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留学マナビジン英語資格VERSANT英語資格試験【VERSANT】で目標設定を!日本人平均、海外赴任のスコア目安付き

英語資格試験【VERSANT】で目標設定を!日本人平均、海外赴任のスコア目安付き

TOEICやTOEFL、英検など色々な英語の資格試験が現在存在しています。そんな英語の資格試験の1つであり、最近知名度を上げてきているのが「VERSANT(ヴァーサント)」です。

「VERSANTってどういった資格なの?試験内容は?」
「VERSANTでハイスコアを取れば、どんなメリットがあるの?」

本記事では、こういったお悩みを解決していきます。

この記事を読み終わった時には、あなたも「VERSANT」について完璧に理解できるでしょう!

VERSANT(ヴァーサント)とは

「VERSANT」はイギリスのロンドンに本部を置く、ピアソンという会社で開発された英語の試験となります。他の英語の試験(TOEICや英検など)と大きく異なるポイントは、高度な言語認識、自動採点システムが用いられている点にあります。

すなわち、試験場に赴く必要はなく、スマホやパソコンがあれば、どこにいても試験を受けることが可能です。

国内外の企業で、採用の際、英語力の証明に用いられれている他、米国防総省でも用いられている精度の高い試験となっています。

昨今、知名度ともに受講者数も増加してきました。

VERSANTのテスト試験科目

VERSANTでは、以下3種類のテストを受講することができます。

「スピーキングテスト」
「ライティングテスト」
「プレイスメントテスト」

スピーキングテスト、ライティングテストは名前の通り、スピーキング力とライティング力をそれぞれ計測するための試験です。

一方、プレスメントテストは4技能(スピーキング、ライティング、リーディング、リスニング)を組み合わせたテストになっています。

VERSANTでは、1の「スピーキングテスト」が最も受講数が多く、メインとなっています。そのため、本記事ではスピーキングテストに焦点を当て紹介していきます。

スピーキングテストの試験時間は20分、出題数は63問、6つのパートに分かれています。

・音読8問
・復唱16問
・質問24問
・文の構成10問
・ストーリーテリング3問
・自由回答2問

これら全て、流れてくる質問を聞き取りその場で答えていく必要があります。そのため、スピーキング力だけでなく、問題を正確に聞き取る力「リスニング力」もVERSANTには求められるのです。

VERSANTを受ける4つのメリット

VERSANTを受験することで得られるメリットは、全てで4つ存在しています。

・24時間どこにいても受講ができる
・スコアをすぐに確認できる
・世界標準
・客観的な採点

1つずつ詳細を踏まえ、紹介していきます。

メリット① 24時間どこにいても受講ができる

VERSANTのテストは、いつでもどこにいても受講することができます。

多くの英語の試験では、試験場があり、試験時間も明確に定められていますよね?

それと違いVERSANTのテストは、インターネット上で完結するため試験場はありません。あなたが1番集中できる場所で、試験を受けることができます。また、試験時間も24時間いつでも大丈夫ですので、ほんの少しの空き時間(20分)さえあれば問題ありません。

感染症の影響もあり、TOEICなどの試験がなかなか受講できないという問題がありました。

ですが、VERSANTならいつでも受験可能です。

メリット② スコアをすぐに確認できる

VERSANTの採点は人が行うのではなく、全てピアソンが開発したAIにより行われます。

そのため、テスト終了後、ものの数分で試験結果を知ることができるんです。

英語の試験に限らず、何らかの資格試験を受ければその結果が出るまで2週間〜ヶ月ほどかかってしまいます。その理由は、人の手により採点されているためです。

VERSANTのAI採点は精度も高く、その上、結果が出るまでも時間がかかりません。すぐに結果が知りたいときや、資格の提出期限が迫っている時などにはかなり便利ですね。

メリット③世界標準

VERSANTのスコアは、世界的に用いられている英語スキルの指標「GSE(Global Scale of English)」と繋がっています。そのため、世界的に見た英語力を計測可能です。

また、VERSANTで得られるスコアは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に当てはめることも可能です。

このCEFRの基準で見ると、VERSANTの日本人平均スコアは38。英語でビジネスをするには、スコア47が必要だと言われています。目指すべき1つ目のラインですね。

VERSANTのスコアは世界基準で図られているため、外資系企業や日本国内におけるグローバル企業にも活用することができます。

TOEICや英検などでは、日本企業以外ではなかなか活用できるケースがありません。そのため、VERSANTで得られるスコアは就職活動などで重宝できるでしょう。

メリット④客観的な採点

上記でも紹介した通り、VERSANTの採点はAIが行います。そのため、正確でブレのない客観的に見たスピーキング力を計測することが可能です。

英検などの資格試験におけるスピーキングテストは、面接形式で行われます。すなわち、人と対面したテストですね。もちろん、試験官はプロであり、そこに私情を挟むことなんてないでしょう。

ですが、受験者の雰囲気や話し方、姿勢などにより「悪評価を与えてしまう可能性もあるのではないか?」と疑ってしまうこともあるかもしれません。

客観的なデータだけで見たVERSANTのAI採点は、疑いの余地がありません。あなたの英語力が、正確にわかります。
しかも受講して頂くわかるのですが、VERSANTは試験対策が難しく、きちんと英会話力が試される試験になっています。そのため、TOEICでありがちな先読みテクニックのようなものなく、ズルのしようがありません。

受講方法

VERSANTを受講する場合には、個人での受験、または団体での受験の2つの方法があります。本記事を見ている人たちのほとんどは、個人での受験だと思いますので、個人での受験方法を紹介していきます。

VERSANTを個人で受験するには、VERSANTの販売代理店から試験に申し込む必要があります。

販売代理店としては、2つ「株式会社ディスコ」と「株式会社ドリームブロッサム」があります。

この2つに違いは特にありません。どちらともVERSANT公式サイトから、アクセスすることが可能です。

必要事項を記入し、支払い(コンビニやクレジットカード)が完了すれば、期限以内いつでも受講することが可能となります。受講は携帯、パソコン、どちらからでも可能です。

正確に問題を聞き取るためにも静かな部屋でイヤホンを付け、試験に臨みましょう。

また、試験中に問題が聞き取れなかったり、答えがわからなかった場合には「I don`t know」と答えましょう。採点がスムーズに進むそうです。

点数表のみかた

VERSANTの点数表は大きく2つに分かれています。

1つ目が上記にも紹介した、CEFRに対応したスコア。もう1つが、スキル別のスコアに当たります。

VERSANTスコア
ソース:https://www.versant.jp/score.html
CEFRのスコア表では、獲得スキルに合わせて上から「C2」「C1」「B2+」「B2」「B1+」「B1」「A2+」「A2」「A1+」「A1」となっています。

それぞれのランクに合わせた英語力の基準も紹介されているので、「今の自分にはどのくらいの英語力があるのか」を明確に知ることが可能です。

VERSANT詳細
しかしながら、この対応表を見るとTOEIC800点台であるので、CEFRでいうB2レベルかと思われるかもしれませんが、B2レベルはほとんどいません。

VERSANT スコア分布表 TOEICとの比較
Versantの法人用スコア表

こちらはVERSANTが法人用に提供しているスコア分布表です。
こちらを見て頂くとわかりますが、TOEIC800点どころか、TOEIC900点台でも多くの方が「B1」に届いていないことがわかります。
*TOEIC900点台の平均がB1の54点

なので、TOEIC LRの点数が高いからといって、スピーキングが力が高いとも言えません。
実際にこのVERSANTオフィシャルの表でも990点取っている方が、VERSANT47点、流暢さが37点という方もいらっしゃいます。
*さすがに、極端に低い例なのかもしれませんが、、、

ちなみにですが、日本人の平均スコアである38は、下から3つ目「A2」に当たります。

また、スキル別のスコアでは5つのパートに分かれ、的確なコメントと学習の上でのアドバイスを得ることが可能です。

VERSANT スキル別スコア5つのパート

総合
語彙
文章構文
発音
流暢さ

これらのスコアは、あなたの弱点や強みを判明させることに役立ちます。
versant(ヴァーサント)初受験のスコア
こちらは実際に私が受験した時のスコアになります。

このような形で現れます。パソコンだけでなく、アプリからスマホでも見れるので大変便利です。

versantに対応しているオンライン英会話スクール

日本国内にいても、スピーキング力を効率的に向上させられるとして注目を浴びている英会話スクール。その中でも、よりリーズナブルなオンライン英会話が主流となっています。

基本的にVERSENT専用コースなどを提供しているものは、私の知る限りありません。

ですが、VERSENTのスコアを上げるために必要な英語力は、基本的な英語力+(もしかしたらビジネス英語)です。一般的なオンライン英会話なら、VERSENTの試験対策としては、効果的でしょう。

Versantを一つの指標としている英会話スクールには「プログリット」や「ネイティブキャンプ」、「ビズメイツ」などがあります。

ただし、上記にも書きましたがVERSANT対策のようなものはなく、もし仮にあったとしてもせいぜい1点上がるぐらいかと思われます。なので、VERSANTのことは意識してもあまり意味がないように思えますので、自力を上げれるようオンライン英会話や自習を行うのがベストです。

VERSANTをおすすめする人

VERSENTは上記でも1度記述しましたが、世界基準な資格を基準にしています。そして、超結果が早く出る上にものすごく正確にスピーキング力を測定できます。
これを踏まえた上で、私がVERSANTの受験をおすすめする人は以下のような人たちになります。

・海外赴任などの昇進昇級
・英語での会議に参加したいビジネスマン
・外資系への転職

VERSENTでハイスコアを取得できれば、英語を使って問題なくビジネスができる証拠となります。そのため、「英語を使って仕事がしたい人」にとっては必須な資格となってくるでしょう。

もちろん、英語の実力を図るために受験しても、全く問題ありません!

まとめ

本記事では、「英語資格VERSENT」について紹介してきました。

グローバル化が進む中、「英語で仕事ができる力」は確実にあなたのキャリアアップに繋がります。いつでもどこでも受験することができますので、興味のある人はぜひ、受験してみてください。ちなみに1回の受験料は5500円です。

英語系資格についてはこちら
英語資格試験一覧【21選】TOEIC・IELTS・翻訳・通訳・専門性の高い資格まで完全網羅

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斉藤淳
斉藤淳
フィリピン留学にちょっと詳しいブロガー
TOEIC800点ぐらい / VERSANT58点ぐらい

フィリピン・セブへ4ヶ月留学。1日8時間のマンツーマンを週6日程度受講し、トータルで500時間以上のマンツーマンを受講。 結果、帰国後にTOEIC300点台から800点台へ(VERSANTは56点)。帰国後はオンライン英会話やTOEIC塾などで勉強し、TOEICの点数が900点近くまで向上。

ハワイやオーストラリアへの留学もしたが、「これからはフィリピン留学が来る!」と思い、セブ島に数年間滞在しながら留学のサイトをガッツリ作り運営(数年後に売却)。その間、現地で「フィリピン留学協会の会長」や「セブ日本人会の理事」などを歴任。
毎年、現地の語学学校向けにセミナーを行ったり、フィリピン観光省を招待したセミナーができたのがプチ自慢。
フィリピン留学の表から闇まで知る数少ないブロガー。

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