人の楽しみのひとつです。
言語
アイルランドは第1公用語がアイルランド語、第2公用語が英語です。しかしアイルランド語を使うのはごく一部の地域のみで、ほとんどの地域では日常的に英語を使っています。
また、アイルランドの英語には訛りがありますが首都のダブリンに近いほど訛りは弱く、また学校の先生などはきれいな発音で英語を話しますので安心して留学できます。
物価
アイルランドの物価は全体的に日本よりも少し高めですが、イギリスやオーストラリアに比べるとまだ物価が安いです。
特に首都ダブリンの家賃価格が近年上がっていますが、それでも節約して生活すれば、家賃や生活費を合わせて月10万円以下で生活することが可能です。
なぜアイルランド留学なのか
アイルランドは日本人にとってはあまりなじみのない国ですが、留学先としては比較的認知されている国です。なぜアイルランドの留学が良いのか、そのメリットとデメリットについてご紹介します。
アイルランド留学のメリット
日本人が少ない
他のアメリカやイギリスなどの有名な留学先に比べるとアイルランドは日本人が少なく、街で日本人を見かけることはあまりありません。
「日本人が近くにいるとどうしても日本語を使ってしまう」「英語しか使わない生活をしてみたい」と考えている方にはおすすめです。
ヨーロッパからの留学生が多く、さまざまなヨーロッパの人たちと出会うことができるのも魅力です。
気さくな人が多く、フレンドリー
アイルランド人は気さくに話しかけてくれる人が多く、特にレストランやパブで隣に座った人から話しかけられることもよくあります。現地の人と友達になりたい、一緒に飲んだり遊びに行ったりしたい、などの目的がある人には特におすすめです。
教育環境がしっかりしている
アイルランドは教育水準が非常に高く、欧州連合(EU)内でもトップクラスと言われています。アイルランドは留学プログラムの選択の幅が広く、本格的にアイルランドの大学に入学するための「進学準備コース」といった留学プログラムもあります。
自然が多くきれいな街
アイルランドはとても自然が豊かで「エメラルドグリーンの島」とも言われています。首都ダブリンにもたくさんの自然公園があり、街の人々の憩いの場です。
休日には緑あふれる公園でランチを食べたり読書をしたりと、のんびりとした時間を満喫できます。
周辺の国に格安で旅行できる
ヨーロッパ最大の格安航空LCCであるRyan airはアイルランドの航空会社であり、他のヨーロッパ諸国への飛行機のチケットをとても安く手に入れることができます。
特に安い時期のチケットは往復で5000円以下で買うことも可能です。留学中の週末は他国へ足を伸ばして観光へ、など留学と旅行どちらも楽しみたい人には一押しです。
アイルランド留学のデメリット
他の国にはないたくさんの魅力があるアイルランドですが、デメリットも存在します。次にどんなデメリットがあるかご紹介します。
日本の食材が手に入りにくい
長期間海外に住んでいるとどうしても日本食が恋しくなるものです。アイルランドの主食はジャガイモなので、毎日ジャガイモ料理ばかりで飽きてしまうことも。
しかしながらアイルランドは日本食のレストランはありますが、スーパーに日本の食材がほとんど置かれていません。日本食が好きな人はインスタントの日本食を持っていくと良いでしょう。
遊ぶ場所が少ない
アイルランドには公園とパブしかない、と言われるくらい遊ぶ場所が少ないです。
留学当初は新しい異国の街での生活や新しい出会いを楽しむ事ができますが、留学で長い期間滞在すると週末はやることがなくなり一日中家に居た、なんてこともあります。
ただし近くの国に格安で旅行に行くことができます。平日は語学の勉強に集中し、休日は他のヨーロッパ諸国へ旅行して楽しむというような生活も可能です。
雨が降る日が多い
アイルランドは年間の降水量は日本より少ないものの、雨が降る日はとても多いです。
「アイルランドは一日の中に四季がある」といわれるほど一日の中でも天気が変わりやすく、慣れていない日本人に大変です。また、どんなに良い天気でもいつ雨が降るかわからないので、折りたたみ傘は常に持ち歩きましょう。
アイルランド留学エージェントに関するよくある質問
アイルランド留学を検討中の方は、エージェントおすすめのチェック!
>>アイルランドのワーホリ徹底解説【2024年版】費用から申請方法まで
アイルランドでのワーホリを検討中の方はこちら
>>アイルランドのワーホリ徹底解説【2024年版】費用から申請方法まで