カナダ留学したいけど、ワーホリで渡航しようとしている方!そのワーホリを今使ってしまうと、後で後悔するかもしれません。。。
実際にYouTubeなどを見てみると「ワーホリビザを取得して後悔した」と言われている方が多くいらっしゃいます。
今回は、これからカナダ留学しようと考えている方に、賢く・有意義に留学するコツをお伝えします。
結論から言うと、まずCoop留学(コープ留学)をして、その上でワーホリをした方が良いです。
その理由を説明していきます。
ワーホリの厳しい現実
ワーキングホリデーでは、様々なことに挑戦出来ます。語学学校に通ったり、アルバイトをしたり、観光をしたりとなんでも出来るのが最大のポイントです。
しかしアルバイトをするとなると、なかなか自分の希望する仕事につけないことがあります。
ワーキングホリデーで渡航される方の多くは、英語力がそれほど高い状態ではないことが多いです。
そのため、なかなか英語100%の環境で働くことが難しく、主な就業先としてジャパニーズレストラン(通称:ジャパレス)で働くことになり、同僚が日本人だらけになりがちです。
現地でジャパニーズレストラン以外の仕事につけたとしても、多くはそれほど英語力を必要としない単純労働に従事することになります。
中にはホテルのフロント業務や、語学学校の生徒相談役などの職に付ける場合がありますが、高い英語力と友達などからのコネが重要になってきます。
そのため、出来るだけ英語100%の現地の人と同じような環境で働きたいという方は、留学前から英語の勉強をするなど十分に準備をして留学することがオススメです。
そうすることで結果的に留学費用が抑えられ、費用の面でも安く留学することが出来ます。
ワーホリに関する詳しい内容はこちらをご覧ください。
→ワーキングホリデー5ヶ国一括比較!費用・期間・年齢・ビザ条件
ワーホリ終了後の日本での「リアル」な就活事情
ワーキングホリデー終了後には、日本で就職活動をされる方が多いと思います。留学で培った英語力を活かせる仕事に就きたいという方も多いと思います。
実際、ワーキングホリデーを経験することで、留学エージェントなどへの就職は有利になります。実体験がある分、お客様により理想的なプランを提供出来るからですね。
またホテルフロント業務や英会話講師など、英語を使った仕事では十分アピールすることが出来ると思います。
しかし一方で、ワーキングホリデーはホリデー(休暇)という名称や、ワーキングホリデーでの留学生の英語力が低いことが多いことから、あまり好意的に見られない場合も多いです。
そのため正社員の仕事になかなか就けず、派遣労働するなど就職活動で苦戦する人も多いのも事実です。
後の就職活動を成功させるためにも、現地ではただ過ごすのではなく、後のキャリアを考えた活動、例えば現地の人と積極的に交流したり、出来るだけ英語を使う環境で働き英語力を培うなどをして、面接でご自身の留学経験を有意義なものだったとアピールする必要があります。
Coop留学(コープ留学)の魅力
カナダ留学と言えば、ワーキングホリデーの他にもメジャーなものとしてCoop留学があります。
Coop留学とは、座学を一定期間(約4週間〜2年)したのちに、学んだことと関連する分野でインターンシップを経験することが出来るカナダ独自の留学制度です。
主なプログラムは、日本人に人気な接客を学べるホスピタリティ、ビジネス、ITなどがあります。
Coop留学は私立カレッジ、日本でいう専門学校のような学校で開講され、実務で活かせるスキルを身につけることが出来ます。
通常のユニバーシティーや公立カレッジと比べ、授業料が安く、また学校在籍中は週20時間(場合によっては週40時間)までアルバイトをすることが出来るので、留学費用を抑えながら留学することが出来ます。
ワーキングホリデーと違って、年齢制限がないのでどなたでも挑戦することが出来ます。プログラムも短いものがあるので、大学生でも夏休みの間だけ挑戦することも出来たりします。
Coop留学を終了すると学位(Diploma、準学士)などが貰えます。
単なる語学留学よりは、しっかりスキルを身につけたことを就職活動ではアピールすることが出来ます。
また、海外企業でアシスタントとして働くことが出来るので、カナダ独自の働き方や文化などをより深く知ることが出来ます。
そのため日本での就職活動の際には、海外企業をクライアントに持つ企業にとっては有意義な人材になることが出来ます。
Coop留学の詳しい説明はこちらの記事も併せてご覧ください。
→Coop留学(コープ留学)とは?費用・ビザ・英語力など総まとめ
オススメの留学プランはこれ!
留学をより充実したものとするためにオススメなのが、まずはCoop留学で留学することです。なぜなら、Coop留学であればその後の選択肢が広がるからです。
例えばカナダのCoop留学中に、現地の4年制大学(ユニバーシティ)に通って本格的に勉強したいと思った場合、Coop留学の大学進学プログラムを使えば、Coop留学終了後、残り2年大学に通うことでBachelor’s degree(学士号)を取得することが出来ます。
4年間ユニバーシティに通うよりも、かなり費用を抑えることが出来ます。
あるいはインターンシップでオフィスワークを経験した後に、ワーキングホリデーを利用することでもう1年間就労経験を積むことが出来ます。
通常のワーキングホリデーでは高い英語力と専門性が求められるため、なかなか採用されないオフィスワークをCoop留学+ワーキングホリデーでより長期間体験することが出来ます。
また、カナダに長期で滞在しているとカナダの良いところだけなく、悪いところも同時に分かってくると思います。その上で移住を検討しているなら、Coop留学終了後にワーキングホリデービザに切り替えて移住を目指すことも可能です。
カナダ移住を目指している方に
カナダ移住をする場合には、特定の職種で一定期間の就労経験を積んでポイントを貯め、一定のポイントが貯まってから申請すると永住権の獲得に繋げることが出来ます。
最も王道なのがより高い英語力と、費用がかかりますが2年制の公立カレッジに通い、3年間のPGWP(就労許可)を貰ってポイントを貯めていく方法です。
しかし、少なくとも600万円以上の費用と、Coop留学よりも高い英語力が求められます。
一方で、ワーキングホリデーからカナダ移住をされている方も多くいらっしゃいます。むしろこちらの方が多い気がします。
ワーキングホリデーから永住権に繋げるには、ワーキングホリデービザ失効後に就業先に就労ビザを出してもらう必要があります。
そして一定期間働くことでポイントを貯め、移民局に申請することで永住権を獲得することが出来ます。
ワーキングホリデーからの移住はかなり大変なため、日本にいる時から留学エージェントに相談するなどして、情報収集をしっかり行う必要があります。
まとめ
このようにワーキングホリデーで渡航するより、Coop留学を最初にすることで様々な選択肢が選べ、有意義に留学することが出来ます。
インターネット上では、特にポジティブな内容ばかりがよく目につきますが、実際行ってみると厳しい現実が待っていたということがよくあります。
実際、移住に関して永住権を獲得したものの、生活が大変なためカナダを離れるという人が何人もいます。
永住権は取得してからが大変だという事実があります。またワーホリに関しても、仕事探しに苦戦したり、帰国後の日本での就職がうまくいかないなどネガティブな側面もあります。
このようなことを考えると、Coop留学では様々な選択肢が取れるので、まずはワーホリよりもCoop留学で留学することをおすすめします。
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