留学を考える上で最も迷ってしまうのが、留学先。
アメリカでは、ニューヨークやロサンゼルス、ハワイなど魅力的な都市が多数あります。
特に、ハワイでは英語だけでなくリゾート地の利点を活かして休日などは様々なアクティビティが楽しめます。
今回は、留学先で人気の高いハワイ留学について詳しくご紹介させていただきます。
小林優香
一般社団法人海外留学協議会(JAOS)認定留学カウンセラー現在留学エージェント会社で働き、入社以来1,400人以上の留学生をサポート。
最優秀カウンセラーとして2度の表彰を経て、現在は留学カウンセラーの育成トレーナーを務めている。
ハワイの特徴(基本データ)
ハワイ州は全部で120もの島々、岩礁、砂州でなり立っています。
一般的に、「ハワイ」と言われている地域は観光地で有名なオアフ島を中心とする8島の島々です。そのうち私たちが訪れることが出来るのは、6島。訪れることが出来る島は、オアフ島、ハワイ島、マウイ島、ラナイ島、モロカイ島、カウアイ島になります。入ることが規制されている島は、カホラヴェ島、ニイハウ島です。
ワイキキがあるのはオアフ島のホノルル市。ホノルルは州人口の7割が集まり、観光客が最も集まる州都です。
気候
留学先で気になるのは気候。日本の気候とは異なる地域では、体調管理がかかせません。ハワイの気候は亜熱帯気候に属します。そのために、一年中安定して暖かいです。一年中温暖でも季節は、5月~9月は、夏と10月~4月の冬に分けられ、10月~2月は雨期になります。
一番寒い1,2月でも最高気温27度,最低気温17度です。寒いところが苦手は人は、一年中、暖かいハワイはおすすめです。
一年を通して温暖な気候のために、日中は半そで、半ズボンで過ごすことが出来ます。
しかし、レストランやショッピングモールなどではエアコンが強く効いているので、上に薄く羽織れる上着を用意しておいた方がいいと思います。また、日中はとても日差しが強いので帽子やサングラスがあると便利です。
言語
日本人の観光客が多いために、ワイキキビーチ周辺のショッピングモールやレストランでは、一部日本語が通じるところがあります。
しかし、多くの人は英語を話すため、英語留学を学ぶ上では問題はありません。
また、ハワイでは英語だけでなくアロハ(こんにちは)、マハロ(ありがとう)と言ったハワイ語もあるので、英語と一緒に少し学んでみるのも面白いかもしれませんね。
物価
物価ははっきりいって高いです。ハワイは島国であるために多くの資本を輸入に頼っています。また、ハワイは観光地ということもあって物価が他の都市と比べると高くなっています。
しかし、高いからと言ってお金を節約ばかりしていたらせっかくの現地での生活がもったいないので、たまにレストランやショッピングなどをしてお金を節約しながらハワイで生活を楽しみましょう。
なぜハワイ留学なのか
留学先として人気のあるアメリカ本土のニューヨークやロサンゼルス。
しかし、ハワイにも多くの魅力があります。ハワイ留学のメリットとデメリットをご紹介します。
ハワイ留学メリット
アクテビティが充実している
ハワイはこじんまりとした島なので、1日でいろいろなアクテビティを楽しめることが出来ます。
休みの日の朝は、ファーマーズマーケットに参加し、午後は海に行ってアクテビティに行ったり、ショッピングに行ったりといった楽しみ方が出来ます。
その他にも、様々なアクテビティがあるので勉強の息抜きの楽しみ方が数多くあります。
治安が良い
他のアメリカの都市よりも観光客が多いためか、治安がいいです。女性の留学生にとって、気になることの1つが留学する都市の治安の良さ。ハワイは観光客で賑わっているので、他のアメリカの都市よりも治安はいい方です。
治安がいいといっても日本ほど治安がいいというわけではないので、海外生活を送る上での基本的なことを注意をしておくことが必要です。
食事がおいしい
留学中、気になるのが食事。毎日食べる食事は美味しいものが良いですよね。アメリカですので、アメリカといえばハンバーガーやピザなどの食事が多くなってしまいます。
しかし、ハワイでは日本食レストランが増えてきているので、もし日本料理を食べたくなったら、気軽に食べれる点も魅力的です。現地のハワイアンも日本料が好きな方も多いので、現地の人のおすすめの日本食レストランにいってみるのも面白いかもしれません。
海外に長期間滞在すると日本食が恋しくなってしまうので、気軽に日本食が食べられることはメリットの1つだと思います。
ハワイ留学デメリット
魅力的なメリットがある中で、デメリットもあります。デメリットは一体どのようなものがあか見ていきましょう。
生活費が高い
ハワイではリゾート地で多くのアクティビティがあり、休日は遊んで息抜きをしたい方も多いはず。しかし、ハワイは食費だけでなく、家賃や光熱費も高いです。そのために、節約をしながら留学生が多いです。日本のように、気軽にアルバイトをすることが出来ないので、留学費用は余裕をもっていくことをおすすめします。
日本人が多い
日本人に人気にあるハワイはやはり日本人を多く見かけます。学校も日本人の割合が多い傾向にあります。日本人がいると、同じ言語で通じるから英語を話さずに、日本語で話してしまいがちになります。日本人同士でも英語で話したり、あまり日本人同士で固まらないようにする努力が必要になってきます。
一般的に日本人はビギナークラスに多いため、最初のクラス分けで中級クラス以上に入ると、多国籍の中で授業を受けられる可能性が高いです。
ハワイ独特の訛り
ハワイでは、英語が使われていますが、同時に様々なアクセントを聞くことが多いです。ハワイでは「ピジン語」という独特の訛りがあり、日本人にも発音しやすくなっています。「ピジン語」のまま、アメリカ本土で英語を話すと、英語が通じないといったことが起こるので、ハワイには独特の訛りがあるということを理解して、綺麗な発音を学ぶ必要があります。