コロナの規制も緩和し、留学を考えていた人たちは次第に情報収集に動いている頃ではないでしょうか。
そこで、最近よく見かける「スマ留」とはどのようなエージェントか気になる人も多いと思います。
今回この記事では、費用が安いことで有名なスマ留についてメリットとデメリット、おすすめできる人などを解説していきます。

対象国は「オーストラリア、カナダ、フィリピン、マレーシア、アメリカ、ニュージーランド、マルタ、イギリス、アイルランド、ドバイ、南アフリカ」。できるだけ費用を抑えて留学したい方は、今すぐチェック!
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目次
スマ留とはどんなエージェントか
スマ留は、料金がリーズナブルなことで有名な留学エージェントです。
サポート料が0円と非常に魅力的でありながら、日本語の相談窓口も構えており学習サポートにも力を入れています。
そのため、初めての留学で不安が多い人も安心して利用できるエージェントといえるでしょう。
また、料金プランがパッケージ化されており、非常にシンプルです。
スマ留のパッケージには以下の項目が含まれているため、利用を検討している方は参考にしてください。
スマ留のパッケージの内容
・授業料
・入学金
・教材費
・滞在費
・学習サポート
・安全サポート
・諸経費
※「海外航空券」「海外留学保険」「ビザ」は含まれていません。
スマ留の費用はなぜ安い?
スマ留は、業界的にみてもコストパフォーマンスが高いエージェントです。つまり、留学業界のLCCとも言う人もいます。
そこで、多くの人が気になる「安さの理由」を解説していきます。
午後のクラスが紹介される
スマ留の料金が低い最大の理由は、レッスンを受ける人が比較的少ない低い午後のクラスが紹介されるからです。
他のエージェントが紹介する午前中のクラスは、人気が高いため授業料が午後よりも高く設定されていることがあります。
そのため、利用者が支払う授業料が高かったり、エージェントによってはサポート費用で10万円近くかかるケースもあるため、支払い総額が高額になってしまいます。
スマ留ではレッスンを受ける人が少ない午後のクラスを紹介し、サポート費用を受け取らないビジネスモデルのため、利用者への負担を抑え、低価格の留学を実現しています。
料金プランがパッケージ化されている

スマ留の場合、料金プランがパッケージ化されています。
そのため、自由に自分の留学をオーダーできませんが、パッケージ化してプランが決められていることで費用を抑えることが可能です。
オーダーメイド留学を売りにしている他社の場合、豊富な選択肢から自分の好きなプランをカスタマイズできます。
しかし、その分エージェントの負担も増えるため、手数料なども上がってしまうことが一般的です。
一方のスマ留は、オーダーメイドはできないもののプランがパッケージ化され決まっているため、一律に低価格で留学を叶えることが可能です。パッケージ化と言っても、3種類のプランから選ぶことができ、いずれも留学に必要な諸費用は含まれています(航空券代などは除く)。
サポート費用が0円である
スマ留を利用する際、サポート費用や手続き料は必要ありません。
留学エージェントのビジネスモデルは、大きく分けて2パターン存在します。
2:生徒を送った学校からの紹介料のみ
スマ留は、上記の2つ目「生徒を送った学校からの報酬のみ」のビジネスモデルです。生徒を入学させた語学学校から紹介料を得ているため、利用者からは料金を受け取りません。
このビジネスモデルも、スマ留の料金が低い要因の1つといえるでしょう。
スマ留のメリット
低価格で安心のサポート体制を準備しているスマ留は、多くのメリットがあります。まずは、スマ留にどのようなメリットがあるのか、詳しく解説していきます。
料金が安い
スマ留最大のメリットは、利用料金が安いことです。
先述でも解説したとおり、利用者に手数料やサポート費用が発生しないため、スマ留では滞在費や授業料などの留学に必要な料金しかかかりません。
他の人気エージェントと比較すると、以下のような差があります。
【アメリカ 24週間コースの場合】
スマ留 | 一律94万8,000円 |
留学ジャーナル | 112万~230万円 |
ウィンテック | 80万~320万円 |
他のエージェントがプランにより料金が変動する一方で、スマ留は一律94万8,000円で留学が可能です。
留学エージェント最大手の1つである留学ジャーナルの最低金額が112万円のため、スマ留のコスト面でのメリットは際立っています。
またウィンテックの場合、長期間の留学の場合、別途手数料が10万円が必要です。そのため最低金額は90万円となりますが、実際のところ諸々の諸費用がかかり、90万円に収まることもまずありません。
このように、他社と比較してもスマ留のコストパフォーマンスの高さは一目瞭然です。
サポート体制が整っている
スマ留は手数料が0円にも関わらず、学習サポートや相談窓口が整っています。そのため、留学前に英語力に不安がある方は学習サポートを受けることも可能です。
もしも現地でトラブルがあった時、何か相談したい時も現地のJTBオフィスに24時間いつでも相談できるため安心できます。
このように、サポート体制の厚いスマ留の場合、初めての留学で不安が多い人でも利用しやすいメリットがあります。
プランがシンプルでわかりやすい
スマ留の料金プランは先述で紹介したとおり、国別で一律となっています。もちろん、国によって授業料や物価が違うため、国ごとに料金の差は異なります。
しかし、留学先の国を絞った後は、どこの学校に入学しても料金が変わりません。
そのため、予算の組み立てが楽になる点や、他社との比較もわかりやすいです。
パッケージ化された一律料の金額は、留学プランをたてる際にわかりやすく、ユーザーも利用しやすいでしょう。
スマ留のデメリット
メリットの多いスマ留ですが、一方で注意すべきデメリットもあります。
ここではデメリットの詳細を解説しますので、利用前に確認することを推奨します。
選択できる学校が少ない
スマ留では、エージェントが厳選した学校のみ紹介されます。そのため事前に自分でリサーチし、興味のある学校を自由に選択することができません。
また、選択できる学校数も多くないことから、明確に入学したい学校が決まっている人にとってはやや使いづらいかもしれないでしょう。
そのため様々な語学学校を知り比較検討したいのであれば、スマ留以外のエージェントも利用し、情報源を増やすことを推奨します。
午後のクラスしか選べない
午前中に授業を終わらせ、午後を満喫したい人にとって、午後のクラスしか選べないのは大きなデメリットになるでしょう。
スマ留の低価格を支える午後のクラスのみの選択ですが、人によってはライフスタイルに合わない可能性もあります。
ただ中には午後と午前で授業料が同一の場合、午前中のクラスも選択できたとユーザーもいるので、事前に確認することをおすすめします。
日系の学校であれば、直接申し込みした方が安いかも
留学エージェントを通す最大の理由は、語学学校自体が外国資本であり、日本語での手続きが難しいからです。
欧米の語学学校では日本人スタッフがいない所も多かったり、ホームページを見つけても、直接申し込みができない学校もあります。
しかしながら、日系の学校であれば日本語のホームページを持っているため、直接申し込めます。
価格もホテルズドットコムやアゴダを使わないでホテルに直接申し込んだほうが安いように、留学でも直接申し込みをした方が安いことがあります。
そういったことが可能な代表的な留学は、フィリピン留学です。
他にもハワイ留学、LA留学、フィジー留学なども一部の学校でできます。
そのため、日系の資本が入ってる学校に興味がある方は、直接問い合わせや、申込みをおすすめします。
スマ留を使うべき人の特徴
様々なメリット、デメリットがあるスマ留ですが、全体的に判断すると以下のような人はスマ留と相性が良いでしょう。
初めての留学で不安が多い人
低価格ながらもサポート体制があるスマ留は、初めての留学で不安が多い人も安心して使えるでしょう。
多くの人は、留学前の英語力や現地での生活において不安を感じるはずです。その場合、スマ留の学習サポートは大きな味方となります。
事前に英語学習をサポートしてくれたり、現地で必要な情報などをスタッフが教えてくれます。
予め予備知識を入れておくことで、いざ渡航しても学習した内容を参考にし、留学生活を送ることができます。
また留学で最も怖いことが、現地でトラブルが発生し、日本語が通じないことです。
スマ留では、JTBのスタッフが24時間トラブル対応を行っています。そのため、現地で何か予期せぬトラブルで困ったりしても、いつでも連絡を取ることができます。もちろん留学中の学校に相談することも可能ですが、夜間はスタッフが勤務時間外なので余程の事でないと相談は難しいと思います。
このようにサポート体制が整っているスマ留は、初めて留学する人でも安心して使えるサービスといえるでしょう。
*ただし、規約によればスマ留が指定した代理店でのチケット購入や、海外旅行保険などに入っていないと適応されないトラブルもあると思いますので、確認は必要です。
語学学校にこだわりがない人
語学学校の選択肢の少ないスマ留ですが、逆に語学学校選びにこだわりのない人であればデメリットになりません。
スマ留は語学学校の選択肢は比較的が少ないのですが、しっかりと激選された語学学校のみを取り扱っています。
そのため、どの学校も質も高く、英語力を上げることに関しては問題ありません。
留学先で何をしたいのか、目的が明確になっていれば、語学学校はどこでも良いと思う人も一定数いるでしょう。
学校以外に明確な目的あり、学校生活はある程度授業を学べれば良いと割り切っているのであれば、スマ留は相性が良いサービスと感じるはずです。
料金をとにかく抑えたい人
コスパの良さが売りのスマ留は、コストを抑えたい人には非常におすすめできるエージェントです。
高額な手数料やサポート費用がかからず、授業料自体も安いスマ留では、留学にかかるコストを全体的に大きく下げることができます。
渡航先や選択する語学学校によっては、他社と比べ50万円近く料金を抑えることが可能です。
また、料金体系もパッケージ化され一律となっているため、わかりやすく予算との相談も比較的行いやすいです。そのため、留学は行きたいけれどなるべく料金を抑えたい人は、一度スマ留の利用を検討してみてはどうでしょうか。
トラブル回避!スマ留のキャンセル規定をチェック
スマ留に限らず、留学エージェントを利用する時にトラブルになりがちなのが、留学前のキャンセルです。
これはコロナ禍ゆえの現地の状況の変化と、ご自身の事情の2パターンがあります。
その1:コロナ関連のキャンセル規定
現在コロナウィルスの影響で、未だ各国で入国規制がかかっています。
コロナの影響で留学をキャンセルをしたくても、ホームページ上でキャンセルポリシーなどは確認できません。
ホームページ上では、「キャンセルについてはお問い合わせください」とだけ記載されています。
スマ留の新型コロナウイルスに伴う各国の最新状況と当社対応について
→https://smaryu.com/column/d/54732/
現在スマ留はリモートワークを導入しているため、電話での問い合わせはできず、メール対応のみとなっているようです。
また、実際の利用者の声を見てみると、2020年初め頃はコロナウィルスの影響で留学を断念せざるを得なかったにもかかわらず、キャンセル料が発生した利用者もいたようです。これは申し込み時の規定通りの対応といえばそうだったようですが、クレームが起こりました。
現在では新型コロナウイルスの日常化に伴い、返金についての規定を変更しています。コロナによる特例措置を導入しています。
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▼変更後の規定
新型コロナウイルスの影響で渡航時期に留学ができなかった場合、キャンセル料金を免除し、お申し込み金含む全額をご返金
※コロナウイルスの影響による渡航先の入国の拒否、入国制限がかかっている場合に限ります。
詳細は以下よりご確認ください。
→https://smaryu.com/column/d/67415/
▼対象者
2022年7月以降渡航予定で期間中にスマ留で留学をお申し込みされたお客様
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これはスマ留に限らずどのエージェントを利用しても言える事ですが、申し込み後に再びコロナの影響で留学ができなくなることの可能性を考え、必ずキャンセル規定は確認しましょう。コロナによる特例措置についても、実際にはどのようなケースが対象となるかもしっかり確認してください。
その2:一般のキャンセル規約
申込時は必ずここに目を通してからではないと、申し込みができないようになっています。
コロナ以外の理由でのキャンセル規定ははっきりいって、どの留学エージェントよりも厳しいです。確実にここをじっくり読んでから申し込みしましょう。
スマ留を使ってどんな留学生活を送るのかが重要
スマ留を利用するかしないかに関わらず、留学で最も重要なことは「現地で何をするか」です。
良い語学学校を選んだり、有名なエージェントを利用することももちろん良いでしょう。
しかし、留学する目的を達成できるか、夢を叶えられるかは現地にて自分がどう行動するかによって大きく変わります。
例えば、外国人の友だちを多く作りたいのであれば、どこの語学学校でも多くの人と繋がりが持てます。
また、日本語から遠ざかり英語漬けの日々を送りたいのであれば、現地の人と多く触れあうことが求められます。
このように、留学の目的を軸にプラン設計をするのであれば、ある意味どこの語学学校でも大きな差はありません。
語学選びに時間を費やすよりも、現地でどのように過ごすのかに重点をおいてプランニングをしたほうが、よっぽど良い留学を実現できるでしょう。
現地でどのような生活をしたいのか、最終的なゴールはどこなのかが明確になっているのであれば、スマ留を利用しひとまず海外に飛び立ってみるのも良いかもしれません。
まとめ
総合的にスマ留を判断すると、費用を抑えながら留学をしたい人にはオススメのエージェントです。選択できる学校はそう多くありませんが、結局留学で大事なことは現地でどう行動するかです。
そのため、目的や夢が明確な人であれば、どこの語学学校にいっても自分にとってプラスになる生活が送れるはずです。
明確に叶えたいゴールがあるものの、お金があまりないがそれでも留学をしたい人は、一度スマ留をりようし、海外に飛び立ってみるのも良いでしょう。
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