「無料で留学って本当にできるの!?」
いつか留学したい!と考えていても「お金」のことが頭をよぎって、日本にいる方も多いのではないでしょうか?
実は、留学費用をほとんどかけずに留学する方法がいくつかあります。
今回は、社会人・大学生向けのさまざまな無料で留学する方法をまとめました。以下で詳しくご紹介します。
無料になるもの、ならないもの、実際にかかる費用
「無料留学」といっても、実際にすべてが無料になる募集は数が少なく、実際は初期費用が必要になります。
初期費用というのは具体的には、次のような費用が必要になります。
空港送迎
ビザ取得費
現地では、水道光熱費や通信費、食費、お小遣いなどが必要なので、多くのケースでは完全に0円で渡航できるわけではありません。渡航先や渡航期間にもよりますが、初期費用として10〜40万円前後は必要だということをはじめに理解しておきましょう。
あくまで英語学習に関わる費用や、宿泊費がゼロ円になる無料留学だということを理解しておきましょう。
無料で留学できる方法10選
ここからは厳選した「無料留学」の方法10選をお伝えします。
中には「学費・滞在費・ビザ取得費・生活費 (水道・光熱費込み)・食費・渡航費もすべて無料」という驚きの方法も紹介しますので、最後までぜひご覧ください。
- コールセンター(フィリピン)
- 語学学校インターン
- インフルエンサー留学
- ネイティブキャンプ海外インターン
- リゾートバイトで国内留学(アルファリゾート、ZERO)
- キャンペーン企画
- 奨学金制度を利用する
- カナダで働きながら学ぶ
- オーストラリアで働きながら学ぶ
- 就職前提のIT×英語留学
通年募集のものから募集期間や募集人数が限られているものもありますので参考にしてください。興味があるものが見つかりましたら、早めに問い合わせすることをおすすめします!
1. コールセンター業務で留学費が無料
フィリピン・セブ島にある語学学校アーグスでは、現地のコールセンターで働いた分を留学費用に充当する仕組みの「0円留学」ができます。
期間は3カ月からで、学費とホテル代(複数人部屋の場合)が無料になりますが、食費は自己負担になります。
ただし、留学期間によっては「宿泊費・学費・諸経費(空港お迎え代、水道・光熱費、教材費、管理費)」をすべて無料にすることが可能です。
週5日×1日6時間のコールセンター業務と1日4時間のマンツーマンレッスンが受けられます。
学校は、セブ島の中でもビジネスの中心街と呼ばれるビジネスパークにあります。同じビル内に日本領事館も入っているので大変安心です。
仕事の内容は、日本の大手企業の業務受託による日本語での電話対応です。日本人の顧客対応なので英語力が低くても応募できます。また、就業時間内にしっかり研修があるのでコールセンター未経験者でも問題なくお仕事できます。
滞在先は、基本的にアーグス提携のホテルの複数人部屋になります。ホテルなので、ドミトリーや一般的な学生寮と違って清潔な環境がキープされていて、セキュリティも万全です。
寮から徒歩5分ほどの近さに大型スーパーや日本食屋などがあるので食事や日用品の購入にも困りません。他の人と部屋をシェアしたくない方やどうしても一人部屋がいいという方は、追加費用を支払って一人部屋に変更することも可能です。
2. 語学学校インターンで留学費が無料
語学学校インターンでは、留学先の語学学校のインターンとして働きます。英語の授業を3時間程度受けることができて、授業の前後は学校の業務などで4時間程度働くという仕組みです。
インターンとして語学学校で働いた分を、留学費用に充当する仕組みの無料留学です。
語学学校によっては、従来の留学で必要となる「宿泊費・学費・水道・光熱費、教材費」に相当する費用を無料にすることができますが、ビザ費用は自己負担が一般的です。
詳しい仕事の内容ですが、語学学校のマネージメント業務やマーケティング業務が中心です。留学生対応や空港送迎付き添いなどの他、学校の告知活動、SNS更新、エージェント対応などが加わるケースもあります。
1日3時間前後のマンツーマンレッスンが受けられますが、現地スタッフとのやりとりが多いため英語力が全くない場合は難しいでしょう。
業務上英語を使う機会が多く、自分の留学経験を活かすことができるので留学経験者におすすめです。
フィリピンの場合は1カ月程度から可能ですが、欧米諸国では2ヵ月程度からが基本で短期の募集は少ない傾向です。
この方法で留学する場合、英語力が必要だと書きましたが、フィリピンの語学学校の場合は日本人の留学生対応で日本語での業務も多くなるため、欧米諸国よりも英語力が低くても問題にならないケースもあります。
基本的に、欧米諸国ではビジネスレベルの語学力を求められるため難易度が高くなります。
また、フィリピンの語学学校の場合は寮が完備されていて食費や光熱費も無料になるケースも多いですが、欧米諸国では滞在先の確保や滞在費、食費は自己負担の場合がほとんどです。
3. インフルエンサー留学で留学費が無料
インフルエンサー留学とは、ブログ、YouTube、Instagram、Twitter、TikTokなどで一定数以上のフォロワーがいるインフルエンサーに、海外留学を無料で体験してもらって発信してもらう仕組みの留学です。
インフルエンサーの仕事として、1ヶ月程度の留学を無料で体験するかわりに留学の様子や現地での生活の様子をSNSに投稿して、留学をPRしてもらいます。
国によって異なりますが、1ヶ月の留学費用というと安いと言われる東南アジアでも20万円ほど必要ですし、アメリカやヨーロッパなどでは50万円以上のお金が必要になりますので、この留学費用が無料になるプランは大きな魅力です。
多くのプランで授業料、入学金、教材費、滞在費、安全サポート、諸経費が含まれているので、インフルエンサー自身が用意するのは航空券、海外旅行保険や現地で支払う諸経費(国や学校によって異なる)のみで大丈夫です。
ブログやHPを運営していたり、twitterやyoutubeなどでフォロワーに支持されるような影響力のある方はぜひ挑戦してみてください!人生を変える経験ができるかもしれません。
4. オンライン英会話スクールの海外インターンで無料
オンライン英会話として大人気の「ネイティブキャンプ」では年間を通してインターン生を募集しています。
海外での実務経験と英語力で海外就職・転職にとても有利なプログラムで、英語を学ぶだけでなく、オンライン英会話の運営に携わることで社会勉強にもなります。
このインターンの仕事内容は、1日4時間のオンライン英会話の運営の手伝いです。具体的には、サポートセンターの補助、カウンセラー業務の補助、講師教育の補助ブログ作成、社内レクリエーションの企画などになります。
留学に必要な費用(英会話レッスン代、宿泊代、ビザ取得代、食事代など)を会社が負担してくれるので、インターン生の負担は往復エアチケット代、滞在中のお小遣いのみです。
語学学習(1日4時間)はマンツーマンレッスンで、ネイティブキャンプでも大人気のカランメソッドのクラスやビジネス英会話、TOEICコースも受講することが可能です。
滞在先は、会社寮(アパート)で、複数のインターンと共同生活になります。日本人社員・インターンを含めて20名以上滞在しているので、困ったことがあった際には気軽に相談しやすい環境です。
オフィスの近くには、スーパー、レストラン、マッサージ屋さんがたくさんあり、ショッピングモールも近いです。
5. リゾートバイトで国内留学が無料
リゾートバイトで国内留学する方法と海外留学する方法があります。
国内留学の場合は、北海道から沖縄まで外国人観光客の多いリゾート地で1〜3ヶ月間住み込みで働いて効率的に留学費用を貯めて留学を実現する方法です。
例えば、時給1,300円でリゾートバイトをすると月収25万円ほどが見込めます。就労期間中はホテルに住み込みして食事付きで働けることが多いため、出費を抑えることが可能です。
仮に月5万円ほどの支出があったとしても、1ヶ月あたり20万円程度の貯金が可能です。目安ですが、リゾートバイトで2ヶ月程度働くことで、フィリピン留学に3ヶ月ほど行くことができます。※一般的なフィリピン留学、3ヵ月の留学費用を約40万円として。時期や条件などによって異なります。
リゾートホテルには社員寮が用意されているので宿泊費、水道光熱費などが無料、食事も付くので生活費がかからずに、効率的に留学費用を準備することができます。
そして、外国人観光客の接客で生きた英会話をマスターすることができます。
例えば、北海道のニセコは最近では「日本にある外国」と言われるように、ニセコの街を歩いていると日本人より外国人が多い!?と感じるほど、外国人観光客が数多く訪問します。
お店に入るとまず英語で話しかけられるという文化が馴染んでいるグローバルな環境なので、国内留学先としても近年人気が高まっています。リゾートバイトの前後に英会話を学べるプランもあるので、ぜひ活用して英語力を日本でアップさせましょう。
6. 無料で留学できるキャンペーン企画
これは、語学学校や留学エージェントの留学費用が無料になるオリジナル企画に応募・参加する方法です。
最近のものでは、大谷翔平選手の留学奨学金があります。全ての費用がかからないわけではありませんが、このようなキャンペーンを上手く利用すると授業料を節約できるので、同じ予算でも留学期間を延ばしたり有意義に使うことができるのが魅力です。
期間や対象になるコースなどが決まっていることも多いので、利用を検討している方はこまめにチェックしましょう。
7. 奨学金制度を利用する
冒頭でお伝えした「学費・滞在費・ビザ取得費・生活費 (水道・光熱費込み)・食費・渡航費もすべて無料」となるのが、この奨学金制度を利用する方法です。
「給付型奨学金」は、留学費用の全額を支給してくれるものから学費のみなど一部を支給してくれるものなど多様です。返す必要がある「貸与型奨学金」もあります。
ただし、奨学金給付の対象範囲は制度によって異なるので注意が必要です!
「語学研修」のみを対象とした奨学金は数が少ないので、語学研修も目的に含めた長期的な留学プランにすると奨学金の幅が広がります。審査も条件も厳しいですし、奨学金の給付対象者になるのにはハードルが高いのですが、チャレンジする価値は大いにあります。
ここでは、語学研修が目的でも応募できる奨学金(下記◎印)と、◎以外のものは語学研修以外で申請できる奨学金の一部をご紹介します。掲載している奨学金の対象者や支給条件などはさまざまです。また、この他にも奨学金はあるので、ぜひ利用できる制度を探して活用してください!
日本政府や日本の関連機関が行っている給付型奨学金制度には、下記のようなものがあります。
JASSO(貸与型もあり)
経団連グローバル人材育成スカラーシップ奨学金
海外留学支援制度(大学院学位取得型)
海外留学支援制度(大学学位取得型)
海外留学支援制度(協定派遣)
JAPAN-IMFスカラシップ・プログラム
日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度
高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金
ヴァニエ・カナダ大学院奨学金
日本政府(文部科学省)奨学金留学生
文部科学省日本語・日本文化研修留学生
文部科学省研究留学生
JETプログラム (JAPAN EXCHANGE AND TEACHING PROGRAM)
国際交流基金による各種公募助成プログラム
また、留学先国が実施している留学支援制度には、下記のようなものがあります。
◎デンマーク政府 留学生対象奨学金・夏期デンマーク語コース奨学金
◎大韓民国政府奨学金
◎中国政府奨学金
◎台湾教育省華語文奨学金
◎ハンガリー政府奨学金
◎ブルガリア夏季ブルガリア語集中コース奨学金
スイス政府 留学生対象奨学金
フランス政府給費留学生制度
ポーランド政府 留学生対象奨学金
フィンランド政府 留学生対象奨学金(CIMO)
チーヴニング奨学金
ドイツ学術交流会(Der Deutsche Akademische Austauschdienst)
その他、各都道府県や市町村の地方自治体が行っている留学支援制度や財団の奨学金などを利用することも検討してみましょう。下記にいくつか地方自治体および財団の留学支援制度をご紹介します。
◎埼玉県・オハイオ州スカラシップ 〈集中英語・学部・大学院留学コース〉
◎フィンドレー大学(アメリカ・オハイオ州)福井県奨学生
◎「埼玉発世界行き」奨学金支給制度
◎広島県教育委員会高校生海外留学助成事業
◎広島県高等学校等奨学金(留学奨学金)
◎飯塚毅育英会 海外留学支援奨学生
◎松本・土井アイリン海外留学助成金
◎佐賀県高校生海外留学等助成事業金
◎公益財団法人 ぐんま赤尾奨学財団
◎埼玉県・クイーンズランド州スカラシップ
IBPグローバル留学奨学金
戸田市(埼玉県)海外留学奨学基金
山梨県アイオワ姉妹友好地域特別奨学金
四日市市科学教育奨学金
ヒロシマ・スカラシップ
広島県未来チャレンジ資金
福岡県アンビシャス外国留学奨学金
8. ワーホリ:カナダで働きながら学ぶ
世界2番目の国土を誇るカナダは、広大な大地と雄大な自然が魅力の国で、四季折々の過ごし方を楽しむことができます。
多民族国家のカナダでは移民が多く、人々は協調性を大切にして暮らす温かい国民性です。様々なバックグラウンドを持つ人々が仲良く暮らす国なので、留学生を受け入れやすい環境や雰囲気があります。
そんなカナダですが、実は日本よりも最低賃金が高いことで知られています。カナダでCoopプログラムやワーキングホリデービザを取得して働いた給料で、語学学校の学費や渡航費などを支払うことで実質タダになる方法です。
就労する時間や語学学校に通う期間にもよりますが、最低賃金が高くチップ文化のあるカナダなら、語学の勉強をしながら生活費や滞在費を稼ぐことが可能です。
※ただし、語学学校に就学できる期間は限られています。
現在、留学エージェント「スマ留」でカナダ就労プログラム限定ワーホリプランの参加者を募集中です。
紹介予定先の中には、カナダでは誰もが知っている有名な高級レストランやブランドショップや世界展開のチェーン店などがあります。語学を磨きながら高級レストランなどで学べるホスピタリティやビジネススキルは、帰国後のキャリアに活かすこともできるでしょう。
9. ワーホリ:オーストラリアで働きながら学ぶ
人も気候もあたたかいオーストラリアは、旅行先としても留学先としても大変人気の国です。多くの日本人がオーストラリアで仕事も遊びも楽しんでいます。
カナダ留学同様、ワーキングホリデービザを取得してオーストラリアのホテルやレストランなどで働いた給料で語学学校の学費や渡航費などを支払うことで実質タダになる方法です。
ワーキングホリデーで行ける国の中でも、オーストラリアの時給は特に高額なので人気があります。
給与だけでなく英語圏で仕事経験を積むことができるので、ビジネスで通じる英語力やホスピタリティ、洗練されたサービス技術を学ぶことができます。
また、オーストラリアでは住み込みで家事や子供のお世話を手伝う代わりに、家賃や食費がタダになる「オーペア/オペア留学」も人気です。
こちらの留学エージェントでは、留学前の準備期間を利用して提携している海外留学支援をしている国内企業で仕事をすることで、企業から海外留学支援金としてキャンペーン対象校の学費(最長8週)を最大100%援助してもらえるものになります。
国内での仕事なら英語力がまだ足りない状態でも安心して挑戦できますね。
10. 就職前提のIT×英語留学
急激なIT化が進む昨今、世界中でIT人材が不足しています。英語だけでなくITスキルもあると就職の選択肢はぐっと広がり、高収入を得られるチャンスにつながります。
日本でITスキルを学ぼうとするとかなりのコストがかかってしまいますが、このIT×英語留学なら心配無用です。
IT人材が不足している企業が研修費用を負担してくれる方法なので、プログラム終了後は支援企業に就職しなければならないという条件がありますが、IT業界志望者にはまさにベストなプログラムです!
1ヶ月程度のフィリピン留学で英語力を伸ばしてから、現地または帰国してIT研修を受けるパターンか、そのままフィリピンで英語やプログラミングを学びITエンジニアとして活躍するための基礎スキルを習得するパターンが主流です。
学習内容はネットワーク基礎、サーバ基礎、クラウド基礎(Amazon Web Service)、ビジネスマナー基礎など。1日8時間授業(昼休憩1時間)、週5日(月〜金)のカリキュラムで、2〜3ヵ月で就職まで進むのが基本的なスタイルです。
*コロナ前まではセブ島でありましたが、現在は不明。
無料留学のメリット・デメリット
ただより怖いものはない、と言いますが、この無料留学にはメリットだけでなく、デメリットもあります。両面をまとめてみました。
メリット1:留学費用を大幅に抑えられる!
最大のメリットは、留学費用を大幅に抑えられることです!
留学費用の大半を占めるのは「学費」です。この学費を、企業インターンとしてコールセンター業務や語学学校業務で働いた分やリゾートバイトで稼いだお金を充当することで、留学費用をかなり抑えることができます。
働き方によっては社員寮に無料で滞在できたり、食事付きだったり、渡航費や光熱費までも会社が負担してくれる募集もあります。このようなところを選べば、現地で必要になるお金はお小遣いやビザの費用などになります。
通常の留学で、月に授業料や生活費で30万〜40万円ほどかかっていたものを無料にできるということは、「留学したいけどお金がない」「アルバイトで留学費用を貯めることができない」という方にも嬉しい選択肢ですね。
メリット2:海外就労経験ができる
海外や国内で英語を日常的に使う環境で働く経験は、留学の次のステップに「海外で働く」「外資系企業に就職する」など目標とする方にとって、充実した経験になります。
就職を控えた大学生や転職のための休職中の社会人などがインターンに応募してくることが多いです。
語学学校やホテルの業務は、日本人スタッフ以外にも多国籍のスタッフがいることが多いので、日常的なコミュニケーションはもちろん英語になります。グローバルな環境で、多様性を尊重した上で業務を行う就労経験を積むことは就職活動に役立つでしょう。
また、コールセンター業務では基本的なビジネスマナーが身につきますし、チーム業務に取り組むことがあれば運営方法などを学ぶことができるので、ビジネススキルを磨くことができます。
デメリット1:英語学習の機会が少なく、英語力があまり伸びなかった
語学の習得を一番の目的にしている場合、無料留学では不満に感じる方が多いようです。
それは、正規料金を支払って留学する方と比べると、実際に授業を受けられる時間数も予習復習に充てられる時間も減ることで、残念ながら結果的に英語力が伸びないケースが多いからです。
多くの場合、午前中に授業を受けて、午後から夕方までインターンシップとして働くというスケジュールです。1日4時間程度のレッスンしか受けられないので、通常の留学生と比べると授業時間数は半分になってしまいます。
そして、午後は仕事に時間を使わなければいけないので、語学学習で一番大切な予習復習の自主学習がおろそかになってしまいがちです。
デメリット2:生活費までが無料になるわけではないので、留学費用の用意が必要
滞在費と学費が無料になっても、食費が必要になる場合があります。
例えば、0円留学が人気のセブ島ではコロナ後の物価が高騰していると言われています。留学生がよく利用する中心エリアにあるショッピングモールで外食すると1人2,000円ほどかかることが珍しくありません。
留学中の娯楽費や交際費などは個人で調整しやすい項目ですが、食費は自炊をしない限りなかなか調整することが難しい項目です。予想していたよりも食費がかかることがありますので、現地の物価を事前に調べて予算をしっかり立てましょう。
デメリット3:滞在先の社員寮が複数人部屋で、リラックスができなかった/ストレスが溜まった
滞在費が無料になるケースでは、個室ではなく複数人で部屋をシェアするスタイルが多いです。
そのため、学校、仕事と終わった一日をゆっくり部屋で過ごしたいと思っても、他に人が同じ部屋にいるのでリラックスできずストレスになってしまう方もいます。
プランによっては、追加料金を支払うことで個室に変更できる場合もあります。短くはない留学期間ですので、ストレスを少なく過ごすためにも事前にどのような場所に滞在するのか、必ず確認しておきましょう。
デメリット4:途中で帰国しようとしたら違約金が必要になった
何らかの理由で、留学期間を繰り上げて帰国したいとなったときに「違約金」が発生する場合があります。
学費や滞在費などが無料になるからには働くことで一定の対価となりますので、途中で留学を中断させてしまうことは先方に迷惑となるばかりか、違約金の支払いが必要になることがあります。万が一のケースに備えて、事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ:無料留学は制限も多いことを理解しておこう
「無料留学」という言葉だけに惑わされずに、しっかりと内容やその他に必要となる費用、どのように勉強できるのか比べてみましょう。
自分にとってどの方法がベストなのかじっくり検討してみてくださいね。
→スマ留(スマ留学)の特徴を徹底解説!口コミ評判もご紹介します