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海外ノマドに必要なビザとノマドワーカー必須アイテム 実践編(4/5)

全5シリーズでお届けしている、海外ノマド生活になるための方法。

前回は、ノマドワーカーとして海外で生活するために必要となる収入源の作り方について、じっくりと紹介しました。

今回は、長期滞在するにあたって避けて通れないビザの問題やPCスキル、そしてノマドワーカーの必携アイテムについて紹介しましょう。

1.ノマドで海外に飛び出すために必要なこととは

1-1.はじめにビザありき


海外ノマド生活をする上で常に気にしなければいけないのが、ビザの問題です。その街が気に入り長期滞在するときには、ビザの問題を解決することを真っ先に考える必要があります。

ビザとは簡単に言えば「その国に滞在してもいいですよ」という許可証のことです。私たちが日本を一歩出て他の国に入国するためには、必ずその国のビザが必要になります。

「あれ?でもフィリピンやタイに旅行で行ったことがあるけど、ビザなんてなくても入国できたよ」と思うかもしれませんが、それはビザが免除されているからです。

国家間で「ビザがなくても二週間から3ヶ月ぐらいまで滞在してもいいですよ」といった条約が交わされると、ビザをもっていなくても入国できます。

ただ、この場合も正確にはビザなしで入国しているのではなく、事前にビザを取得していなくても入国時にビザが自動的に発行される仕組みになっているだけのことです。パスポートをよく見てみれば、何日まで滞在してもよいというスタンプがちゃんと押されています。

よく日本のパスポートは世界でもっとも高く売れる、なんて話を聞いたことがありませんか?

実は日本のパスポートがあれば、世界のほとんどの国にビザなしで入国できます。それだけ日本という国が、世界各国に信頼されているからです。

日本人であるあなたは、ビザなしでさまざまな国に滞在できる特権を生まれながらに与えられています。この特権は、世界中の多くのノマドワーカーから、うらやましがられています。せっかくの特権なのですから、大いに使いまくりましょう。

ビザ免除で滞在できる日数は国によって違います。たとえば東南アジアの場合、シンガポール14日間、ベトナムとラオスが15日間、フィリピンとタイが30日間、マレーシアが90日間です。

インドネシアとカンボジアは、30日以内であれば入国時にビザを簡単に取得できます。ミャンマーは事前にビザを取得する必要があります。

基本的には、その滞在日数の範囲内であれば堂々と滞在することができます。ただし、滞在日数を超えてなお滞在を続けたい場合には、手続きが必要です。

うっかり手続きを忘れて滞在すれば、不法滞在です。パスポートはしっかりと確認し、けして不法滞在にならないように注意してください。「一日ぐらいどうってことないよね」と甘く見ていると痛い目にあうことがあります。

不法滞在をした場合は罰金を払うことになります。日本円に換算すればたいした金額ではありません。ただし、罰金さえ払えばよいのだと安易に考えるのは危険です。罰金で済むのは出国時などに不法滞在していることを、あくまで自分で届け出たときだけです。

たとえば運悪く警官に尋問されて不法滞在がばれてしまうと、犯罪者として刑務所に収監されることがあります。数日後、手錠をはめられたまま空港まで連行され、強制送還となるケースもあります。たった一日不法滞在しているだけなのに、運が悪いとこうなる可能性があることに、十分注意してください。

また、不法滞在を何十日も続けていると出国した後の数年間、その国への入国を拒否されることもあります。

ビザ免除で入国した後、ほとんどの国では一度は滞在日数を延長できます。たとえば、タイであれば入国管理局に行って手続きをすることで、30日間の滞在期間を延長できます。

問題は、この延長された30日の滞在期間が過ぎても、なおタイに滞在したいときです。この場合は、不法滞在になる前にタイからいったん出国し、他の国に足を踏み入れてからタイに再入国することで、再びビザ免除での入国が認められます。

これを「ビザラン」と呼びます。

その際、よく使われるのがバンコクであればカンボジア、チェンマイであればミャンマーです。カンボジアやミャンマーに日帰りで往復することで、またはじめからビザ免除で入国できるため、30日後にビザの延長をすれば併せて60日間滞在できます。

もう気づいたかと思いますが、こうしてビザランを繰り返すことができれば、事実上、ビザなしで何年間でもタイに留まることができます。私がタイに渡ったときには、まだビザランについての規制はなかったため、ビザがなくても長期滞在できました。ビザランを繰り返す外国人はたくさんいました。

しかし、2012年あたりから厳しい規制がはじまり、現在ではビザランを繰り返して滞在日数を伸ばすことはできなくなっています。2017年11月現在では、ビザランが認められるのは年に2回までに制限されています。

つまり、ビザなしのままタイに長期滞在することは、不可能になっているってことです。そのため、タイに長期滞在したい場合は観光ビザや学生ビザなどを取得するよりありません。

観光ビザは日本で用意しなくても、タイに渡った後にラオスやペナンなどのタイ大使館に出向いて取得できます。

ただし、現在タイでは観光ビザを続けて取得することも難しくなっています。特に明文化されてはいないものの、パスポートに観光ビザが2枚貼られていると、三度目の観光ビザを発行される際に「次はダメですよ」というスタンプを押されることが多いようです。

その場合は、パスポートを新しいものに変えないと、もう観光ビザは取れません。

50歳以上であればリタイアメントビザを取得できますが、それよりも若い場合はタイで長期滞在ビザを取ることは、現在はかなり難しいと思った方がよいでしょう。どうしても長期滞在したい場合は、学生ビザを取るために語学学校に通うなど、工夫が必要です。その場合、半年なり1年なりの学費を先に支払う必要があります。

タイについて詳しく紹介しましたが、タイのように以前は緩かったビザが、政権が変わることで突然厳しくなる事態はどの国にも起こりえます。ビザの規制は頻繁に変わることが多いため、常に最新の情報を取得するように努めてください。

ビザの規制によって長期滞在ができない場合は、ビザが切れる前に他国へ移住するよりありません。各国に数週間から数ヶ月間滞在しながら移動を繰り返すのも、海外ノマドワーカーならではの楽しさです。

1-2.PCスキルは不可欠


ノマドワーカーとして自立するためには、最低限のPCスキルは不可欠です。基礎編でじっくりと紹介したように、ノマドというライフスタイルはIT革命によってもたらされたものです。それなのに、パソコンに関してちんぷんかんぷんの状態では話になりません。

PCスキルに自信がない場合は、自信がもてるようになるまで学習しましょう。大切なのは、海外でPCを使って仕事ができる程度のPCスキルを身につけることです。

まず、基本的なアプリは一通り使いこなせるようにしましょう。ライターであればWordやExcelは欠かせません。ただし、文章を打ち込む際にはじめからWordを使うライターは、それほど多くありません。Wordのようなワープロソフトよりも、テキストエディタを使った方が早く快適に打てるからです。


おすすめは、あまりメジャーではありませんが scrivener というソフトです。有料ソフトのため少しだけ投資が必要ですが、考えながら書くというコンセプトのもと、ライティングを職業とする人のために開発されたソフトなだけに様々な工夫が凝らされています。このソフトを使ってライティングをしているライター仲間はかなり多くいます。

Excelはそれほど専門的な知識はいりませんが、参考資料などがエクセルファイルで届くことはよくあります。ファイルを開き、必要があればセルの幅を広げたり結合する程度の基本的なスキルは、あってしかるべきです。

Excelに直接打ち込むことで納品する仕事もあるため、基本的な動作はマスターしておきましょう。メールやスカイプなどを使いこなす力も、もちろん必要です。

打ち合わせを含め、どのソフトを仕事上で使うかは発注する企業によって違ってきます。事前にすべてのソフトの使い方をマスターすることなど、できるはずもありません。

要は、一般的にメジャーなソフトの基本操作ぐらいは覚えるとして、あとは使ったことがないソフトであっても、インストールして使いこなせるだけのPCスキルを身につけることです。

ノマドワーカーにとって必要な資質は、わからないことがあったときにすぐに人に聞くのではなく、ネットを使って検索することで自分の力で解決することです。

使ったことがないソフトなど、いくらでもあります。それでも検索をして調べれば、基本的な操作を一通り知ることぐらいは簡単にできます。

海外に出ると、頼れるのはネットだけです。海外では日本語の書籍はそうそう簡単に手に入りません。関税が入るため価格も高く、日本の1.5倍以上はします。

もっとも、最近では電子書籍をネット経由でダウンロードしてすぐに読めるようになったため、以前に比べるとはるかに便利になりました。メジャーなソフトの使い方であれば、電子書籍でも出版されている可能性が高いため、利用してもよいでしょう。

ただし、いつでも基本は「わからないことはGoogleに聞け!」です。このことはPCスキルに限定されません。

ことにライターの仕事は、発注先の依頼にあわせて様々な分野の記事を執筆しないといけません。自分の得意分野の記事だけを選んで書けるライターは、その分野で成功しているほんの一握りです。普通のライターは依頼が舞い込めば、どんな分野の記事でも書きます。

昨日は北朝鮮のミサイルについての記事を書いていたかと思うと、今日は風水についての記事を書き、明日は西洋美術史、あさってはぬか漬けの作り方について等々、依頼にあわせて記事の内容は千変万化します。

当然ながら、そんな広い範囲の専門知識など、はじめから持ち合わせているわけがありません。では、どうするのかと言えば、Googleに教えてもらいます。ここで必要となるのは、欲しいと思った情報をGoogleを使って収集する能力です。

これを「検索リテラシー」と呼びます。

ただ闇雲にキーワードを打っているだけでは、必要な情報を集められません。様々なテクニックを用いて欲しい情報を引き出します。検索リテラシーに関する書籍も複数出版されていますから、ぜひ目を通してみてください。

また、ネットの情報には嘘も多いため、いくつかのソースを照らし合わせて真実をあぶり出す能力も必要です。こうした作業を効率よく短時間で済ませることで、どんな分野の記事であろうと専門知識を織り交ぜた記事を書けるようになります。

さらに言えば、最近ではブログ記事の依頼が多いため、SEOの知識も一通り身につけた方がよいでしょう。SEOとは検索エンジンに上位表示されるために、ブログなどを最適化することです。

ブログ記事の場合、発注先の目的のほとんどはSEO対策です。そのため、SEO対策が施された記事を書ければ、ライターとしての評価が高まります。つまりSEOの知識があれば、仕事が取りやすくなるってことです。

SEOは検索エンジンのアルゴリズムが変更される度に変わるため、できるだけ最新の情報をチェックするようにしてください。

ブログ記事の注文が増えるに伴い、ブログに記事をアップすることで納品となるケースも増えています。その際はCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を操作することが一般的なため、一度もいじったことがないと戸惑うことになります。

日本では、ほとんどの発注先がWordPressを利用しているため、WordPresの基本操作程度はマスターしておいたほうがよいでしょう。その際、HTMLやCSSの知識があれば、記事の見栄えをよくすることができます。そこまでは難しいかもしれませんが、余裕があればホームページを自分で作れる知識を身につけるとよいでしょう。

スキマ時間を活用するだけでも、1ヶ月もあれば簡単なホームページを手打ちでつくれるようになります。

こうしたスキルとは別に、PCにトラブルが生じたときに解決できるPCスキルも、海外ノマドワーカーには必要です。

PCを使い続けていると様々なトラブルが発生します。急にWindowsが立ち上がらなくなったり、画面が突然ブルーに覆われ一切の操作を受け付けなくなったり、ネットにつながらなくなったりと、災難は突然降りかかってきます。

デジタルノマドワーカーにとって、PCはとてつもなく大切なものです。PCがないと仕事ができなくなるため、収入が途絶えてしまいます。PCトラブルはできるだけ早く解決する必要があります。

そんなときにも、日本にいればパソコンショップに持ち込んで助けてもらうこともできますが、海外だとそうはいきません。都市圏であればショップに持ち込むこともできますが、田舎町だとパソコンショップ自体がありません。

そんなときは一人でなんとか解決するよりありません。パソコントラブルの原因を探り、対処するスキルが求められます。このあたりのスキルは何度か繰り返すうちに自然に身につくため、それほど身構える必要はありません。

この際もGoogleを活用します。ネットで検索すると、似たような症状に悩んだ人がそれを解決した方法を見つけられるものです。必要な情報を引き出し、トラブルを解決するスキルをぜひ身につけてください。

検索リテラシーこそ、海外ノマドワーカーが身につけなければいけない最優先のPCスキルです。

2.海外ノマドワーカーの必携アイテム


海外で活躍するノマドワーカーの必携アイテムといっても、人によってかなり異なります。ここでは私の経験から、持っていた方がよいアイテムについて軽く紹介します。

1.ノートパソコン


デジタルノマドワーカーとして働くためには、パソコンは絶対に必要です。どこかに長期滞在する場合は、デスクトップのパソコンを用意したほうが仕事は格段とはかどりますが、住む場所を頻繁に変えるのであれば、ノートパソコンしか選択の余地はありません。

では、どのノートパソコンがよいのかと言えば、人それぞれです。日本ではノマドと言えばMacbook airと相場は決まっているようですが、こだわる必要などまったくありません。

たしかにMacブックは軽くて高機能なのですが、なにせ高価です。これまでMacブックも含め、様々なパソコンを使ってきた上でたどり着いた私にとって優先すべき選択基準は、すぐに乗り換えられること、キーボードが打ちやすいこと、それなりに快適に操作できることの3点です。

パソコンは消耗品です。使っていれば、いつかは必ず壊れます。修理がきかないとなると、買い換えるよりありません。日本から取り寄せている時間などありませんから、当然旅先で購入することになります。となると、Macとwindowsのどちらが有利かは明らかです。

最近では以前より多く見かけるようになったものの、Macブックを売っている店を海外で探すのは、けっこう大変です。売ってたとしても、総じて料金がバカ高いことが多く、とても買う気にはなれません。

でもwindowsのノートパソコンであれば、いくらでも売っている店があります。店が多いだけに値引き競争も激しく、手ごろな価格で買い求めることができます。また、諸般の事情により予算がとれないときでも、いざとなれば中古のパソコンを安価で手に入れることができます。

新しいノートパソコンを入手すれば、あとは携帯用のハードディスクに常時残してあるバックアップファイルを移すだけで引っ越し完了です。

バックアップファイルを復活させることで、壊れる前のパソコンで使っていたソフトはそのまま使える状態になります。わざわざ新たにインストールする手間などいりません。設定などもそのまま受け継げます。

ファイルも別途バックアップを取っておきさえすれば、すぐに復活できます。メールも書いている途中の原稿も、問題なく復活します。

つまり、ノートパソコンという入れ物は変わっても、バックアップさえとってあれば中身はそのまま引っ越せるため、以前となんら変わらない環境ですぐに仕事を再開できるわけです。

そう何回もパソコンが壊れるわけではありませんが、海外ではちょっとしたスキにパソコンを盗まれることもあり、いつ何があるかわかりません。いざというときに数時間で今までと同じ状態で仕事ができる環境を築けるかどうかは、デジタルノマドワーカーにとって死活問題です。

ノートパソコンの選択基準は人によって異なりますが、ファッションや見かけだけに惑わされることなく、自分が仕事をする上でどのパソコンがよいのかを見極めて選ぶようにしてください。

2.SIMフリーのスマホかiPhone


パソコンの次に必携となるのは、SIMフリーのスマホかiPhoneです。日本で売られているスマホやiPhoneは、ドコモやauなど契約を交わした会社のSIMカードしか使えないことが一般的です。これを「SIMロック」と呼びます。

しかし、海外に出てみればわかりますが、はじめからモバイルがSIMロックされているのは日本ぐらいです。海外ではどの会社のSIMカードでも、モバイルに挿すことで自由に使えます。

逆に言えば、日本で購入したモバイルはSIMロックされているため、海外では使えません。もちろん国際ローミングを利用すれば海外でも使えますが、通信料がバカ高いため現実的ではありません。

海外ノマドライフを送るのであれば、SIMフリーのスマホかiPhone(SIMフリーの状態)を必ず用意しましょう。そうすればどの国に行こうと、その国にあったSIMカードを挿すことで、現地の人たちと同じ安い価格でモバイルを使うことができます。

海外では使いたい分をあらかじめチャージして使うことが一般的です。チャージはセブンイレブンなどのコンビニや、自動販売機を通して簡単に購入できます。

SIMフリーのモバイルがあればフリーWi-Fiが使えないときでも、3Gや4G回線が届いてさえいればデザリングの設定をすることで、モバイルをルーターのように使えます。つまりモバイルを通して、パソコンやタブレットをネットにつなげられるってことです。

その方法まではここでは書き切れませんので、ネットを活用して調べてみてください。

海外は日本と違って頻繁に停電が起きます。するとWi-Fiが使えなくなることが、よくあります。そんなときでもデザリングを利用することでネットにつなげられるため、何かと便利です。

なお、アジアではまだ3Gに対応していないエリアもあるため、できるだけ広い周波数をカバーできるモバイルのほうが役立ちます。一般的にiPhoneのほうが対応する周波数が広いため、予算が許せばiPhoneにしたほうがよいかもしれません。

3.大容量モバイルバッテリーと携帯用外付けハードディスク


途上国では一度停電が起きると、半日、あるいは丸1日、電気が復活しないことがあります。いざというときに備え、大容量のモバイルバッテリーを持っていたほうが安心できます。

また、バッテリーの充電器は、できるだけ速く充電できる機種をもっていたほうが便利です。通常の充電器より少しだけ高いものの、Ankerのマルチポート充電器をもっているノマドワーカーが多い印象を受けます。

海外では電気プラグの形状も国によって異なるため、複数の電気プラグに対応できる変換プラグを持っていた方がよいです。

携帯用の外付けハードディスクは、主にバックアップ用に必要です。ノートパソコン本体はいつ故障するかわかりません。先にもふれましたが、Windowsであればシステムイメージやバックアップ専門ソフトを使ってバックアップファイルを作り、外付けハードディスクに保存しておきましょう。転ばぬ先の杖です。

外付けハードディスクは常時持ち運ぶ必要はありません。カフェなどで仕事をするときには、宿に置いておけばOKです。

その代わりUSBメモリは常に携帯した方が便利です。仕事に使う情報やデータは、小まめにUSBメモリにバックアップをとる習慣をつけましょう。

クラウドサービスを用いてバックアップをとることもできますが、仕事に直接関係するデータはセキュリティを重視し、常に手元に置いておいた方が安全です。

4.ヘッドフォン


発注先とスカイプなどで打ち合わせをすることは、よくあります。そんなときはマイク付きのヘッドフォンが必要です。

YouTubeから必要な情報を引き出すこともあるため、カフェなどの公共の場で仕事をする際にも、ヘッドフォンは必携です。

さらにヘッドフォンはどんな場所で仕事をするときでも、パソコンやモバイルから好きな音楽を流すことで仕事に集中できる環境を作ることができます。カフェではときどき話し声などが気になることがありますが、遮音性の高いヘッドフォンを使うことで周囲の雑音に気を取られることなく、仕事に没頭できます。

ヘッドフォンにはオープン型と密閉型がありますが、密閉型であれば周囲に音が漏れないため、どこでも使えます。

ヘッドフォンによって音の聞こえ方は大きく異なります。予算が許せば、できるだけ高級ヘッドフォンを使った方が聴き疲れのない良質な音楽を楽しめるため、仕事がはかどることでしょう。

5.電子書籍リーダーKindle


日本語の書籍を入手しにくい海外においては、Kindleは必携です。新刊書籍もはじめからKindle版で出版されることが増えているため、Kindleなどの電子書籍リーダーがあれば、国内にいるときとほぼ同じ感覚で読書が楽しめます。

紙媒体の書籍よりもKindle版のほうが価格が安いため、お得感も増します。さらに、電子書籍はよくセールが行われます。出版社によってはセール期間中は半額になったり、一冊100円で売られることもあります。

一台のKindleに何千冊もの書籍を入れられるため、あたかも書斎ごと移動しているかのようで便利です。

注意すべきことは、海外から普通にKindleを通して日本語の電子書籍を購入していると制限がかかってしまい、基本的には帰国しない限りダウンロードができなくなってしまうことです。

この制限を解除する方法は、ググってもらえばすぐにわかります。きちんと設定をすれば、海外からでも何冊でもKindle版の書籍を購入できます。

数回に分けて紹介してきた海外ノマドシリーズも、次回で最終回です。

次回は、海外ノマド生活に必要な語学力や保険について紹介します。

マナビジン編集部
マナビジン編集部
マナビジン編集部チームでは「英語が伝わる楽しさをより多くの方へ」をモットーに英語学習や英語を使ったキャリアに関する情報発信を行っています。

引き続きお楽しみに!

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