海外の大学や大学院で自分の興味のある勉強をしたい!
国際人として通用できる人になりたい!
このような人には「大学進学留学」がおすすめです!
海外の大学へ進学したいと考えているなら、学校選びが留学の成功の鍵を握ります。自分の希望にあった大学や大学院を選ぶことが、大学進学留学の成功のポイントです。
ですが、学校や留学手続きを自分で調べてみると、なかなか知りたい情報が見つからなかったり、情報の多くが英語など外国語だったりする壁にあたることがあります。
留学準備の段階で悩んだり、簡単な手続きで留学ができたりするわけではありません。
大学進学留学は、学校選びや入学申請書類の準備、査証取得のための手続きなど、語学留学の手続きよりも複雑です。また、学費や滞在費、渡航費など予算の面でもしっかりと計画して準備しておきたいですね。
「失敗しない大学進学留学」をしたいと思っている人のために、適切なアドバイスを提供する大学進学留学エージェントがあなたの強力なサポーターになってくれます。
では、大学進学留学エージェントでは、どのようなサポートが受けられるのでしょう?
そして、いったいどのエージェントに頼めばよいのでしょうか。
この記事では、数ある留学エージェントの中から「おすすめの大学進学留学エージェントを教えて!」という皆さんのために、海外大学の進学や留学に強いエージェントについて、詳しく解説していきます。
大学進学留学エージェント選びのポイントや厳選したおすすめの大学進学留学エージェントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を読み終わるころには、あなたにぴったりの大学進学留学エージェントがきっと見つかりますよ!
目次
大学進学留学について詳しく解説
大学進学留学にはどのような種類があるの?
大学進学留学は、海外の教育機関(小学校、中学校、高等学校、大学、短大、大学院など)で、それらの学校のカリキュラムに沿った学習を行い、卒業証書として発行される公式認定証(ディプロマ)または同等の資格を取得するための留学を指します。
ここでは、大学や大学院などへの大学進学留学について詳しく解説します。
大学・大学院への大学進学留学について
大学や大学院への大学進学留学の主な目的は、「学士、修士、博士」などの学位を取得すること、または、専門分野について研鑽を積むことです。学位取得が目的の場合、留学期間は年単位です。編入する場合は1年間、多くの場合は数年間と長期に渡ることが多いです。
各国によって学位取得のために必要な修学年限は異なります。
人気の留学先であるアメリカ・カナダ・イギリスの大学について簡単に紹介します。
アメリカ
アメリカには約4700校の大学があると言われています。
4年制と2年制に分けられていて、1年を2学期(春・秋)に分ける「セメスター制」と、4学期(1〜4学期)に分ける「クォーター制」があります。学期ごとに単位を取得できるので、留学するタイミングや個人のペースに合わせて学ぶことができます。卒業に必要な課程も必ずしも4年間のみではありません。
2年制大学は「コミュニティ・カレッジ(Community College)」と呼ばれ、全米に約1700校あります。4年制大学への編入を目的とし、「一般教養の授業を中心に学ぶコース」と「就職のために専門的技術を身につけるコース」の2コースがあります。
カナダ
カナダの高等教育機関は、主に大学とコミュニティ・カレッジです。
コミュニティ・カレッジには2コースあって、大学が必要とする単位数を取得して大学の2年または3年次に編入する「大学編入コース」と、就職を目的とした人材育成プログラムの「職業訓練コース」があります。
公立カレッジでは、規定の単位を取得すると修了証書のサーティフィケート(Certificate)やディプロマ(Diploma)が取得できます。B.C.州には、大学とカレッジの両方の性格を備えた学士号が取得できるユニバーシティーカレッジもあります。
イギリス
イギリスの高等教育機関では、教養課程からではなく1年次から専門課程の勉強がスタートします。ディプロマ(準学士)課程は2年間、学士課程は3年間(専攻による)です。
また、カレッジや大学への入学条件として「全国統一試験Aレベル」という上級中等教育修了資格試験(General Certificate of Secondary Education, Advanced Level)に合格する必要があります。
それから、出願するのですが、入学の合否判定は大学が独自に行いません。
UCAS(University and College Admissions Service)という機関を通じて、共通願書を使って同時に最大6コースまで入学申請することが可能です。
しかし、この試験をクリアすることは外国人にとって大変ハードルが高いものです。そのため、多くの学校では自校への留学希望者を対象とした「予備コース(Foundation CourseまたはBridging Course)」が用意されています。
英語力と専攻する科目の基礎知識をここで1年間勉強して、コース修了後の審査に合格すると正式に学士号コースへ入学できます。
大学進学留学するためのスケジュール
ここでは、大学進学留学を実現させるために「どのようなことが必要になるのか」スケジュールをもとに解説します。
「留学したいけれど、なにから始めたらいいのか分からない!」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
留学の目的を明確にし、留学希望の国を決める
海外の大学へ大学進学留学して何を得たいのか、自分の目標や目的を整理して明確にしましょう。
単純に「外国で暮らしたい」「海外の大学で大学生と交流したい」「英語が話せるようになりたい」ではなく、具体的な目標や目的を決めることが重要です。
目標や目的が決まったら、学びたい分野や得たい資格などがどの国や教育機関で学ぶのが良いのか、情報を集めて検討しましょう。国によっても、留学する期間によっても、留学に必要な費用は変わってきます。無理のない範囲で留学の予算を計画し、その国の治安や国民性など総合的に考慮して留学先を絞りましょう。
留学希望の国の大学・大学院などの情報を調べて志望校を決める
世界中に膨大な数の大学・大学院など教育機関が星の数ほどあります。
例えば、アメリカでは約4700校の大学と約1700校のコミュニティ・カレッジがあると言われています。希望したい国が決まったら、その国の中から自分の希望に合う教育機関を調べていきましょう。
まずはインターネットで情報を集めたり、留学関連書籍を参考にしたり、大学進学留学エージェントの情報を幅広く集めたりすることから始めてみましょう。
学校によっては、入学申請の締め切りが1年前に設定されているような早い学校もあります。もし大学進学留学をしたいと考えるようでしたら、早めに行動しましょう。
最終的には2~3校まで絞って検討するとよいでしょう。
募集要項に沿って出願に必要な提出書類を準備する
インターネット上から大学・大学院のホームページを検索して、最新の募集要項を確認しましょう。自分に出願資格があるかどうかは必ず確認しましょう。そして、出願方法や出願期日などを確認します。
必要であれば、不明点を問い合わせしたり、資料を取り寄せしたりしておきます。
出願に必要な書類の準備は、本当に煩雑です。一例ですが、下記のような文書準備が必要です。
※全て英文。文書によっては別途英文翻訳や証明(公印確認・アポスティーユ)が必要です
・願書(英文)
・卒業証明書または在籍証明書(英文)
・最終学歴の成績証明書(英文)
・語学力を証明できるもの(TOEIC®、IELTSなど学校から指定される場合もあります)
・財政能力証明書(銀行発行の英文の残高証明書)
・志願理由書や英文エッセイ(英文)
・証明写真(サイズに注意)
・パスポートコピー
・出願料の支払い(海外送金)
・推薦文書(英文翻訳が必要です)
出願方法はオンラインで行える場合もありますが、郵送の場合もあります。郵送は日数が必要ですので、期日に間に合うよう計画的に行動しましょう。
入学許可が出たあとの出発準備
無事に入学許可をもらえたら出発準備に入ります。出発から現地到着までに必要なビザや入国審査方法、到着空港から学校までの移動、現地で生活する上での注意事項など、いざ渡航してから不安にならないように確認しておきましょう。
現地でトラブルにあった時の対処方法もしっかり確認しておきましょう。
一例ですが、下記のような準備が必要です。
・滞在先の確保(学生寮、ホームステイなど)
・航空券の予約および手配
・学校との諸連絡(渡航日、入学日など)
・留学生保険の加入
・通信方法、送金方法の確保(SIM・プリペイドカード、クレジットカードなどの準備)
・語学力の向上
・持ち物の準備
・現地の情報収集
・日本を長期で留守にする場合の諸手続き
出発 大学進学留学がはじまります!
どの国への留学であっても、留学先の大学・大学院で現地の学生と専門的な分野を学ぶことになるため、日常会話以上の高い語学力が必要です。また、希望する国や入学する大学・大学院によって、入学基準は異なります。
一般的に「TOEFLE iBTテストスコア70以上」「IELTS6.0以上」など、高度な英語力が必要とされます。万が一、基準をクリアしていない場合でも大学入学準備クラスなどで英語を勉強して入学条件をクリアする方法もあります。
語学力は短期間では身に付きません。語学力アップのために1年ほど前から準備を進めましょう。
大学進学留学エージェントを利用しよう!メリットの紹介
ここまで大学進学留学を実現させるための手続きについてお話しましたが、入学するための重要な手続きの煩雑さや準備に、頭を抱えてしまった人も多いのではないでしょうか?
そのような人の心強いサポーターが「大学進学留学エージェント」です。
大学進学留学エージェントを利用すると次のようなメリットがあります。
・自分の希望やレベルに合った留学先を提案してもらえる
・留学経験やノウハウに長けたスタッフに相談できる
・効率よく留学スケジュールの計画を立てられる
・留学に必要な書類作成などの手間や時間をカットできる
一部のエージェントでは、
・出発前にオンラインや対面での英語講座が受講できる
・現地到着空港から学校までの送迎手配
・独自の奨学金制度
・留学中もオンラインやメールなどで相談ができる
・現地サポートが受けられる
・帰国後のサポートが受けられる
世界中にある大学・大学院の中から、自分にあった1校を探しだすことはとても難しく、個人で調べることには限界があります。
自分だけで計画するよりも、専門的な知識があるスタッフやカウンセラーと相談しながら進められることが、大学進学留学エージェントを頼る最大のメリットです。
豊富な情報の中から自分の希望にあった留学先を検討することができ、スタッフやカウンセラーに頼れるところは頼って、空いた時間を使って語学力を磨いて準備を進めることが可能です。
留学エージェントの種類について解説
留学エージェント型
大学進学留学以外にも高校留学や短期留学など、大学進学留学だけでなくさまざまな留学事業を幅広く取り扱います。業界大手といわれるエージェントが多く、世界各地に現地オフィスがあるので安心して留学できます。
海外大学への合格保証や留学を実現できなければ全額返金、奨学金制度などエージェントによって手厚いサポートがあります。
予備校型
MBA・LLM・大学院・大学・コミュニティ・カレッジ留学を目指す人たちのための英語試験対策、出願対策の指導専門校です。海外大学の合格基準の英語力を身に付けることができます。
プロの視点から生徒のアプリケーション作成をサポートしてもらえる点も心強いです。
米国留学専門
アメリカへの進学留学に特化している留学エージェントです。日本の事務所の他にアメリカやハワイに事務所があるエージェントでは、最新の大学進学情報を得ることができます。
また多くのエージェントでは、アメリカの大学や大学院を卒業したカウンセラーが在籍していてより詳しいサポートを受けることができます。
大学進学留学に強い良質な留学エージェントを選ぶ5つのチェックポイント
大学進学留学は、大学や大学院などの審査を経て合格しないと実現できないことから、語学留学よりもハードルが高く、留学前の準備も大変手間がかかります。
留学を成功させるためには、本人の希望や学力にふさわしい「ベストな大学」を選び、出願に必要なレジュメやエッセイなどを対策して「合格」することが最重要です。
そして、合格を勝ち取るためには「どのエージェントを選ぶのか」ということが大変重要です。
ここでは、大学進学留学エージェントを選ぶ重要なチェックポイントを5つご紹介します。自分にあった大学進学留学を実現させるために、ぜひエージェント選びの参考にしてください。
1.大学や大学院への進学実績
2.進学・合格させるための対策やさまざまなサポート
3.サポート費用の明確さ
4.エージェントとしての信頼性をチェック
5.口コミや評判
それぞれについて詳しく解説していきます。
チェックポイント1:大学や大学院への進学実績をチェックしよう
大学や大学院への進学実績が多いほど、大学進学留学をサポートしてきた経験が豊富で、最新の情報が豊富な留学エージェントだと言えます。
希望する国や教育機関が決まっている場合は、その留学エージェントが得意としているかどうか、進学実績をしっかりと確認しましょう。
また、扱っている情報が新しいものかどうかもあわせて確認しましょう。
良質な留学エージェントでしたら、サポート経験や進学実績に基づいた的確なアドバイスや、大学進学留学について不安に思うようなことにも専門的な目線からアドバイスしてもらえます。
数多くの留学希望者のカウンセリングに対応してきたスタッフの経験やノウハウは、あなたの強力なサポーターになることは間違いありません。
まだ希望する国や教育機関が決まっていない場合も、カウンセリングの内容を参考にしたりアドバイスを受けたりしながら決めることができます。
チェックポイント2:進学・合格させるための対策やさまざまなサポート
質の高い留学エージェントは「学校選び」以外に、合格させるための対策までしっかりサポートしてくれます。
留学実績が豊富なエージェントがもつ独自のノウハウを活用しましょう。
質の高いエージェントでは、留学希望者とのカウンセリングから始まり、出発までのさまざまな手続きのサポートをしてくれます。
大学進学留学するための入学願書の準備として英文書類の作成や各種手続きなど、慣れない書類の準備を個人でするのはとても大変です。
万が一、不備が出た場合にもスピーディーな対処ができるのはエージェントだからこそです。
留学エージェントを選ぶ際は、留学に関連するさまざまな準備に対して、どれだけ対策したサポートを受けられるか確認しておきましょう。
下記に、留学エージェントでのサポートの一例を挙げましたので、どのようなサポートがあるのかチェックしましょう。なお、項目の中には自分で用意を進められるものもあると思いますので参考にしてください。
・入学手続きに関連する書類作成
・査証取得手続きのサポート
・学生寮やホームステイなど滞在先の手配
・海外旅行保険の案内や加入手続き
・航空券の手配
・英語力向上のプラン
・出発前の事前オリエンテーション
・英語講座の開講
希望する国によっては英語力の証明が必要です。どこの国へ留学するにしても、英語は国際社会の共通語として使われているので、日常会話レベルはマスターしておきたいですね。
エージェントによっては、英語学習についても手厚いサポートが受けられるところがあります。
渡航前の英語学習プログラムに参加して、英語力に自信をつけてから留学をスタートできることは大変魅力的です。
チェックポイント3:サポート費用の明確さ
サポート料金が明確かどうか、料金プランの表示や案内、料金の見積もりへの対応などチェックしておきましょう。
上記で説明したように、大学進学留学を始めるまでの手続きは煩雑かつ多岐にわたります。また、留学エージェントによってさまざまなサポートが設定されています。そして、サポート費用がパッケージ料金として表示されているものや、それぞれ個別に必要なサポートについて支払うなどさまざまです。
留学先によってはサポート費用が高くつくこともありますが、最終的な契約金額が予想していたよりも高額になってしまうことは避けましょう。
対面やオンラインで問い合わせする際には、希望するプランの見積もりを確認し、数社と比較すると良いでしょう。
チェックポイント4:エージェントとしての信頼性をチェックしよう
口コミや評判とともに確認したいのは、エージェントとしての信頼性です。
留学業界には、留学の啓もう活動や留学事業者のガイドライン制定など、業界の健全な成長を目指して設立されている留学事業者団体がいくつかあります。「どこかに加入していなければいけない」ということではありませんが、信頼性や安心の指標として、エージェント選びの参考にしてみてください。
ここでは、3つの留学事業者団体を簡単に紹介します。
それぞれのリンク先ホームページから加盟している留学事業者を調べることができます。ぜひ気になる留学エージェントがあったら一度確認してみてください。
一般社団法人JAOS(海外留学推進協会)
>>https://www.jaos.or.jp/
JAOSは1991年に留学業界の健全なる成長を目指し設立された留学事業者団体で、留学の啓発、留学事業者のガイドライン制定、留学カウンセラーの教育など、さまざまな活動をしています。
2008年一般社団法人格を取得し、現在は事業者団体に加え、オーストラリア大使館マーケティング事務所、ブリティッシュ・カウンシルなど在外公館を含めた60以上の団体が加盟しています。
JAOSの加盟機関は、そのガイドラインを順守するように義務付けられているので安心です。
NPO留学協会(内閣府認証特定非営利活動法人)
>>https://www.ryugakukyokai.or.jp/
NPO法人 留学協会は、2003年5月に内閣府より認証を受け、留学業の健全な育成と発展のために発足した非営利活動法人(NPO)です。
留学アドバイザー以外にも、心理カウンセラーや弁護士など各分野の専門家を有し、内外留学生の支援や留学制度の確立のための活動を中心に展開しています。
ホームページに記載されている留学エージェントは、留学協会が行う厳正な審査をパスし、「留学協会にトラブル相談が寄せられていない」「きちんとトラブルの解決をしている」など、条件を満たした留学エージェントのみが掲載されています。
J-CROSS(一般社団法人 留学サービス審査機構)
>>http://www.jcross.or.jp/
2011年11月にJ-CROSS(一般社団法人留学サービス審査機構)は、留学サービスの事業者団体(一般社団法人 海外留学協議会JAOS、留学・語学研修等協議会CIEL)と、留学を専門に消費者相談や紛争処理を行う消費者団体(NPO法人留学協会)が協働して設立されました。
また、文部科学省や経済産業省、観光庁など多方面のアドバイスも受け、留学事業者が守るべきルール(基準)を作成し、個々の事業者がそのルールを満たすかどうかの認証を第三者の立場で認証するための団体です。
チェックポイント5:口コミや評判
留学先に現地スタッフやオフィスがある留学エージェントは、留学中の心強い存在です。現地の最新の情報の提供や生活に必要な手続きのサポート、トラブルや不慮の事故のサポートなど、留学中も対応してくれるエージェントもあります。
また、もし現地にオフィスやスタッフがいない場合でも、24時間365日対応してくれるサポートが受けられるエージェントもあります。
このように、留学中でもサポートを受けられる留学エージェントは、利用者満足度が高くなる傾向があります。
特に、はじめての海外生活で不安を感じている人は、現地にサポートデスクがある留学エージェントを選んでおくと安心ですね。
こんな留学エージェントは避けよう!
ここでは、トラブルのもとになる留学エージェントを避けるためのポイントをお伝えします。ぜひ留学エージェント探しの参考にしてください。
料金体系が明確でない
見積もりと最終的な契約金額が大きく異なる、見積もりや料金体系が不明または提示されないようなエージェントは、自分の留学予算を超えてしまうリスクがあるので避けましょう。
キャンペーンや人数限定の価格設定など、広告やセールストークに惑わされないように気をつけましょう。不要なサポートがあった場合にはきちんと減額対応してくれるかどうか、無料サポートと有料サポートの範囲やキャンセルポリシーをあらかじめ確認しておくことが大切です。
特定の国や学校を強くすすめてくる
悪質な留学エージェントは、相談者の希望や目標とは無関係の学校やプログラムを勧めてくることが多いです。それが経験や今までの実績によるアドバイスであればよいのですが、学校やプログラムから入る紹介料や仲介料を優先しているような場合は、特に注意が必要です。
カウンセリングで紹介されるものをすべて承諾するのではなくて、他社のカウンセリングも受けてみましょう。
集まった情報の中から自分で取捨選択して判断することが重要です。
契約を急がせる、キャンペーンへの強引な勧誘
上記の続きになりますが、相談者の目的や希望に合っているとは思えないような学校やプログラムを強くすすめてきて、さらに契約を急かしたり、強引に契約させたりする留学エージェントには注意しましょう。
キャンペーン、限定価格など金額ばかりに目がいってしまうと、本来希望していた留学プランと違うかたちで契約してしまうような失敗につながりかねません。
カウンセリングでヒアリングをしっかりとしてくれないエージェントには依頼しないほうが無難です。
トラブル事例の紹介
ここでは、留学エージェントとのトラブルについてインターネット上に散見されるトラブル事例を3つご紹介します。
事前に留学エージェントとのトラブル事例を知っておくことで、悪質なエージェントとの遭遇を避けることができます。
この記事では「おすすめの大学進学留学に強い大学進学留学エージェント」についてもご紹介していますが、トラブルを未然に防ぐためにもぜひ参考にしてみてください。
トラブル事例:1.
はじめにご紹介するのは「キャンセル」「キャンセル料」についてのトラブルです。
『ホームページを見て、カウンセリングを受けました。相談するつもりだけだったのですが、契約するまで帰してもらえない雰囲気で、しつこさに負けて契約してしまいました。家族にも相談してエージェントに「解約したい」と伝えたところ、返金されないばかりか高額なキャンセル料を請求されて納得がいきません!!』
留学の手続きが進んでいる状態であっても、状況が変わってキャンセルする可能性はゼロではありません。契約内容の確認と同様に、キャンセルポリシーについてもあらかじめ確認しておきましょう。
留学エージェントのホームページで確認できる場合もあります。キャンセル時のトラブルを防ぐように事前に対策しましょう。
トラブル事例:2
次は「契約内容」についてのトラブルです。
『広告を見て、オンライン面談を受けました。何度かカウンセリングを受けて契約しようと思ったけれど、最終的な見積書に希望していないサポート費用が含まれていたので、担当者に確認しましたが…オンライン面談だけでやりとりしていたので、お互いにはっきとした内容が確認できず、うやむやになってしまいました。けっきょく不要なサポートはカットしてもらえましたが、モヤモヤと不信感が残っています。』
見積書の項目が大雑把で金額についての詳細な説明がなく、他社よりも高額な請求額になっているような留学エージェントの場合、やはりトラブルにつながるケースが多く見られます。
予想していたよりも高い請求がきたり、契約上でトラブルが発生したりした場合、明確な証拠がないと解決が難しい状況になってしまいます。
契約書や見積もりは、メールや紙面で必ず残すようにしましょう。そして、書類のすべてに目を通して不明な点は必ず確認するようにしましょう。
トラブル事例:3
最後に「不適切な説明」についてのトラブルです。
『留学エージェントのスタッフに「治安が良い地域への留学が希望」と伝えたところ、「日本よりも安全」と言われて他の地域をすすめられたが、その後、そのエリアの評判が説明とはまったく違っていることを知って、すぐに申し込みをキャンセルした。』
『海外の大学で資格がとれる、と説明を受けて申込金を支払った。後から、その資格に詳しい人から日本では認められていないことを知って慌ててキャンセルを伝えたが、申込金の返金がないばかりかキャンセル料を請求された。納得がいかない。』
カウンセリングで得た情報が、すべて信憑性に欠けるということではありませんが、最新の情報ではない可能性があります。いつの情報なのか質問してみましょう。できれば、現地や関係機関に問い合わせをしているかどうかも確認しましょう。良質なエージェントならば、的確な答えが必ず返ってきます。
集めた情報をもとに自分でも調べて自主的に検討していく姿勢が、大学進学留学を成功させる秘訣です。
ぜひ自分でも調べることを習慣づけしましょう。
留学エージェント型のおすすめ大学進学留学エージェント
留学ジャーナル
日本で最も歴史あるエージェント
留学相談から滞在中のケアまでお任せできる日本でもっとも歴史のあるエージェントです。また、業界最大級を誇る大学の情報を見ることができ、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ・ニュージーランドと幅広い選択肢があるのも魅力です。
日本だけでなく、世界7か国に現地オフィスがあるので安心して留学できるます。
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成功する留学
「地球の歩き方」の留学エージェント
高校留学では正規のものから短期のものまで幅広い取扱いがあるのが特徴です。アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ・ニュージーランドの大学への留学が可能です。
専門学校からの編入やさまざまな専門分野での学びが選択できます。海外オフィスが多数あるので、留学後のサポートが欲しい方におすすめです。
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ISS留学
Z会のグループで信頼度抜群!現地オフィスも最多
Z会グループのエージェントで信頼感があり、現地オフィスの数も多いので渡航後も24時間いつでもサポートを受けることができるのが魅力です。
高校生の留学では長期休暇を利用した短期留学だけでなく、現地の高校へ通う正規留学にも対応しています。
出発前には無料の英語講座もあるので、語学に不安がある方も利用しやすいです。
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ベネッセ
大学留学だけでなく、高校生留学もカバー
大学への進学留学だけでなく、高校留学にも強いベネッセ。高校と提携し「進研模試」や「GTEC」の成績をもとにした、海外進学アドバイスを受けることができ、特別な語学力試験を受ける必要なく、カウンセリングに臨めます。
また、オンライン英語学習プログラムも用意されているため、全国どこに住んでいても留学準備をしっかりと行うことができます。
iae留学
アジア最大規模の国際留学エージェント
現地オフィスが多数あり、渡航後のサポートを受けやすいエージェントです。iae独自の奨学金制度もあるので、費用面で悩んでいる方におすすめです。
海外進学プログラムではさまざまな方法で入学するものを取り扱っているので、少し英語が苦手でも学びのチャンスを得ることができるものもあります。
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留学ワールド
サポート充実の無料エージェント
サポートが充実している無料のエージェントです。留学前のビザや進学先への手続きから帰国後の就職サポートまで手厚いのが魅力です。
アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドへの高校・大学進学留学に対応しています。
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留学情報館
アメリカ留学が得意な留学エージェント
海外大学への合格保証があり、留学を実現できなければ全額返金という制度のあるエージェントです。提携校ではない大学への出願にも対応してもらえます。
また、限られた予算でアメリカへの正規留学を実現する事を目的とした、返済不要・年間5,000ドル以上の奨学金が支給される大学に出願する事を目的にした出願サポートがあるのも魅力です。
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予備校型のおすすめ大学進学留学エージェント
アゴス
米国トップ校狙い
MBA・LLM・大学院・大学留学を目指す人たちのためのテスト対策、出願対策の指導専門校です。
ひとりひとりに状況に応じて対応してもらうことができ、ビデオコースも充実している点が魅力です。徹底したコーチングで、アメリカのトップ校を目指す方におすすめです。
Crimson Education
米国トップ校狙い
世界30カ国にオフィスを構えるオンライン海外進学塾です。海外トップ大学の進学から、生徒一人一人の個性に合ったベストフィットスクールまで対応しています。
過去に入学審査官を務めていたスタッフも数多く在籍しており、プロの視点から生徒のアプリケーション作成をサポートしてもらえる点も心強いです。
トーフルゼミ
コミカレへの進学も強い
世界に300校以上の提携大学を持つトフルゼミナール。コミュニティカレッジへの進学にも強いです。学校選びから留学に必要な英語対策、そして就職サポートまでトータルで留学をケアしてもらえるのが魅力です。
とくに海外大学の合格基準への英語力を身につける教育は定評があり、通学・オンラインとそれぞれに合ったスタイルで準備をすることができます。
また、現地では履修科目や成績を維持するためのアドバイスがあるのも嬉しいです。
米国専門
NCN米国大学機構
留学前〜留学中のサポート充実
アメリカの37大学が加盟する受入大学グループと、各受入大学内での支援を行う米国事務局と日本国内での留学準備、国内サポート、就職支援等を担う日本事務局で構成される国際教育コンソーシアムであり、アメリカへの進学留学におすすめです。
留学前・留学中のサポートが充実しています。NCN学生限定の奨学金プログラムなど、個人留学では得られないメリットを享受することもできます。
栄陽子留学研究所
アメリカの高校・大学・大学院への留学相談と個別指導を行っています。アメリカの大学・大学院を卒業した専任のカウンセラーからマンツーマンでサポートを受けることができる特徴があります。
全米4000校の中からマッチする大学を選定してもらえるほか、返済不要な奨学金取得へ向けてのサポートもあり、アメリカの大学進学に特化したサポートが充実しています。
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イーストマンハワイ
ハワイ専門のエージェントです。留学カウンセラーは全員がハワイ留学・ハワイ在住経験者のため、ハワイ留学のリアルを知り尽くすカウンセラーが個別カウンセリングで対応してくれるのが魅力です。
現地オフィスもあるので、渡航後も手厚いサポートを受けることができます。留学費用や滞在費用がクレジット決済できるのも嬉しいポイントです。
AmericaRyugaku
アメリカの教育機関で学ぶための留学を専門にしています。大学・大学院への進学や語学留学だけでなく、スポーツ、アート、映画などさまざまな分野での留学を取り扱っているのが特徴です。
アメリカに会社があるため、度々変化する学校の状況やアメリカのビザ情報など最新のものを得て提供している点や留学後もサポートを受けられる点が安心です。
Brighter Horizon International
ロサンゼルスの現地エージェントで、ロサンゼルス、オレンジカウンティ、サンディエゴ等の優良校のみを紹介しています。現地エージェントの強みを活かして、現地サポートが手厚いのが特徴です。
また、サービスには項目ごとに価格が明記されているため、必要なものを選ぶことができるのも安心です。
MIYACO
アメリカすべての語学学校、コミュニティカレッジ、専門学校、大学・大学院への留学を取り扱っています。国内外どこからでもサービスを受けることができ、土日祝祭日含め迅速なコミュニケーションがとれるので安心です。
また、他の多くのエージェントとは異なり、サービスを施行した後に代金を請求するシステムを取られている点が特徴です。
これだけは準備しておこう!留学エージェントとコンタクトをとる前に
留学目的を明確にするために、3つの「Why?」の答えを出しておきましょう。
・なぜ留学するのか/留学で何を得られるのか?
・留学しないとダメなのか/日本ではできないのか?
・留学後の目標や将来の展望は?
答えが出たら次は「留学時期、留学期間、予算」について、自分なりのプランを立ててみましょう。どのような留学が希望なのか明確になりましたか?
自分の希望がはっきりとしたら、留学エージェントにコンタクトをとって大学進学留学実現に向けて手続きを進めていきましょう。
番外編:世界の大学ランキングをチェックしよう
大学を調べるには、次のようなサイトを利用して確認してみましょう。
QS World University Rankings
世界的な教育評価機関として知られる、イギリスのクアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds:QS)が毎年発表を行っている「QS世界大学ランキング」
THE (Times Higher Education) World University Rankings
イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」が毎年発表している「The Times Higher Education World University Rankings(THE世界大学ランキング)」
Academic Rankings of World University
中国の上海交通大学の高等教育研究所・世界一流大学研究センターが2003年から毎年8月に発表している総合的な「世界大学学術ランキング (ARWU)」
Best Global Universities Ranking
アメリカの大学のみのランキング最大手のUS News and World Reportが発表している「Best Global Universities Ranking」
まとめ
大学進学留学で得た学士や修士、博士などの学位は、日本に戻ってからも就職や転職に有利だったり、専門分野での活躍だったりと自分自身のブランド力をより高めることでしょう。
目的や目標が明確なほど大学進学留学は成功します。ぜひしっかりと日本で準備し、計画しましょう。
そのための強力な助っ人として、信頼のできる大学進学留学エージェントと手を組んで、最新の情報を得ながら合格を勝ち取ってください。数多くの留学エージェントの中から一社に絞ることは大変ですが、この記事が参考になったら幸いです。
そして、トラブルにつながることがないように、料金体系やキャンセルポリシーを確認したうえで慎重に契約をすることが大切です。
皆さんの大学進学留学が成功しますように!!
大学進学したい方必見!こちらの記事も併せてチェック
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