皆さん、こんにちは!
セブ島と言えば、エメラルドグリーンの海やヤシの木が茂るリゾートを想像しがちですが、実際留学に来てみた感想はいかがでしたか。語学学校が密集しているセブ市内は海からは少し離れた市街地ですので、びっくりした経験はありませんか。
せっかくセブ島に滞在しているなら、海も満喫したくなると思います。特にセブ島は色んな島を巡りながらシュノーケリングなどを楽しむ「アイランドホッピング」というマリンアクティビティが有名なのでおススメです。
今回はその中でも、実際に島に上陸でき、海もとても綺麗な「ナルスアン島のアイランドホッピング」を紹介したいと思います。泳ぎが出来なくても、英語の初心者でも、お子様連れでも少人数でも楽しめるアクティビティなので、楽しみにしてくださいね!
ナルスアン島(Nalusuan Island)について
「ナルスアン島」は、国際空港があるマクタン島のコルドバ港から、船でおよそ40分ぐらいの距離にある小さな島です。その周りは珊瑚海洋保護区として指定され、魚群も豊富なことから沢山のダイバーに愛されています。
ナルスアン島は無人島なので、人は住んでいないです。戸建てタイプのリゾートがあるので、泊まることもできますが、セブシティから日帰りで十分往復できる距離ですので、断然おススメです!
日帰りのアイランドホッピングに出かけよう!
それではナルスアン島を中心にしたアイランドホッピングの様子を、詳しくお届けいたします!
ちなみに、今回は旅行代理店「タビナカ」のツアーを利用しました。
コルドバ港から乗船!
7時半ごろに宿泊先まで来て頂いたピックアップバンに乗り、マクタン島に泊まっている他のゲストさんを乗せ、8時40分ごろには出発先の「コルドバ港」に到着しました。
今回お世話になるのは、いちばん手前のボートです。
主に「バンカーボート」と呼ばれるこのようなローカルボートは、両脇に羽が付いていてバランスが取れやすく、ダイビングやシュノーケリングなどによく使われます。
港から出て最初の目的地となる「ナルスアン島」までの所要時間は約40分。もし日焼け止めを塗り忘れた方は、ここでしっかりと付けてくださいね!特にフィリピンの紫外線は日本よりも強いので、塗りすぎなぐらいでも大丈夫です!(笑)曇った日であっても油断は禁物です!
つい小さなナルスアン島が見えてきました!空模様はまだ少し雲が掛かっていますが、どうなるでしょう!
ナルスアン島の散策
島に上陸すると300ペソの入場料を払います(今回はツアー料金に込まれています、また不定期で値上がりの可能性あり)。
シュノーケリングの前に約30分ほど、島を散策できる時間がありました。10分くらいあれば一周できるほどの小さい島ですので、写真を撮ったりゆっくり休んだりするには十分です。
ようやく雲がなくなり、だんだん明るくなってきました。すると、この水色、マジですか!底が透けて見えるくらい透明なんです。
一つ残念だったのは、今回は水深が深く、ここでは海に入ることはできませんでした。
こちらは3年前の3月に訪れた際の写真ですが、この時はす水深が浅く海に入ることができました!とてもインスタ映え抜群のスポットですよ!
それではこの小さくて美しい無人島を巡ってみましょう。
島の中にはいくつかの写真スポットがありますので、こうやって記念写真を撮るのも良いです。
こちらでもダイバーになりきって一枚!
そして島の片隅にはヴィラ形のリゾートが佇んでいます。予約サイトで調べてみると時期にもよりますが、1泊3千ペソ(約6,200円)あたりです。
こちらのアジアンチックな建物は、島にあるレストランです。釣り堀のような池があり、そこで採れた魚を料理してくれるようです。また裏側には割とキレイなお手洗いがあるので、シュノーケリング後に使うのにも良いです。
短い散歩でしたが、気持ちの良い日差しにさらされて歩いていたら、ビールが飲みたくなりました。(笑)
このレストランで飲むサンミゲルライトは、なんと100ペソ(205円)!普通のお店で飲むより1.5倍の値段でしたが、ここは島なので仕方がありません。お味だけは最高でした!
集合場所に戻ると、いつの間にかこんなに大勢の人が上陸していました。
いや~最初はピックアップ時間が少し早いな…と思っていたのですが、これを目にしたらやっぱりナルスアン島に早めに着いて良かったです!
いよいよシュノーケル開始
それではアイランドホッピングのメインイベントとも言える、「シュノーケリング」スポットに移動します。
こちらはナルスアン島のシンボルでもある「桟橋」です。島の直径より長いとも言われており、写真スポットやシュノーケリングスポットを兼ねています。
こうして島をバックに優雅な写真を撮影することもできます。
私も桟橋を背景に写真を一枚撮っていただきました。
おお!見てください。このエメラルドグリーンの水色!この中に入るのですよ!
ちなみに、島の中には別途のシャワー施設や着替え室などがありませんので、水着は事前に着用しておいてください。そしてその上にライフジャケットとシュノーケリング用ゴーグルを付けます。
入水準備ができたら、ガイドの方から魚のえさをもらいました。これを水の中で少しずつ撒いて魚たちを集めるのです。
これはすごい… 小さくて可愛い熱帯魚たちがいっぱいです。本当に圧倒的な光景が目の前に広がります。
ガイドさんやフィリピン人スタッフさんが一緒に泳いでくれたり、常に見守ってくれます。そしてナルスアン島周りはそこまで水深が深くないので、低学年の子供たちも楽しめるアクティビティだと思います。
船上のランチタイム
一通りシュノーケリングを楽しんだら、11時過ぎになりました。ここでまたバンカーボートに戻り、2番目の島である「ヒルトゥガン島」に向かいます。
マクタン島から20分、ナルスアン島からもおよそ20分ほど離れており、シュノーケリングやダイビングスポットとして有名です。ちなみに、こちらは無人島ではなく住民が住んでいる島です。
さて、水遊びの後は何故お腹がすくのでしょうか。ちょうどそう思った時に、船上のランチタイムとなりました。島の風景望める海の上で、なんとツアー会社で用意したフィリピン料理をいただけるチャンスなのです。
船の真ん中にあるテーブルの上には、焼き魚、ポークベリー、エビ、バーベキューチキンが並びました。そしてフィリピンの白いご飯と一緒に食べるのですが、とても美味しかったです。
特に右側にある、お醬油に玉ねぎや唐辛子、フィリピンのライムであるカラマンシーを搾って作った万能ソースがまさに病みつきで、いくらでも食べられる気がしました。
デザートとしては、甘いフィリピンのバナナと冷やしたスイカまで。大満足です。
2回目のシュノーケリングを満喫
お昼ご飯を食べて、少しお腹を休ませたら、2回目のシュノーケリングの準備をします。ヒルトゥガン島エリアは水深が深いので、バンカーボートの上から直接海に飛び込みます。
ガイドさんが用意してくれたパンをちぎって水の中に落とすと、またすごい数の魚の群れが集まります。
見てください!パンのくずを食べようと競う魚たちを。
またシュノーケリングエリアの近くには写真の左側に見えるように、深海に落ちる崖があって、魚の種類もとても豊富です。なのでダイバーたちもよく訪れるスポットでもあります。
そして2回目のシュノーケリングが終わってすべてのプログラムが終了すると、バンカーボートに乗って再びマクタン島のコルドバ港に戻ります。
懐かしい瓶詰めのコーラです。美しい島を後にして、向かい風と共に飲むコーラはとても爽やかでした。
ツアーの流れおよび持ち物リスト
最後に、今回のアイランドホッピングの流れをもう一度おさらいしてみましょう。
(記載の時刻は目安となります。また、今回はオプションの送迎をお願いしています。)
• 朝7時半~8時:宿泊先でピックアップ
• 9時:コルドバ港でバンカーボートに乗船
• 9時50分:ナルスアン島に上陸および島散策
• 10時30分:1回目のシュノーケル開始(約30分)
• 11時30分:ヒルトゥガン島近くの海で船上ランチ
• 12時30分:2回目のシュノーケル開始(約30分)
• 1時30分:コルドバ港に出発
• 2時:送りのバンに乗って宿泊先までに移動
それでは、アイランドホッピングに必要な持ち物リストをご案内いたします。
画像元:http://it.chosun.com/news/article.html?no=1978963
①~②カメラや携帯の防水グッズです。
④濡れても良いカバン、またはビーチバッグです。
⑤紫外線対策として帽子もあったら良いでしょう。
⑦ツアーでタオルを貸してくれない場合があるので、持って行きましょう。
⑧スリッパの形ではなく、水に流されないようなアクアシューズをおススメします。
⑨日焼け止めはボートの上、シュノーケルの前後など何回も付けるので持って行きましょう。
⑩海に反射する日差しは日常よりも眩しいので、サングラスもあったら良いです。
その他に、お水とお菓子(チョコレートとかクラッカーなど)、お小遣い程度のお金があればベストです。
ちなみに、タビナカさんでは水中で良い写真が撮れるGoProを1,500ペソで貸し出ししていました。もし、水中の写真がほしい場合は、それを利用しても良いかもしれません。