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トイ・ストーリー3から学ぶ「Should have・Shouln’t have 〜」の意味と使い方|ディズニー映画で英語勉強#1

英会話学習者にとって、ネイティブスピーカーが使っているリアルな表現を知りたい!という思いは皆、共通ですよね。

そこで、日常会話で頻繁に使うフレーズや英文法が沢山使われているディズニー映画を使って英会話のフレーズを学びましょう。


今回は、TOY STORY3から、「Should have/Should haven’t」の意味と使い方をご紹介します。

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should + have + 過去分詞

should + have + 過去分詞 ~するべきだった
〜するべきだったと過去に行わなかったことを後悔しているニュアンスが含まれます。

shouldn’t + have + 過去分詞 〜するべきではなかった
〜するべきでなかったと過去に行ったことを後悔しているニュアンスが含まれます。

後悔と聞くと大きなことをイメージするかもしれませんが、日本語で考えてみると「あ〜昨日のうちにしておけば良かった!」とか、「あんな事言わなければ良かったな」など、しょっちゅう使っている表現なのですよね。

では、トイストーリー3で実際に使われているシーンを見てみましょう。

映画シーン:17:25

おもちゃの持ち主アンディが、大学の寮に引越しをする為、部屋を片付ける事に。荷物を整理している中で、おもちゃを屋根裏へと保管しようとしていたのですが、誤ってアンディの母親がゴミ置き場へ持っていってしまいました。

なんとか、ゴミ収集車に回収されることは逃れたものの、おもちゃ達は、アンディに捨てられたと勘違いし、怒っています。そんな中、ジェシーが保育園に寄付される用の段ボールを見つけ、皆でその中に入ろうとしている時のセリフです。

英語:Oh, we should’ve done this years ago.
日本語:さっさとこうしてりゃ良かったんだ。

「We should have done this. 」で、「こうすれば良かった」という意味ですね。

ここでは、「years ago.」と続いているので、「もっと前からこうするべきだった」というニュアンスです。

自分たちが捨てられる前に、もっと早く保育園(遊んでくれる子供達がたくさんいる場所)に行くべきだったというニュアンスが読み取れますね。この様に、過去の事に対してこうすべきであったと、後悔している時に使われます。

現在形と比較:
We should do this. →現在、未来に対して言う。〜するべきである。
We should have done this. →過去の事に対して言う。〜するべきであった

次に、「shouldn’t have ~」否定形で使う場合の例を見てみましょう。

映画シーン:55:15

保育園に行く事になったおもちゃ達。しかし、ウッディーだけは持ち主アンディの元に戻ろうとして保育園を後にしました。

アンディの家に戻る途中に偶然たどり着いた少女ボニーの家で、他のおもちゃ達から、その保育園の悪い噂を聞く事になります。

ウッディーは、仲間たちが心配になり、彼らを救い出そうと、再びその保育園に戻ってくるのです。そこで、電話のおもちゃに言われるセリフです。

英語:You shouldn’t have come back, cowboy.
日本語訳:なぜ戻ってきた、カウボーイ。

「should have」が否定形で使われ、「You shouldn’t have come back」で、直訳すると「あなたは戻ってくるべきではなかった」という意味になりますね。

日本語訳では、「なぜ戻ってきた」とされていますが、ここでは「Why did you come back?」と理由を聞いている意図ではなく、保育園に戻ってきてしまったウッディに対し、戻るべきではなかったという非難めいた意図であることが分かります。

この様に、相手に対して「shouln’t have~」を使うと、過去に起きたことを責める様な強めの印象になります。

現在形との比較:
You shouldn’t come back.  →現在、未来に対して言う。あなたは戻るべきではない。
You shouldn’t have come back. →過去の事に対して言う。 あなたは戻るべきではなかった。

もう一つ見てみましょう。

映画シーン:59:52

おもちゃ達は保育園を脱出するために作戦を実行する事になりました。皆で協力しあい、それぞれが自分の役割を果たすというシーンです。

バービーは時間稼ぎの為にケンを誘き寄せようと、前日に自ら振ったケンに対して「やっぱりあなたと一緒にいたい」と涙ながらに訴えます。そこで、ケンが冷たく言い放つセリフです。

英語:You should’ve thought of that yesterday.
日本語訳:昨日そう思ってりゃ良かったのにな。

前日にバービーは、仲間達が酷い目にあっていることを知り、ケンの元を離れて、仲間達の所に行きました。

振られてしまったケンは、それに腹が立っているせいで、「You shoud have thought of that yesterday.」「昨日、君はそう思うべきだった」と嫌味たっぷりの言い方をしていますね。

この様に、「You should have〜」と言うと、相手が過去に行った事(行わなかった事)に対して、その行為を非難する言い方として使われます。

言い方によっては強い言葉になるので、非難するつもりがない場合は、口調に気をつけなければいけません。

Should have を使った慣用句

映画シーン:16:57

最初の例でも出てきたシーンです。おもちゃの持ち主アンディが、大学の寮に引越しをする為、部屋を片付ける事に。

荷物を整理している中で、おもちゃを屋根裏へと保管しようとしていたのですが、誤ってアンディの母親がゴミ置き場へ持っていってしまいました。

なんとか、ゴミ収集車に回収されることは逃れたものの、おもちゃ達は、アンディに捨てられたと勘違いしてしまい怒りが湧いているシーンです。

ここで、ジェシーが放つ一言。

英語:I should have seen this coming. It’s Emily all over again.
日本語訳:どうせこうなるって分かってたんだ。エミリーの時と全く同じ。

直訳すると、「I should have seen this coming」で、「私は、これが来ることを知るべきだった」と言う意味になりますね。

つまり、もっと早く気がつくべきだった、予想はついたはずだ、こうなると分かっていたんだ、という意味になります。

ここで使われている「seen」は分かると言う意味の「see」で、慣用句として使われているのでそのまま覚えましょう。

その他日常会話でよく使われる例を見てみましょう。

例文:
My presentation didn’t go well. I should have prepared more.
(プレゼンうまくいかなかったな。もっと練習すべきだった。)

I got really wet walking home. I should have taken an umbrella.
(歩いて帰ってすごく濡れちゃった。傘買うべきだったな。)

You should have spoken to me before deciding.
(決める前に私に言うべきだったよ!=なんで決める前に言わないの?)

I have a terrible hangover. I shouldn’t have drunk so much.
(ひどい二日酔いだ。あんなに沢山飲むんじゃなかった。)

You probably shouldn’t have said that to her.
(おそらく彼女にそれを言うべきじゃなかったんだろうね。)

まとめ

いかがでしたか。「Should have/Shouldn’t have」はどちらも過去の事に対して、「〜すべきであった/〜するべきではなかった」と後悔や非難のニュアンスが含まれた時に使います。

ご自身のシーンに合わせて使いこなせる様に練習してみてくださいね!

ディズニー映画で英語勉強シリーズ
#1 トイ・ストーリー3から学ぶ「Should have・Shouln’t have 〜」
#2 アナ雪から学ぶ関係代名詞「who、that、which」
#3 アナ雪から学ぶ「already、yet、still」
マナビジン編集部
マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

引き続きお楽しみに!

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