英語を学ぶ場所として、世界で最も人気のある国とされているイギリス。
毎年約60万人もの留学生が、英語を学ぶためにイギリスを訪れています。では実際にイギリス留学をするためには、どのようにして留学エージェントを探し、留学手続きを進めていくのがよいのでしょうか。
今回はイギリス語学留学を検討する方のために、イギリス留学の特徴や、おすすめの留学エージェントなどについてご紹介します。
留学後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することのないように、前にこの記事でイギリス留学の特徴を下調べをしたうえで、有意義な留学生活を送っていただきたいと思っています。
目次
コロナ禍でイギリス留学は可能?
2023年1月時点、イギリスへの留学は可能です。コロナ規制は解除されています。
日本大使館公式サイト
→在英国日本国大使館
イギリスってどんな国?
本場のイギリス英語を学べる

イギリスは英語の母国です。今では世界のさまざまな国で英語が第一言語として話されていますが、過去をさかのぼればイギリスからの移民がアメリカやカナダ、オーストラリアなどに移住したことにより英語が世界に広まりました。
近年ではクイーンズイングリッシュ話者は約3%まで減少したと言われていますが、依然としてイギリス英語は洗練されていて上品なイメージを与えることが出来る話法です。
イギリス英語の発音が気になる方は、YoutubeでBBCなどのアナウンサーの発音を聞いてみるとアメリカ英語との違いがわかりやすいです。
英国の文化や歴史も学ぶことができる
留学はただ英語を学ぶだけはなく、その国の文化や歴史に触れられるというのもメリットのひとつです。ロンドン市内には世界遺産が4つもあるほか、世界最大の博物館のひとつに数えられる大英博物館があるなど、歴史や文化にふれるスポットがたくさんあります。
また、ほかのヨーロッパ各国への交通の便のよさもあります。LCCのほか、英仏海峡トンネルを使ってイギリスとヨーロッパとを結ぶ国際列車「ユーロスター」があり、パリやブリュッセルへの旅行なども可能です。
イギリスを拠点にしてヨーロッパ各国を気軽に訪れることができます。日本からヨーロッパへ旅行するには最低でも一週間ほど日数が必要ですが、イギリスからは1泊2日でも旅行できることは大きなメリットと言えるでしょう。
日本食レストランが多い
「洋食派だから関係ない」と思った方はいませんか?
日本食を食べるというのは日本を感じるということであり、お腹を満たすというよりも精神的に安定するために日本食が必要になるときもあるかもしれません。日本食レストランが多くあるイギリスでは、ホームシックになる可能性を抑えることができると言えるでしょう。
教育水準が高い
世界大学ランキングとして有名な「Times Higher Education」や「QS Universities Rankings」では世界トップ100に数多くのイギリスの大学がランクインしています。
イギリスの教育水準の高さを証明しています。
治安・安全面
また気になるのが、イギリスの治安だと思います。全世界の都市の情報をまとめている「Numbeo」のデータを見てみましょう。

一番上のCrime Indexは、イギリス全体の治安15項目のアンケートを総合した結果です。50を「普通」として、数字が小さければ「良い/心配ない」、数字が大きければ「悪い/心配してる」を意味します。
■世界各国のCrime Index(2022年1月12日時点)
イギリス:46.07
アメリカ:47.81
カナダ:41.89
オーストラリア:43.03
フィリピン:42.46
マルタ:40.39
日本:22.19
他国と比べたイギリス留学のメリットとは
世界中から留学生が集まる環境
English UKが2017年に発表した「STUDENT STATISTICS REPORT 2016」によると、2016年におけるイギリスに留学する生徒の出身国割合は、ヨーロッパが約50%を占める一方、アジアは約20%にとどまっています。
参照元:https://www.englishuk.com/
国別にみると、1位がイタリア、2位がサウジアラビア、3位がスペインとなっており、日本は9位。留学生全体における日本人比率が少ないことが分かります。
ほかの留学先では「現地に行ってみたら日本人やアジア圏の生徒ばっかりだった」という話もありますが、イギリスではそのような心配は少ないでしょう。「英語を学ぶ」という共通の目的を通じて、世界中に友達ができるチャンスがあります。
英語学習初心者にとってネイティブスピーカーと話すことは能力的にも心理的にも大変ですが、英語ネイティブではないヨーロッパからの学生であれば、英語という共通語を使ってコミュニケーションを取ることも難しくありません。ヨーロッパからの留学生からそれぞれの母国について教えてもらうと、学校では学べない新たな発見があり刺激になります。
英語教授に関するノウハウが蓄積されている
英語発祥の地であるイギリスは、長い間言語教育において先進的な役割を果たしてきました。現在世界で使われている教授法の多くがイギリスで考案されたものです。教授法で英語を学ぶことで、より短期間で伸びが期待できます。
また、他の国に比べて多くの英語コースがあり、目的や年齢に応じて自分に合ったコースを見つけやすいです。さらにイギリスの英語教育は、参加型であることを重要視しています。座学だけでなくゲームやディスカッションなどが行われます。時には動画を見たりするなど、日本の英語勉強法とは違ったスタイルで英語を身に付けることができます。
英語学校の品質保証システムが確立されている
イギリスの教育における質の高さは世界的に有名です。英語のコースを提供している学校は、教育内容や滞在施設、生活サポート、設備の質などを定期的に監査されています。
たとえばイギリスの公的な国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルはAccreditation UKと連携し、教育水準の維持・向上につとめています。こうした語学学校の品質が評価され、世界中から留学生が集まってきているのです。
さらにブリティッシュ・カウンシルでは、留学カウンセラーを対象にしたトレーニングも実施しています。留学カウンセラーに対してイギリス留学の魅力、教育制度に関する理解をより深めてもらうもので、2003年の開始以降、300名以上のカウンセラーが修了しています。
資格の有効期限は2年間と決められているため、常に新しい知識が要求されます。資格はあくまでも受講者本人に授与され、留学エージェントを認定するものではありませんが、トレーニングを修了かつ有効期限内の資格を有するカウンセラーの名前と所属エージェント名は、ブリティッシュ・カウンシルの Global Agent List (GAL)に掲載されています。
試験対策も万全
イギリスではさまざまな語学学校で試験対策コースを開講しています。日本ではTOEICが重視されていますが世界的にはあまり重視されておらず、イギリスでもIELTSやケンブリッジ英検が主流とされてています。これらの試験対策コースもあちこちで開講されています。
もしこれから海外で働きたい、海外の大学に進学したいという目標があるのなら、TOEICよりIELTSなどの試験を受けたほうがはるかに役立ちます。留学の成果を形にするという意味で、これらの試験を受けてみるのもおすすめです。
6ヶ月以内の短期留学には学生ビザが不要
海外で勉強をする際に気になるのがビザ事情です。ワーキングホリデービザを申請するにしても、学生ビザで入国するにしても必要な書類を手配したり、健康診断受けたりするなどさまざまな労力が必要となります。
しかし、イギリスは観光ビザで6ヶ月まで滞在できます。これはつまり、6ヶ月以内の短期留学であれば、学生ビザが不要ということです。これだけでもだいぶハードルは下がるのではないでしょうか。
おまけ:学部留学の場合のメリット
語学留学におけるメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、語学コースから大学への入学を検討している方に向けて、イギリス留学のメリットを追加で2つお伝えします。
Pre-sessionalの受講で英語要件が免除される
イギリスの大学に入学する場合、IELTS 6.0程度の英語力を求められることがほとんどですが、高校までの英語学習でIELTS 6.0に達するのは非常に難しく、IELTSがイギリスの大学への入学の障害になってしまうことも少なくないでしょう。
しかし多くのイギリスの大学では”Pre-sessional”コースを設けており、大学の英語要件を満たしていなくても、”Pre-sessional”を受講すれば英語要件が免除される場合があります。
コースの種類が豊富
イギリスの大学には様々なコースがあり、膨大な選択肢の中からあなたの興味に合ったコースを選ぶことができるのもイギリス留学の魅力です。
特にイギリス発祥の学問分野である国際開発学を学びたいと思っている方は、イギリスの大学への入学を検討されても良いでしょう。
イギリス留学のデメリットとは
学費や生活費が高い
イギリスの学費はフィリピンなどに比べると学費が非常に高く、なるべく費用を抑えて留学したいと考えている方にとっては良い選択肢とは言えません。
また物価が日本より高く、外食をすると2,000円程度はかかると考えておいた方がよいでしょう。しかし、イギリスにはTescoやAsdaと言った格安スーパーがあり、自炊をすれば食費を抑えることは難しくありません。
ご飯が美味しくない
イギリスと聞いて真っ先に思い浮かぶのが、「ご飯が美味しくない」ではないでしょうか。
先ほどもお伝えした通りイギリスの外食は高く、日本だったらこれだけ出せばもっと美味しいものが食べられるのにと感じることもあります。食事は生活においても重要な要素の一つですので、食事に強いこだわりのある方は、イギリスは避けた方が無難です。
天気が悪い
一般的に言われているほど雨が降り続けているということはありませんが、天気はあまりよくなく一日中曇っていることがほとんどです。この天気がイギリスらしさと言えばイギリスらしさなのですが、天気によって気分が左右されやすい方は注意が必要です。
イギリス留学に人気の都市5選
それではここで、留学先として人気のあるイギリスの都市を5つご紹介します。
ロンドン
●人口:約870万人
●気候:春から秋にかけて、気温は全体的に東京よりやや低め。夏は23℃程度だが、暑くなる日もあり。冬は東京とほぼ同じ気温で、雪は多くないものの降水量が少ないため寒く感じる
●見どころ:バッキンガム宮殿、大英博物館、ロンドンブリッジ、ビッグベン、ロンドン・アイ、セント・ポール大聖堂など
UK(グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国、英国、イギリス)の首都でありイングランドの首都でもあるロンドン。ニューヨーク・パリ・東京とともに世界3大都市の1つに数えられており、最先端を発信する近代都市でありながら、歴史ある街並みを今に保つなど魅力あふれる街です。
ウエストミンスター寺院、ロンドン塔、キュー・ガーデンズなど市内だけでも4つの世界遺産があり、イギリスの魅力が凝縮されています。イギリスの伝統的なパブなどもあちこちにあるので街歩きだけでも楽しめます。
語学学校の数もイギリスの中で一番多いほか、語学学校に通いながら、フラワーアレンジメントやイングリッシュティーセレモニー、アロマテラピーなどを学ぶコースも人気があります。ただしロンドンは物価も高いため、ほかの都市よりも予算を多く見積もる必要があります。
ケンブリッジ
●人口:約13万人
●気候:年間を通して東京よりも気温は低め。夏は最高でも23℃程度で、冬も氷点下になることはあまりない
●見どころ:ケンブリッジ大学のカレッジ群、ケム川など
ロンドンから北へ電車で1時間ほどの場所に位置するケンブリッジ。ケンブリッジ州の州都であり、世界大学評価機関クアクアレリ・シモンズによる「世界大学ランキング2022」で第3位にランクインしているケンブリッジ大学があることで有名です。
人口は少ないですが、落ち着いた雰囲気に憧れてケンブリッジを留学先に選ぶ人も少なくありません。
町の中心部にはメインストリートがいくつかあり、グルメスポットやショッピングスポットがストリート沿いに密集しているので、効率よく観光ができます。古い街並みと緑がほどよく調和している雰囲気がよい街です。
オックスフォード
●人口:約16万人
●気候: 夏は最高でも22℃程度にしかならず、冬でも氷点下まで下がることはない
●見どころ:オックスフォード大学のカレッジ群、ラドクリフ・カメラ、クライストチャーチなど
ロンドンのパディントン駅から直通電車で約1時間の場所にある、オックスフォード州の州都です。前述の「世界大学ランキング2022」で第2位のオックスフォード大学を有し、世界中から学生が集ります。
約1万6,000人もの学生が学んでおり、街を歩けば多くの学生たちにすれ違い、世界的な大学都市であることが実感できるでしょう。ところどころにゴシック建築様式のカレッジが点在し、オックスフォード大学の図書館の一部であるラドクリフ・カメラやボドリアン図書館など大学に関係のある建物も数多くみられます。
近年ではクライストチャーチが「ハリー・ポッター」の撮影に使用されたことで、観光地としてもさらに注目されるようになりました。
ヘイスティングス
●人口:約9万人
●気候:南部にあるため、年間を通して温暖で過ごしやすい
●見どころ:ヘイスティングズ城、聖クレメントの洞窟、バトル・アビーなど
ロンドンから電車で南に1時間半ほどの場所にあるヘイスティングス。のんびりした雰囲気の街ですが、1066年にフランスがイギリスを破り、グレートブリテン島全体を支配した「ヘイスティングの戦い」の舞台として歴史的に知られています。
街にはヘイスティングズ城などの史跡がいくつもあり、歴史を感じさせます。またその美しさからイギリス南部の有数のリゾート地としても有名で、1年を通して観光客で賑わいをみせています。しかし大都会のような騒々しさはなく、郊外ならではの静かな時間が流れています。
ブライトン
●人口:約25万人
●気候:年間を通して温暖。リゾート地として有名
●見どころ:ロイヤルパビリオン、ブライトンピアなど
ロンドンから電車で南に50分ほどの場所にある、イギリス南部を代表するリゾート地ブライトン。イギリス国内でも最大の海辺のリゾート地で、気軽に足を運べる観光地としても有名です。特に夏にはイギリス全土はもとより、ヨーロッパ全体からの大勢の観光客で賑わいをみせます。
観光スポットとしては、19世紀にジョージ4世によって建てられた白亜の宮殿「ロイヤルパビリオン」が有名なほか、少し足を延ばせば、真っ白な絶壁が続く「セブンシスターズ」を見ることもできます。ブライトン大学があり、留学生も多い街です。
イギリス留学におけるエージェント選び方
イギリス留学を現実のものにするためには、いくつかの方法があります。語学学校選びから渡航準備まで全てを自分の力で準備することもできますが、やはりプロの留学エージェントを利用したほうが効率がよいです。
なぜそのように言い切れるのか、留学エージェントを利用した方がいい理由とエージェント選びの際の基準についてご説明します。
なぜエージェントを利用したほうがよいのか
エージェントを使う利点として一番大きいのは「効率的である」ということです。語学留学とひとことで言っても、学校選びから住居の選定、長期にわたる場合にはビザの準備までやることはさまざまです。
もちろん、それらについての情報をインターネットや口コミから手に入れることは可能です。しかしインターネットには、古い情報や誤った情報も混じっています。それらを精査する必要がありますし、知識がなければ難しいです。
それに比べてプロの留学エージェントの元には、最新の正しい情報が常に届けられています。イギリス留学に関する知識がないのであればなおさら、最初から情報を持っているところにアプローチをした方が、効率的であることはいうまでもありません。
ただし、コロナ以前と比べて学校や街の様子は大きく変わっています。現地オフィスを持たないエージェントは、最新の情報を持っていない可能性があります。
また、6ヶ月以上のイギリス留学の場合は学生ビザが必要になります。ほとんどのエージェントは語学学校選びのサポートだけではなく、学生ビザなど必要とする手続きのサポートなどもしてくれます。それらにかかる手間や時間を短縮し、確実に手続きを進めていけるのは大きなメリットです。
さらに、渡航後もサポートを受けられるというのも大きなメリットです。留学生活中には予期しなかったことや自分では対応できないことなど、さまざまなことが起こりえます。その際に家族や友達にも相談することはできますが、やはり現地のことを知っている人に相談できるというのは心強いものです。
留学エージェントを通して学校を申し込んだ場合にでも、留学エージェントは学校側から紹介料を受け取るため、通常留学生からエージェントへの支払いの必要はありません。
留学エージェントとの上手な付き合い方
留学エージェントを利用する一番のメリットは「効率的である」と言いましたが、これは何も渡航前に限ったことではありません。
出発前
学校選びのカウンセリングから見積作成やビザの申請まで、この時期が一番エージェントとの連絡が密になる時期といっても過言ではないでしょう。
まずはどの学校を選ぶべきか、エージェントに相談しながら見積作成をお願いしましょう。学校が決まったあとは申込み手続きやビザの申請、申込書の海外送付や留学費用の送金など、多岐にわたって留学エージェントのサポートしてくれまます。なかには出発前に無料オンライン英会話レッスンを開催してくれるところもあります。
現地滞在中
現地で困ったことがあった際、また緊急トラブルがあった際などは、学校または留学エージェントに連絡をします。現地を知るスタッフが対応してくれるため、それだけでも安心感があります。現地にオフィスを構えているエージェントの中には、ラウンジなどを開放している場合もあり、コミュニケーションスペースとして活用できる場合もあります。
帰国後
留学期間が終わった時点でサポートも終了というエージェントも多いですが、帰国後も就職サポートや、会社紹介などを行ってくれるエージェントもあります。今後の就職や転職を考えている場合には、このようなサポートがあれば心強いです。
イギリス留学に強いエージェントの見分け方 5選
留学エージェントとひとくちに言っても、さまざまです。こちらの要望を親身になって聞いてくれ色々提案してくれるところもあれば、送客したい学校をやたらおすすめしてくるような良くないエージェントもあります。
なかには旅行代理店の勤務経験がある、または短期間だけイギリスに滞在したことがあるというだけの人が、個人でエージェント業に手を出しているケースも少なくありません。
よい留学エージェントは、イギリスの教育に関する知識はもちろん、授業の選び方、勉強方法、現地での生活などに関しても知識があります。しかしそれを見極めるためには、自分でもある程度の知識が必要です。自分でもある程度情報を得たうえで、エージェントにいくつか質問をしてみましょう。
その答えが適切だったり、納得できるものであったりすれば、信頼できるエージェントといえます。逆に、答えを濁したり曖昧だったりするならば、その留学エージェントは専門知識がないため選ばないほうが無難です。
1.現地オフィスがあるかどうか
イギリスに現地オフィスがあるエージェントを探しましょう。ただし、ほとんどはロンドンのみで、ケンブリッジやその他都市にまでオフィスを持つエージェントはほとんどありません。
特にコロナ前と比べて学校のシステムや街の様子も変わっているため、現地オフィスが得る最新情報がとても大事です。また、現地のサポート体制がどうなっているのかも重要なポイントです。
2.要望に対して誠実な対応をしてくれるかを判断する
留学エージェントを選ぶ際には、必ずカウンセラーと直接話をしてから決めましょう。その際に、こちらの話をしっかり聞いたうえで話をしてくれるかを見極めてください。こちらの希望を聞かずに特定のプランや学校を推してきたり、契約を取りたいあまり考える時間もなく返事を急がせたりするエージェントは論外です。
逆にこちらの要望について真剣に検討してくれ、マイナス面も含めて正直に話をしてくれるようであれば、自分に合う留学エージェントである可能性が高いです。
3.料金体系が明朗かを確認する
海外留学には、学校の授業料のほかにも宿泊費、入学金、教材費などさまざまな費用が必要になります。トータルでいくら必要なのか、またその内訳はどうなっているかをしっかりと提示してくれる留学エージェントを選びましょう。
値段の相場は個々の希望や事情によっても変わるので、エージェントに問い合わせをしたり、説明会やセミナーに参加したりして直接話を聞くことをおすすめします。実際に話をして質問してみることで、カウンセラーの対応がどの程度しっかりしているのかの判断もつきます。
4.複数のエージェントを比較する
エージェント選びをする際に必ずやってほしいことがこちらです。ひとつのエージェントとばかり話をしていると、そこが一番良いように思えますが、いくつかのエージェントを同時に比べるところでそれぞれの強みや弱み、メリットやデメリットが見えてきます。
そのうえで納得のいくエージェントを選ぶようにしましょう。ほとんどのエージェントは無料で相談を受け付けています。
また問い合わせの返信が遅いエージェントは避けたほうが良いでしょう。
5.返金・キャンセル規制を確認する
今現在、隔離期間が必要なものの留学は可能です。しかし今後コロナの状況次第で、再度留学が出来なくなることもあり得るかもしれません。申し込み後にキャンセルせざるを得ないことも考え、返金やキャンセル規定は必ず確認しましょう。返金規定は、留学エージェントによって大きく異なります。
このコロナ禍で倒産してしまった留学エージェントも少なくありません。見極めは難しいですが、個人で運営してるエージェントは避けた方が良いでしょう。エージェントから学校への入金までの期間を明確にしてるエージェントもありますので、その点も確認してみてください。
おすすめ留学エージェント7社 | 特徴 |
---|---|
スマ留 | 他社の最大半額で留学可能 |
スクールウィズ | 国内最大級の留学サイトを運営 |
ISS留学ライフ | Z会グループのエージェント |
LSS ロンドン・スタディーサポート | 国際機関ICEFの認定エージェント |
留学@UK | イギリス留学専門のエージェント |
ロンドン留学センター | 語学留学以外に幅広い留学をサポート |
イギリス留学スクエア | 日本は広島にオフィス |
イギリス留学エージェントに関するよくある質問
おすすめのイギリス留学エージェント7社
おすすめのイギリス留学エージェント7社をランキング形式でご紹介します。
スマ留
スマ留は料金がリーズナブルなことで有名な留学エージェントで、年間利用者数は10,000人以上です。日本には東京(新宿)に対面で無料相談できるサロンがあり、もちろんオンラインやLINEでも相談が可能です。
おすすめポイント①:留学費用が従来の最大半額
語学学校の空き時間や空き場所を利用することで、従来の最大半額で留学できます。
おすすめポイント②:シンプルなパッケージ料金
国と期間ごとに料金がパッケージ化されているので、追加費用が発生することなく自由に語学学校を選ぶことができます。またカウンセリング前に留学したい国と期間が決まっていれば簡単に費用のシミュレーションを出すことが可能です。
おすすめポイント③:安心安全の365日、24時間コールサポート
世界中どこにいても24時間コールサポートが可能なので初めての留学生活でも安心です。(146ヵ国203都市での駆けつけサービスも可能)
プランによってはオンライン英会話と英語学習アプリが6カ月間活用できる英語学習サポートや実際に学校を見学してから決めることができる学校見学オプションなどサポート面が充実しています。
スマ留公式サイトへ*カレンダーで気軽に好きな日時を選べます
スクールウィズ
スクールウィズは、国内最大級の留学・語学学校の総合サイトを運営しているエージェントです。「一人ひとりにベストな留学選び」をコンセプトに留学と世界の語学学校を可視化する留学情報メディアとして、一人ひとりにあった留学選びをサポートしてくれます。
現在新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為、対面でのカウンセリングは実施しておらず、オンラインでの無料カウンセリングのみ実施しています。
おすすめポイント①:日本最大級の語学学校・留学情報を掲載
日本最大級の留学情報を掲載しており、月間50万人以上の方が利用しています。数多くの留学経験者の留学口コミや体験談、学校料金を定期的に更新しており、豊富な情報をもとに一人一人にピッタリな留学プランづくりをサポートしてくれます。
おすすめポイント②:安心安全、充実の留学サポート体制
カウンセリングやプランのご提案、入学手続きは無料です。また海外保険や航空券など、書類取得代行を必要に応じて行ってくれます。(※実費分は利用者負担)留学中の不安や悩み、学校とのトラブル、留学期間の延長等の相談はLINEやメールで可能です。
おすすめポイント③:業界最安値の代理店手数料0円&最低価格保証
代理店手数料が無料なので学校に直接申込むのと同じ費用でスクールウィズ独自の特典やサポートを受けることができます。最低価格保証や最大26,000円相当のプレゼントがもらえるお得なキャンペーンなどを随時実施しており、費用面のサポートも充実しています。
ISS留学ライフ
ISS留学ライフは1990年の創業以来30年以上にわたり、おおよそ5万人を超えるお客様の留学をサポート。日本には東京、横浜、大阪、名古屋、福岡で対面にて無料カウンセリングが可能となります。(オンラインでも可)
総合教育グループ「Z会グループ」の一員としてお客様に寄り添ったサポートで、一人ひとりに最適な「海外での学び」を提供してくれます。
おすすめポイント①:取り扱い可能な語学学校が豊富
世界28ヵ国1,200校以上の取り扱いがあり、留学経験者でもある専任の留学カウンセラーから最適な留学プランを提案してくれます。
おすすめポイント②:24時間体制の日本語アシスタントサポート
世界12ヶ国21都市の現地提携オフィスのほか、緊急時には24時間体制の日本語アシスタントサービスでサポートしてくれます。
おすすめポイント③:英語レッスンを回数無制限で参加が可能
出発前に対面・オンラインでの英語レッスンを回数無制限で参加が出来ます。
出発前オリエンテーションで留学の準備をしっかりおこなえることで不安を解消して出発ができます。
LSS ロンドン・スタディーサポート
▶︎LSS ロンドン・スタディーサポート公式HPへ行く
現地オフィス:ロンドン郊外
国際教育と留学の発展を支援する国際機関「ICEF」の認定エージェント。現地スタッフはブリティッシュ・カウンシルの公式資格取得カウンセラーで、イギリス留学経験のある日本人のため、留学生の立場に立ったアドバイスをしてくれます。
定期的な学校訪問で現地の最新情報を入手しているほか、現地留学アドバイザーはさまざまな語学学校とのコネクションがあり、留学情報誌や他のエージェントにはない、各学校の詳細を教えてくれるのもメリット。
ロンドン郊外のサリー州に拠点を置いており、イギリス現地到着後にトラブルがあった場合にも、現地の留学アドバイザーがいつでも相談に応じてくれます。
留学@UK
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現地オフィス:ロンドン
ロンドンにあるイギリス留学専門の留学エージェントです。現地型エージェントなので、滞在中にさまざまなサポートを受けることができます。
スタッフは全員、渡英歴が長くイギリスに詳しいのが特徴で、ブリティッシュ・カウンシル認定のカウンセラー2名が現地オフィスに常時在籍しています。日本にオフィスがないため、渡航前のカウンセリングはSkypeかLINEです。
語学学校の手数料は無料のため、自分で直接申し込みをするのと同じ額になります。しかしイギリスに到着してからのカウンセリングやホームステイ先無料手配などのサポートがあるぶん、自分で申し込むよりお得になります。さらに語学学校だけでなく、大学留学、ワーキングホリデー、シニア留学など幅広くサポートしています。
ロンドン留学センター
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現地オフィス:ロンドン
ロンドンと東京、大阪、名古屋にオフィスを構えるエージェント。
語学学校の手配代行手数料が無料なほか、ビザの取得サポート、保険加入手続き、航空券の手配なども無料で行ってくれます。料金も明朗で、最初のメールやカウンセリングで希望するプランの料金を提示してくれます。希望すれば、イギリス現地での滞在費まで含めた留学の総費用も見積もってくれるため安心です。
また、留学前の英語学習のサポートもしており、東京、大阪、名古屋のオフィスにて週2回のネイティブスタッフによる無料英会話レッスンを、何度でも無料で受講できます。
SI-UK
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現地オフィス:ロンドン
留学コンサルタントは全員海外の留学経験を持ち、イギリスの大学によるトレーニングやブリティッシュ・カウンシル公式資格を保有しています。
語学学校だけでなく、大学、大学院、ファンデーションコース、専門学校など幅広く留学のサポートをしてくれます。コンサルティングは無料で、コンサルタントが希望に沿えるようにぴったりの留学タイプや大学やコースを紹介し、手続きについて詳しく案内してくれます。
イギリス留学スクエア
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現地オフィス:不明
イギリス留学専門の留学エージェント。イギリス留学経験者でブリティッシュ・カウンシル公式資格取得カウンセラーのスタッフが常駐しています。
留学期間に応じて授業料の割引などもあるほか、学生ビザ・学生ビジタービザ・ワーホリビザなど申請サポートも無料で行ってくれます。ただし日本は広島にしかオフィスがないため、広島以外の場合には渡航前のカウンセリングは、メールや電話などでのサポートとなります。授業料をエージェントを通さず、学校に直接支払うことも可能です。
イギリス留学エージェントの一覧表
イギリス留学を扱うエージェント22社をご紹介します。
エージェント名 | コメント |
---|---|
[人気]スマ留![]() | 生徒が少ない時間帯にレッスンを受けることで、従来の最大半額での留学が可能。現地オフィスも多い。 |
ロンドン留学センター | 日本にもオフィスがある現地エージェント。イギリスを中心に欧州への留学をサポート。 |
iss留学ライフ | キッズから社会人まで、英語圏または英語が公用語の国々への留学を斡旋。現地オフィスがあるほか、24時間日本語サポートデスクに電話がつながる。 |
スクールウィズ | フィリピンはじめ、欧米留学を取り扱い。現地オフィスは無し。 |
イギリス・ロンドン留学専門 | イギリス留学専門。メインはロンドンだが、それ以外の都市もあり。無料サポートはもちろんのこと、有料なら現地でもより手厚いサポートを受けることができる。 |
SI-UK | イギリス(アイルランド)留学専門。日本には東京と大阪にオフィスを構え、留学をサポートするカウンセラーは全員ブリティッシュ・カウンシルの公式資格あり。 |
留学@UK | イギリス留学専門。現地エージェント。スタッフは全員ロンドン在住で、留学経験もある。 |
ロンドン・スタディーサポート | メインはイギリス、その他アイルランド、イタリア、フランスへの留学も斡旋。ロンドン郊外に拠点がある現地エージェント。 |
イギリス留学代行センター | イギリス留学専門。オーダメイド留学。サッカーや医療英語、また複数都市滞在など、種類も豊富。 |
Averie | ロンドン発の現地エージェント。イギリス留学専門。教師宅ホームステイプログラムもある。 |
アフィニティ | 東京、大阪、福岡にオフィスのあるエージェントで、イギリス以外にもたくさんの英語圏やフィリピンなどの国への留学をサポート。現地イギリスにもオフィスあり。 |
beo | 様々な英語圏の国への留学をサポート。 |
wish | 英語圏、ヨーロッパ、アジアへの留学が可能。ロンドンにサポートオフィスがあり、ワーホリや小学生からの留学も可能。 |
トフルゼミナール | 英語圏+中国留学が可能。中学生からの留学プランもある。 |
KAPLAN | 様々な英語圏+ヨーロッパ諸国への留学を斡旋。資格試験対策コースや小学生からの留学プランもある。 |
地球の歩き方 成功する留学 | 英語圏、ヨーロッパ、アジア諸国への留学をサポート。イギリスではロンドンに現地サポートデスクがある。 |
留学ワールド | 英語圏、アジア、ヨーロッパ、中南米などカバーしているエリアが広い。現地サポートオフィスあり、また帰国後の英会話や就職サポートなども充実。 |
リュウガクリンク | イギリス留学専門の現地エージェント。ケンブリッジ大学英語認定機構公認エージェントでもある。小学生からの正規留学のプログラムもある。 |
イギリス留学センター | イギリス留学専門。日本人が運営する現地エージェント。小学生から留学可能。 |
留学スクエア | 英語圏やアジアの国々などへの留学が可能。各国に無料の現地サポートオフィスがある。オーダーメイド留学可能。 |
イギリス留学スクエア | イギリス留学専門。スタッフはイギリス留学経験者でブリティッシュカウンシル公式資格取得カウンセラー。 |
EIGOmate UK | 基本的にイギリス留学専門。一部アイルランド、フランス留学もあり。 |
ASK英国留学センター | イギリスの小〜高校留学専門。日本人現地エージェント。 |
アイビーUK | 現地エージェント、イギリス留学専門。 |
まとめ
イギリス留学の特徴や人気都市から、エージェントの選び方とおすすめエージェントをご紹介しました。
イギリス英語が好きな方やヨーロッパの文化や街並みが好きな方にとって、イギリスは最高の留学先になると思います。ただ食事や気候の面で、快適な生活を送りたいと考えている方にはあまりおすすめできません。
英語教育のノウハウがある国なので、英語教授法を用いた授業を行う学校や、資格対策試験が充実している学校などさまざまな学校があります。留学エージェントに相談して、自分にあう学校を見つけてください。
留学エージェント176社総まとめはこちら。留学エージェントの仕組みから、カウンセリングの受け方、優良留学エージェント探しのポイント、そしておすすめの留学エージェントをご紹介しています。
コロナ禍でもできるオンライン留学はこちら
→オンライン留学おすすめ校一覧表【2022年】国内留学・海外研修対応
イギリスへ留学する前にフィリピン留学でマンツーマンで基礎を見つけてから2カ国目としていく方法もおすすめです!
フィリピンセブ島留学に関してはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
→俺のセブ島留学|フィリピン語学留学完全ガイド
各国のエージェントまとめはこちら
フィリピン留学・セブ島留学|アメリカ留学|ハワイ留学|カナダ留学|イギリス留学|ニュージーランド留学|オーストラリア留学|アイルランド留学|マルタ留学|フィジー留学|マレーシア留学|ドバイ留学