「フランス留学が気になるけど、何から始めればいいのかな?」
「本格的なフランス専門留学がしたい!」
「みんなとはちょっと違う国に留学してみたいな。」
このようにお考えの方に向け、本記事は「完全フランス留学ガイド」として最新の情報をお届けします!
フランス留学は難しいものではありません。老若男女、様々な方が多様な目的を持ってフランス留学をしています。
実際に4年間のフランス留学を経験し、その後フランス留学専門のカウンセラーとして勤務していた筆者が、今のフランス留学事情をお伝えします。こちらの記事を読んで、フランス留学への第一歩を踏み出してみてください!
フランスに限らず、留学全般で頼れるおすすめの留学エージェントを合わせて検討したい方は以下の記事がおすすめです!
Mari
京都女子大学を卒業後、約4年間フランスに留学。私立の語学学校及び大学付属語学学校でフランス語を学んだ後、パリの専門学校にて経営学を専攻。帰国後は、フランス語教室及びフランス留学サポートを営むエージェントに就職。
留学カウンセラーとして留学サポート、法定翻訳、同社フリーマガジンの記事作成を担当。その後、画廊勤務等を経て、現在はフリーランスのライター兼アクセサリー作家として活動中。
目次
フランス留学の今
新型コロナウイルスが流行している今、「そもそもフランス留学に行けるのか」が気になりますよね。
結論から言いますと、フランス留学は可能です!
ワクチン接種や証明書の提示は必要?
2020年からは渡航制限があったり、渡航出来てもワクチン接種が必要だったりしましたが、現在はフランス入国時に、ワクチン完全摂取証明書や直近の陰性証明書を提示する必要が無くなりました。フランス入国後の隔離措置もなく、全ての入国規制が撤廃されています。
つまり、コロナ過以前と同じように留学できますので、留学をお考えの方は安心して留学準備を進めてくださいね!
フライトの本数は戻っている?金額は?
新型コロナウイルスの影響で便数が減っていたフランスへのフライトですが、現在は回復傾向にあります。
2022年9月から日本の水際対策も緩和されたので、旅行需要も増え、それに伴い日仏間のフライト本数も増えています。
エールフランスの2023年夏のスケジュールでは、羽田/パリ線をさらに増便し、週5便から最大週11便を運航する予定です。
関西/パリ線でも、週3便から週5往復に増便予定。
コロナ前は羽田・成田・関西の3空港から1日最大4便の運航があったので、便数ではまだコロナ前までには及びませんが、事前に予約すれば問題なくフライトできます。
これから留学をお考えの方には嬉しい情報ですね!
一方、航空燃料の値上げや旅行需要の増加に伴い、航空券の料金は上がっている傾向にあります。ただ、格安航空券を見たところ、ベトナム航空などでは2023年6月1日のフライトで片道6万円台の航空券もありました。
乗り継ぎがありますが、それでも問題ない方は格安航空券を検討されても良いでしょう。
【フライト料金(例)】
・2023年6月1日 羽田-パリ(片道) エールフランス航空 216,100円
・2023年8月15日 羽田-パリ(片道) エールフランス航空 230,100円
【格安航空券・フライト料金(例)】
・2023年6月1日 成田→ハノイ→パリ ベトナム航空 65,890円
・2023年8月15日 成田→香港→パリ キャセイパシフィック航空 118,040円
フランス留学を知る
フランス留学と言うと、どんなイメージをお持ちでしょうか?
英語圏の留学よりハードルが高そう
フランス語ができないと行けない
留学費用が高そう
このようにお考えの方も多いと思います。
しかし、私が留学カウンセラーとして接した方の中には、英語もフランス語も全くと言っていい程できない状態で留学された方もいらっしゃいました。
初回カウンセリングの時点で留学費用が全く用意できていなかったある方は、3年越しで準備を進めて留学を実現されました。学者として本格的な研究をするために渡仏される方もいれば、趣味でしている刺繍のレベルを上げたいという理由で短期留学される方も。
このように、フランス留学にも様々な種類があるので、こちらの章ではその概要について詳しくお伝えします!
フランスの概要
フランスはヨーロッパ連合EUで最大の国土面積を誇り、美食や芸術文化で溢れた国です。
首都パリだけでなく、ワインで有名なボルドー、大規模なクリスマスマーケットがあるストラスブール、太陽いっぱいのリゾート地ニース等、魅力的な都市が沢山あります。
フランス留学のメリット
授業料がリーズナブル
学校にもよりますが、一般的に日本でフランス語教室に通うよりも、フランスで語学学校に通う方がかなりお得にフランス語を勉強することができます。
実際、私はパリでいくつかの語学学校に通いましたが、どれも日本のフランス語レッスンに比べてリーズナブルでした。私が通った語学学校のレッスン料金等を、一例として下記に紹介しますので参考にしてみてくださいね。
※フランスへ学生ビザで語学留学する場合は、週15~20時間以上のフランス語レッスンコースに登録する必要があります。
週20時間コース:300ユーロ/週(1レッスン:約1,700円)【パリの大学付属語学学校・レッスン料金(一例)】
週20時間コース:3,000ユーロ/12週(1レッスン:約1,800円)
【日本のフランス語レッスン料金(一例)】
月4回コース:13,600円 (1レッスン:3,400円)
どちらの語学学校も、日本のフランス語レッスンの半分ほどの料金ですね。
それに、留学中は一日中フランス語漬けの生活ですから、レッスン前後も勉強をしているようなものです。効率よくフランス語を身につけたい方には、短期でもいいので留学を視野に入れることをおすすめします!
学割や住宅補助等があり、学生に優しい
フランスは学割、住宅補助、学生定期などが留学生でも申請でき、学生にとって住みやすい国です。(大学については、留学生でも条件を満たせば奨学金を申請できます。)
ルーブルなどの美術館、博物館、演劇等は学割が利くことが多く、その他にも学生向けの住宅補助であるアロカシオン(CAF)という制度もあります。
アロカシオンは申請が必要で、家賃や収入等により金額が決まります。
私も学生ビザでフランス滞在していた時は、このアロカシオンで毎月200ユーロ程を受け取っていました。
学生時代はアルバイトをしながらの生活だったので、このアロカシオンは本当に助かりました。(同じ家賃でもアロカシオンが150ユーロ程の人もいれば、300ユーロ程の人もいたので、あくまで参考としてご覧くださいね。)
また、留学生でもセキュリテソシアルという国の医療保険に加入することができます。
その他にもImagine Rという学生定期があり、メトロや郊外へ延びるRER、トラムなどが安く利用できます。
アルバイトができる
フランスでは学生ビザでアルバイトが可能です。物価が高くなっている今、アルバイトができるのは有難いですよね。
フランスでは学生ビザで滞在する場合、滞在許可証を取得した後に年間964時間の労働が可能です。週あたり18時間ほどですね。
私も学生ビザで滞在していた時に、パリのレストランやパン屋でアルバイトをしていました。お給料は月に500ユーロ程で、経済的にかなり楽になりました。
初めはフランス語もほぼ分からない状態でしたが、アルバイトをしているうちに語彙も増えて一石二鳥でした!学校以外の知り合いができたというのも良かった点ですね。
フラワー、カルトナージュ、刺繍等、お稽古留学が豊富
大学や専門学校へ本格的な長期留学をする方が多い一方で、フランスはお稽古留学も豊富にあります。
お稽古留学は3カ月未満の短期留学なので、ビザの申請も必要なく、比較的簡単に実現することができます!
私が留学カウンセラーとしてご案内したお稽古留学には、フラワーアレンジメント、刺繍、メイク、料理、写真等のレッスンがありました。
お稽古留学では、フランス語レベルが初級の方がほとんどでした。
最初の数週間は語学学校で簡単なフランス語を学び、その後にお稽古レッスンを受ける方もいれば、渡仏までに日本で集中してフランス語を学び、いきなりお稽古レッスンに飛び込む方もいらっしゃいました。
お稽古によってはフランス語レベルを求められることもあります。ただ、刺繍やメイクなどは目で見て分かることが多く、「なんとかレッスンを理解することができた」というお声をよくいただいていました。(とは言え、「宿題が何か分からず困った」という方もいらっしゃったので、渡仏前に少しでもフランス語を身につけておくのに越したことはないですね!)
フランス留学のデメリット
フランス語を使った職に就くのは難易度が高め
フランスへ留学する際に心配なのが、留学後の就職先ですよね。確かに英語力を要求する企業に比べ、フランス語力を重視する企業は少ない傾向にあります。
しかし、フランス語力を求める会社が一定数あるのも事実です。
実際、私が就職していた会社は中級以上のフランス語力が必要でした。フランス人スタッフとのやりとりや、フランスの学校登録、各書類の添削等にフランス語は必須でした。
また、キャリア形成に不安がある場合は、キャリアサポートのある留学エージェントもあるので検討されても良いでしょう。
物価が高い
現在のパリの物価は、東京の1.5倍ほど。
例えば、日本だと900円程のランチが食べられるお店も多いですが、パリでは簡単なランチでも大体15ユーロくらいはかかってしまいます。(例外はあります。)15ユーロというと、日本円で2100円ちょっと。高いですよね…。
ただ、節約をするならサンドイッチを買うこともできますし、学食が利用できる語学学校もあります。サンドイッチなら7、8ユーロ程でも売っているので、レストランに比べてかなり安く済みますね。
私も語学学校に通っていた頃は、よく学食にお世話になっていました。(バゲットとチーズを買って、サンドイッチを作ったりもしていました。)
学食では、5ユーロ以下でボリューミーなランチをとることができました!
パリにはCROUSという学生センターがあり、学校関係者でなくても学食が利用できますので、通っている学校に学食がない方は近くのCROUSを探すというのも一つの手ですね。
ストライキが多い
フランス、特にパリは本当にストライキが多い街です。
私がパリに滞在していた時も、よくメトロのストライキがあり、「またか…」と思っていました。ただ、ストライキを起こす前に予告してくれるので、それをチェックしておけば大きな問題はありませんでした。メトロがストップするなら、バスで行こう、という感じです。
フランスでは、ストライキは国民にとって大切な権利だと考えられています。日本ではあまりストはないので、ストに遭うのも一つの新体験と考えるとよいかもしれませんね。
日本に比べて、治安が悪い
フランスは場所にもよりますが、日本より治安が良くない場所が多いです。
私の経験からみても、そう思います。
パリと言うと綺麗な街並み、おしゃれな人が沢山、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのイメージのまま渡航してしまうのは少し危険かもしれません。
スリに遭いかけたことや、道端で物を投げつけられたこともありました・・・。
でもフランス滞在をしていると、安全管理については大分鍛えられました。
治安の悪いところには行かない、夜はなるべく一人で出歩かない、お金が無さそうな恰好をする、キョロキョロしないでスタスタ歩く等。ただ無闇に怖がるのではなく、注意できるところは注意して、自分の身を守ることが大事ですね。
また、海外留学保険に加入しておくと、より安心です。
フランス留学する方法
フランス留学をする場合、まずは目的や年齢、語学レベルや専門分野のレベル等によって、どの留学方法で渡航するかを決める必要があります。
こちらの章では、主なフランス留学の種類についてご紹介します!
語学留学
フランス語のレベルを上げるための留学が「語学留学」です。語学学校に登録して、短期もしくは長期でフランスに滞在します。
長期留学の場合、通常は学生ビザを申請します。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデービザは、フランスと日本の若者の国際交流を深める目的で発行されるビザです。満18歳以上31歳未満であることが条件です。
ワーキングホリデービザでは、学校登録は必須ではなく、就労も可能なので様々な目的の方が取得しています。
専門留学
フランスにはアート、製菓、料理、ファッション等、様々な専門留学をすることができます。
専門留学をするには、通常学生ビザを取得します。
専門学校では、もちろん他のフランス人たちと一緒に受講することになるので、フランス語力も必要になります。(一部、英語で受講できる学校もあります。)
そのため、私が留学カウンセラーとして専門留学をお手伝いした方の多くは、最初の数カ月間は語学学校に登録し、その後専門学校に入学するというスケジュールでした。
本場で身につけられる知識や技術は、留学をしないとなかなか得られない貴重なものですよね。
大学・大学院留学
フランスの大学・大学院に通学するには、学生ビザを取得する必要があります。
Campus France(キャンパスフランス)というフランス留学を統率している機関を通して、大学に留学するDAP(ダップ)というシステムを利用します。(他に交換留学という方法もあります。)
フランスの公立大学・大学院に留学するには、様々な条件をクリアする必要があります。
例えば、フランス語レベルは通常DELF B2以上が必要とされています。(但し、英語で受講できるコースならフランス語力を求められないこともあります。)
また、フランスで大学に入学するには「バカロレア」という大学入学資格を取得する必要があり、留学生もそれに相当する資格を有している必要があります。
大学の他にグランゼコールという学士号から博士号までが一つになったフランス独自の高等職業学校もあります。こちらは、エリート人材を育てる機関として有名ですね。
留学費用の目安
1年間の留学費用の目安を下記にご紹介します。
なお、下記にご案内するのは「学費、宿泊費、生活費、フライト料金、保険料」等を含めた費用の目安です。但し、学校を私立にするか大学付属にするか、住居は寮にするかホームステイにするか、アルバイトをするかしないか等により、費用は100万円単位で変わることもあります。
あくまで目安なので、くれぐれもこれを見ただけで金銭的に留学を諦めないでくださいね。まずは実際にどのくらい費用がかかるのかを計算してみてください。自分で計算することが難しい場合は、留学エージェントに相談するのもおすすめです!
・専門留学の場合:約300万円~500万円
・大学・大学院留学の場合:約300万円~500万円
・ワーキングホリデーの場合:約150万円
ビザ関連情報
フランスに3カ月以上の滞在をする場合は、ビザを取得する必要があります。
どのビザを申請するかは、渡航目的、年齢、資格等によって決定します。
主なビザの種類は下記の通りです。
- 学生ビザ
- 18歳未満の学生ビザ
- 就労ビザ
- ワーキングホリデービザ
- オペアビザ
- 研究者ビザ
- ビジタービザ
- シェンゲンビザ
- フリーランスビザ
- パスポート・タランビザ
自分にどのビザが合っているのか分からない場合は、留学エージェントに相談してみましょう。(初回の無料カウンセリングで教えてもらえる場合もあります。)
私が留学カウンセラーだった時にも、「相談前は学生ビザを申請するつもりだったけど、ビジタービザの申請に切り替えた」といったケースが結構ありました。
自分の渡航目的を再確認し、その目的にあったビザが何かを知りましょう。
おすすめの留学都市ランキング
おすすめの留学都市ランキングをまとめてみました!
第1位 ルーアン
あまり聞いたことのない地名かもしれませんが、ルーアンはパリから約1時間で行くことができる都市で、語学学校もあります。パリよりも物価が安いので、「パリに行きたいけど節約はしたい」という方におすすめです。
第2位 パリ
あまりに当たり前なのでランキングに入れるべきか迷いましたが、やはり学校も多い分、選択肢も多く学生生活を送るのに適した街なので第2位としました。
第3位 モンペリエ
モンペリエは、スペインとの国境の近くにあるビーチ沿いの街です。
語学学校も多く大きな都市ですが、物価が比較的安いので予算を抑えたい方にもおすすめの都市です。
第4位 ニース
ニースは南フランスにあり、リゾート地として有名な街です。
温暖な気候で、ニースのあるプロヴァンス地方は1年のうち晴れの日が300日以上とも言われています。大都市なので、語学学校や専門学校の選択肢も沢山あります。
第5位 リヨン
フランス第2の都市と言われるリヨン。私も訪れたことがありますが、遺跡が残る旧市街があったり、「美食の街」と言われるだけあって食事が美味しかったりで、とても素敵な街でした。
留学生も多く、語学学校はもちろん、リヨン大学やリヨンカトリック大学、料理やモードの専門学校等も沢山あります。
フランス留学するのにエージェントは必要?
フランス留学の準備をする際、留学エージェントは必要なのか、気になりますよね。
結論から言うと、留学エージェントは必要です。
留学準備では、ビザ申請、学校登録、住居手配等において、様々な疑問点が出てきます。その時に問題解決となる答えを持っているのが、留学エージェントです。
初回のカウンセリングは無料というエージェントも多いので、留学をしようと思ったら、まずは留学エージェントに相談してみましょう。
こちらの章では、留学エージェントに相談するメリットをまとめてみました!
手続き代行してくれる
留学エージェントでは、その方の目的、予算、希望等に合わせて、学校手続き、宿泊施設の手配、ビザ申請等をサポートしてくれます。(ビザ申請や面接は、申請者本人が大使館へ行く必要があります。)
また、フランスの学生ビザを申請する場合は、キャンパスフランスという機関への登録や面接があります。手続きや必要書類は調べれば分かりますが、動機書の添削や面接の受け答え等は留学スペシャリストに相談して、正しい情報を入手することをおすすめします。
留学のアドバイスをしてくれる
今はインターネット上で沢山の情報を見ることができますが、留学をするには「実際に現地の学校に通っている人」や「その地域に住んでいる人」等の生の声を知ることがとても重要になってきます。
留学カウンセラーは、もちろん国や都市にも詳しいですし、常に現地の学校スタッフや学生の声を聞いているので、それを元により具体的なアドバイスをもらうことができます。学校別の比較など、細かな点を教えてもらえるのも嬉しいですね。
また、気になる留学後の将来設計についても相談できます。
カウンセリングでは、留学目的だけでなく、将来的にどうなりたいかといいうところまで話ができて、それに必要となる留学をアレンジしてもらえるのがメリットです。
困った時のサポートをしてくれる
留学エージェントでは、留学前・留学中・留学後、全てのサポートが可能です。
例えば、留学に必要となるフランス語力を上げるために、併設しているフランス語教室でレッスンを組んでくれるエージェントもあります。留学中にお世話になるサービスと言えば、現地スタッフによるサポートですね。留学後はキャリア相談があります。
どの段階でも、困ったら相談できるスペシャリストがいるのは心強いですよね。
フランス留学エージェントの選び方
こちらの章では、フランス留学エージェントを選ぶ時のチェックポイントをお伝えします!
現地情報に詳しいか
フランスには留学ができる都市が沢山あり、語学学校等の教育機関も豊富です。そのため、留学エージェントを選ぶ時は、現地情報に詳しいかどうかをチェックしましょう。
・エージェントのHP上に詳しい情報が掲載されているか
・現地スタッフがいるか
・利用者数が多いか(利用者数が少ないとフィードバックも少なくなるため、現地情報に乏しくなる傾向があります。)
留学費用がわかりやすいか
留学で気になるのは費用ですよね。留学エージェントから、まずは留学費用の見積りを貰いましょう。
見積りが明確でわかりやすく具体的なエージェントの方が、より安心して任せることができますよね。
・その見積りが分かりやすいか
・現地でかかる費用や生活費の説明があるか
・サポート料金にキャンパスフランスの登録サポートは含まれているか(フランスの学生ビザの申請では、キャンパスフランスという機関の登録が必要です。)
信頼性が高いか
キャンパスフランスやフランス大使館は、質問をしても返事に時間がかかることがあります。欲しい情報を欲しい時に得られないケースがあるので、より正確な最新情報を持っているエージェントを選ぶ必要があります。
下記のチェックポイントを確認して、信頼性の高いエージェントを選びましょう。
・実績(年間サポート数、資本金、従業員数、創業からの年数等)
・利用者数が多いか(利用者数が多ければ、情報は常にアップデートされ、フィードバックが多いのでより正確な情報が入手できます。)
・返信が早いか(レスポンスが悪い会社は、手続きにも時間がかかったり、トラブルが起こった時も返事が遅い可能性あるので避けた方がいいかもしれません。)
現地サポートはあるか
フランスは英語が通じないケースが結構あります。フランス語もままならない状態で、英語も通じないとなるとかなり心細いですよね。
現地に日本語で相談できる人がいるというだけで、精神的にもかなり助けられます。
そのため、下記のポイントも確認しましょう。
・留学エージェントに現地オフィスや現地スタッフがいるか
・電話やLINEなどの緊急連絡先を教えてもらえるか
・問題が発生した時にすぐに駆けつけてもらえるか
また、銀行や病院に紹介してもらえる日本人スタッフがいるとさらに安心ですね。
留学後のサポート
留学後にその経験を生かしてどんな仕事に就けるのか、考慮しておくべき重要なポイントです。
特にフランス語は英語よりも汎用性が低い傾向にあるので、留学後については渡航前からある程度見据えておきたいですよね。
・キャリアサポート(将来設計の相談サポート)があるか
・面接対策や履歴書添削等もしてくれるか
おすすめフランス留学エージェント5選
おすすめのフランス留学エージェント5選をまとめました!
日仏文化協会
1968年から続く日仏文化協会。留学カウンセラーは全てフランス留学経験者のスペシャリストを揃えています。
また、フランスの17都市に38名ものスタッフが滞在しているので、留学中も万全のフォローを約束してくれます。フランス語教室もあるので、渡仏前・渡仏後にレッスンを受けることも可能。
AJ-FRANCE(アージーフランス)
>>https://www.france-ryugaku.com
AJ-FRANCEは京都にあるフランス専門の留学エージェントです。
フランス語教室も併設していて、留学に向けてレッスンを組むことも可能。また、フランス大使館指定の法廷翻訳会社でもあります。初回カウンセリング無料。
アフィニティ
アフィニティは2000年に設立されてから、イギリス、ドイツ、カナダ、フランスなど様々な国の留学をサポートしている会社です。
自分でできるだけ準備したいと言う方向けのミニマムプランから、パリの現地オフィスによる24時間緊急時サポートを含むフルサポートプランまであり、様々な要望に対応しています。
フランス留学センター
フランス留学センターは手数料無料の留学エージェントです。フライトチケットの手配サポートや渡航前・渡航後のキャリアサポートも行っています。
キャリアサポートでは、履歴書を無料添削してくれたり、帰国後に1社の就職が決まるまで回数無制限でメール相談ができます。
シュマン・アッシュ
シュマン・アッシュは、創業当初から「フランス留学に詳しい現地在住の親戚のおばさん」のような存在となることを目指した留学エージェントです。
フランス各地に在仏10年以上のベテランスタッフがいて、いざという時に連絡できる緊急電話サービスもあります。
フランス留学に関するQ&A
まずは留学エージェントのホームページを見て、気になるところに電話かメール等で問い合わせをして話を聞いてみましょう!
足を伸ばせる範囲なら、オフィスに行って初回カウンセリングを受けることをおすすめします。難しい場合は電話をしてみると良いでしょう。サポート内容や料金はもちろん大事ですが、信頼できそうか、親身になって留学をサポートしてくれそうかを判断するには、実際にカウンセラーと話してみるのが一番です。