留学に行きたいけど長期では厳しい、半年だけ留学してみたいと思っているけれど迷っている、留学に行っても何も変わらず帰ってきたら恥ずかしい、、、こんな悩みをお持ちの方はいらっしゃいますか?
この記事は、そんな人に是非読んで欲しい内容です!
半年留学なんか意味あるの?
半年行ったところで別に話せるようになんてならない
お金の無駄だからやめた方が良い
という意見をたくさん目にしたり耳にすることでしょう。
「留学 半年」というキーワードで検索をかけるとヒットするのはネガティブな意見が多いです。
『語学学校に行っても話せないまま終わる、現地人との触れ合いがなく学校の中でも日本人同士で固まり日本語で話すので上達しない』などです。
確かに「半年」という期間だけに注目するととても短く感じます。
半年で語学を習得するということはかなり厳しいでしょう。例えば知識が0に近い人が、半年後にネイティブスピーカーと電話でやりとりをするというのは正直無理だと思います。
てすが、ネットで溢れているように半年で留学は本当に無意味なのでしょうか?
そもそも「留学に意味がある・ない」は誰が決める?
まず初めに考えて欲しいことがあります。留学に意味がある・ないと判断するのは誰でしょうか。
他でもないあなた自身です。
もし他の人が「あいつ半年だけ留学するらしいよ、短すぎて意味ないじゃん」と言ったとしても、留学する本人が、意味があると思えば行く意味があります。つまり、自分が意味があると思える半年を過ごせば良いということです。
渡航する前に目標を立てる、やりたいことをピックアップする、もしくはこれだけはやらないぞと決めるなど、現地での理想の過ごし方を思い描きながら出来るだけ準備をして1日1日を濃密に過ごせたなら半年でも得られるものは多くなります。
半年留学のメリット
じゃあ、どう過ごしたら自分にとって意味がある留学になるんだろう?と考え始めた人もいると思います。半年でも留学に行くメリットを大まかに2点ご紹介します。
①現地でしか味わえないことや感じられないことを体験できる
②半年だからこそ何かに絞ってやり切る
まず1つ目は、半年と言わず留学することのメリットですが、”現地でしか味わえないことや感じられないことを体験できる”です。
語学の勉強だけなら、日本にいながらレベルを上げていくことは十分にできます。
今はオンラインで世界中にいる人たちと繋がれる時代なのでネイティブスピーカーの先生のレッスンを受けながらスピーキング力を鍛えることも簡単にできる環境です。
でもどれだけオンラインレッスンを受けたとしても絶対に出来ないことがあります。それは現地での生活です。
当たり前ですが、実際に行ってみないとその場で経験できることは手に入りません。
留学に行けば人と触れ合ったり現地の生活と社会の在り方を覗き見してくることが出来ます。
現地と日本の違いからそれぞれが大切にしていることや優先事項の違いが見えてきます。自分の目で見たものや感じたこと、それを通してその瞬間に心に湧き上がってきた感情は何にも変えられないものです。
2つ目は短さを利用して”半年だからこそ何かに絞ってやり切る”長期より短期の方が集中しやすい、息切れせずに走り切ることが出来るかもしれません。
何か一つでも自分の中で満足できることを作れば、留学に来て良かったと思うはずです。
例えば、話すことの抵抗を無くしたい、度胸を身につけたいと思ったとします。
もし学校のクラスメイトや先生以外の誰かに毎日話しかけると決めたら半年で180人と会話ができます。しばらく時間が経った頃には話しかけることや言葉を発することへ抵抗がなくなり、帰る頃には軽い世間話も難なく出来るようになっているでしょう。
海外はフレンドリーな人が多いですが、お店の店員さんに商品の売り場を聞くなど、話しかける抵抗が少ないシチュエーションを利用すれば緊張せずにできます。
相手と会話をすることを目的にしているので、自分が答えを知っていても質問してみたら良いのです。
(筆者は対面でのコミュニケーションに自信がついた頃に英語で電話をしてみたくなり、本屋に在庫の問い合わせをしたことがあります笑。もちろんネットで調べた方が早かったですが。)
上記は一例ですが、他にも学校の外でボランティア活動に参加してみたり、スポーツなど自分の趣味に関係することをしたり「何か1つこんな活動をしてみよう!」と挑戦しやすい期間でもあると思います。
半年留学のデメリット
もちろんデメリットもあります。
①移動費用が割高になる
②言葉をある程度理解できるようになってからじゃないと、本当に意味がないかもしれない
まず1つ目の”移動費用が割高になる”ですが、これは飛行機の往復チケット代です。
半年滞在でも1年滞在でも往復費用がかかるという点は同じなので、長く滞在できた方がコスパが良いと言えます。ですが、これを逆手に取り、これだけ高いお金を払ったのだから絶対に納得のいく滞在にするぞ!とモチベーションを上げる理由にすることも出来ます。
2つ目は語学力の話です。”言葉をある程度理解できるようになってからじゃないと、本当に意味がないかも”これは、語学の知識がないまま行くと時間が勿体無いということです。
極端に知識がない状態で行くと、語学学校で一番下のクラスに入り中学1年生の内容のレッスンを受ける。街中でも何を言われているかさっぱりわからず、何の会話も成立しないということが起きかねません。
渡航前に日本で出来ることをわざわざ現地に行ってからやるのは時間が勿体無い上に、現地にいることのメリットがかなり減ってしまいます。人と触れ合うのにもそれなりに語学の理解力が必要だからです。
ただ、知識がないなら行くなと言っている訳ではありません。今まで書いてきた通り、意味があるかないかを決めるのは留学に行く本人です。
とにかく飛び込んでみたい!語学は関係なくとりあえず現地で生活がしてみたい!今しか行けない!など理由がある人はもちろん行くべきです。
英会話力に自信のない方におすすめの留学先は、フィリピンです。
フィリピン留学なら1日6時間〜8時間のマンツーマン英会話を徹底的に行うため、嫌でも英会話に慣れることができます。欧米留学を将来したいと思っている方にこそ、そのステップアップとしてフィリピン留学で自信をつけてください。
もし半年間の留学を考えているのであれば、3ヶ月間のフィリピン留学+3ヶ月の欧米留学をすることで、費用を抑えつつ英語力もかなり鍛えることができます。
具体的には英検準2級〜2級程度の知識があれば、半年間でいわゆる一般的な英会話ができる、というレベルまで到達が可能です(経験談)。
おすすめの語学学校や留学先はこちら
→フィリピン留学、語学学校まとめへ
→おすすめのフィリピン留学エージェントはこちら
筆者の体験談【たった1週間の留学(?)】
ここまで半年留学の話しをしてきましたが、体験談を交えたいです。
筆者は留学とワーキングホリデーで合計3年半ほどカナダとイギリスで生活したことがあります。でも実は初めて海外に行った時は1週間の滞在でした。大学4年生の終わりにロンドンで1週間だけホームステイをしながら語学学校に行きました。
半年どころか1ヶ月でもなく1週間です。留学と呼べるのかもよくわかりませんが、後々の海外生活の基盤となる貴重な経験を多く得ました。
まず度胸がつきました。突然違う国に行くこと自体が今考えたら度胸のいることです。
さらに、その当時は流暢ではなかった英語を口に出す勇気も必要でした。
自分の英語力を試すことが出来てその後のモチベーション維持に繋がりました。
英語は好きで得意だったので基礎はありましたが、会話となると少し違います。
瞬時に言葉を出すスピード感、大事なのは正しいかよりも伝わるかどうか、言ったことが伝わり会話のキャッチボールが出来た時の嬉しさ、言われたことはわかるのにすぐに返せないもどかしさ。
これらを体験したことで、「次に来る時はもっと話せるように勉強しよう」とモチベーションが上がり数年後の留学・ワーキングホリデーまで繋がりました。
その他にも、ホストファミリーとの食事と会話、スーパーでお得になるセットを一生懸命説明して商品をわざわざ持ってきてくれた店員さんの優しさ、10年前のロンドンではもう主流になっていたセルフレジなど、現地の人の暖かさや生活の一部を垣間見ることも出来ました。
たった一部のみをご紹介しましたが、1週間でもこれだけの経験が出来ました。半年もあったらどれだけのことが出来るでしょう…?
半年留学を単独で考えずに大きな視点を持とう!
半年という単発の期間で考えずに大きな流れの一部と捉えましょう。現地にいる期間は確かに半年です。
でも行く前の準備期間や帰国後に待っている次のステップを合わせて、その半年がどのような位置付けになるかを考えるとより楽しく有意義な留学になるはずです。
半年留学はあなたの人生の大きな流れの中の1つのパーツでしかありません。その半年のパーツは前後にどのような影響をもたらしますか?少し大きく広い視点を持って、自分の時間とお金を最大限に生かす道を探しましょう!
皆様が留学でたくさんの思い出と経験を作れますように。
PS. 留学費用を安くするならスマ留がおすすめ!欧米留学だけでなく、フィリピン留学やワーホリにも強いので、あなたにあった最適な留学やワーホリが組めます。
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