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トロント留学メリット4選!トロントは留学やワーホリ先として魅力的?

留学先の中でも人気のカナダ。人種のモザイクとも呼ばれるトロントは、カナダの中でも国際色豊か。留学生も街に溶け込みやすく、世界中の国の人と知り合うチャンスがある都市です。

トロント自体は大都会ですが、少し足をのばせばナイアガラの滝観光や自然の中で楽しむアウトドアスポーツもでき、休日も充実させられるのも魅力。

この記事では、ゼロからトロント留学の魅力(メリット・デメリット)、留学費用など1記事でトロント留学がわかりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

そもそもカナダってどんな国?

まずはじめに、トロントのあるカナダについての基本情報をご紹介します。

人口 約3699万人
首都 オタワ
気候 亜寒帯湿潤気候
面積 998.5万平方キロメートル(ロシアに次ぐ世界第2位、日本の約27倍)
言語 英語、フランス語が公用語
通貨 カナダドル
時差 トロントと日本の時差は-14時間(サマータイム時は-13時間)
治安 良い

参考:カナダ基礎データ(外務省)

カナダについて

まずは基礎知識からご紹介します。

カナダは10の州と3の準州からなる連邦立憲君主制国家で、首都はオタワです。

アメリカ合衆国と国境を接し、国土面積はロシアに次いで世界で2番目に広く、イギリス連邦加盟国で英連邦王国のひとつとなります。

以下のグラフは、10の州と3準州の最大都市の人口を表したものです。

10の州と3準州の最大都市の人口

Wikipediaを基に作成*2018年7月1日の推計値

公用語は英語とフランス語となっています。

時間帯が6つあるのも特徴的で、トロントと日本の時差は-14時間(サマータイム時は-13時間)です。

トロントの気温

トロントの気温

トロントの気温2

参照 : https://ja.weatherspark.com/ を基にグラフ作成

トロントも日本同様に四季があり、夏は暑く、冬は寒いです。特に冬はマイナス20度まで下がることもあり、一晩で雪景色になるほど大雪に見舞われます。

夏はカナダの他の地域と比べると気温、湿度ともに高いですが、日本に比べると過ごしやすいです。

春は4月から5月で、朝晩はまだ冷え込みます。

夏は6月から8月で、日本に比べると湿度が低く日陰に入ると涼しいです。また、21時頃まで明るいので1日が長いのが特徴です。

秋は短く、10月の中旬頃には冬の寒さが感じられます。

冬は11月から3月までと長く日照時間も短いのでメンタルがやられやすいと言われており、サプリでビタミンDの摂取がおすすめです。

カナダの物価について

2024年3月現在の為替レートは1カナダドル(CAD)約112円で、地域によって税金が変わるのが特徴です。

また、カナダは日本と違い、国内同一の税率ではなく都市によって以下の3つの税があります。

国税 (Goods and Servises Tax)
州税 (Province Sales Tax)
統一売上税 (Haemonized Sales Tax)

また、カナダはチップ文化があり、レストランでは食事代の15〜20%のチップを渡すことがマナーのため、外食費が膨らみやすいのも特徴です。

日用品などの物価は比較的高いですが、野菜や水などは安いので自炊をうまくしながら外食を楽しむのがポイントとなります。

交通手段は、TTCと呼ばれるトロントの公共機関である地下鉄・ストリートカー・バスがあります。運賃は、距離に関わらず3.3カナダドルです。

PRESTOカードと呼ばれるチャージ式のカードもあるので、カード購入に6カナダドル掛かりますが、長期で滞在するなら現金よりもカードのほうがお得となります。

定期購入もでき、1か月156カナダドルです。仕事や通学の場合は定期を購入するほうがお得で、学生だと1か月128.15カナダドルです。

トロントの賃金

トロントと東京の最低賃金を比較してみると、トロントの最低賃金は、2024年3月現在時給16.55カナダドル (*州により異なる)、東京の最低賃金は、時給1113円 (*都道府県により異なる)となっています。

英語力にも差が出たり、職種によっても異なってくるので、最初は時給が低くても実力次第で、いい仕事に出会えるチャンスは増えるかもしれません。

おすすめの食べ物

カナダは多国籍の人種が集まった国なので、あらゆる食べ物を食べられます。

韓国料理・中華料理・ギリシャ料理・イタリア料理・インド料理・・・といったように、日本になじみのある料理からなじみのない料理まで楽しむことが可能です。

しかし、カナダに来たからにはカナダ料理も楽しみたいと思うので、カナダのおすすめの食べ物を紹介していきます。

ロブスター

ロブスター
ロブスターはカナダ東部のノバスコシア州が名物ですが、カナダ全土でも食べられます。食べ方は、茹でたロブスターに溶かしたバターをたっぷりとつけるのが主流です。

サーモン

サーモン
サーモンはロブスターと並んでカナダを代表する魚介で、バターでソテーしたり、フライにするのが一般的な食べ方です。カナダ近海で捕れた新鮮なサーモンをスモークにしたジャーキーも人気でお土産にも好まれています。

フィッシュアンドチップス

フィッシュアンドチップス
フィッシュアンドチップスといえばイギリスですが、イギリス領であったカナダでも国民食としておなじみの料理となっています。カナダでは、タルタルソースにレモンをかけて食べるのが一般的です。

チキンウィング

チキンウィング
チキンウィングは、名物料理のひとつで、鳥手羽先の唐揚げに甘辛いソースで味付けした食べ物で、お店によって味付けは変わったりします。

アイスホッケーなどのスポーツ観戦しながら食べるのが定番で、その光景はバーなどで見られるでしょう。

プティーン

プティーン
プティーンはカナダ・ケベック州発祥のファーストフードで、フライドポテトにグレビーソースとカッテージチーズがたっぷりかかっているのが基本です。

ベーコンやチリペッパー、アボカドなどのトッピングなどお店によって異なるので、さまざまなバリエーションを楽しめます。

バタータルト

バタータルト
バタータルトは、バター・砂糖・シロップ・卵をベースにしたフィリングをタルト生地に流し込んで焼き上げ、レーズンやナッツなどをトッピングした食べ物です。

特にカナダ東海岸側でポピュラーで、クリスマスの郷土料理としても食べられています。

カナダで人気のスポーツ

街を歩いていると多くの人がチームのユニフォームを着て試合を観に行ったり、バーでスポーツ観戦していたりと、スポーツファンが多いのが印象的です。

カナダで人気のあるスポーツとともにトロントのチームを見ていきましょう。

アイスホッケー NHL Maple Leafs

一番人気のあるスポーツは、アイスホッケーです。National Hockey League (NHL)と呼ばれ、カナダのチームはCalgary, Edmonton, Vancouver, Montreal, Toronto, Ottawa and Winnipegを拠点とする7チームあります。

北米のプロチームは31チームあり、残り24チームはアメリカですが、アメリカのチーム選手もカナダ出身が多いそうです。

シーズンは10月〜4月でスタンレーカップと呼ばれる北米1位を争うリーグ戦が行われます。

トロントでは、Maple Leafsのユニフォームを着たファンがシーズン中は至るところで見かけました。

アイスホッケーファンにはたまらないであろう博物館 Hockey Hall of FameがUNION駅から徒歩5分のところにあり、選手のユニフォームなどが展示されています。

アイスホッケーは、子どもからお年寄りまで人気のあるスポーツです。

日本ではあまり見る機会がないかもしれませんので、興味のある方は公式ページもぜひチェックしてみてくださいね!

>>https://www.nhl.com/

バスケットボール NBA toronto raptors

トロントのチーム Raptorsは、NBAで唯一アメリカ以外に拠点を置くチームで、2019年に初のシーズン優勝してから、カナダで人気が爆発したスポーツです。

現在、日本人の渡邊雄太選手が活躍中のため、日本の方が見ても面白いかもしれません。

野球 MLB ブルージェイズ

日本でも人気の野球は、カナダでも人気がありToronto Blue JaysもMLBで唯一アメリカ以外に拠点を置くチームです。本拠地としているのは、ロジャース・センターでトロントの象徴であるCNタワーの真横に建設されています。

1898年に世界初の可動式屋根付きドームスタジアムとして建設され、晴れた日や昼間の試合では、CNタワーを目の前に野球観戦できるのも特徴的です。

サッカー MLS トロントFC

MLSは1994年のワールドカップアメリカ大会開催によるサッカー熱の高まりによって1996年に誕生したプロサッカーリーグで、日本のJリーグよりも歴史は浅いです。

カナダに本拠地を置くクラブは3つあります。

トロントのクラブチームはトロントFCですが、モントリオール・インパクト、バンクーバー・ホワイトキャップスも同じ東地区に所属するチームです。

特にモントリオール・インパクトとは激しいライバル関係みたいで、隣町のモントリオールに続く高速道路401号線に由来して、両チームの対戦は別名401ダービーと呼ばれています。

ダウンタウン中心部からTTCで30分くらいに位置するBMOフィールドがトロントFCのホームスタジアムとなっています。

おすすめ観光地

おすすめの観光地は、魅力的なところばかりなのでいくつか紹介していきます。

ナイアガラの滝 Niagara Falls

ナイアガラの滝
世界三大瀑布のひとつとして世界中で知られているナイアガラの滝は、1番大きいカナダ滝、南側にあるアメリカ滝、その隣のブライダルベール滝の3つの滝からなっています。

また、カナダ・アメリカの国境にあるレインボーブリッジを歩いて国境を渡ることも可能です。

滝近くのクリフトン・ヒル通りには、お土産屋さんやレストラン、お化け屋敷や観覧車などもあるので子どもから大人まで楽しめます。

カジノを楽しめる施設もあるので、非日常感も味わえるでしょう。

ケンジントンマーケット Kensington Market

ケンジントンマーケット
チャイナタウンの隣にあるケンジントンマーケットは、古着の街として知られています。ヴィンテージが好きな人にはたまらないエリアで、ショッピングを楽しみながらカフェに寄ったり、食べ歩きするのもおすすめです。

ハイパーク High Park

ハイパークはトロント最大の公園で、ハイキングコースやピクニックエリアがあるのに加え、公園内には、小さな動物園があり20種類以上の生き物が飼育されています。

5月頃にはソメイヨシノが満開になり、たくさんの人が桜を見に訪れる場所です。

トロント動物園 Toronto Zoo

トロント動物園
トロント・スカボロー地区の東にあるカナダ最大の動物園で、総面積は287ヘクタールで、東京ディズニーランドが6つ入るくらいの大きさです。

アフリカのサバンナ、ユーラシア大陸、アメリカ大陸などの15セクションに460種類以上の動物が飼育されています。

トロントアイランド Toronto Islands

トロントアイランド
ハーバー・フロント・センター近くのフェリー乗り場から行ける島です。

島からはCNタワー、ロジャース・センター、ダウンタウンのビルが一望でき、夏にはサイクリングやバーベキュー、ビーチで日光浴を楽しむ人たちで賑わいます。

カナダズ ワンダーランド Canada’s Wonderland

トロントの北西ヴォーン地区にあるカナダ最大の遊園地です。133.55ヘクタールの園内には、絶叫マシーン、ファミリーライド、ウォーターパークなど77種類のアトラクションがあります。

ロイヤルオンタリオ博物館 Royal Ontario Museum

通称ROMと呼ばれる博物館は、100年以上の歴史を持つ世界的に知られている博物館です。トロント大学のそばにあり、恐竜の化石やカナダ・アジア・中近東など世界から集めた貴重な収集品が展示されています。

オンタリオ美術館 Art gallery of Ontario

通称AGOと呼ばれ1900年に開館した美術館で、2008年に内装・外装ともに拡張工事が行われました。最先端の現代美術からカナダの先住民アーティストによる作品まで約95,000点ほどが展示されています。

カナダ・トロント留学やワーホリが選ばれる4つの理由

カナダの中でも、留学先としておすすめのトロント留学ならではの魅力をご紹介します。

多様性

さまざまな人種と国籍を持つ人々が暮らすトロントは人種のモザイクとも呼ばれています。

人種、言語、文化、宗教などさまざまな価値観を持つ人々が集まっているからこそ、お互いを尊重しあう雰囲気があります。そのため差別を受ける可能性が低く、また新たな価値観に触れることができる都市です。

また、世界中から集まった人と知り合うチャンスがあるのもトロントならではのメリットです。

仕事を見つけやすい

ワーキングホリデーや進学留学など長期で海外に滞在する場合、心配になるのがお金です。

円安の影響もあり、留学にはコロナ禍以前よりも留学費用は上昇傾向にあります。そのため、現地でアルバイトをしながらで生活をしたいという方も多いのではないでしょうか?

海外でアルバイト先があるのか不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、トロントは大都市のため求人も多く、日本食レストランなど日本人の強みを活かして働くことができる場所もあります。

観光地が充実

トロント周辺にはさまざまな観光地があります。

おすすめの観光地の項目で詳しくご紹介していますが、ナイアガラの滝、ケンジントンマーケットなどさまざまな場所に1~2時間で行くことができます。

トロントは四季も明確なので、マリンスポーツやウィンタースポーツのアクティビティも楽しめるでしょう。

他の国へのアクセスが良い

ニューヨークやフロリダなどへ2~3時間でアクセスすることができます。

また、日本からは渡航しずらい中南米へも行きやすいので、こちらの国々へ興味がある方にもトロントはおすすめの留学先といえます。

トロント留学・ワーホリの注意点

インターナショナルな環境で学ぶことができ、休日も近くに充実したレジャースポットがあるトロントですが、気を付けておきたいこともありますのでご紹介します。

比較的日本人が多い

住みやすいということもあり、日本人留学生が比較的多いです。

多いといっても、トロント全体の1%程。

身近に日本人がいれば安心感はありますが、英語を学習したいとなるとデメリットになる面もあります。英語の上達が目標であるなら、なるべく日本人と関わらず英語環境を作りましょう。

トロントに来たからと言って英語が話せるようにはならない

トロント、およびカナダに長く住んでいても英語が話せない日本人もたくさんいます。

移民が多い国ということもありますが、こちらの意思をなんとなく汲み取ってくれるので、英語がうまく話せなくても、なんとなくで住めてしまうからです。英語の上達には、強い意志が必要です。

冬の寒さが厳しい

10月頃から寒くなり、11月には雪が降り始め、気温は氷点下以下が続き、さらに風が冷たいので体感温度は更に低くなります。

カナダ人でも、冬の間はあまり外を出歩かないそうです。寒さが苦手な方には、デメリットとなるでしょう。

ただし、バスや地下鉄、お店の中は、暖房設備が整っています。カナダでは、冬はTシャツにダウンというスタイルが主流ですが、それで十分なくらい室内は暖かいです。

気をつけたい場所がある

トロントはニューヨークと比較してみても治安は良いですが、危険な場所といわれる場所もあります。

Jane street と Finch street の交差点は銃撃事件なども発生し、なにか事件があるとココと言われるほどトロントで最も治安の悪い場所です。

Sherbourne 周辺はスラム街エリアで低所得者向けのアパートがあったり、麻薬の売買など犯罪が多発しやすく、特にDundas street との交差点は危険度が高いので近寄らないようにしましょう。

夜遅くに一人で出歩いたり、危険な場所に近づかなければ、とても住みやすい街です。

カナダトロント留学の費用

スマ留のトロント留学費用
*留学エージェント、スマ留の場合

トロント留学の費用は、1ヶ月だいたい30万円ほどです。繁忙期、宿泊形態を変更するともう少し高くなります。

スマ留では、留学先と期間で留学の値段が決まるので安心です。

また、目的や期間によっても必要な留学費用は異なりますので、詳しくはこちらの記事をご参照ください。

>>カナダ留学費用【徹底解説】

トロント留学に必須の持ち物3選

トロントの気候ならではの持っていくと留学生活が快適になるものをご紹介します。

紫外線対策グッズ

過ごしやすい気候のトロントですが、紫外線は強めです。日本で使い慣れている日焼け止めクリームを持参しておくと、肌のトラブルもなく快適に過ごすことができます。

また、海外では日傘をさす習慣がないため、薄手のUVカットの上着を持っていっておくとさらに安心です。

乾燥対策グッズ

1年を通して湿度が低く過ごしやすい気候のトロント。特に冬場は乾燥が気になるという声もよくきかれます。リップクリームや保湿クリームがあると安心です。

持ち運び可能なサイズの加湿器も日本では安価で手に入りますので、乾燥に弱い方は持っていくのも良いでしょう。

温度調節しやすい服

1日の中でも寒暖差があったり、外と室内で気温差が大きいことも多いカナダ。

簡単に羽織ることができるものや、重ね着できるアイテムを持って行っておくと快適に過ごすことができ、体調を崩すリスクも減らすことができます。

もちろんトロントで購入することもできますが、円安の影響もあり日本の方がリーズナブルな価格で購入できるのでおすすめです。

ユニクロのウルトラライトダウンは付属の袋にコンパクトに収納できるので、留学の強い味方になりますよ。

トロント留学に関するよくある質問

トロント留学にはどのような種類がありますか?
語学留学や大学などへの進学留学のほか、Co-op留学やワーキングホリデー制度を利用しての留学も可能です。
トロントの物価は高いですか?
日本と比べて、とくに生活必需品などの物価は高めです。ものによっては、日本の2倍ほどするものもあります。
トロントでは留学中にアルバイトはできますか?
語学学校に通うための学生ビザではアルバイトをすることができません。ワーキングホリデービザやCo-opのビザなどを取得している方は就労することができます。

トロント留学の相談はスマ留がおすすめ!

人気の留学先の国カナダの中でもトロントは国際色豊かで、観光スポットも豊富で充実した留学生活がおくれる都市です。

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マナビジン編集部
マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

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