最近はワーキングホリデーと言えば、日本でも市民権を得てきたように思います。ワーホリと言う言葉も若い年齢層では当たり前のように通じますし、本屋に行けば大成功のワーホリと言うようなタイトルの本もかなりありますよね?
その背景にはインターネットの普及があるように思います。
インターネットの普及により、ワーホリの基盤である就労ビザの申請もかなり楽にできるようになりました。しかしながらワーホリの準備のハードルは低くなっても費用が下がるという事はありません。
実際の話、毎年カナダの物価は日本の物価を上回る勢いで増えてます。ですので実際にワーキングホリデーにはかなりの出費が伴います。
本日はカナダ留学のスペシャリスト(自称)がみなさんのために「いかにワーホリでお金を稼いで頂くか」を解説したいと考えていますので、よろしくお願いします。是非、最後までご覧ください!
カナダ留学スペシャリスト直伝!ワーホリでより稼ぐ方法
1.英語のレベルが高い状態で行く
給料がいい仕事は英語力が高い必要がある事が多いです。逆を行ってしまえば英語力が低い状態で行ってしまうと、給料が安い仕事にしか付けないか、日本食レストランになる事が本当に多いです。
となると給料は最低賃金(ほとんどの場合)になってしまいます。ワーホリの方々は、特にこの事は理解してほしいです。
ワーホリは語学学校の学生とは違い、自ら働いて賃金を稼がないといけません。にも関わらず英語力ゼロでカナダに上陸する人が後を絶ちません。
繰り返しますが、TOEIC500点はあなたが快適なワーホリ生活を送る上で、最低限のスタートラインだと考えてください。
せっかくカナダに来たのに外国人の友達もできない、日本食レストランでバイトでは英語は絶対に伸びません!ですので、そうならないようにカナダに来る時点の英語力を強化しておきましょう。
TOEIC500点あると外国の友達は作れて当たり前のレベルです。少なくとも相手言っていることがかある程度分かるレベルなのです(正直なところ、TOEICだけでは英会話力は測れませんが)。
2.暮らす都市を大都市から小、中規模の都市にする
さて最近は、日本の物価よりカナダの物価の方が高いと言われていますが、カナダで一番物価が高い場所をどこだか知っていますか?ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーです。
治安や気候と言う条件で他のカナダの都市を圧倒しているためか、カナダではぶっちぎりの人気ナンバー1です。このバンクーバーですが生活費がかなり高く付く事で有名です。
さらに日本人に人気があり、語学学校のクラスも日本人だけで英語の授業という事も起こりうるような地域です。
カナダの大都市の中で気候が抜群に良く、日本人も多いためにいざとなったら頼れる人が多いと言う利点がありますが、英語を勉強するという意味では英語が伸びにくい環境で(外国人が少なく、日本人が多い)、物価が高くお金が必要と言う難点もあるのです。
ですので私のお勧めは、物価が高い大都市(バンクーバーやトロントモントリオールなどを避ける メリットとして(1)中規模の都市の方が物価が安い)。日本人が少ない(3)外国人に対してフレンドリーであるなどの特典があったりします。(ただし、ワーキンホリデーの場合はあまりにも都市が小さいと仕事が見つからない場合があります。)
カナダの大きすぎないメジャーな都市として、オタワ、ウニィペッグ、エドモントンがあります。人口の規模はカナダの大都市のトロントやバンクーバーに比べると少ないものの、上記の3つの都市は人口の面でも100万人程度と、仕事を探すには問題ないと言えそうです。
また日本人の少なさでしたら、トロントとバンクーバーに比べると確実に少ないといえますし、何故かはわかりませんが田舎の方がアットホームな事が多いです。
物価が安いのだから節約もできますし(ほとんどの場合で給料が安いという事はないです)、英語も伸びやすいです。
3.タックスリファンド
ここで所得控除の話をすると難しい話は聞きたくない!と言われるかもしれませんが、あなたの払った税金が返ってくのです。しかもその額は人によっては$1000をうわまる事もあり知って損はないです。
これは単純に言えば所得申告の税金還付金ですね。ワーキングホリデーで短期の就労者としてカナダに来るみなさんは税金還付の対象者となる事がよくあります。
一般に$15000くらいまでの年収なら払った税金は還付されるようです(ただし、あなたが働いた州によって税率や仕組みが異なりますので、是非調べてみてください)。
またワーキングホリデーや学生ビザの方は、賃貸の方のタックスリターンがありますので必ず調べてみてください。この賃貸のタクスリターンなんですがオンタリオ州(例えばトロント)、またはケベック州では(例えばモントリオール)申請できる事がわかっています。
この賃貸の還付金ですが1年間住んでいれば$500くらいになる事が多いです。
もしあなたが学生ビザでの滞在でも、払った賃貸の一部を還付金として申請できますので、必ず忘れないでください。
またワーキングホリデーのみなさんは所得税の還付金(稼いだ額によります)と賃貸の還付金をどちらも申請できますので、帰国前に申請を忘れずに(申請してない場合はそもそも還付はありません)。
この所得控除の事を知らないで申請しないと、上記のお金はもちろんもらえません。かならず申請しましょう。
4.夏のシーズンに仕事をする
夏は大概のワーホリ定番の職業でかき入れ時です、たくさんお金を貯めましょう。何故、夏のほうが仕事をゲットできるチャンス、お金を稼ぐチャンスが多いのかと言いますと、これは当たり前の話ですが夏の間の方が観光客が多いからです。
カナダのトロントやバンクーバーで有名な産業って何?と聞かれれば首をかしげたくなりますね?
カナダは基本ほとんどの地域で冬の間は雪が降ります(これはオーストラリアなどと比べると本当に気候が違う国ですよね?ですのでカナダは夏の間に夏をいっぱい楽しもうという習慣があります。
ですので、夏の間は色々なイベントが目白押しで、観光客が絶え間なく世界各国から訪れるのです。さらに世界の大都市に比べれば高くない物価に英語が通じる国ですので夏の間の観光業は大きな産業だという事です。
つまり仕事も夏の方がありますし給料も夏の間の方がいい事が多いのです。
5.チップがある仕事にする
日本とカナダでは仕事面で違うと事はいっぱいありますが、ワーホリの人たちに是非覚えておいてほしいのは、カナダにはチップの習慣があるという事です。例えばレストランでの食事やホテルなどの宿泊には、多少のチップを置いていく事が常識とされています。
これはレストランやホテルを使用する人には出費ですが、働いている人にすれば大きな収入です。例えばあなたがカナダのカフェ、ホテルなどで働けば多少のチップはもらえる事になります。
日本で言えば飲食店の仕事の収入にチップが付く事はありませんが、カナダですと平均で食事代の15%くらいのチップが収入として労働者の収入になるのです。
ですので日本と比べるとチップの分だけ収入は多いと考える事もできます(このチップの影響でレストランのサーバーなどの時給は少し少なく設定されている事が多いですが、大概の場合はチップであまるほどカバーできます)。
さらにこのチップですが、非課税である事が多いです。(一応、申請はする必要があるという事ですが、実際の話ほとんどの人が申告はしないと聞いてます)。グレーゾーンと考えていいと思います。
6.価格が高いレストランで働く
先程の見出しで、チップもらるお店で働くと収入面でかなり得と書きました。ここでさらにアドバイスをするのなら値段が高いレストランなどで働くとチップも多いという事です。
カナダのチップの常識として食べた額の15%ですので、値段が高ければ高い方がチップの額も増えるという事になります。さらに一般的な高級レストランよりも、高級居酒屋の方がチップもたくさんもらえます。
そうです、お客さんがたくさんお酒を飲んでくれるからですね。ですのでカナダに行ったら値段が高い居酒屋を狙うべきです(英語はともかくお金を稼ぎたいお言う人にはお勧めです)。
居酒屋ですが、ここ数年でカナダのほとんどの大都市には居酒屋ができました、そして本当に人気があります。
カナダのワーホリですと、留学エージェントや携帯会社の販売員らがワーキングホリデーの定番の職種ですが、賃金は時給で$12-14くらいとあまり多くはないです。
なのですがレストランや居酒屋などのサーバー(キッチンは含まない)は$15-19(もちろんチップ込み後です)くらいあります。
7.就労ビザの申請
みなさんに人気のワーホリですが、就労できる期間は1年間しかありません。そしてよくあるパターンがワーホリのビザでカナダに来て最初の3カ月間は英語を勉強をしてから仕事を探すというのが定番です。
ワーホリのビザは英語の勉強もでき、さらに旅行も(例えばアメリカやヨーロッパ)行けます。ですので、もちろん問題ないのですが最初に英語を勉強している3か月間は無駄になってしまいます(観光のビザで英語の勉強はできるのです)。
ですのでお勧めとしては最初は観光ビザで、または学生ビザでカナダに入国して、英語を勉強してからワーホリのビザに切り替える方法です。これですと1年間をまるまる働けるという事になりますので、当たり前ですが収入も増える計算になります。
まとめ
ワーホリでお金を稼ぐためにする7つの事と言う事で書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
収入を上げる方法から出費を抑える方法、還付金をもらうと言った方法まで様々方法があったと思います。
しかしながら注意点としては、ワーホリだと海外で働けるから持って行くお金は少しにしようと考える人は少なくありませんが、そのような考え方は絶対に禁物ですので忘れないでください。
カナダのワーホリに関して詳しく知りたい方はこちら
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