
ここではファーストウェルネスアカデミー(FEA)に関する情報をご紹介します。
また、合わせて「セブ島留学ではどのような環境で勉強することがベストなのか!?」
これについても、自分自身の経験や周りの留学生の様子を見てきて分かってきた事を下記で書いています。
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フィリピン留学で、英会話力を伸ばせた学校
ファーストウェルネスアカデミー(以下FEA)は、私が初めて2012年にフィリピン留学をした時に通った学校です。
どのぐらいこの学校で英語力が上がったかについては、プロフィールの方に記載しておりますので、詳細は割合させて頂きますが、いわゆる「ビギナー」から「文章でテンポよくフィリピン人と会話する」ぐらいにはなりました。(TOEICSWの点数だと、スピーキングが130点、ライティングが150点ぐらいです)
英会話が多少なりとも、出来るようになった要因は何だったのか?
少し考えてみると、大きな理由は2つです。
一つはFEAに留学中は「平日だけでなく、土日も授業を入れた事」そして、もう一つは「集中出来る環境を作った事」にあります。
1つ目はシンプルです。単純に休日に何も英語を使わないよりは、ただのフリートークでもいいから入れておいた方が目標に近づくと思い、土日も最低4時間は英語に浸かれる環境にしました。正確には土曜日7時間、日曜日4時間(午前中)です。*土日に授業を受けられるかは、学校によって異なります。
これは体力面できついですが、土日に英会話を使う機会がなさそうであれば、日本語脳に切り替わらないようにするためにオススメします。
2つ目の要因の「集中出来る環境を作った事」については、日本人経営のホテル型学校だったため、宿泊施設の質やサービスの点においてしっかりとしたバックアップ体制がありました。加えて、比較的柔軟にカリキュラムや講師変更の対応してくれた事が大きかったです。
当時はFEAは高価格帯の語学学校でした。
でもよくよく考えてみると、元々フィリピン留学はアメリカ留学などに比べると十分安いわけですから、「せめてフィリピン留学内ではケチケチせず、その中では一番グレードの高い学校を選ぼう」と思っていたんですね。
後々、色々な留学生と話をする中で分かりましたが、一人部屋+ホテル型の学校を選んだ事は、勉強に集中するという点において、かなりプラスに働いたと思います。
ファーストウェルネスアカデミー(FEA)とは?
まずセブ島の語学学校は大きく分けて、「韓国資本の学校」と「日本資本の学校」の2つがあります。そして、日本資本の学校は更に「寮型」と「ホテル型」の宿泊施設に分かれます。
FEAは「日本資本のホテル型」の学校です
同じカテゴリー内の学校は複数ありますが、どの学校も25万円〜35万円が一般的で、寮型の宿泊施設に比べると割高です(寮型は15万~25万円が多い)。
2校から選べる
FEAは2校あります。
最初に出来たのがセブシティ校でこちらが2012年。セブプレミアム校は翌年2013年にマクタン半島に出来ましたが、セブ市内の需要増加に伴い、2015年にアヤラモールというセブ島中心部から徒歩5分のエリアに移転しました。
2校の違いを表にまとめました。
違いはホテルのランク、立地、マンツーマン授業の数です。セブシティ校でもプラス料金でオールマンツーマンに変更することは可能です。
セブシティ校 | セブプレミアム校 | |
授業 | マンツーマン:6時間 グループ:2時間 |
マンツーマン:8時間(金曜日は4時間) |
費用 | 1週:82,000円 4週:246,000円 |
1週:99,000円 4週:314,000円 |
宿泊 | ホテル(2つ星) | ホテル(3つ星) |
*2018年での価格
ホテル滞在ということで、プライベートの時間を有効活用できます。毎日の復習に余念のない方、しっかりと休養をとって授業に集中できる環境となっております。また教室と宿泊が同じホテルということで、安全性・利便性にも優れております。
FEAのメリット
少人数制の語学学校のため、きめ細かなサポートが受けられるというのがFEAの強みです。
日本人スタッフはセブシティ校に1名、セブプレミアム校に2名います。(2018年2月)
他校でも日本人スタッフはいますが、FEAでは空港へも日本人スタッフがお迎えに来てもらえます。月曜日朝のオリエンテーション前に、空港に到着してすぐに疑問点や心配なことを日本人スタッフに相談できるのは助かります。
さらに2016年から日本の桐原書店の経営となりました。授業内容に桐原書店のメソッドが入リ、教材も桐原書店のものが使われるようになりました。
数ある日本人経営の語学学校の中でも、個人経営ではなく法人が運営している数少ない学校です。運営会社が桐原書店ということで、授業内容は桐原書店と現地日本人スタッフと英語講師資格取得者であるフィリピン人スタッフとで作り上げております。
FEAの授業の概要
授業の概要ですが、セブシティ校は「6時間のマンツーマン授業+2時間のグループレッスン」、セブプレミアム校は「8時間のマンツーマン授業」です。
学校によっては4時間マンツーマンコース、8時間マンツーマンコース、TOEIC~時間コース、ビジネス英会話コースなど様々ありますが、FEAでは申し込み時に選ぶ必要はありません!
FEAのカリキュラム内容は「スピーキング、ライティング、リスニング、リーディング、TOEIC、イディオム、ボキャブラリー、ソング、発音、文法、ビジネス英語」から1日の授業を自分で選びます。TOEICの授業も入っていますので、留学の途中で数コマをTOEICに変更する事も出来ます。
こちらはセブシティ校の生徒さんの実際のカリキュラムです。見づらいですが、左から講師名、教室名、授業内容、時間、使用教材です。上の生徒さんですと、6時間のマンツーマンに2時間のグループ授業、授業はスピーキングやライティングなどの授業を受けています。一方下の生徒さんは、全ての授業をマンツーマンに変えて、8コマ全てをスピーキングに変えています。このように授業内容を自分でアレンジできるのがFEAの強みですね!
*校舎によって授業数が違います。
セブプレミアム校は金曜日の午後は授業はなく卒業式ですが、セブシティ校は金曜日の午後も授業があります。プレミアムはマンツー8ですが、セブシティ校はマンツー6+グループ2。詰めて金曜の午後を空けたい方はプレミアム、毎日の授業にゆとりを持ちたい方はセブシティ校がいいと思います。
*TOEICコースに途中変更可能です。
これ意外と重要なポイント。長期留学生さんの中には、途中からTOEIC勉強に切り替えたい方もいると思います。そういった方も問題なく1コマ~8コマ変更できますで。(TOEICコースがある学校は追加料金が必要な場合がほとんど。)
また、セブプレミアム校では英語以外の時間をキープしたい方のために1日4コマのマンツーマンプランがあります。現地でやっぱり物足りないという人には追加で授業数を増やすこともできます。
時間 | 内容 | |
---|---|---|
午前 | 8:00~8:50 | マンツーマン(1対1)授業 |
9:00~9:50 | ||
10:00~10:50 | ||
11:00~11:50 | ||
午後 | 13:00~13:50 | |
14:00~14:50 | ||
15:00~15:50 | グループ(1対4)授業 | |
16:00~16:50 |
セブシティ校のサンプル例です。
セブプレミアム校はグループクラス2コマがなくマンツーマンクラスとなります。
朝が8時スタートのため少し早いように感じますが、こちらは気温が常に、朝から暖かいため、日本で中々起きられない方もすんなり起きれると思います。また、ホテルなのでモーニングコールもお願いできます。
朝食は6時からサービスを提供していますので、食べた後に0時間目として全日の復習+当日の予習を行う方も多いですね。
FEAセブシティ校では1日400分、1週間2000分と授業がつまっております。日本で英会話学校に行ってFEAセブシティ校での1週間での授業時間(2000分)を実行しようとする場合は、約半年かかると言われております(多くの日本人の学習者が英会話学校では1週間に100分費やすと言われており、その数値で計算した場合)。
FEAの講師変更、授業変更について
講師変更
他の語学学校と比べてもFEAは講師変更が非常にしやすい学校の一つです。木曜日ぐらいに伝えても翌週には講師が変更になっています。
でもそれよりも重要な事があります。
「FEAは生徒数が多すぎず少なすぎずのため、良い先生が誰なのか情報が共有しやすい」という点です。
FEAのような30人前後の小規模の学校は、情報共有できるために「自分に合いそうな先生の目星をつける」ことが出来ます。そして、それを講師スケジュールを組んでいるスタッフに予め予約入れておいたり、講師変更時にオーダー出来るんですね。
つまり、講師変更時の成功確率が高いんです。
一方、大規模学校ではそうはいきません。それは良い先生がいないからではなく、人数が多いため情報共有がしづらいからです。
2週間以上の方はFEAのような小規模学校は強いです。「Aさんが今週変えるから、B講師の来週3限目が暇になる。B講師は文法詳しいからいいかも。。。」という話が結構生徒間で出てきます。こういうのは小規模の学校ならではだと思いますよ。
ちなみに、そうやってどんどん変更させられる講師は自ずと自分で気付き、やめる傾向にあります。
授業(カリキュラム)変更
こちらは講師の準備が整い次第出来ますので、早ければ翌日から授業に反映させることが出来ます。
土日の授業について
FEAは9割以上が社会人のため、少しでも空いた時間を勉強に当てようと、土日も授業を希望している方が多いんですね。
<特別授業を入れる場合の価格>
・平日は1コマ650peso(約1,430円)→9コマ目を受けたい場合。
・土日祝日は1コマ800peso(約1,760円)、ただし4週間以上滞在する方は常に1コマ600peso(約1,320円)
*価格は変動する可能性があります。
ちなみに、複数の学校でフィリピン留学のマンツーマンの単価を調べてみたら、1コマ1,500円~2,500円ぐらいでしたので、リーズナブルな価格と言えそうです。
グループクラスはマックス4名
セブシティ校のグループクラスの2時間は最大4名なので、運が良ければ3名や2名の場合もあります。一般的にグループクラスの効果はマンツーマン1コマに対して、グループ3コマ~4コマが妥当なラインです。なお、グループクラスが合わないと思ったら、追加料金を支払えばマンツーマンに変更することも可能です。
どんな講師がFEAで教えているのか?
ファーストウェルネス(FEA)の講師は公式サイトで書かれているように、「原則5年以上、もしくは英語講師資格取得者」という条件になっています。
マンツーマンの授業は教える講師によってかなり授業レベルが変わりますので、質の高い講師に教えてもらう事はかなり重要です。一般的にどういった講師が質が高い講師になりやすいかというと、「経験値」が多い講師です。
経験値の重要性について、ここで一つ例を出したいと思います。
皆さんはオンライン英会話をやったことがありますでしょうか? 日本ではDMM英会話やレアジョブなんかが有名ですね。
オンライン英会話を何回かやっているうちに「あ、この先生教え方うまい!」という先生にあたると思うのですが、そういう先生は大抵「講師としての経験値が豊富」です。
経験豊富な先生は多くの生徒がつまずくポイントを知っていますし、事前の準備も的確。1ヶ月目の講師より1年間経験のある講師、1年よりも3年あればもっと良いでしょう。比較してみれば明らかな差があります。
「年数が長ければみんな教えるのがうまいか?」っと言われればそんなことはありません。ただ、一般的に教師経験が長い先生は経験が少ない先生に比べて、スキルが高いです。
話を戻しますと、FEAの強みは「原則5年以上、もしくは英語講師資格取得者」を条件にしている点です。
時間数だけではなく、各講師陣は原則5年以上、もしくは英語講師資格取得者であり、授業内容は各生徒様のスキルに応じるようにカスタマイズしております。また、セブシティ校ではTOEIC900点以上の日本人スタッフが カリキュラムの内容が各生徒様にあっているかをチェックし、あっていない場合は直ちに講師陣にカスタマイズするようオーダーをしており、より効果的な授業内容となるように努めております。
FEAセブプレミアム校
「MJ Hotel and Suites」というホテル内に学校があります。アヤラモールからは徒歩で5分の好立地です。
学校施設
学校施設はホテルの8、9階にあります。
マンツーマンルームです。セブプレミアム校ではグループレッスンがなくマンツーマンレッスンのみため、授業は全てこの個室のです。扉が閉まるので外からの音が聞こえにくいですね。エアコンもしっかり効いているので授業に集中できます。
こちら廊下です。少し狭いですね。左右に見える扉はマンツーマンルームです。
フィリピン人マネージャーです。授業内容の変更や相談がある時はこちらで対応してもらえます。英語でうまく伝える自信がないという人は日本人マネージャーに相談してもOKです!
日本人マネージャーの山根さんと山川さん。セブプレミアム校には2名の日本人マネージャーが常駐しています。何でも相談に乗ってもらえますよ!
こちらのお部屋、授業の合間の休憩場所も兼ねています。
さらに、無料のホットコーヒーがあります!大人気だそうです。
洗濯物もこちらの部屋で出すことが出来ます。出来上がりは2日後です。
宿泊施設
スタンダードルーム
標準のスタンダードルームです。もちろん机もあります。
水周りも綺麗です。バスタブはついていません。
コーヒーポットです。ホテルなので、お水の補充も毎日してもらえます。
こちらはルームサービスのメニュー。サンドイッチも110ペソ(約240円)からあります。小腹が空いた時に良いですね。お支払いはルームチャージできます。
スイートルーム
スイートルームです。なんとリビングと寝室が別れています。かなり広いです。
キッチンもついています。電子レンジ、冷蔵庫、トースター、IHヒーターがあります。
フライパンや鍋、包丁、食器類も全て備えられているので料理ができます。
こちらは寝室です。右に見える扉がリビングへ。奥の扉は水周りです。
トイレとシャワー。
レストラン
ホテル1階のレストランです。こちらでの朝食ビュッフェは費用に含まれています。時間は朝6時からです。
周辺施設
何と言ってもアヤラモールまで徒歩5分!アヤラモールはセブでも最も大きいモールの一つで東京ドーム5個分の広さがあり、食料品スーパーから専門店、50以上のレストラン、映画館まで入っています。
買い物や食事で迷ったらここにくれば間違い無しです!
アヤラモール
▶︎セブ島アヤラモール攻略ガイド:スーパー、タクシー、ATM、誰も知らない両替所まで
▶︎全50店紹介!セブ島アヤラモールおすすめレストラン
その他にも徒歩5分圏内におしゃれなカフェや、俺セブでの一押しのフィリピン料理店「KUYA J」、レチョン専門店の「House of Lechon」があります。安いマッサージのお店も近くに多数ありますので、オススメのお店は日本人スタッフの方に聞いて見るのが良いと思います。
↓以下のアヤラモールのギャラリーを御覧ください↓
FEAセブシティ校
「Asia Light Hotel」というビジネスホテル内に学校があります。アヤラモールからはタクシーで10分程度で着きます。
日本人スタッフがいるセブドクターズホスピタルという病院まで徒歩3分。何かあった時も安心ですね。
学校施設
授業施設はホテルの5階にあります。
FEAの生徒の宿泊施設はこのホテルの2階~4階にあるため、雨に濡れる事もありませんし、移動時間や移動時にお金を使う必要もありません。
教室の広さは、一つ一つのブースははっきり言って大きくないです(苦笑)。
人が二人は入るスペースと荷物を置くスペース、それとテーブル、これでいっぱいですね。
一つ一つは扉を閉めることができるので、集中できる環境は整っています。
オーディオ機器なども整ってますのでリスニングの勉強も出来ますし、Wi-Fi環境ももちろんありますので、必要に応じてオンライン辞書を利用することも可能です。
学校によってはオープンスペース型の語学学校もありますが、個室ブース型の語学学校の方が「リスニング」の勉強にはより向いています。また、周りの視線が気になる方や英語に自信がなく、最初は「コソ」っと行いたい方にも個室の方が周りの雰囲気に圧倒されませんのでおすすめです。
グループクラスは最高4名まで。こちらの教室は広めです。
なお空いていれば同じ5階にある、こちらのカフェテリアでも授業を行うことが可能です。学校と同じフロアなので、授業の合間の休憩場所としても使えます。
セブシティ校にも日本人マネージャーが常駐しているので安心です。
宿泊施設
お部屋
お世辞にも広くは無いですが、一通りのものは揃っています。ホテルなので電気ケトルや冷蔵庫もあります。
トイレは一般的なタイプ。
もちろん冷房もあります。この日本と同じタイプのエアコンというのは結構ポイント!セブでは窓に埋め込み式の音の大きなエアコンが一般的です。
ケーブルテレビ。
レストラン
学校施設と同じ5階にあるカフェテリアでの朝食が費用に含まれています。セブシティ校ではブッフェではなく、3種類のセットから好きなものを選びます。
周辺施設
ホテルやカフェの多い静かなエリアです。徒歩圏内に多くのレストランやカフェがあります。お気に入りのカフェを見つけて見てください。
↓セブシティ校周りのレストラン、カフェです↓
こんな方におすすめ
FEAはセブプレミアム校、セブシティ校ともに細かくカスタマイズができる学校です。日本人スタッフによる留学中のサポートも受けることができます。
セブプレミアム校
決して留学費用が安い学校ではありませんが高くてもきめ細かなサービスを希望する方、宿泊施設にもクオリティを求めてる方にオススメです。
セブシティ校
授業や留学中のサポートには妥協したく無いが、宿泊施設は少しランクを落として費用を抑えたいという方にオススメです。
*こちらのセブプレミアム校の体験レポートもどうぞ
▶1ヶ月30万円超えの語学学校!FEAプレミアム校はなぜこんなに高いのか?【1校目】