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海外パイロット留学、資格を取るならフィリピンが最適な7つの理由

「パイロットになりたい」子供のころにそんな夢を描いた人もいると思います。

ただ多くの人は「これはあまり現実的ではないな」と判断し、いつしかその夢を忘れて別の道へ進んだのではないでしょうか。

そんな夢の職業「パイロット」。

実は、パイロットになるのは決して不可能なことではありません。

しかも、歳をとってからでもパイロットになる方法はあるのです。

海外パイロット留学、資格を取るならフィリピンが最適な7つの理由1
パイロットになる方法として最もおすすめしたいのが、フィリピンへのパイロット留学。

「え?フィリピンでパイロットになれるの?」と、ちょっとイメージしにくいかもしれませんね。

しかし、フィリピンにはパイロットになる道がきちんと用意されており、しかもフィリピンならではのメリットがたくさんあるのです。

今回は、パイロットになるためにフィリピンへ留学するメリットを7つご紹介します。

子供のころに諦めた夢を、今からでも叶えられるかもしれませんよ。

パイロットになる方法は?

まずは基本的な知識として、パイロットになるための一般的な方法を振り返りましょう。日本人がパイロットになろうと思ったら、基本的には下記のようなコースを歩むことになります。

日本でパイロットになるには
・航空大学校を卒業し、ライセンスを取得して就職する
・大学のパイロットの養成コースを卒業し、ライセンスを取得して就職する
・航空会社に就職し、パイロットの訓練を受ける

以下に概略を説明します。

航空大学校を卒業し、ライセンスを取得して就職する

パイロット養成専門の省庁大学校「航空大学校」に通い、必要な知識および技術の習得を行います。

受験資格は以下のとおり
・19歳~24歳
・大学2年以上の単位取得、もしくは専門学校の卒業

在籍期間4年を終えて無事に卒業すると「飛行機・事業用操縦士(陸上単発・陸上多発)」と「計器飛行証明」のライセンスを得ることができ、就職活動を経てパイロットとして採用されればパイロットになれます。

最短24歳でパイロットになれる形です。

大学のパイロットの養成コースを卒業し、ライセンスを取得して就職する

私立大学の中にはパイロット養成コースがあり(東海大学、桜美林大学、法政大学など)、それらを卒業することでもライセンスを得ることができます。

上記の航空大学校と似たルートではありますが、違いとして挙げられる点は最短22歳でパイロットになれるというところですね。

引用元:https://aaa-central.com/ja/how-to-enroll/how-to-get-a-pilot-license/
引用元:https://aaa-central.com/ja/how-to-enroll/how-to-get-a-pilot-license/

航空会社に就職し、パイロットの訓練を受ける

専門大学ではない一般の大学・または大学院の卒業生でも、航空会社に就職してパイロットを目指すという方法があります。

各航空会社では「自社養成パイロット」の募集をしており、採用されれば実務をしながらパイロットになるための訓練を受けることができるのです。

自社養成パイロットでの採用が非常に狭き門であるということ、また就職してから訓練開始となるためパイロットとしてのデビューがやや遅くなることはありますが、職に就きながらパイロットへの道を進められるという点はメリットですね。

海外に留学してパイロットになる方法もある!

上記のように日本国内でパイロットになる方法だけを見ると、学生時代からパイロットに向けた知識を習得しなければならないように見えます。

「やっぱり、大人になってからパイロットになるなんて無理なんじゃ?」と思ってしまう人もいるかもしれませんね。

しかしご安心ください。
冒頭にも書いたように、大人になってからパイロットになる方法はあるのです。

それは海外でパイロットになるという方法。

留学という形で海外のパイロット養成スクールに入校し、そこで学習や訓練を通じて知識と技術を習得し、日本の競争にさらされることなくパイロットになることができるのです。

日本以外にも視野を広げてみると、意外と道はあるものなのですね。

どういった国でパイロットになれるのか、以下に紹介していきます。

アメリカ

パイロット留学といえばアメリカ。

というのも、大型航空機で有名なボーイング社も、小型飛行機で有名なセスナ社も全てアメリカの会社。

また、パイロットは業務において管制官とのコミュニケーションを取りますが、そこでの指示は国内線であっても英語。普段あまり意識しない人も多いかもしれませんが、アメリカはいわゆる「航空先進国」なのです。

パイロット留学といえばアメリカ
アメリカにはパイロットを養成する学校もたくさんあり、恵まれた環境で教育を受けることができます。燃料費の安さもあり、日本よりも安めの費用で済むのもメリットですね。

パイロット養成学校はPacific Rim Aviation.などがあります。

カナダ

カナダにもパイロットになるための学校はたくさんあり、アメリカとほぼ同じ条件で教育を受けることができます。

費用はアメリカよりさらに安い上、アメリカに比べカナダのほうが就労しやすいメリットもあり、パイロット留学先として高い人気を誇っています。

Canadian Flight Centre Inc.やPacific Flying Clubなどが知られていますね。

飛行機の操縦訓練などを行う際、日本を含め国土面積の小さい国は何かと不利ですが、アメリカやカナダは国土面積が広く、その点は大きなアドバンテージとなっています。

オーストラリア

オーストラリアも国土面積が広いのが特徴です。

にもかかわらず人口はアメリカやカナダに比べると少ないため、飛行機の操縦訓練に最適な場所なのです。

Basair Aviation Collegeなど多くの航空専門学校があり、アマチュアパイロットからプロを目指す人まで幅広いカリキュラムを用意しています。

ニュージーランド

ニュージーランドは今まで紹介した国とは違い、島国です。また、地形や気候も日本に似ています(四季もあります)。

日本と同じような環境であるというところが、ニュージーランドでのパイロット訓練における大きな特徴と言えるでしょう。

パイロットになって日本の空を飛びたいと考えている人にとって、訓練の時点で日本と似た環境で学べるということはメリットになりますね。

1928年に設立されたInternational Aviation Academy of New Zealandなど、歴史と実績のある学校もあり、日本人のみならず各国からパイロット希望者が留学に訪れています。

フィリピン

フィリピンも有力なパイロット留学国の一つです。

しかし、上記の各国に比べると、国土の広さや日本との環境差などの視点で劣ることは明らか。

「なぜフィリピン?」と思う人もいるかも知れませんね。

フィリピンも有力なパイロット留学国の一つ
しかし、フィリピンにはフィリピンにしかないメリットがあるのです。

フィリピンにパイロット留学するメリットは?

それではフィリピンにパイロット留学に行くメリットを、詳しく説明していきたいと思います。

パイロットになるまでの費用が安い

まずはコスト面です。

日本でライセンスを取得しようとすると、概ね600万円から800万円ほどの費用がかかります(自家用操縦士の場合)。その費用が、フィリピンで取得する場合はおよそ300万円から350万円といったところで済みます。

もちろん渡航費なども含めた費用ですので、国内よりもフィリピンに行って免許を取得したほうが安上がりなのです。

また、フィリピンは物価も安いため、生活費も抑えられるのもメリットですね。

早くパイロットになれる

日本のパイロット養成スクールで自家用操縦士のライセンス取得をする場合、飛行訓練にかかる時間はおよそ80時間です。

それに対し、フィリピンでのスクールでは40時間~50時間の飛行訓練でライセンスを得ることができるのです。もちろん日本であってもフィリピンであっても発行されるライセンスの価値は同じ。

訓練時間が長いほうがいいか短いほうがいいかは、人それぞれの価値観や事情によるため一概には言えませんが、短い訓練時間でもライセンスを取得する方法があるという点は、知識として知っておくと良いでしょう。

日本から比較的近い

パイロット留学できる他の国に比べて、フィリピンは日本から近いというメリットがあります。

学生や若い方の場合は、渡航したらある程度区切りがつくまで帰ってこないという方法もとれると思いますが、例えば社会人になってからパイロットを目指すという方にとっては、その方法はあまり現実的ではありませんよね。

特に何度か現地に通って訓練を受けるというケースを想定すると、日本との移動時間が短いということは大きな利点になることでしょう。

取得したライセンスは日本ライセンスへの書き換えも可能

さきほど、どこの国であっても発行されるライセンスの価値は同じといったことを書きましたが、それには理由があります。

海外で取得した自家用操縦士のライセンスは、手続きをすることで日本のライセンスに書き換えることができるからです。これは日本やフィリピンを含め、ほとんどの国が国際民間航空機関「ICAO」に加盟しているためです。

わざわざ日本で飛行試験を受けなくても、法規関連の筆記試験を受けるだけでライセンス書き換えができてしまうのです。

安く早くライセンスが得られ、それを日本国内でも使えるようになるならば、パイロットのライセンスを取るためにフィリピンに留学するのも頷けますね。

指導にあたるフィリピン人の英語は聞き取りやすい

フィリピン人の公用語はタガログ語。

しかし同時に、英語もフィリピンの公用語として登録されています。彼らにとって英語は、いわば「話せて当たり前の言語。ただし第二言語」という位置づけなのです。

そのため、フィリピン人の英語は欧米各国の英語よりもわかりやすいという特徴があります。

指導にあたるフィリピン人の英語は聞き取りやすい
飛行機関連の勉強や訓練においては英語を使う頻度が非常に高いものですが、フィリピンであればその英語が聞き取りやすいため、英語にあまり自信がないという日本人でも安心ですね。

*ただし、必要な英語力が少なくて済む・・・というわけではありませんので、ご注意ください。パイロットに求められる英語力はかなり高いです。

英語力に自信がない・・・という方は、まずはフィリピンセブ島で語学留学をしてみてはいかがでしょうか?

日本人駐在員もいる

フィリピンのパイロット養成校には、日本人駐在員が在籍しているところも多くあります。大手の学校であるAll Asia Aviation Academyに至っては、なんと創設者・経営者が日本人。

これはあまり知られていない意外な事実かも。

そう、フィリピンのパイロット養成校には意外と日本人がいるのです。

海外で効率的にライセンスを取れるとはいえ、異国の地に行くのは文化の面や言語の面でなかなか踏み切れない人も多いと思います。

しかし、現地に日本人がいるとなればその心配もかなり薄れますよね。

不安なことを日本語で相談することもできますので、ライセンス取得に向けた学習以外の面でも大いなる助けとなるでしょう。

飛行機操縦体験ができる

フィリピンでは、アクティビティ的に飛行機の操縦体験をすることができます。

これはあくまでレジャーのため訓練時間にカウントされることはありませんが、日本では飛行機の操縦はそう簡単にできることではありませんので、貴重な体験になることは間違いありません。

お試し的に操縦体験をすることによって、ライセンス取得に向けて本格的に取り組むかどうかの判断をすることもできるでしょう。

パイロットに興味がある方は、一度軽い気持ちで操縦体験をしてみることをおすすめします。

なお、フィリピン・セブ島で操縦体験が出来るのはCEBUTOPです。

宜しければこちらの公式サイトをご覧になってみてください。

フィリピンでパイロット留学が出来る語学学校

All Asia Aviation Academy

All Asia Aviation Academy
https://aaa-central.com/ja/

<主なコース>
自家用操縦士免許
事業用免許
多発限定免許
フライトインストラクター免許など

<コメント>
日本人が経営するパイロットスクールです。日本企業のバックアップがあることで財力面で安定しており、飛行機所有台数もフィリピントップクラスです。免許の取得のみならず、入出国手続きやビザの取得などといったことまでしっかりサポートしてくれます。

FAR EAST AVIATION

FAR EAST AVIATION
http://fea.flier.jp/philipintop.html

<主なコース>
自家用飛行機コース
自家用ヘリコプターコース

<コメント>
アメリカやアジア諸国でも航空留学を取り扱っている会社です。訓練はルソン島かセブ島で行われ、セブ島には日本人インストラクターが在籍しています。

エフエス・シーマ

エフエス・シーマ
http://www.fs-cima.jp/school.html

<コース>
自家用操縦士免許

<コメント>
日本で唯一フライトシュミレーター事業を展開している会社で、最近では航空用品などの販売も手掛けています。セブの国際空港で、日本人のベテラン教官の指導を受けることができます。

まとめ

フィリピンへのパイロット留学におけるメリットをご紹介しました。

「パイロットになるのはとにかく大変。だから一握りの人にしかなる資格はない」と思っていた方もいるかも知れませんが、フィリピンなど海外へのパイロット留学をうまく活用することで、思っていたよりは簡単にパイロットになることができるのです。

パイロットなんて夢のまた夢と思っていた方、今からでも決して遅くはありません。
ぜひ検討してみてください!


参考サイト一覧

パイロットになるには?5分で分かる、仕事内容や年収、資格など
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/5919

航空大学校
http://www.kouku-dai.ac.jp/07_download/pdf/2019degipan.pdf
https://www.homemate-research-airport.com/useful/12848_facil_051/

【自社養成パイロットとして採用されるには】憧れの職業に就くために知っておきたい制度の実態
https://shukatsu-mirai.com/archives/68330

大阪航空株式会社(日本でライセンス取得するための時間)
https://okk.jp/plane-course.html

空の貴公子!ニュージーランドパイロット留学のまとめ【学校情報あり】
https://www.englishpedia.jp/blog/newzealand-study-abroad-pilot

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マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

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