「海外へ住みたい!」と一度は思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
実際、ワーキングホリデー(以下、ワーホリと記載)を利用して海外へ滞在している人も多くいますが、利用して後悔する人も少なくありません。また、社会人の方は帰国後に再就職が上手くいかず、ワーホリへ参加しなければ良かったと思う人が多いのも実態です。
今回は、ワーホリ経験者がワーキングホリデーをやめた方がいい人を紹介します。
ワーホリに興味がある大学生・社会人の方は必見です!
目次
こんな人はワーホリへ行かない方がいい4選
具体的に、どんな人がワーホリに向いていないのでしょうか。
今回は多くのワーホリ失敗者のリアルな例を記事にしているので、出発前に読むことでワーホリを成功させる可能性を上げられるでしょう。
1. 貯金がない状態でワーホリへ行く
まず最初にあげるのが、貯金がなく渡航をする日本人です。
現在ではオーストラリアをはじめ、残高証明などを必須としている国もありますが、ワーホリへ行く人の中には貯金がない人もいます。
貯金がない人はワーホリ中に行動を制限され、低賃金で違法な職場(最低賃金以下)だったとしても移動するお金もなく、仕方なく働き続けざるを得ないケースも多いです。
ワーホリは稼げると言われていますが、実際はワーホリ者ということで足元を見られて、低賃金で働かされている人がいるのが実態と言えるでしょう。
2. ワーホリすれば英語が話せると思っている
ワーホリに行っても、英語が話せるようになるとは限りません。
英語を話せなくても生活をすることは可能であるため、現地に何年も住んでいるにもかかわらず英語が話せない日本人も多くいます。
出国前からしっかりと英語を勉強し、現地で生きた英語を使用しないと英語を話せるようにはならないでしょう。
現地での英語学習(実践)が相当重要であると、肝に銘じておく必要があります。
3. 海外で何をしたいのかわからない
海外で何をしたいのか決めないまま、ワーホリへ行く日本人も少なくありません。
中には、大学を休学してワーホリに申し込んだはいいものの英語の勉強をせず、飲み会ばかりしているような人もいます。会社員でも、学生へ戻った気分になり飲み会三昧というワーホリ者も。
海外へ行き、ワーホリ期間中に遊び、帰国後は出国前と同じように日本社会で生きていくのが本当にやりたかったことでしょうか。せっかくワーホリに行くなら、明確な目的を決めてから行動することをおすすめします。
4. 会社員は行く前によく考えるべき
ワーホリで会社員を辞めた人の中には、ワーホリ後に転職に失敗した人も多くいます。ワーホリ前にキャリアがあった人の場合、復職に失敗しているケースも。
それなりのキャリアがある人なら、会社でも海外研修や海外派遣などがあるでしょう。社会人になってからワーホリのためにわざわざ退職する人は少ないです。ワーホリ者の中には、会社からの業務命令でワーホリビザで滞在し、翌年に復職するという人もいます。
会社員であれば、会社を辞めてまでワーホリに行く価値が自分にあるのか、明確な目的があるのかを鑑みたうえで決断するのがよいでしょう。
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現地で見た、ワーホリが失敗する4パターン
ワーホリ後に成功してキャリアアップをする人や自分なりの生き方をしている人もいますが、ワーホリ後の失敗者と成功者と呼ばれる人とでは滞在中の過ごし方が異なるようです。失敗しやすいのはどんな人なのか、詳しくご紹介します。
1. 日本人ばかりとつるむ
最初にあげるのが、日本人ばかりとつるむため英語でコミュニケーションが取れない人です。ワーホリ中は日本人とつるみ、都市部で日本料理店で働くといったような、英語を話さない生活をする人も多いです。
そのような生活では日本と同じ環境でしかなく、英語力も向上しないでしょう。
2. 意思決定が自分でできない
最初はいろいろな土地に行きたい、英語を使用して仕事をしたいと思っていたとしても、行動をしなければ何もできないまま帰国することになってしまいます。意思決定ができないがゆえに、1年間同じシェアハウスにいたという人も中にはいます。
ワーホリで成長するためには、自分で意思決定をする力を身につけることが必須であると言えるでしょう。
3. 周りとコミュニケーションを取らない
ワーホリではコミュニケーションが重要です。しかし中には、1年間YouTubeばかり見て過ごす日本人もいました。
ワーホリで失敗しないためには、現地のテレビを見るなどして現地の情報を知り、現地の人と日常会話をしてコミュニケーションを取ることがおすすめです。英語力の向上につながるだけでなく、ワーホリ中のかけがえのない思い出にもなります。
4. 途中で帰国をする
ワーホリはビザの期間滞在することに意味があります。
ワーホリ滞在中に家族の事情や体調不良により途中帰国をした人もいますが、中には滞在費が底を尽きたパターンや、思っていた生活と違うという理由で日本へ途中帰国した人もいます。
途中帰国しないために、滞在中に具体的に何がしたいのかを決めておくことは大切でしょう。
合わせて適切な留学エージェントに、現地のリアルな現実を聞いて、英語力やマインドセットの準備をしておくことも大事です。
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ワーキングホリデー成功メゾット4選
具体的にどうすれば、ワーキングホリデーを成功させることができるのでしょうか。
帰国後にワーホリ前より快適な暮らしや永住権を取るためにどんな生活をしたらいいのか、メゾットを解説していきます。
1. 日本にいる間に英語の勉強をする
現地へ到着してから英語の勉強をするのはあまりおすすめできません。日本で英語の勉強ができるなら、なるべく早めに行うべきです。
洋楽を聞いたり洋画を見たりと、やれることはたくさんあります。出国前から行うことで、語学学校では今よりも上のレベルのクラスへ行きやすくなり、現地では高度な英語の勉強ができます。
2. 一人旅をしておく
入国時は旅をたくさんしたいと思っていても、意外と一つの都市に滞在し、そのまま帰国となる日本人も多いです。一人旅の経験があれば、現地でも気軽に旅をしたり、都市を変えたりする行動が楽にできますよ。
3. 現地で滞在する1日を大切に過ごす
ワーホリ期間は有限です。一日を満足に過ごすことで帰国時にはそれらが積み上がり、価値のあるものとなります。
たまには日本のYouTubeを見たり、日本人の友人と飲んだりすることも大切ですが、それ以上に現地でしかできないことを日々することで、とても価値のあるワーホリ生活となるでしょう。
4. ワーホリ中は多くの体験をする
会社員や学生ではできなかったことができるのがワーホリです。たとえばワーホリ中にゴルフに出会い、帰国後にゴルファーになりゴルフ場の先生を行っている人や、ワーホリ中のファームを経験し、帰国後は農家になった人もいます。
中にはワーホリで世界の情報を発信し、インフルエンサーになった方も。日本での学生や会社員とは違った多くの体験をすることで、帰国後にそれらを生かすこともできるでしょう。
帰国後にキャリアアップにつながるワーホリ生活を!
ワーホリ生活を前に、憧れと同時に不安もあるはずです。しかし不安があるからこそ、ワーホリ生活をどうしたら刺激的にできるのかを考えるでしょう。逆にいうと、ワーホリ中に日本と同じような生活をしてそれに慣れてしまうと、ワーホリをやめた方がいいグループへ入ってしまいます。
ワーホリへ行く際は、帰国後に就職やキャリアアップにつなげられるよう努力することが大切です。ワーホリ生活を後悔することのないよう、価値のある一日一日を過ごしましょう。
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