フィリピン留学の宿泊施設は大きく分けて、「学生寮、ホテル、コンドミニアム」の3つのタイプがあります。
さらに学生寮なら、「1人部屋」と「相部屋(大人数部屋)」に分かれます。
1人部屋と相部屋、どちらを選ぶべきか。部屋選びは数週間以上の留学生にとって、重要な決断になります。
「それぞれの部屋の費用ってどれくらいなの?」
「相部屋だと、どういう人たちがルームメイトになりやすい?」
「自分に合う宿泊施設って、どうやって決めるの?」
上記のような疑問や不安にお答えするべく、本記事では「宿泊施設」にフォーカスした情報をみなさんにお届けします。
1人部屋と相部屋では、どの程度生活に差が出てくるのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。あなたにぴったりの部屋が、きっと見つかりますよ。
フィリピンセブ島留学|1人部屋と相部屋の違い
学生寮以外に、ホテルやコンドミニアムの1人部屋を選ぶことができる学校もありますが、今回は学生寮同士で比較します。
学生寮相部屋の特徴
相部屋の場合、2人から6人部屋が一般的です。(一部学校だと8人部屋もあり)
料金は、2人部屋>3人部屋>4人部屋、、、と順に安くなります。
ベッドと勉強机は1人1つ、それぞれのクローゼット、部屋の中に共用のトイレとシャワーがあることが多いです。
なかにはQQ English ITパーク校のように、共同のリビングキッチンがあって自炊ができたり、リビングで留学生同士で談笑したり勉強することもできる学校もあります。
メリット① とにかく安い
1番のメリットは安さです。とにかく安いです!
4人部屋で月15万円ぐらいです。これは宿泊費、食事、しかも授業料込みの金額で、しかも1日4時間から6時間のマンツーマン授業込みの金額です。
メリット② 友達を作りやすい
寮に入った瞬間から交流が始まりますので、すぐに友達ができます。
学校も年齢は極力同じになるように配慮していますので、その点でも安心できます。
メリット③ 国際交流しやすい
日本人以外の国籍の生徒がいる場合、外国人の生徒と友達になりやすいです。
授業でもグループクラスでは生徒同士のコミュニケーションを取る機会はありますが、やはり同じ部屋に泊まる人同士でのコミュニケーションの機会が多くなります。
デメリット① 自習しづらい・睡眠不足になりがち
デメリットとしては、自習はしづらいです。消灯時間がみんなばらばら、机が狭い、夜電気を消さなければいけないなど、1人部屋と比べると制約があります。
またいびきかく人がいたり、夜遅くに帰ってこられたりすると目が覚めてしまったり、場合によっては熟睡しづらいかもしれません。
デメリット② シャワーやトイレが自由に使えない
シャワーとトイレが1つで大変な場合があります。特に4人部屋や6人部屋です。朝はみんなシャワーやトイレを使いたいので、使いたい時にすぐ使えないということは起こりえます。
例えば欧米留学先だと、1人15分ぐらいしかシャワーの時間設けてないような学校もありますが、フィリピンではそう言った学校はまずありません。
デメリット③ 水道代・電気代は別が多い
光熱費と水道代がかかります。これは授業料とは別で、同じ部屋の人同士で割り勘です。ここで問題になりがちなのが、エアコン代です。
日本人は夜でもエアコンを比較的使いたいという人が多いですが、日本人以外の特に台湾人はエアコンをあまり使いません。光熱費がかかるからということで、扇風機を使います。
つまり協調性が相部屋には非常に重要です。
もし自信がないという方は、1人部屋をおすすめします。
その他:ルームメイトの国籍比率・年齢層について
相部屋で気になるのが、ルームメイトの国籍比率や年齢層かと思います。
ほとんどの学校で、20代や30代など可能な限り分けています。一方、国籍はランダムなことが多いです(多国籍な学校の場合)。
ただし留学の時期によって、年齢層や特に国籍比率は変わりますのでご注意ください。
例えば8月の日本人が夏休みの期間は日本人がどうしても多くなります。6月や7月だと台湾人が夏休み、4月はタイ人が長期休み、など時期により国籍には差があります。
日本の長期休みでなければ、外国人の生徒と相部屋になりやすいです。
学生寮1人部屋の特徴
続いて、学生寮の一人部屋です。
学生寮1人部屋は、4人部屋と比べて月に+約5万円です。
しかしホテルやコンドミニアムですと、さらに寮1人部屋の金額+5万円以上かかります。そのためホテルに比べると値段が安く、比較的コスパが良いのが1人部屋です。
質に関して言えば、さすがにホテルと比べればワンランク下がります。
部屋自体の大きさ、ベッドの大きさやマットレス、備品のサービス、タオル、石鹸類やトイレットペーパーの補充などは学生寮一人部屋ではありません。
メリット① プライバシーを確保できる
1人部屋なので、夜中まで電気をつけて勉強しいても大丈夫ですし、疲れてる日は早く電気を消して休むこともできます。
相部屋の場合、少なからず気を使いながら生活することとなりますが、1人部屋なら気をつかう必要がありません。
メリット② 体調管理がしやすい
1人部屋なので、部屋の温度調整を自分ですることができます。暑くて眠れない、エアコンが寒すぎるということっもありません。
また相部屋で万が一ルームメイトが風邪をひいていたら、やはり1人部屋に比べたらうつる可能性は高いです。そういう面でも1人部屋は体調管理がしやすいと言えます。
メリット③ トイレ・シャワーをいつでも自由に使える
シャワーとトイレをいつでも自由に使うことができます。いつでも自由に使ええるのと使えないのでは大きく違います。
学校によっては、部屋の中にはなく共用の場合もありますので、注意してください。
メリット④ 部屋で発音・音読の練習ができる
相部屋と比べると、自習がしやすいです。特に音読や発音の練習をすることができます。
また家族や仕事でスカイプなどのテレビ電話をしたい、というも1人部屋がおすすめです。
メリット⑤ しっかりと睡眠時間を確保できる
留学前にはあまり意識しないポイントだと思いますが、実際留学すると睡眠時間はとても大事です。特に長期間の留学となる場合、しっかりとした睡眠が取れないと勉強に集中できませんし、体調を崩しかねません。
1人部屋の場合には、部屋の温度管理も自分でできますし、他の人に起こされるということはありません。
留学中の睡眠時間の重要性は、ぜひ意識していただきたいです。
デメリット① 友達を作りづらい
社会人の方はあまり気にされないポイントかと思いますが、学生さんですとやはり週末に一緒に遊びに行く友達は欲しいと思います。
学校や食堂などで留学生同士で会う機会はありますが、相部屋に泊まっている人と比べると、交流の機会が少なくなります。
フィリピン留学中に睡眠が重要な5つの理由
1人部屋のメリットとして、睡眠時間が確保しやすいということをご紹介しました。
大事なことは皆さんもなんとなくは想像はつくと思いますが、「睡眠がどのぐらい重要なのか」が科学的に証明されたデータを5つご紹介します。
1. 睡眠不足だと集中力が低下する
ペンシルバニア大学の研究で、「6時間以下の睡眠を取ってる方は、集中力に明らか低下が見られる」というデータがあります。
睡眠時間と集中力には関係性があることが証明されています。
引用:https://studywalker.jp/skillup/article/176802/
2. 睡眠不足でうまく喋れなくなる
ポーランドの大学は、「睡眠不足でうまくしゃべれなくなる」というデータがあります。
毎日英語を話さないといけないのに、上手に話さなせなくなってしまいます。
引用:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20442067
3. 睡眠で学習内容が定着する
ドイツのバンベルク大学のデータです。
勉強して3時間寝てその後にテストした人、勉強してそのまま3時間起き続けてて試験受けた人では、結果に2倍の差が出るというデータです。
引用:https://kaimin-times.com/effects-of-sleep-4312
4. 体で覚えたことも定着する
ハーバード大学医学部の、タッピングという練習のデータです。
「体で覚えたことでも睡眠を取ると定着する」ということが証明されています。
引用:https://kaimin-times.com/effects-of-sleep-4312
5. 直後より翌日パフォーマンスUP
最後5つ目は、早稲田大学の研究です。大道芸でよく見るジャグリングを、昼寝したグループとそうでないグループで比べた結果です。
昼寝したグループは、練習直後、さらに翌日のパフォーマンスにも大きな違いがあることがわかりました。
引用:https://style.nikkei.com/article/DGXDZO43994620R20C12A7MZ4001/
まとめ
フィリピン留学中の宿泊施設は、1人部屋をおすすめします。
宿泊施設は立地や設備面に目が行きがちですが、実際に留学すると睡眠は本当に大事です。
例えば体育会系方などで共同生活に慣れている方でしたら問題ないと思いますが、体力に自信がない方、また相部屋は疲れそうかなという方は、まずは1人部屋を検討してみてください。
\まずはカウンセラーに話を聞いてみよう/
スマ留ならフィリピン留学が最安値! 「スマ留」経由なら圧倒的に安くフィリピン留学できます!提携先は人気校ばかり。自社でコンドミニアムも用意しているため、きれいな部屋に泊まれます。ただし、毎月人数に限りがあるため、まずは今すぐ確認を。 今すぐLINEで無料相談する>> |