留学するけれど、スーツケースってどんなものを選べばいいの?
大きさや種類も豊富なので、どのスーツケースが良いのか迷っている!
スーツケースは、大きければ大きいほど良いのかな?
今回は、スーツケースを選ぶ時のポイントについて、さまざまな角度からご紹介します。
また、航空会社の預け入れ荷物や機内持ち込み荷物の規定、購入方法やスーツケースのレンタルについてもご紹介しますので、最後までぜひご覧ください。
今回の記事を読んで、ぜひお気に入りのスーツケースを手に入れましょう!
目次
はじめに決めること
スーツケース売り場では、機内に持ち込める1泊から2泊用の40リットル程度のものから、1週間用の80リットル前後のもの、そして10日から長期用の85リットルを超えるものなどさまざまなスーツケースが並んでいます。
利用する航空会社の制限については後ほど説明しますので、まずはスーツケースを機内へ持ち込みするのか、それとも受託手荷物(チェックインカウンターで預ける荷物)にするのかを決めておきましょう。
スーツケースの選び方ポイント6つ
ここでは、スーツケースの「サイズ、容量(リットル)、重さ、キャスター、材質、防犯機能」の6つのポイントを確認しましょう。
サイズ
スーツケースのサイズは、縦・横・高さの3辺の合計で確認します。
基本的には3辺の合計が158cm以内のスーツケースであれば、日系の航空機への預け入れ(受託手荷物)が可能です。また、機内に持ち込みする場合は、3辺の合計が115cm以内の小型のスーツケースですと可能です。
短期留学で荷物の少ない人でしたら、小型のスーツケースとサブバッグだけでも足りる場合があります。
容量(リットル)
留学する場合のスーツケースの容量は、リットルで表記されます。留学期間や入れる物の量によって必要になる容量は異なりますが、一例を紹介しますので参考にしてください。
数週間から1カ月以内の短期留学では、50リットル前後で足りる場合もあります。
レトルト食品を持ち込む予定や、帰国時にお土産を購入したり現地で買い物をしたりする目的などがある場合は、それよりも大きめのスーツケースでも良いでしょう。
1カ月以上の留学では、85L前後の大型サイズのスーツケースを使用することをおすすめします。また、半年から年間留学の場合でも85リットル前後で使い回すことが可能です。
その理由は、使いまわしや着まわしで荷物の量を工夫することでコンパクトにまとめることができるからです。
あまり大きいものだと取り回しが難しくなりますので、小柄な方や体力に自信のない方、現地での移動が多くなる方はご注意ください。
・1カ月以内の短期留学の場合、50~85リットル前後
・1カ月以上から年間留学の場合、85〜100リットル前後
重さ
スーツケースの重さは、軽ければ軽いほど良いです。
実際、飛行機へスーツケースを預け入れる際には、重量制限がある航空会社がほとんどです。
ここで注意が必要なのは、容量が大きいスーツケースは収納力があるためたくさん荷物が入りますが、重量制限を超えてしまう問題が発生しやすくなります。
重量制限を超えてしまった場合は超過料金を支払うか、時間に余裕があれば別便で送ることを検討するか対応が求められます。そのため、スーツケースそのものの重さが軽いもの、具体的には「5kg」を目安に探してみましょう。
また、すでにお手持ちのスーツケースがある場合は、機内持ち込み荷物とスーツケースに入れる荷物の重量バランスを考えながらパッキングすることで、超過料金の発生を防ぐことが可能です。
パッキングしている途中に計測して確認するのが良いでしょう。
キャスター
スーツケースのキャスターは2輪のものや4輪が主流ですが、中には8輪のものもあります。2輪はキャスターが2つしか付いていないため、スーツケースを斜めに傾けて移動します。
斜めに傾けることでハンドルを握る腕に重さがかかって負担になるため、荷物が軽い場合以外は、キャスターが4輪以上のスーツケースをおすすめします。
4輪はキャスターが4つ付いているため、斜めに傾けずにスーツケースを立てたまま移動することが可能です。最近では、よりスムーズに移動するために8輪のスーツケースも販売されています。
不意の走行を防ぐため、キャスターストッパー付きのスーツケースもあります。
また、スーツケースを運ぶ時のキャスターの騒音が気になる人も多いです。キャスターの素材によって音質や音の大きさが変わります。
ガラガラと大きな音が出るプラスチック製よりも、収音材が使われたゴム製の方が移動時の騒音を軽減できます。合わせて、日本ほど道路が整備されていない国も多いので、キャスターの構造や耐久性も確認しましょう。
材質
スーツケースには、ソフトタイプとハードタイプがあります。
ソフトタイプは、ナイロンやポリエステルのような柔らかい素材で作られているため、柔軟性があり軽量です。ソフトタイプは、片側が蓋になっている深型の片開きタイプが主流です。
最近では、立てたまま上部やサイドの一部分から物を出し入れできる形状もあります。水に弱く、耐久性にやや心配がありますが、短期留学や機内に持ち込むのでしたら問題ないでしょう。
荷物が多い長期留学では、衝撃に強いハードタイプのスーツケースが安心です。ABS樹脂や強化プラスチック、ポリカーボネイトなどの素材はアルミニウムよりも軽く、強度があるためおすすめです。
ハードタイプは、スーツケースを開けると左右に広げることができる両開きタイプで、中の荷物を探しやすい反面、荷作りや荷解きの時に広げるだけのスペースが必要です。
防犯機能
留学の場合のスーツケースは、防犯機能が搭載されているものを選びましょう。寮やホームステイなどの場合、防犯機能が搭載されているスーツケースは貴重品管理に大変便利です。
開閉部分にはファスナータイプと金属製のフレームタイプの2種類がありますが、どちらもダイヤルロック式が主流です。
また、アメリカへの渡航ではTSAロックが搭載されているスーツケースが必須です。
TSAロックとは9.11のテロ以降、受託手荷物のスーツケースに関してアメリカ国内の空港ではランダムな中身確認が義務付けられるようになりました。
そのため、税関職員が解錠できる共通のTSAロック機能のついたカギの使用が求められています。アメリカ本土以外にも、サイパンやハワイも対象なので留学先に選んでいる方は注意が必要です。
サイズオーバーや重量オーバーにご注意を!
スーツケース選びでは、以下のことにも注意してください。
チェックイン時に預け入れようとした際に、サイズや重量がオーバーしていると超過料金を支払わなければいけません。
超過料金は航空会社によって異なります。サイズオーバーの場合で数千円から2万円前後、重量制限をオーバーするとおおむね数千円~4万5千円程度の追加料金が発生する場合があるので注意が必要です。
航空会社によって規定は異なりますので、次で確認しておきましょう。
航空会社の規定
航空会社ごとに預けられる荷物や機内持ち込み手荷物ができる荷物の重さ、サイズ、個数などが異なります。ここでは主に英語圏への留学を想定して、渡航に使われることの多い航空会社の規定をご紹介します。
状況によって各規定は変更されることがありますので、渡航前には必ず最新の情報を航空会社のホームペジで確認するようにしてください。
日本航空(JAL)
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:23kg/個(最大2個)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:203cm
参照:https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/baggage/checked/
【機内持ち込み手荷物】
・サイズ
最大サイズ(縦×横×高さ):55cm × 38cm × 20cm
・重さ
7kg/個(身のまわりの品の他に身のまわりの品の他に1個)
参照:https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/baggage/inflight/
全日空(ANA)
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:23kg/個(最大2個)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:158cm
参照:https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/checked-in/baggage-free.html
【機内持ち込み手荷物】
・サイズ
最大サイズ(縦×横×高さ):55cm × 40cm × 25cm
・重さ
10kg/個(身のまわりの品の他に身のまわりの品の他に1個)
参照:https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/carry-on/
フィリピン航空
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:23kg/個(最大2個)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:158cm
【機内持ち込み手荷物】
・重さ
7kg/個(身のまわりの品の他に身のまわりの品の他に1個)
・サイズ
最大サイズ(縦+横+高さ):56cm × 36cm × 23cm
アメリカン航空
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:23kg/個(10個)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:158cm
参照:https://www.americanairlines.jp/i18n/travel-info/baggage/checked-baggage-policy.jsp
【機内持ち込み手荷物】
・重さ
23kg/個(身のまわりの品の他に1個)
・サイズ
最大サイズ(縦+横+高さ):56cm × 36cm × 23cm
参照:https://www.americanairlines.jp/i18n/travel-info/baggage/carry-on-baggage.jsp
エア・カナダ
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:23kg/個(最大2個)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:158cm
参照:https://www.aircanada.com/jp/ja/aco/home/plan/baggage/checked.html
【機内持ち込み手荷物】
・サイズ
最大サイズ(縦+横+高さ):55cm × 40cm × 23cm
・重さ
機内持ち込み手荷物に重量の制限はありませんが頭上の収納棚に収納できる重さであること
参照:https://www.aircanada.com/jp/ja/aco/home/plan/baggage/carry-on.html#/
カンタス航空 オーストラリア
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:30kg/個(個数制限なし)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:158cm
参照:https://www.qantas.com/jp/ja/travel-info/baggage/checked-baggage.html
【機内持ち込み手荷物】
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:115cm
・重さ
7kg/個(身のまわりの品の他に1個)
参照:https://www.qantas.com/jp/ja/travel-info/baggage/carry-on-baggage.html
ブリティッシュエアウェイズ(イギリス)
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:23kg/個(最大2個)
・サイズ
最大サイズ(縦+横+高さ):90cm × 75cm × 43cm
参照:https://www.britishairways.com/ja-jp/information/baggage-essentials/checked-baggage-allowances
【機内持ち込み手荷物】
・サイズ
最大サイズ(縦+横+高さ):90cm × 75cm × 43cm
・重さ
23kg/個(身のまわりの品の他に1個)
参照:https://www.britishairways.com/ja-jp/information/baggage-essentials#LNA
ニュージーランド航空 ニュージーランド
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:23kg/個(身のまわりの品の他に1個)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:158cm
参照:https://www.airnewzealand.jp/checked-in-baggage
【機内持ち込み手荷物】
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:118cm
・重さ
7kg/個(身のまわりの品の他に1個)
参照:https://www.airnewzealand.jp/carry-on-baggage
エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)
【チェックインカウンター預け入れ荷物】
・重さ
エコノミークラス:20kg~(搭乗クラスによる、個数制限なし)
・サイズ
3辺(縦+横+高さ)の合計最大:300cm
参照:https://www.emirates.com/jp/japanese/before-you-fly/baggage/checked-baggage/
【機内持ち込み手荷物】
・サイズ
最大サイズ(縦×横×高さ):55cm × 38cm × 20cm
・重さ
7kg/個(身のまわりの品の他に1個)
参照:https://www.emirates.com/jp/japanese/before-you-fly/baggage/cabin-baggage-rules/
スーツケースの個数×航空会社 おすすめパターンのご紹介
ここでは、スーツケースの個数に対応する無料での預け入れが可能な航空会社の一例をご紹介します。
日本発着便の国際線は、JALやANAなどの日系航空会社以外にも、世界中の航空会社が展開しています。航空会社ごとに無料で預け入れができる個数や重量やサイズの制限が異なります。
また航空会社によって航空券の値段にも大きく差があります。スーツケースの個数からフライトスケジュールを組み立てたい場合や、利用する航空会社を選ぶ際にご参考ください。
なお、最新の情報は必ず航空会社のホームページでご確認ください。
スーツケース3個以上の預け入れが可能な航空会社(重量制採用)
複数のスーツケースで渡航したい場合、無料で預け入れできる個数を超えてしまうと高額な超過料金がかかってしまいますので避けたいところです。
このような場合、預け入れ荷物に対して、個数制ではなく総重量制を規定している航空会社がありますので、以下にご紹介します。
ここではエコノミークラスの一例をあげておきます。大きさは、3辺の合計が150~203cmサイズが中心です。個数制ではなく重量制ですので、重さが規定の許容量以内であれば個数の制限はありません。
航空会社によって規定が異なりますので、詳細は各航空会社のホームペジでご確認ください。
・エバー航空(台湾行き、重量制30kgまで)
・チャイナエアライン(台湾行き、重量制30kgまで)
・マレーシア航空(マレーシア行き、重量制30kgまで)
・シンガポール航空(アメリカ発着便以外、重量制30kgまで)
・タイ国際航空(国際線、重量制30kgまで)
・スリランカ航空(スリランカ行き、重量制30kgまで)
・キャセイパシフィック(南米アメリカ大陸、ニュージーランドを除く区間、重量制30kgまで)
・ガルーダインドネシア航空(インドネシア行き、重量制46kgまで)
・エミレーツ航空(日本発着便、15~35kg)
・カンタス航空(オーストラリア、重量制30kgまで)
・エティハド航空(日本発着便、重量制30kgまで)
スーツケース2個までの預け入れが可能な航空会社
1個あたり23kg、大きさは3辺の合計が157~158cmサイズが中心です。
日本語が通じることで安心な日系の航空会社は、2個まで無料で預け入れができます。日系の航空会社を利用する人で、荷物が多い長期留学の人にはおすすめです。
また、日系の航空会社以外の航空会社も紹介します。路線によっては日系の航空会社よりも航空券代を抑えることが可能です。
◼︎ アメリカ系の航空会社
・アメリカン航空(日本発着路線)
・エアカナダ(カナダ、アメリカ、ブラジル、カリブなど行き)
・アエロメヒコ航空(日本=メキシコ行き)
・デルタ航空(ハワイ、アジア、北米・南米、ブラジル行き)
・ハワイアン航空(ハワイ行き)
・ユナイテッド航空(北米・アジア行き)
◼︎ アジア系の航空会社
・エアインディア(インド行き)
・中国国際航空(中国行き)
・中国南方航空(中国行き)
・チャイナエアライン(北米行き)
・上海航空(中国行き)
・吉祥航空(中国行き)
・アモイ航空(中国行き)
・深セン航空(中国行き)
・中国東方航空(中国行き)
・アナシア航空(アメリカ行き)
・フィリピン航空(フィリピン行き)
・大韓航空(アメリカ行き)
・ベトナム航空(日本=ベトナム/ラオス/カンボジア/ミャンマー/タイ/インドネシア/マレーシア/シンガポール/台湾/韓国/中国/オーストラリア)
◼︎ オセアニア系
・ニュージーランド航空(ニュージーランド行き)
◼︎ ヨーロッパ系
・エールフランス(日本発便かつ日本で購入)
・KLMオランダ航空(日本発便かつ日本で購入)
・フィンエアー(欧州行き)
・アリタリア航空(日本発着便)
・ルフトハンザドイツ航空(日本発着便)
・スイスインターナショナルエアラインズ(日本発着便)
・ブリティッシュエアウェイズ(日本=ヨーロッパ)
スーツケースでたくさんの荷物を運ぶことは一見するととても魅力的に感じますが、問題がひとつだけあります。それは、荷物の総量が多いため、ひとりで取り扱うことが大変苦労することです。
スーツケース2個(またはそれ以上の個数)に加えて、機内に持ち込むリュックやバッグを自分ひとりで管理して移動するということは、想像以上に大変な作業です。
空港内でしたらカートをぜひ利用してください。また、荷物が多いということだけでも盗難や置き引きなどの被害を誘発してしまうことが考えられますので、出発時や到着時に手伝ってくれる人をぜひ手配しておきましょう。
スーツケース1個のみ預け入れの航空会社
航空会社によっては、1個のみしか預け入れ荷物が無料にならない場合もあります。
また、現地で2つの大きなスーツケースを持って移動することは大変ですので、スーツケースひとつにまとめることができれば、到着後のフットワークがとても軽くなります。
主に、渡航先の季節が夏だったり、東南アジアなどで夏の用意だけで良かったりする場合、中型サイズのスーツケースひとつでも十分に荷物がまとまる場合が多いです。
スーツケースの入手方法(店頭販売、オンライン販売、中古販売、レンタル)
全国展開されている販売店とオンライン販売について3つずつご紹介します。
スーツケースはレンタルすることも可能です。ここでは出発前や帰国後に無料レンタル期間が設定されているスーツケースのレンタル会社を3つご紹介します。
店頭販売
イオン
>>https://www.topvalu.net/tv-carrycase/
全国でチェーン展開されているイオンでは、かばん売場にスーツケースが置いてあります。メーカー品もありますが、トップバリュのスーツケース、つまりプライベートブランドの商品が数多く展示されています。
軽量で値段が安いラインアップが魅力です。
東急ハンズ
>>https://hands.net/cate/travel/suitcase/
使い勝手にこだわったハンズオリジナルスーツケース「hands+」というプライベートブランドのスーツケースの他に、メーカー品も数多く取りそろえています。
ドン・キホーテ
>>https://www.donki.com/j-kakaku/product/list.php?cid=5
ドン・キホーテのオリジナル商品ブランドとして「情熱価格」ブランドのキャリーケースが販売されています。軽量、大容量、拡張機能、8輪キャスター、トップオープンタイプなどさまざまなスーツケースがそろっています。
オンライン販売
>>イオンスタイルオンライン
>>ハンズネットストア
>>スーツケース工房
中古販売
「海外に行く予定は今のところ今回だけ」
「とにかく安くスーツケースを手に入れたい」
「荷物を入れて使えればよいから特にこだわりはい」
という人に、激安でスーツケースを手に入れる方法があります。それはスーツケースの中古販売です。
フリマアプリやリサイクルショップを活用すれば、定価で購入したりレンタルしたりするよりもはるかに費用を抑えてスーツケースを手に入れることができます。
フリマアプリで有名なのは、メルカリ、PayPayフリマ、楽天ラクマ、ヤフオク!です。スーツケースも年間を通じて取引されています。
また、地域密着型の掲示板サービスの「ジモティー」でもスーツケースの取引があります。
こちらの記事を執筆するために「スーツケースの中古あげます・譲ります」を検索したところ、なんと3万件を超える掲載が全国各地でありました。
ジモティーは登録料や手数料がすべて無料なので、直接引き取りに行くことができれば送料も不要となり、大型のスーツケースを破格の値段で手に入れられることも十分可能です。
フリマアプリやリサイクルショップ、ジモティーなどを活用して定価よりも安くスーツケースを手に入れてみましょう。
レンタルスーツケース
ククレンタル
>>https://www.cucoo-rental.com/
スーツケースによっては10色以上の豊富なカラーの中から選ぶことができるので、お気に入りのスーツケースが見つけることができます。過失がなければ修理代・弁償金もかかりません。
マイレンタル
>>https://www.myrental.co.jp/
スーツケースメーカーの直営だからできるスーツケース修理無償など細やかなサービスが特徴。利用開始日前の3日間と利用終了日後の2日間の計5日間は準備期間として無料です。
アイエルレンタル
>>https://www.ilrental.co.jp/
旅行準備の出発前3日間と帰国後1日間の合計4日間のレンタル料が無料。また、首都圏・甲信越・東海・関西の往復送料も無料です。早割もあります。
日本を代表するスーツケースメーカー6選
日本が世界に誇るメイドインJapanのスーツケースを作る老舗ブランドから新興ブランドまで厳選した6選をご紹介します。
耐久性の優秀さだけでなく、製品の美しさ、機能性の高さなど、まさに日本を代表するブランドです。
エースかばん
>>http://www.ace.jp/
1940年創業の老舗かばんメーカーです。会社名がつけられた「ace」をはじめ、フラッグシップブランドの「プロテカ」が大変人気です。
「プロテカ」には、スーツケースブランドで唯一、航空会社に預けている際に発生した破損にも対応する「プレミアムケア」が付いてくることも特徴です。
サンコーかばん
>>http://www.suncoluggage.com/
TSAロックを日本で始めて採用した明治26年創業の老舗かばんメーカーです。サンコーかばんのフラグシップは「SUPER LIGHTSシリーズ」です。
フレンチテイストあふれるスーツケースとして人気がある「DELSEY(デルセー)」や、イギリスの老舗メーカーのスーツケース「アントラー」の正規代理店です。
協和
>>http://www.kyowa-bag.co.jp/index.html
昭和23年創業の老舗かばんメーカーです。直営のスーツケースブランドは「TRAVELIST/トラベリスト」です。機能性が高く、コストパフォーマンスに優れています。
世界中の旅人に人気が高い「Eminent(エミネント)」の日本での製造・販売代理店です。
T&S
>>http://www.tands-luggage.jp/
Amazonや楽天などの通販サイトで常にランキングの上位を占める「LegendWalker(レジェンドウォーカー)」スーツケースは、抜群のコストパフォーマンスで大変人気があります。
近年では、付加価値を備えた上位モデルの「レジェンドウォーカー・プレミアムスーツケース」の販売も始まりました。
アジア・ラゲージ
>>https://asialuggage.asia
2003年に立ち上げられた新興トラベルブランドのALI(アジア・ラゲージ)は、「モノづくりへのこだわり」を理念としています。
10年間の長期無料保証が付帯していることが大きな魅力です。良品質で手頃な価格のため、レビュー評価でも高評価を得ています。
シフレ
>>http://www.siffler.com/
2001年創業のシフレ(siffler)のスーツケースは、仲介業者を通さずに直接製造販売することで、コストを抑えたリーズナブルな価格が魅力です。
耐久性を保ちながらも軽量化を実現した「ゼログラシリーズ」が人気です。
世界を代表するスーツケースメーカー5選
世界中で人気の高いハイブランドのスーツケース厳選5選をご紹介します。耐久性の優秀さだけでなく、デザインの美しさや機能性の高さなどまさに世界のトップブランドです。
RIMOWA(リモワ)
>>https://www.rimowa.com/jp/ja/home
ドイツの高品質スーツケースブランドで、芸能人や海外セレブにもユーザーの多いおしゃれで定評のあるRIMOWA(リモワ)。公式サイトや百貨店等で購入できます。
通常の破損に限り5年間無償修理が付いてくるのは、正規品の証拠です。並行輸入品はAmazonからも購入できます。
サムソナイト
>>https://www.samsonite.co.jp/suitcases
アメリカのスーツケースブランドで、2004年まではエース株式会社が製造販売していましたが、現在はサムソナイト・ジャパンが取り扱います。
スーツケースではサムソナイトが独占使用している特許素材「Curv(カーヴ)」が採用されているコスモライトシリーズとファイヤーライトシリーズが人気です。
GLOBE TROTTER(グローブトロッター)
>>https://jp.globe-trotter.com/
1897年創立のGLOBE TROTTER(グローブトロッター)は英国ラグジュアリートラベルブランドです。ヴァルカンファイバーという特殊加工を施した紙の素材を何層も重ね合わせて、創業当時とほぼ変わらない製法で職人が作っています。
英国王室御用達としても有名で、世界中のセレブに愛されている逸品です。
ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)
>>https://zerohalliburton.jp/
「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」は、アポロ11号が月面着陸の際に月の石を収納した「ムーントロリー(月面採取標本格納器)」を製作したアメリカのラゲージブランドです。「ゼロハリ」の愛称で親しまれ、数多くのトップビジネスマンに愛されています。
シルバーのアルミニウム素材のスーツケースは、ゼロハリバートンならではのスタイリッシュでクールな印象が人気です。
TUMI(トゥミ)
>>https://www.tumi.co.jp/category-luggage.html
アメリカで1975年に設立された世界中のビジネスマンに愛用されているスーツケースブランドのTUMI(トゥミ)。
荷物の量に応じてマチを拡張できる機能や簡単にPCや書類が取り出せるフロントオープンポケット、収納したまま充電できるUSBポートなどビジネスパーソンが求めるさまざまな機能が搭載されていることが人気の理由です。
TUMIだけの「トレイサーナンバープレイト」という独自の紛失物発見システムがあって、TUMI製品を購入後に個人ナンバーを登録すると、万が一紛失した場合でも拾った人からの連絡で手元まで戻ってきます。
まとめ
留学へ行くことが決まって荷物の準備をしているけれど、どのスーツケースが一番自分の留学に合ったものなのか、種類が豊富なスーツケースの中から見つけるのは難しいですよね。
あれもこれも持って行きたくなってしまって、気が付くとスーツケースに入りきらない荷物が!!という話は良く聞きます。
また、スーツケースそのものが重く、パッキングを終えてみると航空会社で規定されている重量制限を超えてしまう話もよく耳にします。
空港でスーツケースを預ける際に重量超過による高額な超過料金を請求されてしまわないように、工夫してコンパクトにまとめてみましょう。
例えば、衣類は洗濯して着回せますので、年間を通じて着ることのできる素材やデザインの洋服を選びましょう。季節ごとの基本的なコーディネイトを3パターンほど用意すれば十分に着回しができます。
最低限の枚数を持参して、留学先で調達することも良いでしょう。圧縮袋を活用して容量を減らす工夫もおすすめです。
おすすめは、スーツケース1個と、機内に持ち込みができる最大サイズのサブバッグ1個に荷物をまとめる方法です。
サブバッグもスーツケースも、機内に預け入れや持ち込みができる最大サイズのものを準備しましょう。
どの航空会社でも貴重品を入れる携行品バッグの他に、機内持ち込み手荷物を1個まで無料にしている場合がほとんどです。機内に持ち込める最大サイズのボストンバッグやリュックなどを、スーツケースの上に載せて移動するとスムーズです。
機内に持ち込みができるサイズの小型のスーツケースもありますが、スーツケースをふたつ持ち運ぶよりも格段にフットワークが軽くなるでしょう。
今回は、スーツケースを選ぶ時のポイントと航空会社の規定など、さまざまな角度からご紹介しました。
航空会社の預け入れ荷物や機内持ち込み荷物の規定については変更となる場合もありますので、必ず最新の情報を各航空会社のホームペジで確認しましょう。
今回の記事が皆さんのスーツケース選びのお役にたちますように。ぜひお気に入りのスーツケースを見つけてください。