TOEIC受験に初めて挑戦する方、勉強を開始して間もない方におすすめのスマホアプリを12個(無料・有料)をご紹介します。
就職活動、会社の昇進にTOEICが必要だが勉強方法が分からない、なかなか時間をとって勉強することができない、参考書を買ったものの学習が進まない、という悩みを抱えている方は多いかと思います。
そんな方にはゲーム感覚で学習を進めることができ、通学・通勤時間等の隙間時間に学習できるスマホアプリで勉強するのがぴったり!
口コミと合わせて、学習の目的・効果別に以下で詳しく解説します。
TOEICの各partを満遍なく勉強するならこれ!
TOEICはListeningとReadingの大きく2つで構成されており、中でもPart1~4がListening問題、Part5~7がReading問題となっています。
2時間以内にこれらのPart全てを回答し終える必要があるため、まずは全パートを解いてみて試験の流れを把握すること、問題形式に慣れることをおすすめします。
TOEICの点数を決めるのは問題形式の慣れ、と言っても過言ではありません。実際、留学経験があり英語には自信がある筆者の知人も、初めてTOEICを受けた際は最後まで解き終わらなかった、と言っていました。
こちらの4つのアプリの中で自分に合ったものを見つけ、TOEICの問題形式・流れを掴んでみてください。
【PR】英語力を抜本的に向上させる「スタディサプリENGLISH TOEIC」【有料】
続いておすすめなのが「スタディサプリ ENGLISH TOEIC」です。最短2分で学習することができ、まとまった学習時間を取れない方にはぴったり。このアプリだけでリスニング問題、読解問題、文法問題と全てのカテゴリを網羅しています。
ついついサボってしまう、という方も、自分の学習回数・学習時間をアプリ上で確認できるのでやる気が途切れることなく継続学習が可能です。
英語に苦手意識がある、中学・高校を忘れてしまった、という方も基礎から英語を学び直すことができ、単にTOEICの点数だけが上がる、という学習ではなく、総合的に英語力が伸びるような仕組みになっています。
ベーシックプランは月額3278円(税込・2024年1月時点)と有料ですが、TOEICの点数アップを目指す方、ビジネス英語を習得したい方全てにおすすめのアプリです。
また、6か月、1年など一括で支払いをするとさらにお得な料金で利用できます。
それでも学習を継続する自信がない方には「パーソナルコーチプラン」も用意されています。コーチが学習のマイルストーンを作成し、毎週課題を出して学習進捗を確認してくれます。自分に合ったプランを選んで学習することができます。
有料版にお金を払うのは勇気が要る、という方も大丈夫。7日間の無料お試しが可能なので、自分に合ったアプリか事前に確認してみてください。
TOEIC800点以下なら誰でも有効。
各レベルにあわせて、トレーニングができます。学習の仕方としては、初心者であれば、文法のコースがあるので文法からマスターしつつ実践練習を行う。
中級者以上であれば、実践練習から行い、その後、TOEICの本番さながらの200問の設問が20種類あるので、そちらを解いていく。(※実践練習で各パートの勉強方法、解き方のコツの動画が見れます。)
手軽に繰り返し学習できるので、時間を有効利用でき、よく出る表現などが反復で自然と覚えられます。またどうしてもわからない部分があれば、アプリ内でコーチを受けられるので、サポートも充実しています。
所属する会社でTOEIC試験が一年に一度、受験を義務付けられているのですが、得点が伸びなったので、このアプリでコーチを受けて学習を始めたところ、905点まで伸ばすことができました。
まずはこのアプリから気軽に学習「TOEIC公式コンテンツ」【無料】
まずおすすめなのが「TOEIC公式コンテンツ」です。TOEICの運営を行なっているIIBC (一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が提供している公式アプリで、TOEIC各Partの学習を無料で進めることができます。
中でもおすすめの機能が「今日のフレーズ」です。TOEICで頻出のフレーズが毎日クイズ形式で出題され、コツコツと隙間時間で勉強していくことが可能です。公式アプリのため、最新の試験情報を反映しているのも嬉しいところ。
どのアプリを入れれば良いか分からない、という方はぜひ一度インストールしてみてください。
問題数をこなして出題形式に慣れるなら「トレーニングTOEICテスト」【無料】
演習をとにかくこなして問題形式に慣れ、点数を伸ばしたいという方にオススメなのが「トレーニングTOEICテスト」です。実は筆者もこのアプリで学習し、初受験から半年で点数を100点以上伸ばすことができました。
TOEICの新形式にも対応しており、ListeningとReadingで合わせて800問以上が収録されています。
修正アップデートも適度にされていて、利便性が上がっているように思います。私の場合は単語帳替わりに利用しているので、こちらの方でとても満足しています。リスニング、文法、読解の問題量も多く、全問題解説付きなのも親切設計。無料でこのレベルはかなりお勧めできます。
特に文法問題などは解説もわかりやすく、自分がどの問題を解いたか、何回解いたかわかるで便利です。私は今週はこの問題を何回やると目標を立てて活用していました。
疲れて長文を読みたくない時は、単語をひたすらやったりもできるのでお勧めです。リスニングも、少し英語に訛りのある人が話していたりして良かったです。
初学者にもおすすめの「はじめてのTOEIC問題集」【無料】
その名の通り、初めてTOEICを受ける方にもおすすめなのが「はじめてのTOEIC問題集」です。ListeningとReadingに加えて単語問題も収録されており、なんと収録問題数は2000問を超えます。
各Part別に攻略方法も記載されているので、戦略的に学習を進めることが可能です。また、嬉しいのがターゲットスコア別に出題される英単語問題です。
TOEICでは目指すスコアによって必要なボキャブラリー数や単語の難易度が異なるため、このアプリで自分の目指すスコアに必要な単語のレベルを知ることをオススメします。
全ての無料で学習可能なため、いきなりお金をかけて学習する勇気はない、という方は一度このアプリを入れてみると良いかもしれません。
part毎に集中して学習できるアプリ
ここまでTOEICの各Partを満遍なく学習するのにおすすめのアプリをご紹介しましたが、続いて苦手なPartに特化して効果的に学習するためのアプリをご紹介します。
TOEICの特徴として、自分の苦手分野・得意分野で獲得できるスコアに大きな差があり、1人1人苦手なPartは異なる、ということが挙げられます。
各Partを満遍なく学習できるアプリで試験全体の流れを掴んだ後、自分の苦手なPartが分かってきた、という方はぜひ1つのPartに特化したアプリで弱点を克服していってみてください。
苦手な方が多いPartに特化した「TOEIC part5 問題集」【無料】
その名の通り、TOEICのPart 5のみに特化した学習アプリ。TOEICのReadingには長文穴埋め問題・短文穴埋め問題・長文読解があり、Part5では短い文章を読んで空欄に当てはまる単語・熟語を4つの選択肢から選ぶ必要があります。
慣用的な表現も多々あり、苦手とする人は多いものの演習すればするほど点数が上がるのがPart 5です。実は筆者もPart5が一番の苦手分野でしたが、このアプリを使って学習してTOEICに頻出の表現を叩き込み、本番試験ではReadingで475点を取ることができました。
試験まで時間がないがとにかく少しでも点数を伸ばしたい、という方はまずPart5の学習を重点的に実施してみると良いかもしれません。
Listening for the TOEIC Test 【無料】
日本人のTOEIC受験者の多くが「自信がない」と語るListeningパート。「留学経験もないし、これまで英語を話したり聞いたりした経験もないから諦める」と話していた知人もいました。
しかし、TOEICのListeningパートは演習をこなしてコツさえ掴めば何を言っているか聞こえてくるようになります。
また、単純に英語のリスニング力が高ければ高得点を取れる、というわけでもないのがTOEICの特徴です。Listeningパートに特化したこのアプリで学習し、短い試験時間内で効率良くListening問題を捌く練習をしていきましょう。
全ての問題を無料で解くことができ、Part1の「写真描写問題」、Part2の「応答問題」、Part3の「会話問題」、Part4の「説明文」とListeningパートの各分野を集中的に学習していくことが可能です。
TOEIC頻出単語特化型のアプリ
ここまで、TOEICの問題形式に沿った学習をできるアプリをご紹介してきましたが、TOEIC学習を進める上で欠かせないのが「単語力」です。
TOEICはビジネス英語の割合が多い試験のため、問題文に登場する単語も受験英語とは異なる部分があります。単語特化型のアプリを使ってスコアアップの基礎となる「単語力」を強化しましょう。
英語アプリmikan 【一部有料】
いくつか搭載された英単語学習教材から自分が学習したいものを選び、クイズ形式で学習を進められるのが「mikan」です。30秒で10単語も学ぶことができるため、ついSNSを見てしまうちょっとした隙間時間を単語学習に充てることができます。
アプリが各問題に対する自分の正誤を記録してくれて、間違えた問題を後から復習することも可能です。単語学習において、反復学習は必要不可欠。可愛らしいキャラクターが学習を後押ししてくれます。
有料のプラン「mikan PRO」で機能を追加し、学習時間・学習した単語数を明確にし、学習モチベーションの維持も可能です。
比較的自分はリスニングが得意で、単語の意味がわからず、リーディングが苦手なので、そういった方におすすめです。
学習方法としては電車に乗っている時間や、起きてすぐ、寝る前などのちょっとした時間を見つけては行う、というのをしています。ゲーム感覚でできるのでおすすめです。
ただ、本腰入れて学習するならやはり過去問等の実践問題を使います。ですので先に述べましたが、ゲーム感覚として隙間時間の有効活用で単語力を少しでも身につけるために用いるのが良いと思います。
目標スコアに合わせた単語学習なら「最重要英単語 for the TOEIC® TEST」【無料】
目指すスコア毎に異なる単語問題を選択できるのが「最重要英単語 for the TOEIC® TEST」です。
TOEIC600点、730点、860点と3段階の目標スコアに合わせた問題があるため、まずは一番簡単な600点の問題から、次に730点の問題、と徐々にレベルを上げていくのがおすすめです。
その他のおすすめTOEICアプリ
TOEIC Test Part7 模擬試験960問
Reading Sectionのなかでも、最難関、長文読解のPart 7をひたすら集めた模擬試験アプリです。リスニングと同じく、リーディングも慣れが大切。
ビジネスメールなど特殊なマナーの中で書かれている文章も多いので、数をこなすのが近道です。
そのうちに、どこに重要なポイントが書いてあるのかわかってくるようになります。そうしたらもう高得点は目の前。日々の学習に取り入れてくださいね。
abceed
Appストア・Google play共にランキング上位の人気英語教材アプリ。なんと人気の英語教材207冊分が収録されています。
このアプリの特徴はAIが搭載されており、AIがTOEICのスコアを予測したり、1日30問、ユーザーそれぞれにとって最適な問題をAIが選んでくれるサービスも。
単語クイズ、長文読解、リーディングなど豊富なメニューがあり、教材音声も利用可能でリスニングにもぴったり。
このアプリで測れる予測スコアは本番との誤差が6%とのことなので、概ね信用できると思います。また、リスニング音源は全て無料でダウンロードできます。ですので、リスニング力を強化したい方には特にオススメです。単語の聞き流しもできるので、他のことをしながら効率的に勉強できます。
テキストはアプリで購入することもできるので、電車などでの移動中にも聴けるところがおすすめです。スキマ時間に少しづつ進められることもよかったポイントです。リスニングを伸ばしたい人におすすめのアプリです。