
フィリピンのセブ島やマニラを拠点としている格安航空会社(LCC)のセブパシフィック航空。
もちろん日本も成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港にも就航しているため、こうしたフライトがあることでよりフィリピンを身近に感じられるようになりましたよね。
さてそれではこのセブパシフィック航空のチケットを手に入れるにはどうしたらよいのかということなのですが、一般的にLCCはコスト削減などの理由によりインターネット予約するのが主流です。
そのため他の航空会社のようにチケットの対面販売があるわけではありませんから、自己責任のもとしっかりと購入方法をマスターしておきたいものです。
Contents
予め知っておきたい、セブパシ航空券の重要な7つのポイント
最初にセブパシで重要な点のみ、7つ書いておきます。
購入時に絶対間違えてはいけないところ
・パスポートにある情報(パスポート番号、生年月日、名前など)の正確な記載→ここ間違えるとかなり面倒な事になります。(それでも恐らく最終的には乗れると思いますので、ご安心を)
・メールアドレスの正確な記載→これだけは間違えない方が良いです。最後に確認内容のPDFが送られてくるためです。→当日はそのPDFをプリントアウトしてチェックインカウンターのスタッフに見せましょう。PDFをプリントし忘れても、最悪スマホを見せれば何とかなります。
困ったらやるべきこと
・食事やら保険が付いてくるが、オプションは全部外してOKです。ただし、重量だけは確認して15kgや20kgを選んでおくこと。→こちらも搭乗4時間前までなら、後ほど変更が出来ます。
目安価格
・チケット代+何だかんだで約3,000円前後はかかると思っておくのがベター(Web管理手数料 1,100円+重量オプション+座席指定費用0円~1,500円など色々踏まえると。)
・1,000円プロモ時の最安は、往復5,000円~6,000円ぐらい。それ以外は2万~8万など、時期や別のプロモ、どれだけ早いタイミングでチケットを取るかにもよる。(1,000円プロモなら、オプションで「20キロまで」と「一番前の席」を入れても往復1万3千円で済む。ただし、今は1,000円プロモは中々ないので片道1万円前後が買い時!)
重量計算方法
1キロ超えるだけでも2000円、3000円取られるので余裕を持つこと。
アマゾンのこういったラゲッジチェッカーを使うと便利。
サイズ規定
機内持ち込みは56×36×23cm(30リットル前後)かつ、7KGまで。(目安のサイズは「機内持ち込み用スーツケース」などで、グーグルやアマゾンで調べるとよい)
基本的にリュックサック程度なら全く問題なし。機内持ち込みのバッグ以外の手提げ袋などの持ち込みは、7キロ以内に収まり、袋の口がしっかりと閉じられている、あるいは中身がしっかりと詰められているものであれば問題なし。(セブパシに直接聞いたので間違いない)
機内ではなく「機体(チェックイン時に預けるスーツケース)」に預ける場合は航空券購入時に15kgまで、20kgまでなどオプションで指定できる(搭乗4時間前まで変更可能)。コチラの方はサイズは関係なし。
セブパシ関係おすすめサイト
セブ・パシフィック公式facebook(プロモ情報の更新もする)
成田空港公式(第二ターミナルは3F 入って右側のR)
*スカイスキャナーはセブパシやフィリピンエアラインなどを含めた、目的地までの格安ルートを一括で検索してくれる便利なサイトです。ただしセブパシのプロモ時には対応していない様子。
セブパシのプロモチケットの基礎知識
1,誰もセールのタイミングは読めない。(1,000円プロモはかなり珍しい。10,000円以下のプロモなら買い。)
2,セールの場合は大抵トップページのフラッシュに、インフォメーションが出るのでそれで判断か、事前に公式からセブパシ会員っぽいものに登録しておくと、販促時はメールが入る。
*僕が気づいた場合や他の方から情報を得た場合は、セブ島留学マナビジンフェイスブックページでも出来るだけすぐに流します。
3,全日がセール対象になるわけではなく、特定の日にちのみがセール対象になる。(1週間のうち2~3日程度)。そのため、当たればラッキーぐらいに捉えておく。ちなみに2015年4月ぐらいのプロモでは、8月の繁忙期もバリバリ1,000円プロモの対象になっていた。
4,超激安プロモは大抵2ヶ月先~9ヶ月先ぐらいまでが対象。直前1ヶ月~2ヶ月の激安プロモはまずない。(半額や1万円以上のプロモはありえる)。
5,セブパシ側としてはプロモを小出ししたいため、1回のプロモでは3席程度しか空けないこともある。(例:2015年6月1日~4日に行われた日本→セブを7,199円プロモでは、2016年1月~3月を対象としていたが、1週間1便でわずか3席のみのプロモだった。ちなみにこれが2016年用の初回プロモなので、最長9ヶ月先までプロモ予約が取れる事が分かった。)
6,情報は日本時間深夜1時~5時ぐらいの間で切り替わる事が多い・・・気がする。
7,2015年夏時点では片道プロモの場合は右上の言語選択で日本語⇔英語(フィリピン)に表記を切り替える事で、往復分のプロモチケットを買える。往復チケットより片道ずつ買った方が安い場合も多い。
セブパシフィック航空の予約方法
下記の情報は結構細かいので、使ってみて良くわからない場合は参考にしてください。
1.公式サイトを検索する
こちらhttps://www.cebupacificair.comから公式サイトに入ることができますが、入力後自動的に日本語サイトが表示されます。
2.出発地、到着地の設定
おそらく出発地はすでに成田で設定されており自動で入力されています。もし異なる場合にはクリックして選択が必要です。そうでなければ到着地の欄に「CEBU」か空港コードの「CEB」を入力します。カタカナで入力しても認識されませんので注意しましょう。
3.旅行日の設定
到着地を設定すると自動でこの画面に移るか、またはそうでない場合には「出発」のカレンダーをタップします。
「⇒」をタップすると年が、また「→」をタップすると月が変わりますので、必要に応じて利用してください。
復路の設定では、すでに出発日として設定した日にちが黄色く表示されていますので、参考にできますね。
4.フライトの選択
復路の日にちを選択すると自動的にフライトの選択画面に切り替わります。まずは往路のフライトから選択していきます。
実際に選択した日は11月8日ですが、その前後の日にちも最安値価格と共に比較することができるので便利です。
また注意して見たいのは、①こちらは直行便であること、一方②は成田(NRT)とセブ(CEB)の間に「MNL」の空港コードがあることから、マニラで乗り継ぎのある便であることがわかる点です。
ちなみに料金はすべて日本円ですよ。
さらに各便名の右横にあるはてなマークをタップすると、使用ターミナルなど詳細を確認することができます。
またこちらのマークをタップすると、金額の内訳が表示されます。
例えば「フライトのみ」を選択すると、機内持ち込み手荷物7キロまでのみの受付となります。
3タイプの料金設定がありますので、希望に応じて選択しない限り、「フライトのみ」の設定となっているようです。
同様にして復路も選択したら、最後に画面をスクロールして下部に現れる「続ける」をタップします。
このような画面が現れますが、注意事項ですので読んで×印をタップすればOKです。
特にGetGoの会員でなければ、「ゲストとして続ける」をタップして次に進みます。
5.個人情報の入力
①性別を選択します。選択されると青く表示されます。
②名前をパスポート通りに入力します。
③苗字をパスポート通りに入力します。
④生年月日と国籍を選択します。
⑤OFWとは海外に出て働くフィリピン人のことを指しおり、日本国籍であればボックスにチェックを入れる必要はありません。
続いて、パスポート番号の入力、そして発行国と有効期限の選択をします。
ちなみに画面下部にある※印の「特別な介助」に関してですが、必要な場合には横のボタンをタップすることで、「はい」に切り替わります。フライトごとに2つまでの介助項目を選べるようです。
最後に「続ける」をタップします。
6.各フライトのカスタマイズ
各フライトをより詳しく設定していきます。ちなみに特に設定する必要がなければこの操作をスキップできますので、「アドオンなしで続ける」をタップしてください。
また食事や座席指定など自動的に追加されていますので、それらが必要なくフライトのみの料金を希望するにはひとつひとつ追加されているものを削除していかなければなりません。
①預かり荷物の重量によって追加料金が発生します。適切なものを選択し、自動で次の画面に切り替わらなければ「次へ」をタップします。また別のフライトの荷物詳細を設定するには「次のフライト」を利用します。
②すでに自動で選択されている食事がこの「Beef Kare Kare」なので、もし別のものがよければ×印をタップします。1回の食事で2品までの選択が可能なので、「こちらをタップして・・・」をタップしてメニューを確認してください。ちなみに「Beef Kare Kare」だけだと、700円の追加料金があることがわかりますね。この作業を全フライトごとに行います。
希望の料理の写真をタップすると、数量を設定できるようになります。
③座席を指定することができます。必要なければ「Remove seat selection」をタップすると小計が0円と表示されることがわかります。また座席を指定したいときは「編集」をタップします。
このように座席表が表示されます。グリーンでチェックのはいった座席が現在選択中の座席であり、グレーのシート以外は選択することが可能ですが、場所によって値段が異なりますので注意しましょう。
④海外旅行保険に関する選択です。「基本的保護」として個人の事故100万ペソまで、キャンセル5万ペソまで、荷物の紛失5万ペソまでをカバーしてくれる内容となっているようです。
もちろん追加料金を払って補償内容をより良くすることも可能です。なお保険が必要ない場合には「No, I don’t want to avail.」にチェックを入れましょう。
⑤サーフボードの荷物に関する選択です。画面下部のところで適切なものを選択すると、追加料金が表示されます。
⑥許可されているスポーツ器具の中で持っていきたいものがあれば申告します。特に器具の指定は必要なく、名前左手のボックスにチェックを入れるだけでよいです。
一通りのカスタマイズが終了したら、「すべてを保存して、次に進む」をタップします。
タップするとこのような案内が出てきますが、これはフィリピン在住かまたはフィリピン国籍を持っている人が旅行税をオンラインで支払える便利なシステムに関することなので、一般の旅行者には関係ありません。そのまま「続ける」をタップしましょう。
7.予約の確認
このように予約内容のまとめが出てきますので確認します。
スクロールすると最終金額が表示されています。間違いなければボックスにチェックを入れ、「Continue」をタップします。
8.支払い手続き
連絡先の入力をします。ボックスにチェックが入っていると、先ほどの搭乗者の個人情報として入力したものがコピーされますので便利です。
電話番号とメールアドレスを入力していきます。ちなみに日本の国コードは「81」です。国名を選択すれば自動で入力されますよ。
4つの支払方法の選択肢が表示されます。
例えばクレジットカード支払いを選択すると、次のような画面が現れます。順にすべての項目を入力、または選択していきます。
こちらのフォームにローマ字で入力していきます。ボックスのチェックは入れたままにしておきましょう。
ちなみに国を「日本」と選択すると、存在しない「州/地区」は選択肢がなくなりますので安心してください。
スクロールしていくと、個人情報の取り扱いに関することが記載されています。このボックスにチェックをいれます。
すべての項目に入力、選択、チェックをいれていくと、最終的に「Submit Now」が濃く表示されるようになります。これをもって支払いが完了しますので、内容をよく確認のうえタップしてください。
渡航当日チェックインカウンターでは事前にプリントアウトした予約表や、(もしかしらら)実際に支払いに使ったクレジットカードの提示が求められますのでしっかり準備してくださいね。
成田空港でのチェックインから搭乗の様子
最後に成田空港での出国手続きをご紹介します。

セブパシフィックは、成田第二ターミナル3階の入り口から向かって右側にあります。
既にウェブチェックインをしている方は、席や名前の入った紙(プリントアウトしたもの)を持ち、そちらの専用の窓口にお進みください。(下記で詳しく説明)

持ってないとめっちゃ並びます。。。
*ウェブチェックインとは搭乗48時間前~4時間前にウェブ上でチェックインをすることです。そうすることによって登場時の手続きを簡略化することが可能です。(長いラインに並ぶ手間を省けます。)

機内持ち込み出来るサイズは、こちらで確認できます。(たまに置いていない時もあるので注意。やはりラゲージチェッカーを事前に購入しておくのたベター。空港でも売っていますよ。)

機内持ち込みのサイズはこちらの写真の通り、重さは7キロまでです。でも機内持ち込みに関しては2015年の夏時点では細かく言われませんので、1キロ2キロぐらいのオーバーなら注意される可能性は低いです。ただし、規則は規則なので注意されたら、減らす必要があります。

こちらは12時フライトの便の朝9時半の様子。マニラ便と被るためかこの時間帯は人が多いので、朝9時前後に行くか逆に1時間半~1時間前ぐらいの方が良いかもしれません。

一番前の席はこのように足を伸ばせます。
また、何でも有料のセブ・パシフィックですが、ソフトドリンクをオーダーしたら200円(ペソなら60peso)っと意外と良心的な価格でした。
【ウェブチェックイン方法】搭乗前に行っておくと便利
セブパシフィックはウェブチェックインをしておくと、当日非常にスムーズにチェックインカウンターを通れますので、パソコンから事前に行っておきましょう。以下が手順です。
1,下記のURLをクリックしてウェブサイトに行く。
https://www.cebupacificair.com/jp-ja/Pages/web-check-in.aspx

もしくはセブ・パシフィックトップページのチェックイン→オンラインチェックインの項目をクリック。
2,英語で色々書いていますが、スクロールダウン

下へ下へ(この画面が出ない場合もあります。)

このボタンが出てきたらクリック
3,入力フォームに必要事項を入力する

入力フォームが出てきましたら、option1~3のどれかを選んで、必要事項を記入します。
↓Conformation numberとはこいつのこと↓

手続きをした後にすぐに画面が表示された時の番号です。登録したメールにも送られてくるので後で確認可能ですよ。いわゆるEチケットというやつです。
それ以外の部分はoption1なら支払った時のクレジットカード、option2ならチケット購入時のメールアドレスと行き先(行き帰りなら行きの方のみでOK)、option3なら名前と苗字を英語で入力します。
最後にCONTINUEをクリック。
4,最終確認画面

往復チケットで購入した場合、行き帰りのチェックイン両方とも行っておく事ができます。そのままスクロールダウン

クリック。
5,以下の画面が出れば完了

これか

この状態になればOKです!
【荷物重量変更の手続き方法】セブパシフィックチケット予約後
先日セブパシのチケットを取った後に支度をしていたらどうしても20キロ以内にならず、30キロに変更したのでその手続方法をご紹介します。

元々は20キロまでのスタンダードタイプだった(元値は片道1800円)

まずは日本語版なら「メニューバー内にある追加サービスの購入→預け入れ手荷物を追加」をクリック、英語版なら「Manage Booking→PURCHASE ADD-ONS→Add baggage」を押すとこの画面になります。
ちなみに、左側のGetgoで予め会員登録した状態で購入すると、ここにログインするだけで全ての現場の購入チケットの情報の確認と変更が出来て楽です。

下にスクロールするとこのようにオプションが3つありますので、どれか一つを選び項目を入力してください。「Confirmation Number」は予約手続きした際に表示されるナンバーです。もしくはメールアドレスで届いているPDF(Eチケット)に書いてあります。

進めると、このようにチケットの情報が表示されますのでContinueをクリック。

次の画面で重量を変更する画面になります。20キロ→30キロへの変更は差額分を支払うため900円・・・・のはずが

何だかよくわからないのですが、1440円に(汗)。とりあえず続けていきます。

すると更に意味がわからない「Travel Insurance」に自動的にクリックが入っています。しかもこのクリック、外そうと思っても何故か外せません。しかたないので諦めて購入手続きを続けると・・・

なぜかさっきより金額が安くなっています。

更に次の画面では支払う金額が安くなっています。(税別でもない)。

よく分からなかったですが、とにかく最終的には行きのセブ行きの重量を30キロまで上限を上げることに成功しました。

最終的に支払った金額は差額の900円ではなく、1170円でした。
最後に、預けるスーツケースの個数は1個だけではなく、2個でも3個でも重量規定(とサイズ)を守っていれば問題なく預けれます。

こんな感じです。
機内食
最後に機内食ですが、価格は350peso、500ppesoがあります。日本円だと1000円ぐらいからです。
こんな感じのアルミニウム製の器で出されます。激アツです。
今回頼んだのは「ポークアドボ」。味は意外と美味しかったのでいいかも。
メニューにはYOSHINOYAもあるのですが、いつも欠品です。
それから、機内販売でもラゲージチェッカーを売っています。価格は良心的で1500円以下ぐらいなので、在庫があるなら帰りの便のためにここで買っても良いかも(行きは重量はゆるめですが、帰りは結構シビアですので)。
セブ・パシフィック航空の情報は以上になります!
なお、セブパシ側で規約や条件が変更になる事もありますので、最新情報は公式サイトで確認して下さい。
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