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イギリス、ワーホリ枠を4倍に拡大!1年間で6,000人の受け入れを開始

コロナ禍も収束し、国際的な渡航がコロナ禍以前の水準まで戻りつつある中、ワーキングホリデー制度を使って海外で経験を積みたい人も増えてきています。

ワーホリは就学(語学学校など)、就労、旅行を全て体験できるため、近年若者の注目をさらに集めてきています。

イギリスはワーホリ協定国の中でも制度がとても充実しているため、常に応募者が尽きない人気国です。

そんなイギリスのワーホリですが、イギリス政府が11月7日付でワーホリの日本人受け入れ枠を4倍に拡大すると発表しました。本記事では、イギリスのワーホリ受け入れ枠の拡大について、イギリスのワーホリの特徴もご紹介しながら、解説していきたいと思います。

1. イギリスのワーホリ受け入れ枠拡大

現在の制度上では、イギリスにおけるワーホリの日本人受け入れ枠は1,500人となっていますが、2024年よりこの枠が4倍の6,000人になることが11月7日(火)付で、報道されました。

オーストラリアやニュージーランドが人数制限なくワーホリを受け入れているのに対して、現行はイギリスは受け入れ枠1,500人と限定されており、年に2回(7月と11月)に実施される抽選で選ばれた人だけが、ワーホリのビザを申請することができるのです。

時には10倍を超える倍率になることもあるため、「毎回応募しているのに行けない」という人も少なくはないのではないでしょうか。

イギリスでのワーホリにチャレンジしたい方にとっては、この増枠は衝撃的なニュースですね。これまで抽選に申し込んでいたけど当選しなかった人、1,500人という限られた受け入れ人数だったため抽選すら諦めていた人など、多くの人にイギリスでのワーホリへの扉が開くこととなるでしょう。

イギリス政府によると、現地での仕事経験や旅行を通して、若い人にイギリスの文化や社会について理解を深めてほしいとのことで、イギリス独自の伝統文化やブリティッシュイングリッシュを学びたい人、常に発展を遂げているイギリス各都市に興味のある人には、とても嬉しいニュースではないでしょうか!

▼イギリス政府のプレスリリースより引用
The Foreign Secretary will also attend a reception on enhancing relations between the people of the UK and Japan, with their respective Youth Mobility and Working Holiday Schemes being expanded by up to 500% to enable more opportunities for young people to gain a better understanding of our cultures and societies, through travel, work and life experience overseas.
参照:https://www.gov.uk/government/news/g7-united-in-response-to-conflicts-in-middle-east-and-ukraine-as-foreign-secretary-travels-to-japan

※イギリスでは、ワーホリのことを「Youth Mobility and Working Holiday Schemes」と呼んでいますが、本記事では「ワーホリ」と統一して解説していきます。

2. 増枠でイギリスのワーホリは益々人気になる!

ワーホリに行きたいけど、どこに行きたいか迷っている方にとっては、今回のニュースがイギリスへの渡航を後押しするのではないでしょうか。

日本は現在29の国とワーホリ協定を結んでいますが、イギリスのワーホリは制度がとても充実しているため、人気のある国の1つです。

本章では、他の人気国と比較しながら、イギリスのワーホリの特徴について解説していきたいと思います。

(1)滞在期間が長い

イギリスのワーホリが人気である理由の1つに、イギリスのワーホリビザを取得することができれば、「無制限に」2年間滞在できることが挙げられます。

一方、他の国のワーホリのビザの期間は1年間とされているところが多いです。オーストラリアは最長3年、ニュージーランドは最長1年3ヶ月滞在することができますが、いずれも条件付きのため、若干の制限があるところが難点です。

しかも、「現地政府が指定する特定のエリアで勤務すること」が条件なので、自分の興味・関心のある仕事に就けない、自分の行きたい場所に行けないなどの弊害があり、自由度に欠けると言ってもいいでしょう。

上記の通り、抽選の倍率が高いため、現在はビザを申請すること自体難しいのですが、今回受け入れ枠が拡大されるとのことで、滞在期間が長いというメリットを活用してイギリスに渡航する人も多くなるのではないでしょうか。

(2)就学期間が無制限

イギリスのワーホリの場合、ビザの有効期間中であれば、期間の制限なく語学学校に通うことができることが大きなメリットです。

ワーホリビザで渡航する場合、国によっては、語学学校での就学期間が制限されているところもあるため、語学学校に通い詰めたい人や長期的に語学学校で学びたい人とって、制限がないことはとてもありがたいですね。

例えば、オーストラリアのワーホリビザの場合、4ヶ月間、ニュージーランドやカナダのワーホリビザでは、半年間のみ就学が可能で、それ以上学びたい場合は学生ビザなど他の方法を使って現地の語学学校で学ぶ必要があります。

(3)就労期間が無制限

イギリスのワーホリビザで就労する場合も、ビザの有効期限内であればその期間に制限なく、就労することができます。

「ワーキングホリデー」というくらいですので、就労期間に関する制限を設けている国は多くはないですが、一部の国では、雇用期間や労働時間に関して制限を設けているところもあります。

例えば、オーストラリアでは、一部職種を除き、同一雇用主のもとで働くことができるのは、6ヶ月間までという定めがあったり、アイルランドでは、週に39時間まで働くことが可能といった制限があります。

3. イギリスのワーホリ申請とおすすめの留学エージェント

本章では、イギリスのワーホリの申請の流れについて解説し、その申請手続きをサポートしてくれる、おすすめの留学エージェントをご紹介します。

(1)イギリスのワーホリ申請について

①申請(応募)条件について

まず、イギリスのワーホリは以下の条件を満たしていれば、申請(応募)をすることができます。

– ビザ申請時に18〜30歳であること
– 家族や子供を同伴しないこと
– 初めてのイギリスへのワーホリであること
– 最低2,530ポンド(約43万円)の資金を28日間連続で保有していること

②応募方法について※

以下の情報を「英語で」記載して、指定のメールアドレスにメールを送りましょう。応募を受け付けているのは特定の2日間のみですので、応募を忘れないようにしましょう。

Name (氏名)
Date of Birth (生年月日)
Passport Number (パスポート番号)
Mobile Phone Number (携帯電話番号)

③当選後について

抽選が終了し、当選のメールが届いた場合は、期日までにビザ申請費用の259ポンド(約44,000円) と加入義務のある保険料940ポンド(約16万円)の支払いを行いましょう。

支払いが完了したら、各種申請書類を提出するために、ビザ申請センターを予約して来館しましょう。(オフィスは東京と大阪の2ヶ所)

※今回の受け入れ枠拡大に伴い、申請方法などに変更が生じる可能性があります。

また、イギリスのワーホリに関する詳細はこちらの記事をご参照ください。
>>イギリスワーホリ【2024年】費用、ビザ申請、仕事、条件など完全ガイド

(2)ワーホリのエージェントならスマ留

ワーホリで海外へ渡航したいけれど、上記のような様々な手続きが煩雑すぎる、色々と質問できる相談先があったらと感じる人も少なくないのではないでしょうか。

そんな時にカウンセリングを行ってくれるのが、留学エージェントです。留学エージェントは、留学希望者の疑問や不安を解消してくれるだけでなく、出発前〜帰国後まで様々なサポートをしてくれるため、特に留学初心者にはおすすめです。

留学エージェントはたくさんありますが、その中でも国内外でのサポート内容が充実しており、カナダ、オーストラリアのワーホリをはじめ、様々なワーホリのプランを提供している「スマ留」がおすすめです。

例えば、スマ留が提供している「ワーホリプラン」は、ワーホリ出発前に日本で現地の就労先を決めることができるプランで、渡航後に就労先を探す心配なく出発することができるため、現地ですぐに働き始めたいという方にとっては、おすすめのプランです。

他にも、語学力習得のため、ワーホリの前後に他国(フィリピンなど)の留学を組み合わせる「2カ国留学」があったり、ワーホリのビザが満了となった後も現地に滞在し続けたい人向けに、滞在延長のサポートも行わなわれております。

4. Q&A

最後にワーホリに関するよくある質問をご紹介し、回答していきたいと思います。ワーホリの渡航先選びやワーホリに向けた準備に役立てていただければと思います。

イギリス以外の他の国のワーホリにも興味があるが、どういう基準で国を選べば良いか

自分の行きたい国や興味・関心のある都市などがあれば、それを優先的に選ぶと良いでしょう。もし、行きたい国や都市が複数ある場合には、以下の4つの基準をご参考にしていただければと思います。

①滞在期間

やはり、滞在期間は1番大きな検討要素として考える必要があります。上記でご紹介した通り、多くの国では1年の滞在期間を設定しているため、1年以上滞在したい場合には、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドを候補になります。

滞在期間が長ければ長いほど良いというわけではないですが、滞在期間が長いと就労面、就学面で多様かつ幅広い経験・チャレンジをすることができます。

②就労・就学期間

こちらも上記でご紹介した通り、国によってそれぞれ異なった就労・就学の期間が設定されています。自分がどのくらいの期間、就労/就学したいかを基準に行きたい国を選んでみましょう。

例えば、就労について、オーストラリアでは、6ヶ月間以上は同じ雇用主の元で働くことはできないことなっているので、6ヶ月以上同じ勤務先で働きたい方はオーストラリアでのワーホリはおすすめできません。

③現地で見つけやすい職種

現地で見つけやすい職種と自分の希望職種を照らし合わせることもとても重要です。自分の希望職種が、必ずしも現地で募集されているとは限りませんので、ワーホリ応募前、渡航前に現地で見つけやすい職種を確認するようにしましょう。

例えば、想像に難くないですが、オーストラリアやニュージーランドでは広い土地、自然の中での農作業が盛んに行われているため、農作業関係の仕事が求人されていることが多いです。

④物価と予算

国や都市によって物価は大きく異なるので、行く国(都市)次第で、自分が支出するお金の幅も様々になります。例えば、イギリスですと、ロンドンの物価はとても高いですが、リバプールやバーミンガムといった大都市部から離れたところであれば、物価は比較的低めになります。

一方、住む場所や住居環境(アパートかホームステイか)、生活スタイル(外食中心か自炊中心か)によっても必要経費は大きく変わってきます。

自分が現地で生活する際にかかる予算を事前に確認し、支払い能力に見合った国(都市)を選定するようにしましょう。

ワーホリの場合、英会話を現地で身につけるべきか、先に習得してから渡航すべきか

結論から申し上げますと、英会話を習得してからワーホリで海外に渡航すべきです。その理由は、現地で通用する英語能力を持っている方が、現地での就労に困らず、滞在期間の活動の幅を広げることができるからです。

①就労でのメリット

仮に、英会話に慣れていない場合、仕事で周囲とコミュニケーションを上手く取れずフラストレーションが溜まるといったことや、そもそも現地で仕事に就くことができないことも数多くあります。

逆に英語能力が高ければ、自分の就きたい仕事に取り組めたり、仕事をスムーズに進めることができるなど、多くのメリットがあります。

②語学学校に費やす時間が減らせる

ワーホリでは、就学の一環として語学学校に通うことができますが、就学は義務ではなく、既に英語能力があれば、現地の語学学校に通う必要がなくなります。

最初は1ヶ月程度の期間、現地での交友関係を築いたり、現地の英語に慣れることを目的に語学学校に通ってもいいかもしれませんが、語学学校に費やす時間を短くすることができれば、ワーホリの限られた期間を最大限に活用することができます。

そのため、まずは日本または短期留学などで英会話力を鍛えてからワーホリに渡航した方が効率的といえます。

オンライン英会話や対面の英会話教室に通うことが渡航前の準備として取り組めることですが、比較的物価が落ち着いているフィリピンやマルタなどで1ヶ月程度の語学留学をすることも1つの選択肢として検討してみてもいいかもしれません。

5. 終わりに

本記事では、イギリスのワーホリ受け入れ枠拡大について、お知らせするとともにイギリスのワーホリの特徴について、他国のものと比較しながら、ご紹介してきました。

ご紹介してきた通り、イギリスのワーホリは制限が少なく、就労面、就学面で様々なことにチャレンジできるため、大変おすすめです。ワーホリに行きたいけども、どこの国に行こうか迷っている人は、ぜひイギリスへの渡航を検討してみてはいかがでしょうか。

マナビジン編集部
マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

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