セブ島の最北端から船で30分の場所に、世界中からダイバーが集まる小さな島があります。
「悲しいクリスマス」という意味を持つ、マラパスクア島です。
南北に約2キロ、東西に約1キロの小さな島では、ニタリザメに遭遇できることができるダイバー憧れの場所です。南国の雰囲気が漂うビーチもあり、ダイバーの方でなくてもおすすめの島です。
今回はマラパスクア島への行き方、遊び方、おすすめのアクティビティ、おすすめレストラン&ホテルなど、魅力を徹底的にレポートしたいと思います。
マラパスクア島への行き方・アクセス方法
→Google Map
マラパスクア島は、セブ島の最北端からさらに6.8キロ北ほど離れています。車と船を乗り継いでいきます。セブ市内から車と船でおよそ6時間かかります。
その道のりについてはこれから詳細に案内します。
1.セブ市内のバスターミナルに行きます。セブ島北部に向かうバスに乗るには「North Bus Terminal (ノースバスターミナル)」へ行きます。
→North Bus Terminal(Google Map)
2. 「Maya Port (マヤ港)」行きのバスに乗ります。午前2時から1時間ごとにバスがありますが、エアコンバスの方がエアコン無しバスよりキレイで速いです。
エアコンバスなら料金は230ペソ。切符売り場などはなく、バスに乗ってから支払います。到着までは、渋滞にもよりますが4~5時間です。
または、ターミナルの敷地内にあるバン乗り場で「Maya Port (マヤ港)」行きのバンを利用します。料金は220ペソでバスより10ペソ安いですが、12人乗りのバンがぎゅうぎゅう詰めになってから出発します。
片道約2,500ペソで貸切もできます。 貸切ならバスよりは1時間ほど早く着きます。
途中でサービスエリアにも寄ります。有料トイレ(10ペソ)や、お水やお菓子などが買える売店もありますよ。
3. マヤ港はOld PortとNew Portがあり、どちらでもマラパスクア行きのボートに乗ることができます。
30分毎にボートがあり、運賃は一人100ペソです。午前6時から午後5時まで30分おきにボートが出ています。これも片道1500ペソで貸切できます。
こちらがオープンして間もないNew Portのターミナルです。中に入りカウンターにある名簿に名前と年齢、国籍などの個人情報を記載して、ボートの切符を購入します。
これがマラパスクアまで行くバンカボート。けっこうサビが入った古いものでした。
島には特に港などはなく、30~40分でビーチに着きます。時間帯によって潮が引くとボートがビーチまで着かず、小さな渡し船に乗り換えます。その場合10ペソです。
帰りも一緒です。ここがメインビーチにある簡易ターミナルです。ここで切符を買って、マヤ港行きのボートを待ちます。
そして港の近くには、セブシティー行きのバン、またはノースバスターミナル行きのバスが停車していますので、それらを利用して、戻ってくることができます。
マラパスクア島の観光アクティビティ・遊び方3選
1,バウンティビーチでのんびり
海馬の形をしていることでも知られている「マラパスクア島」は、横が1km・縦が2kmの小さな島です。20分あれば端から端まで行けるので、散歩にもちょうどいい距離です。
特におすすめのスポットは、島の南側、マヤ港からのボートが着くバウンティビーチ(Bounty Beach)です。
ビーチに沿って沢山のダイビングションプ、ビーチリゾート、レストランなどが並んでいます。ダイバーもダイバーじゃない人ものんびり過ごすことができ、またミニボラカイ島という別称も持っているこの場所を紹介したいと思います。
写真に見える「ブルーコーラルビーチリゾート」は、バウンティビーチの一番左側にある場所で、ここからビーチが始まると思えばいいです。
ここからバウンティビーチ沿いの右端まで歩いてみいようと思います。
赤い提灯が印象的な「Mabuhay」という中華系のレストラン兼ダイブリゾートです。マラパスクア島では、ここを含めてほとんどのリゾートがダイビングショップも兼ねています。
散策路は広くないですが、緑も多くホワイトビーチが広がっており歩きやすいです。
ちょうどリノベーションを終えた「Little Mermaid Dive Resort」。今回で4年ぶりのマラパスクア島でしたが、このように古い施設を改装しているリゾートも多かったです。
ビーチの真ん中ぐらいに位置した「ヒッポカンパス(hippocampus)」は、マラパスクア島の有名なレストランの1つです。
ビーチ側にもテーブルがあり、のんびりできます。このレストランについては、後ほど詳しくレビューします。
休憩中のマッサージのセラピストさんたちです。ビーチを歩いていると、マッサージを勧誘されることも多々あります。
マラパスクアで受けられる出張マッサージの料金は、1時間で500ペソです。同じ料金でアロエマッサージもあるので、日焼けした日には良いかもしれません。
さらに進んで行くと、日本人経営で日本人インストラクターがいる「エメラルドグリーンダイビングセンター」があります。
ビーチの片隅では、フィリピン人の職人さんがボートを作っている光景を目にすることができます。造船所などあるはずがないこの小さな島では、船も手造りでしょう。
そして操業を休んでいる小型舟がずらりと並んでいます。サイズも小さく、色もそれぞれで可愛いと思いました。
ビーチの2/3くらいのところにある「One Up Bar」です。1階にはダイビングショップ、2階には色んな種類のお酒が飲める南国風のオシャレなバーがあります。後ほど、「おすすめレストラン」で詳しくレビューします。
ここからはバウンティビーチの右端に位置したダイビングリゾートの「Evolution」が手がけた散策路です。パブリックビーチですが、緑が多くて気分が落ち着きます。
なかにはこんなオシャレなレストランもあります。散策の後、一休みするにも良さそうです。
またビーチ沿いだけではなく、町側にある小道も島ならではののどかな雰囲気があって、私は好きです。
ただライトはないので、夜はかなり暗いです。散策するなら、明るい内にお出かけしましょう!
町中の小道で遭遇したお土産屋さん。マラパスクアの人気者である「ニタリザメ」の木製フィギュアを作っていました。
長い尻尾が特徴的なニタリザメは、立てる物なら1個200ペソ、マグネットが付いた平べったい物は1個100ペソです。
大きさにもよりますが、全て手造りで、1日2~3個しか作れないらしく、妥当な値段かと思います。木製のダイバー人形のとても愛らしい!
2,ダイビングでニタリザメに会おう!
体より長い尾を持ってゆらゆらと優雅に泳ぐニタリザメ。マラパスクア島沖のモナドショール(Monad Shoal)は、そんなニタリザメが毎朝80%の確率で現れることでも有名です。
もともと深海魚のニタリザメは、毎朝、体をキレイにするために、日が登る前に水深30メートルまで上がってきて、クリーニングフィッシュに体を掃除してもらうのです。
世界のダイバーたちは、そんなニタリザメと遭遇するために、この小さい島に集まっているのです。(アドバンス以上のライセンスが必要です)
マラパスクア島には日本人が経営し、日本人のインストラクターがいるダイビングショップがあります。セブ島全域で6店舗のダイビングショップを展開している老舗の「エメラルドグリーンダイビングセンター」。
場所は、バウンティビーチの右端から1/3のポイント(地図から見て)にあります。それでは、中に入ってみましょう。
→Google Mapはこちら
広い庭にある大きな木が印象的です。ダイビングの後、この木の下に皆んなで集まって話し合ったり飲んだりしたくなります。
マラパスクアのダイビングポイントです。日本語で記載されており、安心です。右下にニタリザメに遭遇できるモナドショールがあります。
気になる料金は、マラパスクア島沿いでの1ダイブが2,000ペソ(約4,500円)、2ダイブに3,750ペソ(約8,000円)です。これにニタリザメに遭遇できるモナドショールは350ペソで追加できます。
他にも、体験ダイビングやライセンス取得コース、シュノーケリングプランなどもありますので、詳細はこちらを参考にしてください。
→http://emeraldgreen-malapascua.com/pricelist.php
ダイビング装備がキレイに保管されています。フルセットは1日1,500ペソ(約3,200円)でレンタルできます。
ここがオフィスの建物です。左手はオフィス、右手はゲストハウスとなります。
壁には、日テレアナウンサーの枡太一さんやAKB48の大西桃香ちゃんなど、エメラルドグリーンを利用された有名人のサインがぎっしりと飾られていました。
ニタリザメのデザインが入ったオリジナルのTシャツも販売しています。
1泊2,500ペソ(約5,500円/2人)のゲストルームです。シャワートイレ付きでビーチまでは徒歩10秒です。
「エメラルドグリーンダイビングセンター」は、マラパスクア店の他にも、セブ島全域にマクタン店、ボホール店、モアルボアル店、サンタンダー店、スミロン店を展開していますので、日系ダイビングショップを利用したい方はチェックしてみてください。
3,カランガマン島ツアーに参加しよう!
奇跡のホワイトサンドバーとも言われ、両脇からやってくる白い波がぶつかる幻想的な場所。マラパスクアからボートで2時間の距離にある「カラガマン島」です。
→Google Map
レイテ島に属しているこの小さい無人島は、セブシティから直行のフェリーやボートは運行していないため、ぜひマラパスクア島の滞在中に必ず行ってもらいたいスポットです。
ツアーに参加する方法としては、ビーチ沿いにあるダイビングショップやレストランでツアーを申しむのが一般的です。 料金は1人で800~1,000ペソ(約1,700~2,200円)、ランチ込みです。島は私有地ですので、入島料として500ペソを払います。
日程としては、
→11時到着。砂浜で水遊びしたり、島を散策したり自由に過ごす。
→12時に船に戻りランチ→2時まで自由時間
→4時にマラパスクア島に到着
の流れになります。
私が訪れた日はあいにくの天気で曇りだったのですが、島の尻尾のようなサンドバーの風景は本当に圧巻でした。まるで天国のような美しさに言葉を失います。
細長いサンドバーにボートを停めます。奥には緑が生い茂っています。ここがカランガマン島です。
島の入り口にある「KALANGGAMAN (カランガマン)」と書かれたモニュメント。ここで記念写真を撮る人達もけっこういます。
島の海辺に沿ってコテージが設置されているので、ここでご飯を食べたり、休むことができます。利用料金は250ペソ。
島のBBQエリアでは、ボートに乗っていたスタッフたちがランチの用意をしています。豚肉やチキン、お魚をこんがりと焼いていました。
コテージを借りると別料金がかかるため、私のツアーグループはボートに戻ってランチをしました。ご飯と色々なフィリピン風のBBQ、スイカとバナナ、ソフトドリンクまでお腹いっぱいになりました。
ランチの後は島の最後まで散策してみます。無人島でも私有地なわけで、キレイに整備されています。小さい島なので、10分ぐらい歩くと最後までたどり着くことができます。
一番の奥側には、テントの形をしたミニコテージがあります。1泊1,000ペソ(2,200円)で宿泊もできますが、無人島に泊まるのは色々と不便なことも多いし、少し怖いのでやめときます。(笑)
島の一番奥の方にも小さなミニサンドバーがあります。ここまで歩いて来る人はあまりいないので、ボートを停めているメインサンドバーより人が少ないです。
周りの人を気にせずに写真を撮るにはちょうどいいスポットでした。
今回は曇りの日でしたが、晴れた日にもう一度訪れたい美しいカラガマン島。せっかくマラパスクアにいるなら、ぜひ訪れてみてください。行く価値ありありです!
マラパスクア島のおすすめレストラン6選
世界のダイバーが集まるマラパスクア島には、欧米人が営むレストランも多く、美味しい料理が味わえるレストランも多いです。その中でもおすすめの6店舗を紹介します。
1.amihan (アミハン)
バウンティビーチの裏側にあるロゴンビーチ沿いにあります。崖の上に位置し、絶景が見渡せる「Amihan」。イタリア人オーナーの地中海料理レストランです。
右がレストランの入り口で、左は後ほど紹介する「TEPANEE」という同じオーナーのリゾートホテルです。
崖の上にあるレストランなので、この階段を上って行きます。
登った先にはこのテラス席が!
そこからは、こじんまりしたロゴンビーチの風景が見渡されます。
店内はもっと広くて素敵です。天井も高く、ナチュラル感と開放感が溢れる空間です。
こちらはブランチセットです。フルーツボールかフレンチトースト、もしくはパンケーキなどのメインメニューとコーヒーとかフレッシュジュースなどのドリンクを選ぶことができます。
3種のケーキ、ゆで卵、食パンとジャムなどのミニビュッフェが付いて350ペソ(約750円)!
見晴らしも良く、雰囲気も良いので、次回訪れる機会があればワインを飲みながらイタリアンも食べてみたいレストランです。
公式Facebook:https://www.facebook.com/AmihanTepanee/
2.Angelina (アンジェリナ)
マラパスクアのダイビングインストラクターがおすすめしたイタリアンレストランです。場所は、「amihan」のすぐ隣です。ここもレストランとだけでなく宿泊も可能なリゾートです。
モダン&シンプルな店内。テラス席からはビーチが見えます。
キッチンには釜があり、ピザを注文すると美味しい釜焼きピザを食べることができます。
ビーチを眺めながら、「Super Angelina」というピザ(435P)とイカスミのパスタ(395P)、美味しいワインを頂きました。自家製のジェラートも置いてあるので、デザートまでパーフェクト!おすすめです。
公式Facebook:https://www.facebook.com/angelinabeachmalapascua/
3.Kokay’s Maldito (コカイズ マルディト)
同じくロゴンビーチ沿いのレストランの「Kokay’s Maldito」です。黄色い壁が印象的なマラパスクア島の有名なダイブリゾートの1つです。
店内の壁にはサメの壁画が。外には、ビーチが目の前に広がるテラス席やサンベッドが置いてあります。
真ん中にはビリヤードやサッカーゲーム台などがあり、大人数で来ても対応できるレストランです。
バーカウンターも。
昼も夜も行ってみましたが、個人的には、夜の方がもっと賑やかで良い雰囲気でした。
メニューもバラエティーに富んで、ステーキ、バーガー、ピザ、パスタなどの洋食全般とフィリピン料理もあります。特に。このシーフードパエリア(2人前685P)は、今までセブ島で食べてみたパエリアの中で一番美味しかったです。
お店のベストセラーである上から串を吊っている「Gallows Grill」という名前の串焼き(345P)も、見た目も面白く、美味しかったです。
公式Facebook:https://www.facebook.com/KokaysMalditoDiveResort/
4.Cocobana (ココバナ)
ここはバウンティビーチ沿いにあるビーチリゾート併設のレストランです。フィリピンを代表する果物のココナッツとバナナからちなんだ名前でしょうか。とても親近感があります。
広い庭の中に佇んだ南国の雰囲気が漂うレストランです。ビーチ沿いなのでアクセスも抜群です。
ランチで頼んだのは、「チキンカレー」(290P)と「カラマレス」(270P)というイカリングです。
両方とも美味しかったです。特にカラマレスはカリカリと揚げ具合が良くて、ビールのおつまみとしても最高でした。昼間からでしたが(笑)
公式Facebook:https://www.facebook.com/cocobanaresort/
5.Hippocampus (ヒッポカンパス)
バウンティビーチの真ん中に位置しているヒッポカンパス。その意味は、英語で海馬となります。海馬のような形をしているマラパスクア島にちなんだ店名です。他のレストランと同様にビーチリゾートを併設しています。
ビーチ沿いにはテラス席があり、大きな木の影で海を眺めながら食べたり飲むことができます。
店内は、1階はバーカウンターエリア、2階は開放感のあるダイニングエリアです。
夜になるとキャンドルを灯して、また違う雰囲気を醸し出しています。
ここでは手作りのヒッポハンバーガー(295P)やグリックサラダ(275P)、ジェノベーゼパスタ(325P)を頂きました。ボリュームは少なめですが、美味しかったです。
夜7時まではハッピーアワーのイベントもやっているので、モヒートなのどカクテルはバイワンゲットワン(1杯頼むともう1杯無料)になります。
公式Facebook:https://www.facebook.com/hippo.malapascua/
6.One up Bar (ワンアップバー)
バウンティビーチの東方向へ2/3過ぎた所に位置した「One up Bar」。マラパスクアの有名ダイブリゾートの一つである「Exotic Island Dive Resort」の隣です。
1階はダイビングショップ、2階はサンミゲルビールだけではなく、パウラナーやホーガーデンなどの輸入ビールが飲めるバーエリアです。
私はここの南国情緒あふれる雰囲気に一目惚れしてしまいました。
バーカウンターには、サンミゲルやハイネケンの生ビールが飲めるサーバーがずらりと。
特に2階から見渡せるビーチの景色は最高です。晴れた日も良いですが、雨の日もまた違う味の景色が味わえる場所です。
私が訪れたのは午前10時過ぎ頃でしたので、お酒ではなくコーヒーを飲みました。公式Facebookをチェックしたら、美味しそうなバーガーやおつまみもたくさんあったので、次回はここで美味しい料理とビールを飲んでみたいです。
公式Facebook:https://www.facebook.com/oneupbarmalapascua/
マラパスクア島のおすすめホテル6選
マラパスクア島には沢山のリゾートホテルがありますが、マクタン島やボホール島のような大型ホテルはありません。2階以上の建物は見かけないこの島には、主にダイビングショップとレストランを兼ねたこじんまりしたリゾートホテルがほとんどです。
その中でも、どこに泊まれば良いか迷ってる方は、今回ご紹介する「おすすめホテル6選」を参考にしてください。
ここでは宿泊する人数ではなく、ルーム辺り(2人基準)の1泊料金をあくまでも目安として記載しています。シーズンや曜日によって料金の変動があります。
1.Tepanee (テパニー)
ロゴンビーチに位置した「Tepanee」。先ほど紹介したレストランの「Amihan」と同じオーナーのホテルで、すぐ隣にあります。
レストランと同じく客室は丘の上にあるので、階段を登らなければいけません。小さなお子様連れ、お年寄りのいる家族には不向きかもしれません。
コテージ形の客室は見た目も可愛くて、その周りには散策路がキレイに整備されています。
部屋の内部の様子です。写真には見えないですが、エアコン、クロゼット完備にシャワートイレもキレイでした。
バウンティビーチからは歩いて7分ぐらいの距離があります。賑やかさより、ホテルで静かに過ごしたいカップルにオススメです。
料金:約4,000P~ (約9千円)
公式Facebook:https://www.facebook.com/Tepanee/
2.Kokay’s Maldito (コカイズ マルディト)
レストランでもご紹介したダイブリゾートです。バウンティビーチからは1本裏、そしてロゴンビーチ沿いにあるユニークなホテルです。
可愛いお庭の向かい側に、2階建の客室棟が、その反対にはレストランがあります。
室内のインテリアは黄色い壁以外に部屋ごとに少しずつ異なるので、それを比べてみるのも面白いです。
シャワートイレに繋がる入り口の壁も一直線ではなく曲線だったりと、個性豊かなホテルです。
バウンティビーチまでは5分ぐらいかかりますが、ロゴンビーチにホテルプライベートビーチがあるので、ダイビングだけではなくのんびり過ごすこともできます。友達同士におすすめできる場所です。
料金:約3,800P~ (約8,200円)
公式Facebook:https://www.facebook.com/KokaysMalditoDiveResort/
3.Slam’s Garden (スラムズガーデン)
Kokay’s Malditoリゾートのゲートから斜め向かい側に位置したリーズナブルなダイブリゾートです。
ビーチ沿いではありませんが、大きいなプールがあって自由に泳げることができます。
真ん中位にある併設のレストランでは、朝食やランチを食べることができます。夜は早く閉まるようです。
こちらは、実際私が泊まったお部屋です。ダブルベットが2つあったので、友達とゆったり過ごすことができました。冷蔵庫やクローゼット完備、シャワーとトイレも別室でよかったです。
バウンティビーチからは5分ぐらい離れた1本裏側にあるので、静かに過ごすことできます。プールもあるので、家族や小さなお子様連れにもおすすめできます。
料金:約3,000P〜 (約6,500円)
公式Facebook:https://www.facebook.com/Slams-Garden-Resort-Malapascua-180629792036538/
4.Cocobana (ココバナ)
バウンティビーチ沿いに位置したローカルリゾートです。広い敷地に個々のコテージホテルが集まっています。
敷地の中には、お子様向けの小さなプールもあります。
特にこちらのファミリールームは室内が広めなので、グループやファミリーにおすすめです。
お部屋の入り口にはバルコニーがあって、のんびりできます。
お部屋の中はダブルベットが2つ、ソファー、ドレスルームもあります。
シャワートイレも広々して使いやすいと思います。
他のコテージは1泊およそ2,500ペソで泊まれるローカルな雰囲気の安価なお部屋でしたが、1泊4,000ペソのファミリータイプルームはリーズナブルで、広々して良かったです。
料金:約4,000P~ (約9,000円)
公式Facebook:https://www.facebook.com/cocobanaresort/
5.Ocean Vida (オーシャンヴィダ)
いくつかのホテル予約サイトで、マラパスクア島ではトップクラスの評点を獲得しているダイブリゾートホテルです。バウンティビーチのほぼ真ん中に位置しており、しかもビーチフロントホテルでローケーションも抜群です。
こじんまりしたロビーです。
お部屋の様子です。白い壁にブラックのインテリアが、シンプルで清潔感があります。
各部屋はそれぞれソファーとテーブルが置かれたバルコニーがあります。ここは2階のバルコニーで、ビーチを見渡すことができます。
こちらは1階のお部屋についているバルコニーです。ここからビーチに繋がるのですが、行き来している人も多いです。うるさかったり、落ち着かないことはあかもしれません。パーティー好きの若いカップルや友達同士におすすめします。
料金:約4,000P~ (約9,000円)
公式Facebook:https://www.facebook.com/OceanVida/
6.Buena Vida Resort & Spa (ブエナヴィダ)
マラパスクアで唯一のちゃんとしたスパ施設を設けているホテルです。バウンティビーチからは、1本裏に入った所に位置しています。先ほど案内した「Ocean Vida」の同じ系列のホテルです。
周りには、お土産を売ったり、ツアーなどの予約を受け付けするお店があります。
ホテルの入り口です。緑があって、外からは中の様子があまり見えないようになっているのもお気に入りです。
オリエンタルの情緒が漂うロビーです。ここでマッサージの予約やお部屋のチェックインなどを行います。
スパエリアに向かう途中には、キレイに整備された足湯があります。
ウェイティングスペースです。マラパスクア島にこのような高級スパ店があるとは!
気になるマッサージの料金は(2020年2月時点で)、60分で990ペソ、90分で1,500ペソです。
スパの部屋も見せて頂きました。清潔で明るくてリラックスできる空間です。
緑が茂る裏庭には、客室が並んでいます。それぞれデッキがあり、テーブルセット、ハンモックなどがあってのんびり過ごすことができます。
お部屋の様子です。広いベッドに、温かみのある床は最高です。再度テーブルの上には、赤ワインと2杯のワイングラスが置いてあるなど、静かな場所でゆっくりしたいカップルには最高の場所です。
トイレとシャワーも綺麗です。
こちらは併設されたレストランです。
ビーチ沿いではないので、静かに過ごすことができます。毎日スパを受けたい方におすすめできるホテルです。
料金:約5,000P~ (約11,000円)
公式Facebook:https://www.facebook.com/buenavidaresortspa/
マラパスクア島の注意点
最後に、マラパスクア島の旅行におけるいくつかの注意点をご紹介します。マラパスクア島への旅行を計画している方は、是非目を通してください。
①スーパーはもちろん、コンビニなどはありません。サリサリというローカル向けの小さいショップのみです。ATMも少ないですし、クレジットカードを使えないお店も多々あります。余裕のある現金や必要そうな物を十分に持って行くのをおすすめします。
②島の道は舗装されている所が少なく、ボートから下船してホテルまでスーツケースを引っ張ることが難しいです。その時は、周りにいる島の人が荷物を持ってあげると近づきますが、50ペソのチップでホテルまで運んでくれます。荷物が重い場合はそれを利用しても良いと思います。
③町に街灯がほとんどなかったので、夜道がかなり暗いです。私もスマホのライトを付けてホテルに戻った経験があります。ダイバーの観光客が多く、特にニタリザメを見に行くには朝4時頃に起きなければならないので、夜遅くまで飲んでいる人達を見かけることが珍しかったです。それぐらい健全な街でした(笑)。夜遅くまで外出するのは控えましょう。
まとめ
セブ島の北端にある小さなマラパスクア島の魅力に迫りました。セブ市内から行くのは確かに大変ですが、絶対行く価値がある魅力あふれる島です。特にダイバーでしたら、ここを見逃してはいけないでしょう。
ダイバーでもダイバーでなくても楽しめるマラパスクア島、せっかくセブ島に行くのなら是非「セブ島でやることリスト」に追加してくださいね!
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