前回のページでざっくりとフィリピンセブ島留学の全体像を知ったところで、誰もが気になる留学費用について詳しく解説していこうと思います。

ここで分かることは以下です。
1,宿泊タイプ別の留学費用
2,授業料以外の必要経費
3,生活費の使い道と過ごし方のモデル
4,現地での追加授業料やその他のオプション的な出費

今回の記事では上記の疑問にしっかりお答えすると同時に、プラスアファの情報として、意外と見落としがちな「安さの落とし穴」についてアドバイスします。

では早速いきましょう!

セブ島留学の費用を知ろう

セブ島留学費用の早見表

まずはこちらのセブ島留学費用の概算をご覧ください。

セブ島留学の費用
こちらは多くの留学生が選ぶ「1日6時間マンツーマンコース」を受講した場合の目安の費用です。

複数の学校の料金表を見比べて平均的な金額を出しており、部屋のグレードと留学期間を決めれば、留学費用の総額が分かるようになっています。

セブ島留学の費用は大きく分けて2つ「国内で払う費用」「セブ島で払う費用」です。

国内で払う費用

①授業料
②入学金と事務手数料
③航空券と海外旅行保険

①はコース内容、宿泊施設の選び方によって授業料が変動します。

②の入学金は学校の説明会に参加したり、閑散期に留学する事で無料になる場合があります。学校のキャンペーン次第です。

③の航空券は成田空港からのフィリピン航空(エコノミークラス)の直行便で計算しており、通常は6万円前後です。

成田以外の直行便(関空、セントレア)も同様の価格ですが、LCCのプロモやインチョン経由などで迂回する航空券だと、2万円ぐらい安くなります。
航空券は渡航予定日のギリギリで購入しようとすると、かなり値段が上がるのでご注意ください(特に8月と3月)。

セブ島で払う費用

④電気、水道、洗濯、教材費
⑤食費
⑥生活費
⑦SSPとVISA更新費用

生活費以外は節約出来ないほぼ固定費です。

④の水道費、光熱費、教材費はホテル型の語学学校では、既に留学費として含まれている場合が多く、気にせず使えます。

逆に⑤の食費は寮型の学校は3食付きですが、ホテル型の学校は朝食しかない場合がほとんどです。ゆえに、昼と夜の食費代は予め確保しておく必要があります。

⑥のセブ島生活費用は読みづらいですが、今回はあくまで最低ラインの「1週間1万円」と設定しました。

1万円はここ最近、4500ペソ前後です。

1週間の生活費1万円(4500ペソ)の使いみちモデル
・500ペソ:放課後カフェでコーヒー(100ペソ)×5日
・1000ペソ:マッサージ(500ペソ)を週に2回
・500ペソ:金曜日、留学仲間とディナー(ビール1杯込み)
・500ペソ:タクシーで移動を数往復
・2000ペソ:お土産orツアー・アクティビティ

これが4500ペソでできる事の目安です。
贅沢はしていませんが、ものすごくケチっているわけでもありません。

⑦のSSPとVISAですが、SSP(留学生のための特別許可証)は1週間の留学でも必ず支払うものであり、VISAは留学期間が30日を超える場合に支払う必要があります。

以上がメインの支払いです。

上記で見たとおり、意外と授業料以外の支払いが多いです。

ギリギリの持ち合わせで留学すると、思わぬ出費に翻弄され、現地でカツカツの暮らしをさせられる場合があります。
ご注意ください。

授業料以外は結局いくらかかるのか?

海外留学費用における概算の難しさは、「授業料以外の諸経費や現地での生活費」が見積もりの段階で読めない点です。
そこでもっとシンプルにしてみましょう!

セブ島留学の費用

①変動費:授業料(コース次第)
----------
②固定費:入学金と事務手数料
③固定費:航空券と海外旅行保険
④固定費:電気、水道、洗濯、教材費
⑤固定費:食費
⑥固定費:生活費
⑦固定費:SSPとVISA更新費用

②から⑦はざっくりいえば固定費です。そのため、留学期間によっておおよその数字が見えてきます。

セブ島留学の計算公式はこれだ!

以下が留学生向けの総額の留学費用の公式です。

セブ島留学の計算公式はこれだ!見積もり表
 
どの学校でも良いので、あなたが申し込みをしたい授業料に右側の金額を合わせれば、目安の留学費用がわかります!

ぜひこちらの表も参考にしてください。

授業料(コース)はどうやって決めるべきか

上記の2つの表で、どうやって留学費用を計算すればよいかがわかりました。

では、そもそも「授業料(コース)」はどうやって決めたら良いのでしょうか?

授業料は以下の3つの要素で決まります。
①マンツーマン数
②宿泊施設のグレード
③留学期間

①マンツーマン数は1日何コマ必要?

授業のコマ数は1日4時間のゆったりコースから8時間コースがありますが、どの学校でも人気なのは1日6時間マンツーマン+2時間グループクラスがついた8時間コースです(もしくは5時間マンツーマン+2時間グループクラスの7時間コース)。

ここで重要なポイントがあります。

授業数(マンツーマン)は予算がなくても削るべきではない。

上記の早見表では1日6時間マンツーマン授業をモデルにしました。
マンツーマン6時間は日本で『自習する習慣のない方』が、成果を出せるギリギリのラインです。

たまに予算がないからといって「授業数を減らして、その分を自習でカバーすれば問題ない」と考える方がいますが、全くおすすめ出来ません。

よく考えて頂きたいのですが(こんな事を言ったら怒られそうですが)、日本で自習が出来ないから今のご自身の英語力があるわけです。その気になれば留学せずに、オンライン英会話や英語教材、英語アプリなどを通じて英会話を身につけるチャンスはあります。しかしながら、独学であるがゆえに相当なモチベーションがないと続きません。

自習をする習慣が全くない方が、セブ島に来るだけで毎日数時間の自習をする人間に、急に変われるでしょうか。

自習の習慣がもとからある方は授業数を減らし、自習時間を増やしても苦痛に感じませんが、『自習する習慣のない方』はセブで相当苦労するのは目に見えています。

「いや、語学学校に通いさえすれば、1日3時間〜5時間の自習は出来る!」っと、根拠のない自信を持つのは危険です。

セブ島留学で成功するコツは、自習を当てにしないで計画する事です。

綿密な計画を立てたにも関わらず、セブ島現地で自習時間になったらボーッとしてしまい「自分はなんて意志が弱い人間なんだ」と後悔する人は多いです。遅れた時間を取り戻す事に必死になりすぎて、留学自体を楽しめなくなる・・・それだけは避けたいところです。

日本で自習をする気のない方、自習すると眠くなる方、意志力が弱い方は、セブ島留学では自習ではなく授業を入れてください。
特にマンツーマン授業はだらける事は難しいので、本人の「意志力」が強かろうと弱かろうと関係なく、確実に英語力が上がります。

【図解】英会話習得に必要な時間数

英会話習得に必要な時間数は「英検準2級の基礎力」+「英会話400時間〜500時間」だと思ってください。

セブ島留学の費用
図にするとこんな感じです。

なぜ480時間のマンツーマン英会話なのかについて書くと、長文になるので今回は割合しますが、この図で重要な事は「自習を英会話の学習時間に加えて計測しない」事です。

自習は流暢な英会話(中級)に必要な「英検準2級の基礎力」を身につけるは役立ちますが、「英会話の練習:400時間〜500時間」は別に必要だと考えてください。

DMM英会話でいうと最低クリスタル(約166時間)、できればマスター(約333時間)のランクぐらい英会話をやらないと目に見えた効果は出ません。

セブ島留学の費用
*DMM英会話では「分」で表示していますが、上記の表では「時間」に直しました(割り切れない数字は切ってます)。

セブ島留学の費用
余談ですが、実際、私自身もセブ島留学後に国内で、毎日オンライン英会話をしていましたが、このクリスタルランクになったぐらいから、英会話力が少しアップしたと実感できました。

セブ島留学でよくある失敗パターンに自習時間を「英会話が喋れるまでに必要な時間」にカウントして、「1日〜時間やったけど、思ったほど英会話力が伸びなかった」というのがあります。

そういう方に多いのが、「英会話は英会話をする事で伸びる」という大前提を無視して、自習ばかり行っているケースです。英会話を身につけるための王道は、英会話を大量に行う事です。自習も大事ですが、自習がメインになってはいけません。

マンツーマンの授業数は、数字できちんと計測できる確かな手応えです。

目標数値はDMM英会話を真似して、マンツーマンの総受講時間にする事をおすすめします。

英会話力が明らかに伸びたと自身で実感するには、150時間〜200時間ぐらいを一気に行う必要があります。ちまちま取り組んでも全く成長を実感出来ません。

セブ島留学が出来る期間は皆さん様々ですが、留学やオンライン英会話、国内の英会話スクールなどを利用し、1セット150時間〜200時間を1ヶ月〜3ヶ月ぐらいでこなす事をおすすめします。

それを3本行うと、すなわち480時間を超えると、レスポンスよく英会話が出来る人(中級者)になっているはずです。

②宿泊施設のグレードはどう選ぶべきか

続いて料金に差が出るのが宿泊室のグレードです。
宿泊施設は大きく分けて、選び方が3パターンあります。

「4人部屋の寮」・・・とにかく費用を抑えたい
「1人部屋の寮」・・・費用を抑えつつ、プライベートをしっかり確保したい
「1人部屋のホテル」・・・高くてもいいから睡眠の質や生活周りのサービス(掃除、洗濯、清潔感、ルームサービス、WiFi重視)などを重視

の3つです(それ以外にも2人部屋や3人部屋の寮もありますが、ここでは割合します)。

寮型、多人数部屋のイメージは大体こんな感じです。

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寮の一人部屋はトイレ・シャワーが部屋内にある学校もあれば、共同の場合もあります。共同の場合は部屋はベットと机、クローゼットのみで、かなりシンプルです。

一人部屋のホテルのイメージはこちら。トイレ・シャワー・冷蔵庫・ポット・机・クローゼットなど、一般的にホテルにあるものが内装。
WiFiはホテルのものを利用するので、比較的強い場合が多いです。
 

「ホテル型が必要かどうかの質問リスト」
・部屋にWiFiが絶対必要ですか?
・部屋にシャワーとトイレは絶対必要ですか?
・掃除、洗濯、ベッドメイキングなど自分で行うのは面倒だ
・睡眠の質を重要視している

こういった質問に絶対YESなら、ホテル型を選ぶと良いです。

*寮型の学校では光熱費、水道代、ピックアップ、教科書代などが別料金の場合が多く、1ヶ月滞在なら+5000円〜1万円を現地で支払う必要があります。ホテル型では大抵これらが無料です。

逆にホテル系の学校が朝食のみを提供しているのに対し、寮型の学校は毎日3食付いている学校が多いです。

③留学期間は長くすべきか、短くすべきか

「授業数自体を減らして、留学期間を伸ばす」はあり?

1日4時間程度のマンツーマンにして留学期間を伸ばすか、1日8時間のマンツーマンにして留学期間を最短にするか、ある程度期間を自由に選べる方は迷うかもしれません。

結論からいえば、出来るだけ詰め込む事をおすすめします。

その理由は欧米留学と異なりセブ島留学では、授業以外の時間に英会話をするチャンスを見つけづらいからです。

例えば欧米留学であれば、4時間〜5時間のグループクラスは一斉に解散するので、現地で仲良くなった留学生同士で英会話をするチャンスがあるでしょう。あるいは、ホームステイ先の人と出かけるかもしれません。

しかしながら、セブ島留学の場合は元々1日6時間〜8時間授業を受ける人達が多いため、ご自身が4時間しか授業を受けないとなると、それ以外の時間は自習をする可能性が高くなります。

でも自習は上記で既に書いたとおり、かなりの自制心がいります。
大抵の方は1時間〜2時間で心が折れます(苦笑)。

また、空き時間があるとどうしても日本語で物事を考えてしまいます。英会話を身につけるためには少しでも英語脳で居続ける時間を増やしたいので、そういう意味でもマイナスです。

もちろん、モールや街中を歩けば英会話をするチャンスはあります。

例えば、セブ島にもバーがいくつもあり、カウンターに座れば多くの人と知り合いになれます。または暇そうなカフェを見つければ、店員さんと長話ができるかもしれません。

ただ、楽しく会話をするためには自ら話しかける勇気が必要です。英語に自信がない状態では、こういった事はなかなかハードルが高いですし、会話も続きません。

あなたは留学先で、現地人にガンガン話しかけれそうでしょうか?

もしイメージがわかないのであれば、英会話に自信がつくまでの最初のうちは、ガッツリ授業を詰め込んで練習する方が充実するかもしれません。

英語は日本語とは違ってテンション高めの言語なので、中にはそのスイッチが入る方(なりきる方)もいます。

「グループクラスを増やして、留学期間を延ばす」はあり?

もう一つ、留学期間を伸ばすためにグループクラスを増やして、留学費用を下げる方法があります。

英語に触れ続ける(英語脳をキープし続ける)という点では、授業数自体を減らす方法よりも良いとは思います。ただグループクラスの難しいところは、留学生同士でレベル差があると1時間あたりの効率はガクっと下がる点です。

グループクラスは通常4人で一つのクラスなので、マンツーマン授業に比べて英会話を喋る量は約1/4になります。

グループクラスはグループクラスにしかないメリットはありますが、そのメリットはマンツーマン授業を超えるものではありません。

マンツーマンは自分自身で何をやるか計画し、実際にどの程度進んだかを確認できますが、グループクラスは先生に授業展開を任せるので進み具合が読めません。

ゆえにグループクラスに頼った留学プランは、身につける英語量の予測・コントロールが難しいです。グループクラスばかりの授業では「この調子でいけば、1ヶ月後はこうなっているだろう」とイメージする事が困難です。

また、そもそもセブ島留学の最大の魅了は、大量のマンツーマン授業を格安で受講出来る事です。グループクラスの授業であれば、日本でも比較的安く受講することが出来ますので、セブ島で受講するのはもったいない気がします。

ただし、マンツーマンの授業はとても疲れます。
1日4時間にするか、6時間にするか、8時間にするか、はたまた9時間にするかは、ご自身の体力とご相談してください。

グループクラスを入れることで「マンツーマン授業の合間に、いい息抜きができてよかった」「周りの英語力を知ることが出来てよかった」という感想を持つ方も多いです。

無理をすると体調を崩しやすいので、留学希望の学校へ事前にマンツーマンの授業数を増やすことが出来るか確認しておき、最初は少なめにしておくのも一つの手です。

 
 
以上、授業料はどうやって予算と折り合いをつければよいのか? をまとめると

①マンツーマン数→出来るだけ多く受講する(自習時間を英会話学習時間にカウントしない)
②宿泊施設のグレード→我慢出来る最低限はどこかを決める
③留学期間→英語脳でいる時間を維持するために、出来るだけコンパクトにする。

になります。
ぜひご参考にしてもらえると幸いです。

セブ島留学 完全網羅シリーズ
完全網羅#1 セブ島留学ってどんな留学?
完全網羅#2 セブ島留学の費用
完全網羅#3 セブ島の基本情報
完全網羅#4 セブ島の治安ガイドライン

完全網羅#5 授業施設&宿泊施設
完全網羅#6 学校選び&コース選び
完全網羅#7 セブ島留学がある1日
完全網羅#8 留学相談&申込方法

完全網羅#9 セブ島留学中の食事
完全網羅#10 セブ島観光客を狙う犯罪行為
完全網羅#11 セブ島でかかりやすい病気
完全網羅#12 食事ガイドライン

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