カナダトロントのワーホリを徹底解説!
僕は2022年2月の初旬から2023年1月末までの1年間、カナダのトロントでワーホリをしていました。
ワーホリを考える上で大きな悩みになるのが費用の問題。
「カナダにワーホリで行ってみたいけど、実際にいくら必要なんだろう。」
そんなあなたに向けて今回は僕がカナダのワーホリで実際にかかった費用と収支を正直に公開します。
- 1年間の費用総額と収支
- 初期費用
- 現地での生活費と収入
上記の3つに加えて、節約のコツとより良い仕事を見つける方法を紹介します。
先に言ってしまいますが、カナダでのワーホリは現地で働こうと思っている人であれば、初期費用と渡航後1〜2ヶ月分の生活費さえ持っていけばやっていけます。
では早速紹介していきます。
目次
1年間の費用総額と収支
カナダトロントでのワーホリでかかった費用の総額を紹介します。
僕の場合、語学学校には通いませんでした。2022年の2月初旬に現地に到着し、3月1日には日本食レストランで働き始めました。
そこから2022年12月末までの10ヶ月間働き、2023年1月末に帰国しました。
費用総額
- 初期費用:510,400円
- 現地での生活費:1,620,000円
- 帰国費用:80,000円
- 初期費用:510,400円
- 現地での生活費:1,620,000円
- 帰国費用:80,000円
年間費用合計:2,210,400円
収入
平均週30時間:月々約200,000円(チップ込み)
200,000円×10ヶ月=年間収入合計2,000,000円
僕の場合、語学学校には行かずにすぐに働き始めました。そのため、最初に必要な費用は上記の初期費用と、給料が入るまでの1〜2ヶ月間に必要な最低限の生活費があれば問題ありませんでした。
ただ資金があまりなかったため、初期費用に加えて渡航の際に持っていたお金は10万円も無かったです(笑)
運よく仕事をすぐに見つけることが出来たことと、カナダでは給料が基本的には2週間に1回振り込まれるため、所持金が少なくてもなんとかなりました。
1年間の費用総額は約220万円でした。
ワーホリでは現地で働き収入を得ることができるので、実際に最初に必要な資金は飛行機代やワーホリ申請費などの初期費用約50万円と、到着してからの1〜2ヶ月間の生活費20万円くらい合計70~80万円あれば問題なくやっていけます。
語学学校に通いたいと考えている人はもう少しかかるでしょう。
初期費用
では初期費用は何にいくらかかったのか、その内訳を紹介していきます。
項目 | 費用 |
---|---|
ワーホリビザ申請費 | 35,000円 |
航空券(片道) | 163,000円 |
海外旅行保険 | 165,000円 |
現地家賃(2か月分) | 125,000円 |
PCR検査 | 20,000円 |
国際免許 | 2,400円 |
総額 | 510,400円 |
初期費用の内訳はこのような感じでした。
ワーホリビザ申請費
カナダのワーホリビザの申請には約35,000円がかかりました。ちなみに申請が通るまでは、スムーズに行っても1ヶ月半〜2ヶ月位はかかります。
航空券(片道)
航空券は片道で163,000円かかりました。僕が渡航した時期は色々な理由により航空券の値段が高かったです。
航空券に関しては渡航する時期や情勢によって値段がかなり前後するのでもっと安く購入できる可能性も十分にあります。
海外旅行保険
海外旅行保険には165,000円かかりました。
「JF Insurance」という海外の保険会社を利用させていただきました。日本の海外保険よりは保証内容が若干劣りますが、その分価格は抑えられます。
僕の場合ワーホリではサッカーをする予定だったので、けがを考慮して良いグレードの保険に加入しましたが、もっと安い商品もありました。
費用を抑えたい方は海外の保険会社も見てみるのも良いでしょう。
PCR検査
PCR検査には20,000円程必要でした。ただ現在ではコロナウイルスに関する規制も緩和され、PCR検査は必要なくなっています。
国際免許
カナダで運転する可能性があったので、いちおう国際免許を取得しておきました。費用は2,400円です。日本人は申請するだけで取得できます。
初期費用に合計約51万円かかりました。これに加えて現地で1〜2ヶ月生活できるくらいのお金は持っていく必要があります。
海外生活では予期せぬことも起こりえますので、資金に余裕があればより安心して生活できます。
カナダトロントでの生活費
次に1か月でかかった生活費を紹介していきます。
項目 | 費用 |
---|---|
家賃 | 55,000円 |
携帯代 | 4,500円 |
交通費 | 5,000円 |
娯楽費(食費などを含む) | 70,500円 |
合計 | 135,000円 |
生活費は毎月約135,000円ほどかかりました。それぞれ解説します。
家賃
家賃は55,000円でした。家賃には水道、光熱費、Wi-Fiなど全て込みでした。
トロントのダウンタウンにあるコンドミニアムでシェアハウスをしていました。僕の場合、家賃は相場より安かったです。
トロントのダウンタウンに住むのであればシェアハウスの相場はもう1〜2万円ほど高くなると思います。
携帯代
携帯代は月々4,500円でした。僕が契約していた携帯会社は「Freedom Mobile」という会社で、月々10GB利用可能でした。
さまざまな携帯会社があり、値段は高いのに使えるデータ容量が少なかったり、他と比べて安いのにデータ容量が大きい会社があります。
いくつか比較してから契約することをおすすめします。
娯楽費(食費などを含む)
娯楽費は毎月約70,500円かかりました。ここに含まれるのはお出かけをした時のお金だけでなく、食費や日本で通っていた大学の奨学金の返済費(月14,400円)なども含まれています。
職場でお昼と夜にまかないが貰えて、持ち帰ることもできたので、食費は出かけた時か仕事が休みの日にしかかかりませんでした。
帰国時の費用
日本に帰国する際にかかった費用を紹介します。
項目 | 費用 |
---|---|
航空券(片道) | 60,000円 |
PCR検査 | 20,000円 |
合計 | 80,000円 |
航空券(片道)
帰りの航空券にかかった費用は60,000円です。航空券はコロナウイルスも収まったことや色々な影響で行きと比べてかなり安くなっていました。
PCR検査
帰国時のPCRにも約20,000円かかりました。僕が帰国したのは2023年1月末で、この時はPCR検査の陰性証明書が必要でしたが、現時点では必要ないみたいです。
帰国時の費用は合計で約80,000円かかりました。ただ、帰国前に出会った仲間やお世話になった方々と食事に行ったりプレゼントを渡したりということがあったので、帰国直前は娯楽費がかなり増えました。
カナダワーホリでの収入
ではカナダトロントで得られた月々の収入を紹介します。
僕が働いていた場所はトロントのダウンタウンにある日本食レストランです。週平均30時間、10ヶ月働きました。
月収入(チップ込み) | 200,000円 |
---|---|
年間(10ヶ月) | 2,000,000円 |
平均で月20万円の収入がありました。カナダでは2週間に1回給料が振り込まれるので、2週間でチップも込みで10万円ほどもらっていました。
カナダでの生活費が月々135,000円だったので割と余裕をもった生活が出来ました。仕事の無い休みの日にはスポーツ観戦をしたり、カナダの自然を楽しんだりしていました。
こちらはメジャーリーグサッカーTORONTO FCの試合観戦に行ったときの写真です。
サッカーカナダ代表は36年ぶりのワールドカップ出場も決まっていたことや、世界的にも有名なイタリア代表選手が2人移籍してきたことから、カナダのサッカーはかなり盛り上がっています。
こちらはメジャーリーグベースボールTORONTO BLUE JAYSの試合観戦に行ったときの写真です。ドームの天井は開閉するのでどんな天候でも最高に楽しめます。
そしてこれはトロントアイランドから見たダウンタウンの夜景。カナダの美しさの醍醐味である都会と自然の融合が存分に楽しめるのがトロントアイランドです。
ここでは休みの日にBBQやスポーツをして楽しみました。
僕のトロントでの休日を写真とともに少し共有させて頂きました。収入の話と絡めると、トロントのあるオンタリオ州の最低賃金はかなり高いです。現在でも定期的に最低賃金が上がったりしています。
ですので1度働き始めて生活が安定すれば、自分のお金と時間の余裕を作り出せるのがトロントでのワーホリの印象でした。
節約のコツとより良い仕事の見つけ方
最後にカナダトロントでのワーホリ生活をより良いものにするために、実際に僕がやっていた節約のコツとより良い仕事の見つけ方を紹介します。
節約のコツ
生活費用で1番かさばるのが食費です。ですので、食費をできるだけ安く済ませるようにしてみましょう。
食費節約のコツ①:まかないがある職場で働く
食費節約のコツ②:友達にまかないを持って帰ってきてもらう
食費はまかないがある仕事をすることでめちゃくちゃ節約できます。もしくは、まかない付きの職場で働いている友達やシェアハウスの仲間に持って帰ってもらうようにお願いするのも1つの手です。
僕は仕事が休みの日は同じ職場の人にまかないを取っておいてもらうように頼んでいました(笑)
より良い仕事の見つけ方
次により良い仕事の見つけ方です。僕がおすすめする方法は出会った人々に仕事の情報を聞きまくるです。
カナダにワーホリに来た日本人が仕事を探す際、「e-Maple」という日本人向けサイトから求人を探すことがほとんどだと思います。
基本的にはそのサイトを使って仕事を探しながら、たくさんの人に仕事の情報を聞きましょう。
- どこか求人を募集していないか。
- おすすめの職場はないか。
- あなたの仕事場は求人募集してないか。
- 誰か仕事を紹介してくれる人はいないか。
このようなことを出会った人に聞いて情報を集めるのです。僕もシェアハウスの人に聞いて日本食レストランを紹介してもらいました。
僕はこの方法で仕事だけでなく、遊ぶ場所やイベントの情報なども得ることができました。より良い仕事を見つけるために、ぜひ出会った人に仕事についてたくさん聞いてみてください。
最後に
カナダトロントでのワーホリにかかった費用は1年間で約220万円でした。
初期費用で必要なのは約51万円。それに加えて渡航してから1ヶ月〜2ヶ月ほど生活できるお金があれば問題ないです。
月々の生活費は約13万5千円。収入が月約20万円。仕事で安定した収入を得られるようになってからは、余裕のあるワーホリ生活が出来ました。
カナダトロントでのワーホリに悩まれている方はぜひ参考にしてみてください!