アジアの国で、「英語で仕事をしたい」「英語を学びたい」という場合、フィリピンを検討する方も多いのではないでしょうか?
海外で働きながら学びたい方におすすめなのが、ワーキング・ホリデー制度ですが、残念ながらフィリピンにワーホリはありません。なぜなら現地の就職率が悪く、人口も多いため海外からの労働者が必要ないからです。むしろ、求職者で溢れている状況です。
そんなフィリピンでワーホリを利用して働きたいと思っていた方に、代替案を4つご紹介していきたいと思います。
ワーホリを利用したい方や、フィリピンで働きたい方に、それぞれおすすめの方法があります!
1. 英語を使ってワーホリしたい方
英語を使ってワーホリをしたい方であれば、日本から比較的近いオーストラリアがおすすめです。
もちろんオーストラリアへダイレクトに渡ってしまっても良いのですが、コストを抑えたいという場合には、フィリピンに短期間留学をして英語力をアップさせたあとに、オーストラリアへ行く方法があります。
学校にもよりますが、日本人留学生の1割〜3割ぐらいがこの方法をとっており、フィリピン留学の後の渡豪というこの流れはメジャーになってきています。
オーストラリアは物価が高いのでダイレクトにオーストラリアで語学留学をするよりも、例えばフィリピン留学2ヶ月のあとにオーストラリアへ渡り、ワーホリで語学学校へ1ヶ月通い仕事をスタートさせる流れの方がコストを抑えることができます。
フィリピン以外のアジアの英語圏ではシンガポールやマレーシアがありますが、両方ともワーホリはできないため、ワーホリという制度を使いたい方は、ぜひアジアでの語学留学からオーストラリアでのワーホリを検討してみてください。
2. フィリピンで働きたい方
ワーホリという制度を利用することにこだわりはなく、とにかくフィリピンという国で働きたい!という方におすすめの職業をご紹介していきます。
①語学学校でインターンとして働く
フィリピンの語学学校では半日インターンとして勤務すると、1日2〜4時間程度のレッスン費用、滞在費、食費などを語学学校側が負担してくれる制度があります。
学校によって条件は異なりますが、多くの場合6ヶ月以上留学する学生が対象となっています。
インターン業務の内容は、日本人留学生のサポートや学校の広報活動のお手伝いなどとなっており、英語を勉強したいけれど費用面が不安で語学留学ができないという方におすすめの方法です。
注意点としては、インターン業務をしている最中は英語を使う機会が少ない学校も多いということです。日本語での仕事が多いので実際にはインターン中は英語漬けではありません。あくまでレッスンに期待しましょう。
②コールセンターで業務を行う
コールセンターで受付業務やテレアポ営業といった日本語での業務を半日行うと、授業料と滞在費が0円になるといった留学プランがあります。
こちらの仕事は、日本語で行うことができるため、英語に不安を感じる方や、日本語しか話せない方に特におすすめです。
上述のインターンと同様に、半日勤務すると1日2〜4時間程度のレッスンを受けられ、寮費や食費などの滞在費が負担されます。
ただし、日本語での業務になるので英会話力の向上を目的とする場合は効果が薄く、英語を使って働きたいという方にはおすすめできません。
③現地求人を見つけて働く
コロナが収束に向かったことで、観光だけでなくフィリピンへ進出する企業も増えてきています。
もともと英語力に自信のある方や、フィリピン留学で英語力を鍛えた方であれば、現地求人の中からも選択できる仕事が多くあります。
注意点として、現地就職は給料が現地価格の場合も多いので確認してみてください。
④現地でIT就職やオフショア
先ほどご紹介した現地求人の中でも比較的高額の給料をもらうことができる可能性が高い分野がITです。
こちらは、あらかじめITのスキルがあることが重要になってきますので、IT留学を事前にしておくことをおすすめします。
IT留学はアジアではフィリピンやインドが人気ですので、フィリピンにIT留学をしてそのまま現地で就職という流れも良いかもしれません。
まとめ
以上、フィリピンでワーホリをしたかった!という方への代替案でした。
ワーホリが利用できる国の選択肢を変えることも一つのアプローチです。また、ワーキングホリデーには年齢制限があるため、30代以上で海外での仕事と学習を組み合わせたい方には、フィリピンの語学学校でのインターンシップやコールセンターでの経験が非常におすすめです。
また、現地就職は仕事で通用する英語力やスキルをすでにお持ちの方や身につけたあとにチャレンジできる方法ですので、ご自身の状況にあった方法を選択してみてくださいね!
まずは留学エージェントに相談してみてください。フィリピンで働く以外の選択肢も紹介してくれますよ!
その際はフィリピンにもオフィスがある留学エージェント「スマ留」に相談するのがおすすめです。