2021年 10月17日 日曜日
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紅の豚に学ぶ英文法「~だよね?」「~でしょ?」を表す付加疑問文の使い方【ジブリで英語学習#11】

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会話をしていて、「あれ、〇〇だよね?」と言う様なシーン、よくありますよね。話し手がある程度意志や意見があるけれど、それを確認をしたいという様な場面です。

この様なニュアンスを英語で伝えるには、付加疑問文を使うと便利に表現できます。

ジブリ映画を観ながら英文法を学ぶシリーズでは、実際にジブリ映画に使われているセリフをもとに、ネイティブスピーカーが使う英語のニュアンスと英文法を学びます。

今回は、「紅の豚」から、付加疑問文の使い方をマスターしましょう。

*記事内の画像はジブリ公式サイトが提供している素材のみを使っています。そのため、画像と各英会話シーンがあまり一致していませんが、予めご了承ください(あくまで雰囲気を思い出してもらうために使ってます)。なお、ジブリの英語版は、海外在住であれば海外版ネットフリックス、国内であれば英語版DVD(アマゾンへ)で、英語音声・字幕を楽しめます。*リージョン要確認

付加疑問文とは?

付加疑問文は、英語で”Question Tag”と呼ばれ、文章の最後に「isn’t it?」や、「did you?」などと、短い疑問文(タグ)をつける文のことを言います。

文章によって、「~だよね?」と自分が思っている事を確認をしたい時や、「~でしょ?」と念押ししたい時のニュアンスで使われます。

付加疑問文の基本の文法ルール

文法ルール1.

文章が肯定文なら、タグは否定形に、文章が否定文なら、タグは肯定形にする必要があります。

She is beautiful, isn’t she? (彼女きれいだよね?)
She isn’t beautiful, is she? (彼女きれいじゃないよね?)

文法ルール2.

タグは、文章の主語を代名詞に変換します。

Rie doesn’t come to the office today, does she? (りえは今日オフィスに来てないよね?)
※does Rie?とは言えません。

This store is so cool, isn’t it? (このお店すごくかっこ良くない?)
※isn’t this store?とは言えません。

文法ルール3.

動詞(助動詞)の種類を同じ形に合わせる必要があります。

Be動詞の場合
It is freezing day, isn’t it? (今日は凍えそうに寒いね?)
It was freezing yesterday, wasn’t it? (昨日は凍えそうに寒かったね?)

一般動詞の場合
You know about her well, don’t you? (あなた彼女のこと良く知ってるよね?)
→knowが現在形なのでtagも現在形を使う
You knew about her well, didn’t you? (あなた彼女のこと良く知ってたよね?)
→knewが過去形なのでtagも過去形を使う

それでは、紅の豚から様々な付加疑問文のシーンを見ていきましょう。

付加疑問文の例

例①

紅の豚、ポルコが乗っている赤い飛行機を見つけた子どもたち。海賊たちに「見たのか?どこにいる?」と聞かれ、「見たよね~?」と子供たちが2人で確認しあっているシーンです。

オリジナル(日本語):見たよね?ね?
英語訳:We saw it, didn’t we?

「We saw it.」で「私たちはそれを見た」という肯定文ですよね。その文末に「didn’t we?」のタグをつけることで、「見たよね?」という確認を促すニュアンスになります。

ここでは、「We saw it.」主語がWeで動詞がsawの過去形という肯定文なので「didn’t we?」が使われています。

この問いに答える場合、
見たなら「Yes, we did.」
見ていないなら「No, we didn’t.」となります。

例②

ボロボロになった機体を直すために、飛行艇製造会社を運営するピッコロのもとにやってきたポルコ。ピッコロが見せた新しいエンジンを見るなり、ポルコが言うシーンです。

紅の豚6

オリジナル(日本語):これはフォルゴーレじゃないか?
英語訳:This is a Folgore, isn’t it?

「This is a Folgore.」で「これはフォルゴーレです」の肯定文ですよね。そこに「isn’t it?」のタグが付くことで、「これはフォルゴーレじゃないか?」と確認しているニュアンスになります。

ポルコは、エンジンを一目見てフォルゴーレと分かった様子ですが、この様に確信が高い場合でも、相手の同意を求めるニュアンスで付加疑問が使われます。

「This is a Folgore.」の主語はThis、動詞はisの肯定文なので、タグは「isn’t it?」になります。

この問いに答える場合、
フォルゴーレなら「Yes, it is.」
フォルゴーレではないなら「No, it isn’t.」です。

例③

先ほどの例で出てきたフォルゴーレのエンジンを、ポルコの目の前で試運転するピッコロ。予想通りの質の良さに、ピッコロがポルコに対して言うシーンです。

紅の豚4

オリジナル(日本語):良い音だ。このエンジンは当たりだぜ。どうだ?よく回るだろう?
英語訳:Sounds good! This engine is right on! What do you say? It spins well, doesn’t it?

「It spins well.」で「これ(エンジン)は良く回る」という肯定文ですね。そこにタグがつくことで、「良く回るだろう?」と相手に確認を促しているニュアンスですね。

実際に目の前でエンジンを回しているので、疑問文というよりかは、同意を求めるニュアンスです。「Spins」は3人称単数の一般動詞なので、タグは「doesn’t it?」になります。

この問いに答える場合、
良く回っているなら「Yes, it does.」
回っていないなら「NO, it doesn’t.」

例④

無事、アメリカ人のカーティスとの戦いに勝利したポルコ。飛行機を直した少女、フィオはポルコと共にこれからも飛行をしていくつもりでしたが、ポルコに別の飛行機に乗せて返されようとしているシーンで、フィオが反抗して言う台詞です。

オリジナル(日本語):ポルコの船に乗る!パートナーって言ったじゃない?
英語訳:I ride in your plane! We are partners, aren’t you?

「We’re partners.」で「私たちはパートナーです」の肯定文ですよね。ここに「aren’t you?」がつくと、「パートナーでしょう?」というニュアンスになり、このシーンにおいては、「わかってないの?」と、相手に強めに言う言い方に聞こえます。

この様に、付加疑問は言い方やイントネーションによって、強い言い方にも使えます。日本語の「~でしょ?」や「~だよね?」を強く言う時の感覚と同じです。

この問いに答える場合、
そう思うなら「Yes, we are.」
そう思わないなら「No, we aren’t.」

例⑤

最後の例です。小さな子供たちが海賊達の機体で動き回っているシーンです。海賊の一人がうるさい子供たちに、命令しています。

紅の豚5

オリジナル(日本語):静かに、静かにしなさい
英語訳:Be quiet, will you?

「Be quiet.」は「静かにしろ」という、命令形ですね。命令形にタグをつけて、付加疑問にすると「~してくれる?」「~してくれない?」と、少し柔らかい印象に聞こえます。

命令形の場合の付加疑問は、肯定文であってもタグが肯定形で使えるという例外ルールがあります。

「won’t you?」を使っても間違いではありませんが、日常会話では「will you?」の方がよく使われています。一方、否定文の命令形は、タグは肯定形の「will you?」しか使えません。

例文:
Close the window, will you? (窓を閉めてくれる?)
Close the window, won’t you? (窓を閉めてくれる?)
Don’t close the window, will you? (窓を閉めないでくれる?)

この問いに答える場合、
静かにするつもりなら、「Yes, I(we) will.」
しないつもりだったら、「No, I(we)won’t.」

Let’s の付加疑問

ジブリの例にはでてきませんでしたが、Let’sを使った文章の付加疑問文をご紹介します。Let’sを使った文章には、「Shall we?」のタグをつけると、付加疑問文になります。

例文:Let’s go to the new restaurant which opened last week, shall we?
(先週オープンした新しいレストランに行かない?)

まとめ

いかがでしたか。

付加疑問文のニュアンス、日々の会話でたくさん使いますよね。この様な細かいニュアンスを英語で伝えることができると、より自然な英会話に近づくことが出来ますよ。ジブリの例を参考に、ご自身で練習してみてくださいね。

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マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

引き続きお楽しみに!

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