昔は英語の翻訳サイトと言えばGoogle翻訳でしたが、最近では様々なサイトやアプリから翻訳サービスが出ています。しかもそのほとんどが無料!
日本語⇄英語はもちろん、その他の言語も対応しているサービスがほとんどです。
海外旅行にはもちろん、海外サイトを翻訳したい場合や仕事に使える精度の高い翻訳サービスまで。
今回この記事では、無料から有料まで使えるおすすめの翻訳サービスを比較、紹介します。
目次
WEB上のおすすめ翻訳サイト(無料・有料)
DeepL翻訳
→https://www.deepl.com/translator
同じ英文を翻訳してみるとどれほど高性能かがわかると思いますが、google翻訳に比べて、かなり自然な日本語に訳してくれます。
google翻訳はまだおかしな日本語になったり、語順がおかしくなったりすることがありますが、DeepL翻訳はそのような訳になることがほとんどありません。
ここまで高性能なのにも関わらず、無料!おすすめしない理由がありません。
対応言語も多数。英語から日本語、日本語から英語、どちらも自然です。なお、ウェブ上での利用だけでなく、ダウンロード版もあります。
みらい翻訳
→https://miraitranslate.com/trial/
DeepL翻訳が出てくる前までは、無料で使える翻訳サービスとしてはクオリティはNo1でした。
9カ国後を無料翻訳できるサイトで、こちらもかなり翻訳の精度が高いです。
文字制限が2000文字ですが、区切って翻訳していけば問題ないでしょう。Google翻訳と比べてみても、翻訳後の文章はとても自然な日本語になっており、意味を理解しやすい文章です。有料版ではPDFやワードなどファイルの翻訳も対応しています。
エキサイト翻訳
→https://www.excite.co.jp/world/english/
Google翻訳と同じレベルの翻訳機能が無料かつ無登録で何度でも使えます。
エキサイト翻訳では画面右側にあるTipsがあり、翻訳を向上させるコツなどもサポートされています。そして専門分野を選択する事によって、より正確な翻訳文へと向上させる点もメリットに挙げられます。おまけとして印刷機能もあるので原文と翻訳を含めた結果をプリンターやPDFなどにも出力する事が可能です。
ただし、精度は上記の2つに比べると劣りますので、あえてこのサービスを使う必要はないかもしれません。
見える通訳
こちらは有料の翻訳サービスです。
株式会社テリロジーが提供するこちらのサービスは、スマートフォンやタブレットを通し、実際に通訳をしてくれる人間が画面に現れます。そのため、機械では難しい微妙なニュアンスの違いなどがなくなり、トラブルが起きにくくなるでしょう。
既にイオンなどでも採用されており、今注目のサービス!実店舗があり、外国人が多く来店するお店にぴったりのサービスといえそうです。
weblio
単語や熟語検索をする際に上位表示されるのでご存知の方も多いのではないでしょうか?単語や熟語だけ調べられるのではなく、weblioは文章の翻訳機能もあります。
文体をです・ます調にできるのはもちろん、だ・である調に変更することも可能。音声機能もついているので、翻訳した文章の発音確認もできます。
スマートフォン等のおすすめ翻訳アプリ(無料・有料)
LINE英語翻訳
→LINE英語翻訳は、自身のLINEアプリから「ホーム」→「検索画面」→「LINE英語通訳と入力」→「LINE通訳(翻訳)アカウントを友だち追加」することで利用可能。
今では誰もが使用しているアプリLINE。そのLINEで英語翻訳の公式アカウントがあるのをご存知でしょうか。
文を入力するだけで英語に翻訳して返信をしてくれます。もちろん、英語を日本語に翻訳することもできます。その上LINEアプリで使用可能ですので、他アプリをインストールする必要もありません。容量が少なくて困る方にもおすすめです。
翻訳最大文字数は900文字程度とのことですが、単語、熟語、ちょっとした短い文書であればこのラインで十分かもしれません。スピードよく返事が返ってくるのも助かりますね。ただし、その単語の意味を詳しく知りたい方には向いておりませんので、そういう場合は辞書アプリを使いましょう。また、日本語→英語は得意ですが、英語→日本語は苦手です。
画像翻訳+カメラスキャナ写真翻訳機

アプリを起動して写真を撮るだけで、その文章を翻訳してくれる便利なアプリです。翻訳したい文章をいちいち入力するのは大変なので、写真から解析してくれるのはかなり楽です。翻訳の精度もなかなか正確だと思います。とにかく手軽で、無料で使えるところも良いですね。
ボイス翻訳

google音声聞き取り機能で声を出すことにより日本語→外国語または逆に翻訳してくれるのはもちろん、手入力でも翻訳してくれるので便利です。
手入力ももちろん、日本語と外国語両方入力できます。また、外国語は英語でも4つの国に対応した形や中国語も3つの国で対応した形で入っているなど、外国語の種類もとても豊富で、海外旅行の際には重宝しそう。
iHandy翻訳機

簡単な操作で覚えやすく、英語だけでなく、さまざま国の言葉を調べたい時に便利です。
有料版は読み上げてくれるので、現地でもスマホで打った文章をそのまま変換してくれて読み上げてくれます。簡単に和訳と英訳を逆にすることも出来るので、操作がシンプルなのも利点。
また、和訳だけでなく指定の国の言葉に変換も可能です。
言語翻訳プログラム

話した事も通訳してくれますし、相手にもスマートフォンのマイクに向かって話してもらうと日本語に訳してくれます。画面に文字として出るので、正しく訳しているかも一目瞭然です。
もちろん、文字での入力でも可能で、国も簡単に選べますので、無料でこの手軽さなので、海外旅行に行く際に利用しています。時々認識しない時もありますが、海外渡航先で、どう伝えたらいいか言葉もわからないなどの困った時に使えるので、お守り的なAndroidアプリです。
voice tra

31カ国語に対応していて、たいがいの海外旅行で使えとても役に立ちます。マイナーな国へ行く人、英語が通じない国でも使えるので、そんな時にこのvoice traアプリが翻訳に使えて本当に便利です。
また、音声入力だけでなくテキスト入力もできるので、公共交通機関に乗ってる時など、声が出せない時にも便利な機能があっておススメです。
Papago

Google翻訳のようなオフライン翻訳機能もあり、大変便利です。その上、翻訳ツールにありがちな不自然な訳ではなく自然な言葉に訳せるのでクオリティが高いです。
また、Papagoキッズという機能では動物や果物や数字などの単語が分類されており、簡単な単語ばかりなので楽しく気軽に外国語の勉強をする事ができます。
Google翻訳

→https://translate.google.co.jp/?hl=ja
無料、ネットに接続できる環境下であれば自由に使える点がオススメポイントの一つです。そして言語の選択肢の多さにあります。100以上の言語に翻訳可能です。大体の国の汎用語は記載されているのではないでしょうか。
又、日本語→英語で訳した後、英語→日本語に変更することで本来伝えたかった言葉との相違も手軽に確認できます。
言語によっては単語の発音を聞くこともできるので、なんと発音していいかわかるのもおすすめ。
URLを放り込んで翻訳するだけでWebサイトまるごと翻訳できるので、海外のニュースを読んだり、ゲームの攻略法を調べたりするのに便利です。ただし精度はDeepL翻訳、みらい翻訳に比べるとだいぶ劣る印象です。
Translator

英辞郎

じしょくん

企業向け、自動翻訳AIサービス(有料)
WOVN.io
WOVNはAI自動翻訳では代表的なサービスです。このツールを使う上で一番最初に理解しておくべきことは、特定のページにアクセスをして翻訳機能を利用するのではなく、ウェブサイトまるごと対象の言語に翻訳&作成するということです。
ワードプレスでいえば、多言語化の翻訳プラグインを入れるイメージです。現時点で世界40言語に対応しています。一度サービスを入れてしまえば、ヘッダーにコードを入れてページを作成するだけなので、簡単なうえに、動的なコンテンツが含まれるページも対応しているため、そういったページが多い場合に特におすすめ。
WOVNの魅力は導入費用が安く、全ての記事を/en/や/ko/のような形で、新しく各国用の翻訳ページを生成してくれることです。
また、管理画面も非常に見やすく、文字編集もしやすいのも強みです。
実際にいくつかの言語に訳しましたが、機械翻訳だけでもアクセスは入りました。とはいえまだまだ当時はWOVNの翻訳自体は調整が必要なものが多かったので、編集に手間がかかりました。
サイトページが自動的に生成されるため、翻訳サイトのデザインはほぼ一緒になります。それゆえに一元管理に手間がかかるのがデメリットです。別サイトではないため、SEO的にどういうふうになるのかが読めず、アクセス解析も複雑化するため導入はそのあたりを確実に見極めてからがおすすめです。
ストップさせるのは非常に簡単なのですが、ストップしたあともウェブマスターツールやアナリティクスにはデータが色々残り、少し苦労しました。
とはいえ、現在はだいぶAI機能がよくなったと聞いていますので、機会があれば再度試したいサービスです。値段も言語数やその時に翻訳したいボリュームで価格が決まり、かつ数万円程度なのでコスパの良いサービスといえそうです。
価格:カスタマーの希望によって異なります。ただし5,000円~/月が一般的で言語数によって値段が異なってきます。1ヶ月で翻訳できる単語数が決まっているので、それ以上その間に頼みたい場合は追加オプションで購入できます。
COTOHA Translator
特徴は、現在日本語⇔英語または中国語の翻訳が可能で、日本語独特の言い回しや人名、固有名詞などもしっかりと対応できるサービス。
また、会議資料などファイル(ワード、エクセル、PDFなど)をまるごと翻訳可能なため、大幅な時間削減の効果も期待できます。
英語に関しては専門用語も辞書登録することで対応可能になり、その「翻訳力はTOEIC900点を超えるレベル」というのが売り。1ヵ月の無料トライアルあり。
価格:86,400円/月~、初期費用0円
URL:https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-translator.html
NTTコミュニケーションズがサービス元ということで、信用度が高いツール。
公式サイトを見る限りではウェブサイト内にソースを入れて、ページを作るWOVNとは異なり、ワードやPDFファイルなどを丸投げして翻訳するサービスです。
そのためID制(アカウント数)で金額がが変わります。
予めIPを指定するため、ノマド的に場所を転々としながらこのサービスを利用することは出来ません。また、最低契約期間が1年のため、無料トライアルは必須です。使用量については特にサイトに明記はありません。
T-400
すでに医薬、化学、機械、IT、法務、金融など実に2000の分野の専門分野データベースが蓄積されているのに加えて、ユーザーのデーターベースを蓄積させることでAIが学習していく仕組み。使えば使うほどユーザーが求める翻訳にカスタマイズされていく。精度は95%にも及ぶ。
価格:ユーザー1名あたり3,000円/月、別途初期費用がかかる
URL:https://www.jukkou.com/
1ユーザー3,000円からとかなり安いですが、契約期間が1年単位、別途初期費用が必要な点は注意です。
みんなの自動翻訳@KI
2017年9月に総務省およびNICTが開始した、オール・ジャパン体制で翻訳データを集積する枠組み「翻訳バンク」を活用した、日本発の自動翻訳エンジン。特に特許やマニュアルといった長文翻訳が得意。
特に特許に関しては特許庁とも連携しているため、対応できる専門用語の種類が幅広い。2週間の無料トライアルあり。
価格:40,000円/月~
URL:https://www.k-intl.co.jp/minna-mt?utm_source=gaw&utm_medium=cpc
ヤラクゼン
現時点で世界23言語に対応している。使い方もシンプルで翻訳したいファイルをドロップするだけ。使えば使うほどユーザー仕様の翻訳機能になり、精度もあがる。
URLから翻訳することはできないが、HTMLファイルに保存すればそれも可能。無料トライアルあり。
価格:12,000円(5ユーザー)/月~
URL:https://www.yarakuzen.com/
Myサイト翻訳
現時点で世界31言語に対応中。たくさんの情報がつまったホームページを内容やデザインなどを変えることなく、ボタン1クリックで翻訳できる機能。主にサイトの更新頻度が高い人におすすめ。既存の日本語サイトに翻訳ボタンを貼り付けるだけなので、最短3日ほどで利用可能。
価格:360,000円~/年(英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の場合。これら以外の言語は別途見積もり)
URL:https://www.kodensha.jp/index/products/mysite/
CGCAT
現時点で世界22言語に対応。事前に用語の登録もでき、使うほどどんどんカスタマイズされていく。1カ月の無料トライアルあり。
価格:12,000円(5ユーザー)/月~、初期費用100,000円
URL:https://www.congre-gc.co.jp/cgcat/
合わせて読みたい
→かざすだけで翻訳できるアプリ【9選】スマホのカメラでリアルタイム翻訳できる!