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イギリスワーホリ【2024年】費用、ビザ申請、仕事、条件など完全ガイド

「イギリスのワーホリの抽選倍率ってすごく高いってホント?」
「イギリスのワーホリの抽選に有利になる留学エージェントはあるの?」
「2024年のイギリスのワーホリっていつから申し込みが始めるの?」

イギリスのワーホリに興味があるみなさんは、このような悩みや疑問をお持ちではないですか?

2024年のイギリスのワーホリの申し込みは、2024年1月31日より開始です。

この記事では、費用の目安、応募の方法、ワーホリまでの準備期間とやるべきことなどイギリスでワーホリをするのに必要な情報を余すところなくお伝えします。

目次

2024年イギリスのワーキングホリデーに関する最新情報

2022年1月募集人数 800名
2022年7月募集人数 700名
2022年募集時期 1月枠:2022年1月17日〜19日
7月枠:2022年7月25日〜27日

2023年まで年に2回の抽選で無作為に選ばれていましたが、2024年より抽選制度ではなく先着順となり定員が6,000名と大幅に増えました。

イギリスってどんな国?

人口 6,733万人
気候 西岸海洋性気候
言語 英語・スコットランド語・ウェールズ語・アイルランド語
通貨 ポンド
1ポンド=180円(2023年12月)
時差 -9時間
※サマータイム時(毎年3月最終日曜日〜10月最終日曜日)は時差が-8時間になる

イギリスの気候は日本に少し似ています。四季があり、1〜2月が最も寒くて、7〜8月が最も暑いです。夏は30度を超える地域もあります。

イギリスの天気といえば、曇りや雨をイメージする方も多いのではないでしょうか?しかし、実際は日本の方がイギリスよりも降雨量は多いです。イギリスの天気が悪いようなイメージを持つのは下記のことが原因であるかもしれません。

  • 日本の台風や梅雨のように一時的にまとまった雨が降るのではなく、1日の中で数回小雨が降るから
  • イギリスでは冬は夏の2倍ほど降雨量があり、さらに、イギリスは日本より年間平均気温が低いため「冬が長い」というイメージを持たれているから
  • 冬の日照時間は夏の日照時間よりもかなり短いから

イギリスにワーキングホリデーに行くメリット

イギリスにワーホリに行くメリットは下記の5点です。

  • 2年間滞在できる
  • 就学や就労に関する条件がないので自分が好きなようにできる
  • ヨーロッパの国々に簡単に旅行に行ける
  • 世界で最も使われている英語ブリティッシュイングリッシュを学べる
  • 多様な文化を学ぶことができる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

2年間滞在できる

イギリスのワーホリ最大のメリットは無条件で2年間滞在できることです。ニュージーランドやオーストラリアも1年以上ワーホリで滞在することは可能ですが条件付きです。

2年間滞在することで、語学力を伸ばすことができ、更にはイギリスの文化や生活について更に理解を深めることもできるでしょう。

仕事を途中で変えられるのも大きいです。他の国は元々1年しかないため、ビザの残りが少なくなると採用されにくく仕事を変えにくいですが、イギリスは2年あるため、途中から違う職種にチャレンジしたり同業種でキャリアアップすることも出来ます。

また、違う土地にも引っ越しやすいです。上記のように仕事を探しやすいという理由もあり、他の国より簡単に違う都市に住んでみることも出来ます。

イギリスは都市によってかなり雰囲気が変わるので、1度のワーホリで2度美味しい体験が出来るかもしれません。

就学や就労に関する条件がないので自分が好きなようにできる

イギリスのワーホリでは、就学や就労に関する条件がないので自分で好きなようにできます。他国のワーホリの場合、語学学校に3〜6ヶ月通う必要があったり、1つの仕事を6ヶ月以上続けてはいけないといったルールがあります。

そのため、英語力を磨きたいと考えれば語学学校に1年通うこともできるし、働くことに重点を置きたい場合は、たくさん働くことができるので非常にフレキシブルであると言えるでしょう。

資金に余裕のある方はイギリスを拠点にしてヨーロッパ旅行に明け暮れることもできます。

ヨーロッパの国々に簡単に旅行に行ける

イギリスからフランス、ドイツ、スペインなどヨーロッパ諸国に、バスや飛行機で簡単にアクセスすることができます。

私の知り合いが以前イギリスに住んでいたのですが、3連休が近づく度に「次はどこのヨーロッパの国に行く?」と友達の間でいつも話題になるほど手軽に簡単に旅行に行けると言っていました。

イギリスのワーホリは2年と非常に長いことから、ヨーロッパ1周旅行することも夢ではないでしょう。

日本からヨーロッパ旅行をしようと思ったら往復の飛行機代がまず高いですし、現地についたら絶対に時差ボケに悩まされます。

でもイギリスから行く場合は近いので交通費が安く済みます。飛行機もLCCがありますしユーロスターという電車もあるので手段も豊富です。

移動時間が短く時差がほとんどないので疲れずにヨーロッパを楽しめるでしょう。ロンドンからオランダのアムステルダムまでの所要時間は、なんと飛行機で45分です!

世界で最も使われている英語ブリティッシュイングリッシュを学べる

日本の学校で学ぶ英語はアメリカ英語です。しかし、世界全体で見るとイギリス英語の方が主流です。

下記の図をご覧ください。


参考サイト:https://moverdb.com/british-vs-american-english/

赤く塗られている部分はアメリカ英語、青い部分はイギリス英語が使われている地域です。イギリス英語が使われている範囲の方が圧倒的に多いということがわかるでしょう。

それは、昔イギリスが、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ等多くの国を統治していたからです。

よってイギリスに留学することで世界標準英語を本場で学ぶことができます。

注意:ロンドンは多国籍な人々が集まるため耳にする英語が多種多様です。もしRPという伝統的なブリティッシュイングリッシュをたくさん聞くことをイメージしている人は少しびっくりするかもしれません。

もちろんイギリス人が話す英語はイギリス英語ですし、イギリスに住んでいる人たちが使う単語やスペルはイギリス式ですので、どこに行ってもイギリス英語は学べます。

多様な文化を学ぶことができる

イギリスは日本からの留学生は少し少ないですが、世界各国から多くの留学生を受け入れている国です。また、ヨーロッパやアメリカからきた移民も多いです。そのため、大都市、特にロンドンでは様々な国籍の人々と触れ合い、彼らの文化や慣習を学ぶことができるでしょう。

ロンドンで働くと、同僚がイギリス人しかいないという状況はほぼなく多国籍になることが多いです。それぞれの国のアクセントがある英語や違う考え方、振る舞いに触れることは良い経験になります。何が普通なのか常識なのかわからなくなります。

仕事の他にも日々の生活の中で、地下鉄の中でそんなことしていいの?とか、スーパーで会計前なのに売り物食べてる…とびっくりすることもたくさんあります。

また、レストランやカフェの店員の接客、スーパーの品揃えなど、普段自分がよく使うものを比べるのも面白いです。

多様な食文化も楽しめます。ロンドン中に色々な国のレストランやスーパーがあるので日本では馴染みのない料理や食材にも簡単に触れることができます。

ルームメイトとご飯を分けあったり作り方を教えてもらうこともあるかもしれません。

イギリスのワーキングホリデービザ申請条件と申請費用

イギリスのワーホリは正式にはTier5 (Youth Mobility Scheme)と呼ばれ、一般的にはYMSと略されて呼ばれることが多いです。

ここでは、イギリスのワーホリの申請条件についてご紹介します。

ワーホリビザ申請条件 -ビザ申請時に18〜30歳であること
(渡航時に31歳になっても大丈夫です)
-心身ともに健康であること
-家族や子供を同伴しなこと
-初めてのイギリスへのワーキングホリデーであること
-最低2,530ポンド(約45万円)の資金を28日間連続で保有していること
ワーホリビザの定員 6000名
ワーホリビザ申請費用 289ポンド(約52,000円)
ワーホリビザの有効期限 イギリス政府が指定したビザ有効期限の間に、
申請者が渡航する。その渡航日から2年間有効
就労の条件 特になし
就学の条件 特になし

2024年イギリスのワーキングホリデーの応募方法

2024年1月31日から申請受付が開始になります。

イギリスのワーキングホリデービザ申請の流れ

YMSビザ申請の流れをご紹介します。大まかな流れとそれぞれ詳しい内容を記載していますので参考にしてください。

①オンライン申請
a)書類の提出
b)ビザ申請料とNHSの保険料の支払い
②ビザセンターの来館予約をとる
③ビザセンターで申請・指紋採取・写真撮影
④ビザ発給・パスポート受領

①-aオンライン申請(書類の提出)

オンライン申請に必要なもの
・パスポート(少なくとも1ページは空きがあること)
・銀行が発行する自分名義の口座の取引明細書(※必ず英文であること)£2530以上の残高を28日間連続して保持していることを証明出来ることが条件です。

残高証明では継続して資金を保有していた証明にならないため、預金通帳を英訳して提出する方が多いようです。

>>オンライン申請はこちらから

①-bオンライン申請(ビザ申請料とNHSの保険料の支払い)

オンライン申請で書類をアップロードした後にビザ申請料とNHS保険料の支払いに移ります。
この際に支払う金額は下記の通りです。

YMSビザ申請料298ポンド(約52,000円)
NHS保険料970ポンド(約175,000円) 年間470ポンド×2年間

NHS保険料とは(National Health Service)国民保険サービスのことでワーホリビザ申請者の加入が義務付けられている保険です。

これに加入しているとイギリス滞在中はかかりつけ医を登録し原則無料で診療が受けられます。(無料で受けられる診療内容には条件があります)2年分の保険料をまとめて支払います。

②ビザセンターの来館予約

オンライン申請後にビザセンターの来館予約ができるようになります。ビザセンター来館は予約が必要なので気をつけましょう。

日本でのビザセンターの所在地は下記の2ヶ所です。遠方に住んでいる方はどちらかに足を運ばなくてはいけないため、あらかじめ頭に入れてスケジュールを組みましょう。

東京オフィス
東京都港区東新橋2-3-14 エディフィチオトーコー4階
大阪オフィス
大阪府大阪市中央区南船場1-3-5リプロ南船場ビル10階

③ビザセンターで申請・指紋採取・写真撮影

ビザセンターでの申請時に生体認証情報の作成があり、顔写真と指紋の採取が必要です。そのため郵送や代理でのビザ申請はできず、本人が直接来館しなくてはなりません。

ビザセンターに行くときは下記のものを持参しましょう。

  • 来館予約表
  • パスポート
  • チェックリスト(オンライン申請の最終画面から印刷できます)
  • 英文での資金証明書の原本
  • YMS申請書
  • 支払い完了メールのコピー

※パスポートをビザ申請センターで受け取る予定の方はパスポート顔写真のコピーを持参する必要がありますので、あらかじめコピーしておきましょう。

④ビザ発給・パスポートの受領

申請内容が審査され許可が降りたらビザが発給されます。その後スポートを受領します。パスポートは郵送での受け取り、またはビザ申請センターでの受け取りのいずれかを選んでください。

家族や友人等による代理人での受け取りも可能ですが、代理人受理の書類が必要になるので気をつけましょう。

BRP(バイオメトリック・レジデンス・パーミット)について

ビザ申請センターで生体認証情報を登録すると、BRP(Biometric Residence Permits)と呼ばれる滞在許可カードが発行されます。

これはイギリスに6ヶ月以上滞在する際に必要となるカード(免許証サイズの身分証)で、ビザ申請時に指定した郵便局で入国後に受け取ります。

ビザが発給された後にパスポートに仮のビザが貼り付けられて戻ってきます。ですがこれは入国を許可するもので2年間の滞在を許可しているものではありません。

滞在許可の証明には必ずBRPが必要です。

イギリスに到着してから10日以内に受け取る必要があるので忘れずに必ず受け取りましょう。早く行きすぎると郵便局にまだ届いていない可能性もあります。

イギリスのワーキングホリデーにおすすめの都市

つづいてイギリスのワーホリにおすすめの都市を3つピックアップしましたので、それぞれご紹介します。

ロンドン

ロンドン
ロンドンはイギリスの首都で、イギリスの全人口の15%が暮らす街です。

イギリスの政治・経済・文化・ファッションの中心地であることはもちろん、緑豊かな公園、世界遺産に登録されているロンドン塔、そして博物館など様々な施設を楽しむことができ、飽きることはないでしょう。

また、ロンドンはイギリスの他の都市と比較すると、非常に国際的であるという特徴もあります。ロンドンで暮らす人々の国籍は約300あると言われているため、様々な国の人々と接する機会が多いです。

リバプール

リバプール
リバプールは、あの有名なロックバンドのビートルズの故郷、かつサッカーチームのリバプールの拠点となっているイギリス北部の都市です。

昔、海運業が栄えていたため、「海商都市」として世界遺産に登録されています。そのため、今でも港町にはその面影や歴史を感じることができるでしょう。夜景が美しいことでも有名です。

ケンブリッジ

ケンブリッジ
ケンブリッジは、世界で最も有名な大学の1つであるケンブリッジ大学がある街です。この町の人口の10%はケンブリッジ大学に通う学生であるためか、市内にある多くのお店で「学割」を使うことができます。

ロンドンまで電車で1時間と少し離れていますが、緑豊かで歴史的建造物が数多く立ち並ぶ落ち着いた街なので、語学を勉強するには最高の環境と言えるでしょう。

イギリスのワーキングホリデーにかかる費用の目安と内訳

イギリスの物価は非常に高いです。そのため、ワーホリにかかる費用も他国と比べると高額で、500万円ほどになると考えておいてください。そのおおよその内訳は下記の通りです。

内訳 費用の概算
語学学校の学費(6ヶ月) 約70万円
渡航費 15〜20万円
ワーホリビザ申請費用 3〜4万円
生活費(1年間) 300〜400万円
その他費用 30万円

このように費用が高いことからも、現地で少しでも給与が高い仕事に就くことが望ましいです。そして上記にもありますが、給与が高い仕事に就くためには高い英語力が必要不可欠なので、出発前に事前に英語の勉強をしっかりしていきましょう。

イギリスのワーキングホリデーにかかる費用の節約術

イギリスのワーホリにかかる費用は非常に高いですが、工夫次第で節約することも可能です。ここでは、イギリスのワーホリにかかる費用の節約方法をご紹介します。下記の5つの方法が代表的な節約方法です。

  • 留学エージェントを通して語学学校に申し込む
  • 観光オフシーズンに渡航する
  • 自炊する
  • 英語力を磨く
  • 大人数のシェアハウスに入る
  • 職場に近くに住む

それぞれの節約方法について詳しく解説します。

留学エージェントを通して語学学校に申し込む

多くの留学エージェントが現地の語学学校や大学と提携関係にあります。そのため、留学エージェントを通して語学学校の入学を申し込むと授業料の割引や特典を受けることができ、学費の節約につながるでしょう。

学費は、留学にかかる費用の中でもかなり大きな割合を占める費用なので、これは非常におすすめな方法です。

しかし、イギリスのワーホリの抽選倍率は非常に高いため、当選してから留学エージェントを探すことをおすすめします。

観光オフシーズンに渡航する

次に、渡航費を節約する方法をご紹介します。観光オフシーズンである冬に渡航すると渡航費を節約することができるでしょう。

渡航費を節約する方法は他にもあり、早めに予約を取るようにしたり、直行便ではなく乗り継ぎ便を活用したり、そして格安航空会社を使うなど様々な方法があるので、これらの方法を検討してみてください。

自炊する

イギリスは非常に物価が高いです。そのため、外食ばかりしていると生活費がどんどん膨らんでいくでしょう。そのため自炊をすることを心がけましょう。

自炊をすることで節約に繋がるだけでなく、健康や体型を維持することも可能です。海外の食事はボリューミーで高カロリーであることが多く、留学後に太ってしまうということはよくあります。

しかし、自炊することでそのようなリスクを下げることができるというメリットもあるので自炊することがおすすめです。

賄いがある仕事をすると食費を抑えられます。

英語力を磨く

ワーホリ中のアルバイトでお金を稼ぐことも費用の節約につながるでしょう。少しでも給料が高い仕事に就くためには、コミュニケーション能力、つまり高い英語力が求められます。

英語力を磨くことで、お金を稼ぐことができ、節約につながるため、一石二鳥、一石三鳥にもなるでしょう。

出発前からしっかりと英語の学習に励んでください。

大人数のシェアハウスに住む

日本では1人暮らしが一般的ですが、イギリスをはじめ多くの海外の国では、一人暮らしではなくシェアハウスの方が一般的です。

シェアする人数が多いほど家賃が低くなります。

しかし、大人数のシェアハウスで暮らすと、うるさかったり、使いたい時間にバスルームやキッチンが使えないといったストレスもあるのでよく考えてシェアハウス選びをしましょう。

職場の近くに住む

日本と違ってイギリスの会社からは交通費が支給されないことがほとんどです。なので職場から遠いところに住んでしまうと通勤時間だけではなく交通費がかかってしまいます。

ちなみにロンドンのバスは距離に関係なく1.5ポンドです。一方で地下鉄(チューブと呼びます)はゾーン制度というものがあり、何駅移動したかではなく、何ゾーンを跨いだかどうかを基準として金額が変わります。

中心部を1ゾーンとして同心円状に6ゾーンまであります。(ロンドン郊外で9ゾーンまでありますが駅はあまりないです)

定期を買う時にも何駅から何駅までではなくて、何ゾーンから何ゾーンまでという買い方をします。

職場と同じゾーン(職場がロンドン中心部だとその近くで家を探すのは難しいですが)か、離れすぎないゾーンに住むのが毎月の交通費の出費を抑える上では非常に大切です。

イギリスのワーキングホリデーでできる仕事

ワーキングホリデーとは?
次に、イギリスのワーホリでできる仕事についてご紹介します。イギリスのワーホリでは主に下記のような仕事をすることができるでしょう。

  • 日本食レストランでの接客
  • アパレルショップでの販売
  • ツアーガイド
  • ハウスクリーニング
  • 運送や引越しの手伝い
  • ホテルのフロントやハウスキーピング
  • カフェでバリスタ
  • 日系企業での事務
  • 日本人家族向けのナニー

英語力が高いほど、英語でのコミュニケーション能力が求められる仕事に就くことができます。そしてそのような仕事は給与も高いことからも、ワーホリ出発前から英語力をブラッシュアップすることをおすすめします。

イギリスのワーキングホリデーで仕事探しに役立つ求人サイト

イギリスのワーキングホリデーにおける仕事探しに役立つサイトは下記の通りです。

このようなWebサイトを上手に活用しながら仕事探しに役立ててください。

イギリスのワーキングホリデーの準備期間とやるべきこと

準備期間とやるべきこと
イギリスのワーキングホリデーの準備に必要な時間は半年〜約1年です。

ここでは、どのような時期に何をすればいいのか解説します。

1年前〜半年前

この時期には下記のことを行いましょう。

  • パスポートを取得する
  • 留学エージェントに依頼する場合は留学エージェントを選ぶ
  • ワーホリに行く都市と語学学校を選ぶ
  • 英語の勉強をする

半年前〜出発直前

この時期には下記のことを行いましょう。

  • YMSビザの申請をする
  • 飛行機のチケットの購入をする
  • 語学学校への申し込みをする
  • クレジットカードの準備をする
  • ワーホリに持っていく荷物を準備する
  • 英語の勉強をする

イギリスのワーキングホリデーのFAQ

最後にイギリスのワーホリでよくある質問とその回答についてご紹介します。

イギリスの最低賃金は?

イギリスの最低賃金は毎年4月に変更されるのでよく確認しましょう。また、年齢ごとに最低賃金が異なるという特徴もあり、非常にユニークです。

2024年4月からは以下のようになります。

18歳未満:6.4ポンド(約1,150円)
18〜20歳:8.6ポンド(約1,550円)
21歳以上:11.44ポンド(約2,060円)
※21〜22歳と23歳以上の括りを無くして21歳以上は同じ時給となったようです。
出典:イギリス政府のHP

みんなどれくらい語学学校に通うの?

どの国でワーホリをするのか、そして予算がどれくらいあるのか等様々な要素で語学学校に通う期間は人によって異なりますが、多くの人が3ヶ月〜半年ほど語学学校に通っています。

語学学校に通っておくと、英語力が上げられるだけでなく、友達ができたり、現地での仕事の探し方や履歴書の書き方について学ぶ機会もあるので通うことがおすすめです。

※英語力に自信がありすぐにフルで働きたい場合は語学学校に通わなくてもいいと思います。

イギリスのワーキングホリデービザの「資金の28日ルール」って何?

イギリスのワーキングホリデービザの申請条件には、資金に関連した以下2点のルールがあります。

-28日間連続で銀行口座に2,530ポンド以上(45万円以上)の資金があること(1日でも下回るとやり直し)
-資金を証明する最後の日(28日目)が、ワーホリビザを申請する日から過去31日以内であること。

この2点を証明するために英文の資金証明書、取引明細書、通帳などが必要です。注意点は残高証明書は証明には使えないことです。

残高証明書は証明を取った日の金額の証明にしかならず、連続で保有している証拠にならないため、明細がわかるものが必要になります。

1日でも2,530ポンドを下回ってしまうと最初からやり直しになってしまいます。また、近年為替の変動が激しく円安傾向なので日本円換算すると多額になりますが、安心して申請するためには余裕を持って50万円以上を常に銀行口座に入れておくことがおすすめです。

日本円の額面を見て安心せずに1ポンドが日本円でいくらなのかを確認しながら2,530ポンドに相当する額以上を常に入れておきましょう。

イギリスの職場文化やルールは何かある?

イギリスの職場は日本と比べるとカジュアルで、世間話が飛び交っている職場が多いでしょう。

気をつけるべきことは時間を厳守することと、日本のような曖昧な言い方でなく、もっと直接的な言い方をすることです。例えば、「お時間がありましたら、ご確認お願いします。」ではなく、「すぐにご確認お願いします。」といった具合です。

イギリスの治安は大丈夫?
日本と比較するとイギリスの治安は良くないですが、他のヨーロッパ諸国と比較するとイギリスの治安は良いです。貴重品はあまり身につけない、夜道を1人で歩かないといったことに気をつけて生活しましょう。

エリアによってだいぶ治安や雰囲気は違うので、外出する時も家を探す時も危険で治安の悪いエリアは避けましょう。昼と夜の雰囲気が違う場合もあるので、家を見つける時には昼だけではなく夜も歩いてみることをオススメします。

イギリスの物価は高いの?
上記にもありますが、イギリスの物価は日本よりかなり高いと考えて良いでしょう。家賃も東京都と同等です。しかし通信費とスーパーでの食料品にかかる費用は日本より安いです。

ワーキングホリデーで行く場合は仕事からのお給料があるので、そこまで高く感じないかもしれません。物の値段だけを見るより収入とのバランスが問題なので働き始めると思っていたほど物価が気にならなくなることもあります。

2024年はイギリスにワーキングホリデーに行こう!

いかがでしたか?この記事をここまで読んだあなたは、イギリスのワーホリについてきちんと理解できたことでしょう。

イギリスのワーホリに行けるかどうかは運次第です。英語を勉強できる国は他にもあります。イギリスの抽選に応募しながら、他の国へのワーホリも検討することがベストでしょう。

2024年はイギリスにワーホリに行って飛躍の1年にしましょう!

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マナビジン編集部
マナビジン編集部
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