カナダに留学してみたいけどせっかくなら就労経験も積みたいという方必見!
この記事では、英語力もグンッと上げつつ、しっかり海外で就労体験もできる話題の留学スタイル、Co-op留学(コープ留学)についてご紹介します!
特にワーキングホリデー(通称:ワーホリ)とCo-op留学の違いを解説することで、それぞれのメリット・デメリットを知れる記事になっています。
せっかくの海外留学なので、この記事を読んで後で後悔しないようにしっかりと準備をしていきましょう!
・Co-op留学とは?
・ワーホリとCo-op留学の違い
・カナダに留学するおすすめの方法
・どのぐらい英語力が必要か
・留学後の就職や海外移住について

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ワーキングホリデーとは?
Co-op留学を説明する前に、そもそも、ワーキングホリデーとはどのような制度なのか確認しましょう。
ワーホリは簡単に説明すると、18歳から30歳までの方が、原則として1つの国で一生に1回取得出来る(例外あり)何でも出来るビザです。
取得も安価で簡単なことから、留学よりも気軽に挑戦しやすいことが特徴です。
カナダ以外にも、オーストラリアやイギリスなどの英語圏(アメリカは含まれません)の他、ドイツやフランスなどヨーロッパ、台湾、韓国などのアジア圏など様々な国で勉強・就労に挑戦することが出来ます。
留学ではなかなか出来ないアルバイト(就労)が可能なため、初期費用が少なくても留学出来ることがポイントです。
ただ国によってはワーキングホリデー受け入れ枠に限度があるので、ワーキングホリデーに挑戦しようと思ったら、なるべく早く留学エージェントに相談するなど行動に移す必要があります。
ワーキングホリデーの詳しい内容はこちらをご覧ください。
→ワーキングホリデー5ヶ国一括比較!費用・期間・年齢・ビザ条件
ワーキングホリデーの流れ
ワーキングホリデーに挑戦する方で、いきなり現地で働く方は少なく、多くは3ヶ月〜半年ほど現地の語学学校に通って、英語力が付いてきた段階でアルバイト探しをします。
求人サイトや友達のツテを使って仕事を探します。履歴書の作り方や面接のスタイル、働き方が日本と異なっているので、しっかり準備して臨む必要があります。
勉強に時間を取られてしまいワーキングホリデーで働ける期間が残りわずかしかない場合は、仕事を見つけることが困難になるので、日本にいる時からアルバイト探しの仕方を十分にリサーチし、計画的に準備する必要があります。
Co-op留学(コープ留学)とは?
Co-opってあの生協のコープのこと?と思われる方もいるかもしれません。
しかしそのコープとは全く関係がない、カナダ独自の留学制度の名称です。
Co-op留学は主に、カナダ国内の私立カレッジ(日本の専門学校のような学校)で提供されているプログラムで、一定期間学習したあと、その専攻に関連する職種でローカル企業でインターンを経験することが出来ます。
主に開講されているプログラムは、日本人に人気のホスピタリティー(接客)、ビジネス、ITなどです。
他にも学校によって様々なプログラムが開講されているので、様々な学校を見た後に専攻や学校選びをしていく必要があります。
また、期間に関しても2ヶ月以内のものから2年以上のものまで様々なコースがあります。Co-op留学は学生ビザでの滞在になるので、ワーキングホリデー対象年齢外の人でも挑戦することが出来ます。
どれくらいお金がかかるの?
これは、どんな留学スタイルで、どこに滞在するか、どのくらいの期間滞在するか、またアルバイトをどれくらい出来るかによって大きく変わってきます。
ワーキングホリデーの場合
まずワーキングホリデーの場合、語学学校の費用、滞在費(家賃、食料品費)や交通費、通信費、交際費、保険、航空券費用などの出費がかかります。
そこからアルバイトでの収入を引いた金額が必要予算になります。大体150万円〜200万円程度あれば、安心して留学することが出来ます。
詳しい予算に関しては、留学エージェントと相談して見積もりを出してみることがオススメです。
Co-op留学(コープ留学)の場合
Co-opプログラムの場合、ワーキングホリデーと同様の費用に加え、私立カレッジの授業料がかかります。プログラムの種類や期間、プロモーションの有無や昼or夜 通学など、コースによって大きく変動します。
一例としてカナダ・トロントの私立カレッジで、ビジネスマネージメントコースを2年間学んだ場合の学費は9,000カナダドル(約83万円)です。これは学費が安い学校で、さらに夜間通学コースに通い、昼通学コースよりも30万円程度安くなった金額です。
そのため通常の場合、110万円程度かかってきます。他の学校では1年で大体80万円程度は掛かってきます。
Co-op留学をするのであれば、1年間で合計250万円~300万円ほどと見積もっておくといいでしょう。ただし、Co-op留学中はアルバイトを週20時間まで出来るので、アルバイトをどれだけ出来るかで留学に必要な金額は変わってきます。
こちらに関しても詳しい予算に関しては、留学エージェントと相談して見積もりを出してみることをオススメします。
どれくらい英語力が必要?
ワーキングホリデーの場合
まずワーキングホリデーの場合、英検2級レベルから挑戦することが出来ます。ただその場合、日本人が主に働いているジャパニーズレストランで働くことしか出来ず、せっかく海外に来たのに周りが日本人ばかりという状況になりがちです。
日本語を一切使わない環境で働くには、最低でも英検準1級、TOEIC700以上の英語力が必要になってきます。
Co-op留学(コープ留学)の場合
Co-opプログラムの場合、プログラムの種類(ホスピタリティーの場合、求められる英語力は低め)や、学校によって求められる英語力は変わってきます。
大体入学条件がIELTS5.5程度で英検準1級レベル、TOEIC700以上のレベルが必要になってきます。ただあくまで入学条件なので、授業をしっかり理解したり、授業中よく発言出来たりする人は英検1級、TOEIC800レベルの英語力が必要になってきます。
Co-op留学はワーキングホリデーに比べて求められる英語力が高いですが、英語力に自信のない方はカレッジ付属の語学学校に一定期間通うなどして英語力を高めてから入学する方法もあります。
その場合より費用が掛かってくるため、出来るだけ日本で学習しておいた方が良いでしょう。
帰国後、就職活動に留学経験が活かせるか
留学帰国後は留学エージェントやホテルフロントスタッフ、英会話教室など英語を使った仕事に就くのに有利です。実際に求人を見てみると、留学エージェントでは過去にワーキングホリデーや語学留学など、留学経験の有無が条件になっている場合があります。
一方でワーキングホリデーに関しては、ビザの性質上「どうせ海外で遊んできただけでしょ」と思われている方もおり、ただ経験するだけでなくしっかり英語力を身に付け、TOEICや英検などの資格を取得するなどして、英語力をアピールする必要があります。
Co-op留学に関しては終了後、学位を取得出来るので好意的に見られる場合が多いです。海外企業でインターンという形で就労経験があるため、海外企業をクライアントに持つ企業にとっては有益な人材になることが出来ます。
いずれにしても留学を通して、何を学んできたか、どのように会社に貢献出来るかをしっかりとアピールする必要があります。
海外移住は出来るのか
海外移住は確実に出来る訳ではありませんが、出来る可能性はあります。
カナダに移住するには特定の仕事で経験を積み、ポイントを貯め申請すると永住権がもらえます。
就労は特定の業種で1年以上の職歴が必要なので、ワーキングホリデーのみでは不可能です。
そのため多くの場合、ワーキングホリデービザが切れた後は、就労ビザを出してもらえる事業所を面接の段階で探しておく必要があります。
ただし就労ビザ申請は事業所にかかる負担がかなり大きく、面倒なので海外移住に繋げるにはかなりの覚悟が必要です。
しかし、ワーキングホリデービザを利用してカナダに移住している方はたくさんいるので、事前にしっかりリサーチして、採用されやすいように英語力を高めるなど日本にいる間から十分に準備しておくといいでしょう。
Co-op留学の場合、ワーキングホリデー同様滞在中に就労ビザに寛容な事業所を見つけ学生ビザが切れた後、ワーキングホリデービザを取得する、あるいは就労ビザを出してもらうことで、職歴を積みポイントを稼ぐことで永住権に繋げることが出来ます。
ワーキングホリデーとCo-op留学、どちらの方が自分に合っているか、また将来どちらの方が有利かしっかりと確認し、充実した留学生活を送ってくださいね。
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